リハビリを兼ねて英雄戦姫二次創作を描いてみました。
超久々に描いたものですが、どうか寛大な心で見てやってください。
(pixivにも同じ内容の作品を投稿しています。)
(注1)歴史上・神話上の偉人、傑物と同名のキャラクターが凌辱される描写があります。
不快に思われる方はプラウザバックをお願いいたします。
(注2)令和2年8月現在英雄戦姫WWXには凌辱描写及びVR技術による演出はありません。
作家を戦場に送る者はどうかと思うが、作家をアリーナに送り付ける者の大概と思う。
曲亭馬琴は作家である。
誰がなんと言おうが馬琴は作家である。
そんな馬琴は今、アリーナにいる。
観客としてであればまだ理解できるのであるが、戦う側だ。
しかも前列中央、一番注目を浴びる、一番敵の攻撃が飛んでくる場所だ。
馬琴は心の中で王に罵声を浴びせた。
数日前に貰ったケッコン指輪を叩き返してやりたい気分だった。
……閑話休題
アリーナでは、毎回毎回これでもかという程に観客の視線と歓声を浴びる。
こちらの世界の王の嫁6名と、どこかの世界の英雄が6名、チームを組んで殴り合う。
不安定な次元の壁の修復とか何とか理由はあると聞くが、馬琴はそのあたりの事情にはあまり詳しくはない。
王の嫁は全員が全員、美女ばかりで、今は曲亭馬琴もその1人……自画自賛か、と馬琴はツッコミを入れた。
こほん、とにかく何の因果か美女ばかりで、派手な技が飛び交い、死なない程度に人や物が飛んだり飛ばされたり、時と場合によっては服が砕け散り、なんやかんやで人気があり、なんやかんやで観客もいた。
入場料や、勝英雄投票券、グッズ販売、弁当販売、果ては握手会等で、銭ゲバ……もとい、坂本龍馬の懐はそれなり潤ったと聞く。
今にして思えば、それが拙かった。
金のために異世界にまで出向くような奴が、「それなり」程度の儲けで止まるはずが無かったのだ……
「ちょっと本気出すわよっ! ケイロン……ステエエエェェェーーップッ!!」
……等と考え事をしていたのが良くなかった。
馬琴は迂闊であった。
馬琴が視線を上げた直後、目にも止まらぬ速さで突っ走てくる古代英雄の姿が見えた。
驚愕の速度『200』、現在ジパング軍に参加している英雄の中で最も優れた速度とアリーナ採用率を誇る古代英雄・アキレスの全力の蹴りが馬琴の顔面にクリーンヒットした。
「がふぅっ」
馬琴の口から嗚咽が漏れる。
曲亭馬琴は作家である。
何の因果かアリーナの最前列で戦わされているが、基本的には作家である。
ギリシャの大英雄たるアキレスの本気の蹴りが直撃しては溜まったものではない。
しかもこの人の恐ろしいところは……
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁーーーっ!!」
……キック一発じゃ絶対に許してくれないところだ。
一発でも貰えばそれこそ北〇の拳か戦国B〇SARAかと見間違うばかりの勢いでコンボを繋げ、世紀末バスケまたは戦国陸上に移行し、そのままコンボミスまで蹴っ飛ばし続けるのだ。
これがゲームセンターであれば、席を立ってコーヒーを買いに行ける程に延々と蹴っ飛ばしてくるのだ。
「アタシに当たったのが運の尽きね」
止めの一撃が吸い込まれるかのように馬琴の顎をとらえる。
馬琴は暴風に巻き上げられる羽毛のように空高く跳ね飛ばされた。
「サヨナラッ!!」
そしてお約束の台詞(忍殺風味)と共に馬琴は爆発四散した。
爆発四散と言っても、流石にスプラッター的な意味での爆発四散ではない。
キックの衝撃で四散したのは馬琴の衣服である。
乙女の柔肌には傷一つつかず、砕け散るならぬ服だけ散る。
物理法則もあったもんじゃねぇなとツッコミが入りそうな状況であるが、太公望呂尚曰く『非殺傷設定』らしい。
そのあたりの事情にも、馬琴はあまり詳しくない。
