悟君の瀕死状態からの回復までの様子
ぶっちゃけエロイと俺は感じないが性交なのでこちらに
前半はエンリ視点、後半はモリガン視点
全身がボロボロになったサトルをエンリが担いでエ・ランテルでとっていた宿屋の寝室に入ってくる。
モリガンはすでに話を聞いていてその治療に取り掛かるべく寝台を清潔にしており、サトルをエンリから預かりなおして優しくも手早く横たわらせる。
触診をしてエンリに顔を向ける。
「エンリちゃん、壊れる覚悟はある?」
「え?……どういうことですか?」
モリガンはメイド服を脱ぎ、ニップレスと前張りだけという下着はどうしたという格好になってサトルの服を脱がしにかかっていた。
「準備しながら説明するから、エンリちゃんも服を脱いでセックスできる状態になってちょうだい」
ズボンを膝の方に下げるとガチガチに硬くなったサトルの聳え立っているのが現れる。
「まず瀕死の状態だから子孫を残そうとする生理現象だから時間も無いの。性魔術を使って悟の意識に繋げて引き上げるわよ……ただし、悟の傷も共有することになるから今の状態と同じようになる可能性もあるわ」
ごくりと唾を飲み込み、こくりと頷く。
そしてエンリも少々乱雑に服を脱いで下着姿になり、まだ濡れていない股をモリガンと鏡合わせになるように悟の男根に接触させて挟み込む。
ゆっくりと動かすことで局部に刺激を与え受け入れる準備を整えながら、説明を聞く。
「性魔術の基本は奪うことだと思われるかもしれないけど……本来の目的は互いに身体で物理的に繋がりあうことで魂的に繋がりを持つこと。昂ることで高め合うこと、絶頂を通して自分を超えることに挑戦する魔術」
説明されて教えられていくものは物語に出てくる
淫欲に溺れることは悪いことだと言われる一方で、子供を成せない事を悪い事の様にも言われる。
そんな話を井戸で水をくむときに耳にすることがあった。
「快楽を精神力に、魔力に混ぜ合わせて……」
「は、はい……」
股間が刺激される度にほっこりと温まっていく胸の奥。
お互いに胸をこすり合わせ、同じ男の肉棒で肉芽をこすりつけ合い、唇を合わせる。
この時代からすれば異様な光景でもある。
性交は子を成すために行い、口で致すことや不浄の穴でスることやまして他の場所でスるというのはとても異様なことだと認識されている。
モリガンはそんなことには慣れている淫魔だが、エンリは一つ一つ施された魔術に熱に魘される時のように頭に霞がかかるような感覚に陥っていた。
「しっかりしな」
時たま覚醒させるように額にこつんとモリガンの額が充てられる様な感触にハッとする。
「よくわからないものが見えた気が……」
「悟が苦しんでる原因が原因だからね。
性魔術だなんていう行為をしながらその熱に浮かれることなく、真剣な目を向けてくる。
「は、はい」
それでも脳裏に警鐘を打つのは『
『この方法が確立すれば……!』
『それでも何も関係のない子供を生贄にした罪は消えねぇよ』
五つの十字状に並んだそれぞれの部屋に進み『人間を材料とした毒入りのスープ』を飲むことで門の先へと踏み込む覚悟と途中で力尽きる意味を教えられる。
『(あぁ、これが死か……)』
『いつかその面ぶん殴ってやる、覚えてやがれ』
『
『俺は人間だ。たとえ狂おうと、お前の夢だろうと、俺が俺である限り、俺は人間だ』
数千年という時を超えて
『お前たちの信じる神に殺される救済とやらだ。どうした?喜べよ狂信者』
袂を別ったかつての友の嫁を名乗る
『彼らは人と変わらない、それでも殺しますか?』
『人はお前という爆弾を抱えていない。ただ人に仇なす化け物は殺す。それだけだ』
いくつもの怪異に巻き込まれながら、どれだけの命が奪われたのか、どれだけの命を拾い上げれたのか、どれほどの躯を築き上げたのか、正気を失ったまま人としての在り方を順守した化け物。
握られた拳が自分の姿を写した鏡をたたき割る。
うつっていた顔は赤昏い火をともした双眸、皮膚を失い肉など当の昔に腐り落ちた姿。
