最後にちょっとした蛇足がありますが、見なくても大丈夫です。
人によっては胸糞悪さを感じるかもしれないので、その緩和になればと思いまして。
最近ランタナの様子がおかしい。いつもなら「だんちょ、だんちょ!」と言って甘えて来るのに、やけに落ち着いている。
そして何より気になるのが、毎晩求めてきたランタナが、この一週間一度も要求してこないことだ。
任務では良く活躍しているので、体調が悪いわけでもないらしい。
廊下でランタナを見つけたので話しかけてみる。
「あ、団長・・・お疲れ。元気ない? そうかな・・・?」
特に興味ないという様子でそそくさと立ち去ってしまう。
こうなると考えられるのは、ランタナの機嫌が悪いことだ。
私が何か機嫌を損ねることでもしてしまったのだろうか。心当たりはないが・・・
そう悩んでいる時に、一通の手紙が届いた。バナナオーシャンの貴族の男性からだ。
『団長殿、最近のご活躍、よく耳にしております。ですが、お身体を悪くされたら元も子もありません。もし休暇が取れるようなら、私の所有する別荘においで下さい。あなたの恋人のランタナさんも連れて、お二人だけの時間をお楽しみ頂ければ、と思います』
最近疲れが溜まっているのは事実だし、何よりランタナとゆっくり話したいこともある。ここは彼の好意に甘えて、お邪魔することにしよう。
「旅行? え~・・・」
ランタナにその話をしてみるが、あからさまに嫌そうな顔をされた。
仕方がない、貴族の男性には申し訳ないが断りを入れよう。
「え? あ、そっか・・・それなら行くよ。宜しくねだんちょ♡」
何故か意見が変わり、了承してくれた。不思議には思ったが、ランタナと一緒に旅行に行けることに嬉しくなり、深くは考えないようにした。
「団長殿」
別荘に着くと男性が迎えてくれた。
「よくいらっしゃいました。お疲れでしょう」
招待してくれたことに礼を言い、ランタナにも挨拶するよう促す。
「あ♡ えっと、よろしくお願いいたします・・・」
「ええ、こちらこそ」
そう言って男性はランタナの肩をポンと触る。
「んあっ♡」
軽く触られただけなのに、ランタナは甲高い声を上げる。
「あぁ団長・・・な、何でもないぃ・・・」
何でもないようには見えない。顔も真っ赤になっているし、体調でも悪いのではないか。
「本当に何でもないってばぁ」
「おやおやランタナさん、体調不良ですか? ここには医者も呼んであるので、宜しければ診てもらいましょうか」
お世話になっている男性にこれ以上迷惑は掛けたくないが、もしものことを思って診察をお願いした。
「ふふ、それではランタナさん、部屋へ行きましょうか」
「は、はぁい♡」
男性がランタナの肩を抱いて歩いていく。そのランタナの顔がうっとりと惚けているように見えたのは気のせいだろうか。
メイドから出された夕食を食べ終えた頃、ドアがノックされてランタナが入ってきた。
「軽い熱中症だってさ。ゆっくりしてれば問題ないって」
そうか。それなら良かった。
「んんぅ♡ だ、団長・・・ちょっとシャワー浴びて来るね」
ランタナの顔は相変わらず赤い。それが熱中症で赤くなっているのか、少し疑問に思うところがあった。
最近、ランタナが私が贈った指輪を付けていないことに気付いた。以前は大事そうに付けてくれていたのだが、一体いつから・・・
良からぬ思いが頭の中を渦巻いていた。もしやランタナは別の男と浮気しているのではないか、と。それならば相手の男は一体誰なのか。
しかし、あのランタナが・・・そう思って邪な考えを封印した。そうだ、ランタナが浮気なんてするはずがない。
「じゃあ団長、おやすみ」
ランタナは今日も行為を求めることなくベッドに入った。私も何も考えず眠ろうとしたが、先程の思いがぐるぐると駆け巡り、中々寝付けずにいた。