いずれにせよ確かな事は、曲亭馬琴は遥か彼方に吹っ飛ばされて再起不能(リタイヤ)、観衆の前に真っ裸を晒すハメになった。
同時に、観客のテンションは最高潮に達する。
いつものアリーナであれば、この後は服の切れ端を抱えながら、そそくさと退散するだけだ。
薄情極まりない仲間達は特に動揺もせずに戦闘を続行するし、酷い時にはブレイブ上昇装備を発動させながら戦い続けるだけだ。
いつものアリーナならそうだった、いつものアリーナなら。
「馬琴さん!? そんなぁっ!」
「まったくもぅ! 今回のは本当に悪趣味ねぇ~っと」
仲間達の声が聞こえる。
普段のアリーナとは全く違う、明らかに動揺し、明らかに戦意の衰えを感じさせる声である。
そして大歓声の中で、衆人環視の中で、真っ裸の馬琴の前に奇妙な人形が姿を見せる。
それは今回のアリーナで実装された新機能である。
それはブレイブ技、英雄技でKOされた英雄をレイプするために用意された性人形である。
それは最新鋭VR技術により、「プレイヤー」の動き、体温、息遣い、そしてち〇この固さ長さ太さを完全再現する性人形である。
要するにあの銭ゲバ、ついに仲間のセッ〇スまで売り飛ばしやがったという事である。
表裏比興と書いてクソヤロウと読む真田昌幸すら『いくらワシでもここまではやらんぞ!』とのコメントをつける程の畜生行為である。
この後何が起きるのか完全に理解している満員の観客達から下種な視線、下種な歓声。
今回のアリーナではオペラグラスが飛ぶように売れているらしい。
この時点で馬琴の心が折れそうである。
がばっと、性人形が馬琴を押し倒す。
以前は滝沢キックで反撃を試みた事もあった、逃走を試みた事もあった。
だがしかし、ブレイブ技か英雄技でブチのめされた直後に来るだけあって、何度試みたところで性人形から逃れる事は不可能だった。
「んんぅ……ちゅ……んむぅ……」
馬琴と性人形の唇が重なる。
馬琴と性人形の舌と舌が絡み合い、唾液と唾液が混ざり合う。
舌の感触、唾液の分泌まで疑似的に再現するとは恐れ入るが、今の馬琴にとっては屈辱感を増すばかりである。
「うぅ! んんっ!」
性人形は馬琴の口を犯しながら、同時に胸を揉みしだき始める。
最新鋭VR技術によって、馬琴の乳の感触も、舌の感触も、体温も、匂いすらも、性人形のセンサーを通じ、『プレイヤー』に伝達される。
無理やり服をひん剥かれ、無理やり唇を奪われ、無理やり胸を揉まれた痴態が余さず見ず知らずの男に知られるのかと、馬琴は憤る。
しかし、腕も足も先ほどのケイロン・ステップのダメージが回復しきっていない。
馬琴の腕力、体力では、性人形をはねのけるのは不可能であった。
性人形は馬琴を仰向けに寝かせると、ぷっちりと閉じた秘処に弱勃起の性器を押し当て、前後に腰を揺さぶり始めた。
いわゆる素股と呼ばれる行為である。
やはり馬琴の肉付きの良くない身体つきでは興奮しないのかと、先ほどとは別の意味で腹が立つ。
馬琴がちらりと自らの左手薬指に視線をやる。
アリーナ開催の数日前に王から手渡された結婚指輪である。
受け取った時は天にも昇るような心地になった馬琴であったが、今となってはこの行為に対する非難を強める呪いの装備のように思えた。
「ふぅ……んんっ、ああ……んうぅっ!」
思わず漏れ出しそうになる声を抑えながら、馬琴は勃つな、勃つなと念じていた。
ジャンヌ・ダルクであればカミサマにお祈りをしていた場面であろうが、馬琴は神も仏もあまり信じていない。
当然のように、そんな願いは通じない。
神も仏も、馬琴の願いに耳を貸す程ヒマではない。
5回、10回と腰を往復させるうちに性人形の弱勃ちち〇こは半勃ちになる。
10回、20回と続けるうちに、半勃ちち〇こはフル勃起、臨戦態勢になる。
