※この作品はR-18です。

TS憑依して美少女になったので、エッチな日常を満喫する。   作:宇治金時正宗

1 / 27
この度、初投稿となります、宇治金時政宗と申します。
エロ小説は初めてのため、温かい目で見てくだされば幸いです。個人的に満足のいくものを書けていると思っています。




第1章 TSした僕は純潔を散らす
第1話 生まれ変わるなら女の子になりたい


 俺は、その日地元の商店街を用もなく歩いていた。田舎であるため、シャッターの閉まった店が多い。いわゆるシャッター街で人通りはまばらだ。

 

 はぁ、憂鬱だ。

 

 高校2年生である僕は、偏差値は極普通の共学校に通っている。高校始まってすぐの友達作りで失敗し、ここ1年半友達のいないままズルズルときてしまった。いや、友達は1人はいるのかな? そいつは、黒い眼鏡をかけ太った、「〜でござるな」と喋るオタクだ。でも、そいつともたまに話す程度。教室の隅が僕らの定位置だ。

 

 毎日、同じような味気ない日々の繰り返し。朝起きて学校へ行って授業を受けて家へ帰ってシコって寝るだけ。勉強も楽しくないし、運動も楽しくもない。学校へただ毎日行くだけの、時間通りに動くロボットのような生活。大人になったら無生産のロボットから、社会を動かすための小さな一歯車へと変わるだけだろう。

 

 中学のときは少ないながらに友達もいた。高校生になったら、自然と彼女ができてイチャラブして、セックスできるようになると思っていた。だけど現実は残酷だ。今は彼女どころか、友達すらまともにいない。

 

 ふと、前を見る。

 ──作業服のようなものを着た男が僕へ向かって猛スピードで突っ込んでくる。

 避けようと思ったが、考え事をしていたために気づくのが遅すぎた。

 

 グサッ

 

 目の前が広い大空へと切り替わる。ああ、俺は刺されたのか。こんな田舎にも通り魔っているんだな……。

 自分の死が迫ってきているのに、頭は何故か冷静なままだった。

 腹から溢れた温かい血が腕や手にかかるのが感じられる。

 

 

 女に生まれたらどんなに人生楽だっただろうか。男ならそう考えたことが一度や二度あるのではないのだろうか。

 例えば、ゲーム内において。オンラインゲームで女がボイスチャットをつけていたならば、男はホイホイとやってチヤホヤさせる。一方、男がボイスチャットをしていた所で誰もやってこない。

 他にも現実世界においても。電車内で女性が「痴漢です!」とか叫んだとする。そう叫ばれた男に無罪を証明する手段はほぼない。それをいいことに、痴漢してもない男が、女に金を毟りとられる事件もおきている。つまり、男に生まれたからには満員電車内では、痴漢を疑われないためにバンザイポーズをするのが宿命なのだ。

 

 

 生まれ変わるなら女の子になりたい。それも容姿の整った女の子に。そしてイージーな人生を送りたい。

 

 その考えて俺の意識は暗転した。

 

 

 

 

 ────────────

 

 

 

「いたっっっ!!」

 

 リビングに1人の少女の声が響く。少女は唐突な激しい頭痛に頭を手で抑える。

 

「ううぅぅぅぅ……頭痛いよぉ……」

 

 朝食を食べるのをやめて立ち上がり、よたよたと階段を登って自室へと向かう。

 

「今日は仕方ないから学校は休むかな……欠席の連絡はあとでしよ……」

 

 激しい頭痛のため、学校へ電話1本入れることさえ億劫に思った彼女は、そのままベットへ倒れ込んだ。

 そして寝ること数時間──

 

 

 

 

 

「知らない天井だ」

 

 朦朧とした意識が段々に覚醒してくる。周りを見回すと、僕の知らない部屋だった。それも女の子らしい部屋。

 

「 僕は、たしか通り魔に刺されたんじゃ──」

 

 その瞬間、「俺」の頭に「私」の情報流れ込んでくる──

 

「うっっ」

 

 頭痛に頭を抑える。しかし、今(・)日(・)二(・)度(・)目(・)の頭痛はすぐに治まった。

 

 ん? 今日二度目? そうだ僕は──

 

今(・)日(・)二(・)度(・)目(・)の(・)頭(・)痛(・)の原因について思い至る。

 

「ははっ、そうか、僕は女になったのか。僕の願い、叶っちまったみたいだな、ははははは」

 

 謎の達成感を感じ、思わず笑ってしまう。男が突然こんな風に笑っていたらキモイかもしれない。だが、女の子なら許される。

 

「イージーな人生、謳歌しようじゃないか」

 

 

 少女は、端正な顔を歪ませ、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。