いつの間にか眠っていたようだ。時計を見ると午前1:00を指していた。しかしそこで何か違和感を感じる。
・・・そうだ、ランタナがいない。隣に寝ていたはずのランタナの姿が消えている。
トイレにでも行ったのだろう。そう思って気にしないように努めたが、どうしても彼女が気になってしまった。
廊下に出ると、辺りは真っ暗闇に包まれていた。その静寂の中から、微かに足音のようなものが聞こえた。
耳を澄ましその音を探っていくと、白いものが見えた。物陰からそっと覗き込むと、それはバスローブを羽織ったランタナだった。
そして彼女はある部屋の前に立ち、ドアをノックした。
そこはこの別荘の持ち主、貴族の男性の寝室だった。
まさか・・・まさか・・・
心臓がバクバクと暴れ、体中の穴から汗が噴き出す。
ドアに耳を当て、中の音を聞こうとする。何かを話しているようだが、よく聞き取れない。
鍵はかかっていないようだったので、音を立てないようゆっくりとドアを開けてみる。
中を覗いた瞬間、目を疑う光景が広がっていた。
「えへへ♡ 今日もたくさん可愛がってね♡」
ランタナは全裸になり男の膝の上に座っている。
何より驚いたのは、その乳首とクリトリスにピアスが付けられていることだ。
どうして・・・
現実とは思えない光景に、胃の中のものが逆流してくる。
「あ、おっきい♡」
男はそそり立った肉棒をランタナのピンク色の肉壁に擦り始めた。
「あ・・・♡ あぁ♡」
ランタナのあそこから淫蜜が溢れ出し、男の肉棒をぬらぬらと卑猥にテカらせている。
「入れて欲しいですか?」
ランタナは蕩けた顔をしながらコクリと頷く。
「ふふ、それならいつも通りおねだりしなさい」
「あぅぅ・・・いじわるぅ・・・」
口では文句を言うが、ランタナの顔は明らかに悦んでいる。
駄目だ・・・言わないでくれ・・・
「ランタナのおまんこにぃ♡ あなたの逞しいおちんぽを下さい♡」
・・・聞きたくなかった。自分に懐き、ずっと好きだと言ってくれた彼女が、他の男におねだりするなんて。
「というわけです、団長殿」
!?
「え・・・?」
そう言うと男はランタナを持ち上げ、私の方へ近付いてくる。
「あ、団長・・・いたんだ・・・」
私だけのものだと思っていた彼女の白い脚は、男のごつごつした手に掴まれ、その付け根の淫肉を晒していた。
「さあランタナ、団長殿の前でもう一度おねだりしなさい」
余りの趣味の悪さに歯を食いしばって男を睨め付ける。
「ふふ、そんなに私が憎いですか? しかし憎むなら恋人以外の男に抱かれて感じてしまう淫らな女と、何より女を満足させられない自分を憎んでください」
貴様!
そう怒鳴って胸ぐらを掴もうとしたが、
「やめなよ団長・・・みっともないよ・・・」
そうランタナに言われ、全身の力が抜けてしまう。
「それではランタナに決めてもらうとしましょう。私か、団長殿か」
男はそう言ってランタナの花弁をペニスで擦り始める。
「あぁっ♡ えへへ・・・そんなの最初から決まってるよぉ♡」
ランタナは惚けた顔で背後の男を見つめ、その顔を指で撫でた。
「あなたです・・・ランタナはあなたのものですぅ♡」
「薄情な女ですね。団長殿はいいんですか?」
「言わせないでぇ・・・」
「言え」
男は急に声色を変えて冷たく言い放つと、ピアスの付いたクリトリスをペニスで一突きした。
「きゃうんっ♡ わ、わかったかりゃぁ・・・そ、それやめてぇ・・・」
ランタナの淫肉から愛液がピュッと吹き出し私の顔にかかった。
「団長なんてどうでもいいのぉ・・・粗チンだし、セックス下手だし・・・全然気持ち良くなれないからぁ・・・」
「良く言えました。それじゃあ犯してあげましょう」
男が一気にランタナを最奥まで貫くと、ランタナは仰け反ってピクピクと痙攣した。
「お”っ・・・お”お”ぉ♡」
私との行為では上げたことのない獣のような声を発し、ランタナは絶頂を迎えた。