フル勃起の疑似男性器が、殆ど濡れていないワレメに押し当てられた。
そして……
「だ、だめ……ひぐっ!! うあ、ああぁ!」
無常に、無慈悲に、まるでオナホールでも使うかのように躊躇なく、馬琴のアソコに疑似男性器が力任せに突き立てられた。
最新鋭VR技術により、どこか遠くにいる『プレイヤー』の接続機器に、馬琴のお〇んこの熱気と締まり具合が伝えられる。
VR越しとはいえ、今この瞬間、曲亭馬琴は確かに顔も知らぬ、声も聴けぬ男に犯されたのだ。
それもアリーナを埋め尽くす無数の観客達の目の前で。
痛い、苦しい、汚い、辛い、気持ち悪い、ありとあらゆる悪感情が馬琴の胸を詰まらせる。
何度経験しても、何度経験しても、この瞬間だけは慣れない。
左手を……王の結婚指輪をつけた方の手を、馬琴はぎゅうぅっと握りしめた。
「ふっ、ふっ、ふうぅっ……んんっ! んあぁっ!」
性人形が抽送を繰り返す。
疑似肉棒の先端が、何度も何度も馬琴の子宮口をノックする。
「あんんっ! んんぅうっ! ひあぁっ! ああんんっ!」
馬琴の喘ぎ声が徐々に大きくなっていた。
馬琴の膣内からぐちゅり、ぐちゅりと愛液がかき混ぜられるいやらしい音がする。
「ふああぁ! ああ、ううぁん! ひゃううんっ!!」
自分を抱いているのは惚れた男ではないというのに、己がオナホールのように扱われているというのに、馬琴は性的興奮を沈められない。
身体がオトコを求めていく。
身体がオンナに作り替えられていく。
身体が児を孕む準備をしていく。
「んんっ! ん……うぁっ! んんんぅっ!!」
左手をもう一度強く強く握りしめる。
唇を噛みしめ、声を漏らさぬように顎に力を籠める。
サディスティックな感情からか、それとも単なる性欲故か、性人形はより力強く、より早く男性器を叩きつけるようになっていた。
「だめ! 膣内だけはだめぇっ! 抜い……ひんっ! 外にぃ!」
馬琴は直感的に、理解した。
もうじきイクのだと、もうじき絶頂に達するのだと、もうじき射精するのだと、もうじき自身の膣奥に精液を漏らすのだと。
無駄と思いつつも、無駄だと知りつつも、馬琴は叫んでいた。
「ひぐっ! ぐ、ううんんんっ! あん! ああんんっ! ふあぁん!」
同時に、馬琴もまた絶頂に昇りつつあった。
馬琴の子宮がオトコの種を求め、ヒクヒクと脈動しつつあった。
そして……
「ふぁあん! だ、だめ、だめぇ……んんぅううーーーっ!!」
……馬琴は絶頂した。
ほぼ同時に、性人形の疑似男性器の先端から、勢い良く子種が放出される。
びゅるるるっ! びゅるるるっ! と、何度も何度も疑似肉棒が飛び跳ねて、馬琴の孕み袋を精液で一杯にした。
「あ……あぁ……出てる……馬琴の膣内が、見知らぬ男の孕ませ汁によって……
け、汚されて……」
性人形の疑似肉棒はまだ跳ねる、そして馬琴の奥深くに子種を送り続ける。
馬琴の心中とは裏腹に、馬琴の肉体は見知らぬ男からの侵略行為を受け入れていた。
一滴も逃さぬと肉ヒダを絞り上げ、子宮口を大きく広げ、奥へ奥へと精液を導いているかのようだった。
……馬琴は死にたくなった。
「膣内射精されたのは……うぅ……ぎ、疑似精液である……
それっぽい材料でそれっぽく作られた模造品……孕むことは……」
馬琴は自分に言い聞かせるようにつぶやく。
だがしかし、そんな言い訳をすればする程、馬琴は自分をみじめに思った。
性人形が射精をしたという事は、最新鋭VR技術とやらで繋がっている『プレイヤー』もまた射精したという事を意味する。
通常、男性は一度射精すると、もう一度臨戦態勢になるまで少々時間がかかる。
だがしかし、アリーナの屈辱的な凌辱劇は、一度射精した程度で終わるものではない。
カクンッ! と性人形が全身を脱力させる。
馬琴の膣内を占拠する疑似肉棒も、まるで風船から空気が抜けるかのように急速にしぼんでいく。
絶頂し、射精した『プレイヤー』との接続が絶たれたのだ。
そして数秒……たった数秒の空白の後、性人形は別の『プレイヤー』のVR機器と接続され、2人目の『プレイヤー』の動きの再現を開始した。
2人目の『プレイヤー』は、先ほどまでの馬琴の痴態を特等席で眺めながら、自己のVR機器に接続される瞬間を今か今かと待ちわびていた。
当然、今すぐ馬琴に挿入できるくらい、股間の逸物はいきり立っていた。
「や……やめて、少し休ませ……ひぐっ! ううぅっ!!」
性人形が馬琴の身体をひっくり返し、四つん這いにさせ……再び膣内に熱く固い疑似肉棒を突き立てた。
いわゆる後背位という奴だ。
「ふぁぁっ! ああんっ! う、ああぁんっ! やだ! もうやだぁっ!」
まるで犬の交尾のような格好に無理やり犯される屈辱に馬琴は震えた。
絶頂したばかりで敏感になっている身体は、そのピストン運動によって夥しい快楽を脳裏に叩き込んだ。
「いっくよーっ!! 千器万来っ!!」
「ひっ……や、やだぁっ!」
「下界に堕ちちゃう~!」
その時、馬琴が女性の悲鳴に気が付いた。
ツタンカーメンと太上老君……2人ともこっちの陣営の英雄だ。
その2人は先ほどの馬琴と同じように英雄技が直撃し、衣服をバラバラに弾け飛ばされながら空高く吹っ飛ばされていた。
元より、こちらの編成は『傾城英雄伝』『ネテル・ケルテト』『太極封神撃』を連続で叩き込み、敵のブレイブ技を封じつつ半壊させる戦術を前提にしている。
戦術の起点である曲亭馬琴が『傾城英雄伝』発動前に再起不能(リタイヤ)した時点で嫌な予感はしていたのだ。
やはりメギンギョルズよりも尽きずの釜を装備するべきだったかと馬琴は後悔した。
「や、やめてぇっ!! 来ないでぇっ!!」
「もぅ、乱暴にしたら女性にモテないわよ~っと」
ブレイブ技、英雄技で敗退した英雄が2名増えたため、性人形の数も2体増える。
1体はツタンカーメンへと、1体は太上老君へとつかつかと歩み寄っていく。
既に諦めムードの太上老君はともかく、ツタンカーメンは1分でも、1秒でもその瞬間を逃れようと、這うようにアリーナの端へと動こうとしている。
性人形はサディスティックな笑みを浮かべ、まるで瀕死の羽虫をいたぶるかのように追いかける。
どうせそのまま進んでも、アリーナの端は決着がつくまで不可視の壁で覆われれている。
それに見た目こそ綺麗なままだが、英雄技が直撃したダメージは生半可なものではない。
性人形から逃れる事はできない……できないのだ。
「や、やだぁっ! だめぇっ! 離してぇっ!!」
今回はアリーナの端まで辿り着く前に体力が尽き、ツタンカーメンは性人形に腰をつかまれる。
強引に腰を引っ張られ、四つん這いの姿勢にされる。
一糸まとわぬ生尻を、ワレメを、大衆の目耳に晒す。
そして……ずぶんっ! と、ツタンカーメンの子宮に疑似肉棒が突き刺さった。
性人形の股間の逸物は、今にも破裂せんばかりに滾っている。
「ひ……ぎっ! い、いやぁっ! 抜いてぇ! 嫌あぁ!!」
ツタンカーメンがお〇んこの異物感に、無理矢理挿入された激痛に、好きでもない男に身体を犯された苦痛に涙を零し、顔を歪ませる。
観客席のカーメンガチ勢が次々と吐血し、天に召されていくのが見えた。
「だ、だめよ~、んんっ! ううんっ! はぁっ! が、がっつきすぎったら~っと」
新たに出現したもう1体の性人形は、既に太上老君に挿入し、ピストン運動をし始めていた。
偶然か、性人形が他2体に合わせたのか、太上老君もまた、後背位……犬のように四つん這いになって犯されていた。
「や、やぁあぁっ! んんっ! んんぅうっ! ああっ!」
ツタンカーメンが犬のように犯される。
ぐちゅりぐちゅりと水音を響かせて、膣内を蹂躙されている。
「ああんっ! だ、だめよぉ~! も、もっとデリカシーを……