「挿入れただけでイきましたか。でも本番はこれからですよ」
そう言うと男は腰を上下左右に激しく動かし始める。ランタナの身体も男の腰の動きに合わせて跳ね上がる。
「あ”っ!! んあぁぁぁ! す、すごいぃ♡」
「いつもより締め付けが強いですね。見られて興奮しましたか?」
「う、うんっ♡ 見られるの気持ちいいのぉ♡」
「団長殿、しっかりと見ておいた方がいいですよ。ランタナの乱れる顔はもう二度と見られませんからね」
「あぁぁぁぁっ!! も、もっとぉ♡ もっとぐちゃぐちゃにしてぇ♡」
ランタナの愛液が辺りに飛び散り、淫らな香りで満たされる。私の肉棒は今までない程パンパンに膨れ上がるが、それを処理する術を今の私は持っていなかった。
「さて、まずは一発出しますよ、ランタナ」
「はいぃ♡ わ、私もイクうぅぅぅ!!」
男は腰を大きく突き動かすと、ランタナの身体は一際大きく跳ね上がった。
「あぁっ♡ い、イっちゃったぁ♡」
男がペニスを引き抜くと、ランタナの膣からは大量の精子が逆流し、まだ固さを失っていないペニスの上にドロリと垂れた。
「えへへ・・・すごい・・・いっぱい出たね♡」
男は無言のまま再びランタナを突き上げた。
「ふあぁぁ!! しゅごいぃ♡ まだガチガチだぁ♡」
男が突く度に、一度目の行為で出した精液がじゅぽじゅぽと音を立てて飛び散る。
「だ、団長・・・団長は一回で萎えちゃうけど、この人は何回でも私のこと愛せるんだよ。凄いでしょ♡」
ペニスが深く突き刺さり、ランタナは再び絶頂する。
「あぁっ! ま、また出てるぅ・・・♡」
しかし今度はペニスは引き抜かれず、そのままピストンが再開された。
「んにゃぁぁぁ! す、すごすぎるぅ♡ もう私、このちんぽ無しじゃ生きられないよぉ♡」
「ふふ、嬉しいことを言ってくれますね」
何度出しても衰えないペニスに、私は男としてのポテンシャルの違いをまじまじと見せつけられた。
「んちゅぅ♡ れろっ・・・えへへ♡」
何時間が経っただろう。ランタナはあれから何度も絶頂し、何度も中出しされた。
彼女は髪も顔も、腹も背中も男の精液でドロドロに汚れながら、四つん這いになって男の肉棒に奉仕している。
「ふふ、それでは団長殿にはそろそろご退出願いましょう。ほらランタナ、ご挨拶しなさい」
「ちゅっ・・・んちゅぅ♡ 好きぃ・・・♡」
「って聞こえていませんね。仕方のない子だ」
ランタナの目にはもう私は映っていない。もう彼女は私の恋人ではないのだから。
「申し訳ありません団長殿。彼女は私がちゃんと教育しておきますので、今日のところはこれで。これからも『騎士団長』として『花騎士』のランタナをよろしくお願いしますよ」
ランタナの割れ目からは、男に支配された証である精液がとめどなく流れていた。
≪ここから下は蛇足≫
「というわけで、ランタナは寝取られてしまいました。めでたしめでたし」
・・・いきなり何を言い出すんだ。それに全然めでたくない。
「私の妄想エロ話だじょ。ねえだんちょ勃起しちゃった? ねぇねぇ?」
良く分からないが、取り敢えずほっぺたをつねっておく。
「いだだだっ! なにすんのだんちょ!?」
何もかにも、妄想でもそんなことは考えないで欲しい。自分は本当にランタナを愛しているのだから。彼女の目を見てそう伝える。
「愛っ!? えへへ・・・そっか、だんちょはランタナにホの字なんだね~、このロリコンめぇ」
そう冗談っぽく言うが、顔は真っ赤に染まっている。
「でもさ、だんちょ。だんちょがちゃんと愛してくれなかったら、私本当に他の人の所に行っちゃうかも知れないよ」
「だから私のこと、しっかりつかまえておいてね? 私の心は移ろいやすいんだから、ね?」
というわけで「乱れるランタナ」完結。
ここまで駄文に付き合って頂いた皆様には感謝しかありません。
ありがとうございました。