んんっ! ふあぁあっ! ああんっ!!」
太上老君が獣の交尾のような姿をさらしている。
これが人間の本質だとでも言わんばかりに、これがメスの本性だと言わんばかりに性人形が腰を振り、そのふわとろ系ま〇こを堪能している。
「んんぅっ! ああっ! や、やだ……うぁあっ! あん! あぁんっ!!」
そして馬琴もまた一時も休むことなく犯されている。
ツタンカーメンと太上老君が凌辱される姿に感化されたのか、さっきの何倍も勢いをつけ、何度も何度も腰を叩きつけてくる。
ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! と、男と女の腰と腰がぶつかり合う音がする。
それが馬琴から聞こえてくるのか、ツタンカーメンから聞こえてくるのか、それとも太上老君から聞こえてくるのか……考えるまでもない、全員からだ。
「ふぁっ! ああぁ! うああぁっ!」
性人形達がぐじゅぐじゅのま〇こを蹂躙する。
獣のようなメスの喘ぎ声が聞こえてくる。
「ああぁんっ! ふぁあっ! だめぇっ、我慢できな……んんぁあぁっ!!」
性人形達が興奮し、その動きが激しくなるにつれ、喘ぎ声もまたどんどん大きくなっていく。
もはや誰の声かも分からない。
発情したメスの叫びが響き渡る。
そして……
「反撃のぉっ! 金蛟剪ええぇぇーーんっ!!」
「何見てるのよバカッ!! エッチィ!!」
「くっ……ゴメン弁慶、先に落ちるよ……」
大きな大きな炸裂音、そして観衆たちのどよめきがした。
どうやらこっちの太公望が反撃に転じ、向こうの……平衡世界の別世界のアキレスと義経を再起不能(リタイヤ)させたらしい。
平たい胸と英雄と平たい胸の英雄が同時に衣服をはぎ取られ、彼女らの傍に2体の性人形が現れた。
性人形を操るのは当然、最新鋭VR技術で繋がった『プレイヤー』達だ。
「こ、こらっ! 離しなさいよ! 強引になんて最低よっ!!」
例え人類の限界を大きく超越する古代英雄といえども、性人形からの魔の手からは逃れられない。
普段のアキレスの10分の1、いや100分の1以下の走力のしかない性人形によって、アキレスはあっという間に捕まってしまう。
「こんな貧相な胸に興奮するなんて、随分と物好きな……んんっ! ううぁっ!」
義経もまた、性人形に押し倒され、舌先で胸をなめられ、指先で陰核を責められていた。
無論、義経にも見知らぬ男からの愛撫を跳ね除ける力は残っていない。
「よ、義経ぇ!!」
「見るな弁慶! 見ないでくれっ! ボクの事は良いから、目の前の敵に集中するんだ!」
向こうの弁慶が助けに入ろうとし……義経はそれを拒む。
そんな事をしようとしても無駄なのだと、向こうの義経も、弁慶も理解している。
たぶん向こうの英雄達も、何度も何度もアリーナで負けて、性人形達にレイプされているのだろうと、馬琴は察した。
「ご、ごめん義経……すぐにやっつけるから! すぐに終わらせるから待ってて!」
弁慶は踏みとどまり、再びアリーナでの戦いに身を投じる。
さっき金蛟剪をブッ放したこっちの太公望がボッコボッコにされる。
すでにこっちの戦力は半壊状態、逆転の目は限りなく薄い。
「や……あぁっ! は、挿いってぇ……んんっ、んあぁっ!」
「く……うぅっ! べ、弁慶が無事なら……ああんっ! んんぅっ!」
愛撫もそこそこに、アキレスと義経が性人形達によって貫かれる。
性欲にまみれた獣のような挿入だ。
「んああぁつ! や、やめなさ……あんんっ! うあっ! ああんっ!」
「く……ああぁ! 気持ち良くなんか……んんっ! ああぁっ!」
性人形達にとって、どっちの陣営が勝つかなんて事は全く関係ない。
VR機器が接続された時間まで、無心になって目の前の女を犯すだけだ。
「ヤケになった太公望が何をするか見てろぉっ!!
借りパク宝貝(パオペエ)金蛟剪……行っけえええぇぇぇーーーっ!!」
四方八方からの攻撃にボッコボッコにされていたこっちの太公望であるが、命が尽きる寸前、本当にギリッギリのところで硬直が終わり、手番が回る。
そして本日2度目の金蛟剪が……
「ちぃっ! 見たいってワケかい……」
「よ、義経ぇーっ!」
「くぅっ、破廉恥な……!」
……奇跡の3枚抜きである。
いったいどんな経過でこんな事になったのか、初っ端から脱落し、性人形とまぐわっていた馬琴には知る由もない。
ただし、金蛟剪は反動ダメージつきの大技である。
再起不能(リタイヤ)寸前にまで痛めつけられた今の太公望が金蛟剪を使うという事は……
「むしゃくしゃしてやった、今は後悔している」
……直後、こっちの太公望の衣服もまた派手に弾け飛んだ。
性人形の登場条件は、ブレイブ技か英雄技による再起不能(リタイヤ)であるが、実際のところ反動ダメージと自爆技の場合も条件を満たしたものとみなされる。
その意味では、先ほどの奇跡の3枚抜きは、4枚抜きと表現した方が正しいのかもしれない。
「あ……待て! 弁慶には手を出すな! ボクはどうなっても構わないから!
こっちに……く、離せ! 離してくれっ!!」
その奇跡の……向こうにとっては悪夢の光景に、義経が取り乱す。
彼女の目の前で倒れ伏す弁慶に1体の性人形が覆いかぶさり、舌をワレメに這わせていく。
「やめっ……んんっ! やめろぉっ! 弁慶に手出しするんじゃないっ!」
自身が今まさに凌辱されているというのに、義経は必死に手を伸ばし、弁慶のもとに行こうとする。
しかし、性人形は力任せに義経をもとの場所に引っ張り戻し、その口を腕で塞ぐ。
「んんっ! んぐぅっ! んんっ! んんうぅっ!!」
弁慶の名を必死に叫ぼうとしているだろうか。
それとも性人形に膣内を責められ、喘ぎ声を漏らしているのだろうか。
もはや義経は声を出す事すらできず、ただただ性人形の凌辱を受け続けるだけだ。
そして弁慶のアソコを嘗め回す性人形は、ひとしきりその味と舌触りを堪能すると、おもむろに自身の肉棒を弁慶に突きつけ……ずぶりっ! と一気に挿入した。・
「た、たいちょー……義経……弁慶、大丈夫だから。
何があっても絶対……ひゃうぅっ!!」
まるで義経に見せつけるかのように、弁慶と性人形とのセッ〇スが開始された。
「んんっ!! んぐぅうっ!! んんんーーーっ!!」
義経の瞳が怒気と殺意に染まる。
まるで親の仇を見るかのような視線を性人形達に向け……成す術もなく犯され続ける。
「んんっ! んうぅっ! ううんんっ!!」
彼女の頬が紅潮するのは、決して怒りだけではないだろう。
義経の身体が、生理的反応が、あるいはメスの本能が、ズコズコと肉ヒダをかき分け往復する疑似肉棒によって快楽を覚えていた。
「うぅっ……あぁっ! んんうぅっ! ふぁあん!」
「くぅ……あんっ! ああっ! んあぁっ!」
タコ足の海賊も、オーストラリアの人形遣いも、誰も彼もが性人形に犯される。
英雄の誇りを踏みにじられ、これがお前達の本性だと突きつけられているかのようであった。
「まあほら、これも善行と思ってさ。 この人達全員童貞か素人童貞のどっちかだし、
ヴァーチャルじゃなければ女の子に声をかける度胸すら無いし」
性人形達が揃って苦しげに胸元を抑えた。
「まぁ、所詮ボクらはナイアルラトテップ神によって生み出されたゲームの駒。
リアル世界の英雄、英傑に似せて作られたお人形……ヴァーチャルな存在そのものさ。
言うなれば非実在青少年というヤツさ」
太公望呂尚が艶めかしく性人形に跪いて、半勃起状態の疑似男性器に舌を這わせる。
「ヴァーチャルでしか女性に触れられない君達のお相手としては、
これ程お誂え向きの存在は無い……そう思わないかい?」
パチリと、性人形に……いや、性人形と同調し性人形を操る『プレイヤー』にウインクをする。
噂ではこの性人形を操り、アリーナで敗れた英雄を犯す『プレイヤー』は、ドン引きする位勝率の良い『プレイヤー』か、ドン引きする位課金をしている『プレイヤー』のどちらからしい。
「いつもプレイして頂き、ありがとうございます」
そう言うと太公望呂尚は、口を窄めて疑似男性器を咥えて見せた。
「ああっ! ふぁああっ! あ、あんんっ! んんあぁっ!」
喘ぎ声はとどまる事がない。
馬琴はもう何度目かも分からない膣内射精を受け、もう何人目かもわからない『プレイヤー』とのセックスに翻弄される。
『プレイヤー』達によって馬琴は、そして敵味方に分かれつつも全力を振り絞り戦った英雄達は犯される。
セックスという名の暴力に晒される。
曲亭馬琴は作家である。
誰がなんと言おうが馬琴は作家である。
だが今は……いや……結局の所、馬琴は……曲亭馬琴は、肉便器なのだ。
「ふぁあっ! あああぁぁんんっ!!」
そんな馬琴の考えを肯定するかのように、性人形が再び絶頂し、勢いよく膣奥に精液を解き放った。
びゅるるるっ! びゅるるるっ! と、1人目に勝るとも劣らない、もう何人目か、もう何度目かもわからない膣内射精により、熱く、濃く、膨大な孕ませ汁が馬琴の子宮を満杯にした。
その後は、回復技しかない卑弥呼と、回復技と再行動技しかないアーサーが自身を回復させながら延々と殴り合い、時間切れでドローゲームとなった。
……
…………
………………
「……的な、サービスを展開するのはどうだろうと、馬琴は語った。 怒られそうだけど」
「一時期あったよねぇ、オナホール型のコントローラー対応のゲーム。
今もあるのかな? それに流行りのVR機器を組み合わせて……」
「技術的には不可能ではないと、馬琴は思う」
「しれっとVRにGTロボクラスの情報伝達を求めてるけどね」
「設定だけならいくらでも盛れる所が、小説の素晴らしい所である」
「でもさ、ボクらの存在は邪神が創った模造品でも、
ちゃんと生きてるんだ~ってのが作品のテーマだよね。
作品のテーマを真っ向から否定してない?」
「………………」
「疑似精液も、事故って妊娠しちゃう人出ると思うよ。
ホムンクルス創った人が本気でやったら、そのくらい精巧に出来るから」
「………………」
「何より、疑似セックスでもあの人以外の男性に抱かれたくない」
「……馬琴はそっと目を伏せ、無言でアイディアノートを破り捨てた」
「でも龍馬はボクらとのエッチ権売り飛ばしかねないよね、前科はたっぷりあるし」
「同感であると、馬琴は頷いた」