警鐘は鳴り続ける、理解するな、と。
別の継承は行われる、理解しろ、と。
別の
理解しなければ滅びると、理解すれば壊れると。
「動けないなら、倒れててもいいんだよ?」
余裕を無理矢理見せるように笑って見せれば、ふらりと糸が切れた人形のようにエンリが倒れかけるのを手を掴んで、悟の腕に抱かれるように寝かしてあげる。
ゆっくりと腰を動かしながら脊髄に釘をめり込ませる様な痛みに耐えながら、二人のメイド、ドゥーチェ、キャトルに声をかけて置く。
「悟のことが心配なのはわかるけど……っ触らないように……」
「ですが!」
キャトルは歯を食いしばりながら我慢している。
ドゥーチェは何かできないのかと手を伸ばそうとしてくる。
エンリが出来るのだから自分たちもだなんて考えているんだろう。
「あんたたちが命を賭けるには役不足なのよ。あんたたちメイド隊は本当の切り札。本当の意味で弱いあんたたちがどこまで強くなれるか、それがこの先の命運を決める」
鈴木の策はどこまでも単純で最も対策が困難な方法を持ってくる、兵数をより多く集めた方が勝つという兵法の基本中の基本であり下手な奇策はその量で踏み潰していく正道。
「キャトルはポーションの用意、ドゥーチェは身体を拭くための温めのお湯とタオルの用意、着替えはニニャちゃんかナシェル殿下がノブナガに聞いて準備すること。あんたたちのセンスに任せたらとんでもない派手なものになりそうだからね」
命じられたことに短く「「はいっ!」」と返事を返して駆け出していく。
「まったく……メイドらしくもうちょっと落ち着いて行動しなさいよね……」
腰を持ち上げ、怒張を向え入れる準備をする。
一つ深呼吸をしてこれから来る激痛を想像すると腰が引けそうになる。
六祖の血族が情けないだなんて苦笑しながら、覚悟を決めて一気に腰を落とす。
脊椎から脊髄に脳天まで落雷が駆け抜けるような強烈な痛みが全身を駆け抜けていく。
「あ……ガっ……っ!」
出た悲鳴を歯を食いしばりそれ以上でないように閉じる、閉じた口から血が漏れ出る。
出た吐血を手の甲で乱暴に拭い取り、まだ滴る地で下腹部に淫紋を描き無理矢理快楽への耐性を下げて作業の効率化を図る。
「ねぇサトル?あんたは何で私をウリエルから助けたんだっけ?あの時私にはさっぱりわからなかった。『モリガンだから……』なんてさ」
今ならわかる。
だって私は今、悟だから助けようとしてるんだ。
痺れる身体を無理矢理気力で動かし、肺腑を焼けた火掻きだし棒で引き摺りだされるような痛みを覚えながら膣を摩る快感なんてミクロもなく、痛みだけが身体を痺れさせる。
「ふっ……!」
腰を落として膣で締め上げ快楽を互いに得ようとしても本能でそれが拒絶されて、内臓を握りつぶされるような膵臓やら肝臓やら腸がミキサーにかけられたような激痛だけが返ってくる。
その痛みは今悟が感じている痛みなのだと、ピストンを繰り返すことで身体のダメージを自分に移していく。
一動作ごとに玉のような汗が身体からあふれ出して張り付いた髪が鬱陶しく感じながらもそれを払う様な無駄な体力も勿体無いという様に同じ動作を繰り返していく。
意識が途切れそうになったところで口に何かがねじ込まれる。
「!?」
「モリガン様!」
いつの間にか戻ってきていたのだろうかキャトルがポーション瓶を私の口に入れていた。
目が点になりながら、ポーションを嚥下していく。
体力が戻ってくるのがわかる、傷ついた体の傷が消えていくのがわかる。
「あちゃー……」
視線を下にしてみればベッドは血に塗れてちょっとしたスプラッタな現場になっている、床に他に五本ほどの空になったポーションの瓶が転がっている。
腰を動かす時に血が飛び散ったのだろうエンリや悟の上半身も赤く染まってしまっている。
「だ、大丈夫なんですか!?」
「あー……ごめんなさいね。ちょっと意識飛んでたみたい。血が出たらまたさっきみたいに飲ませてちょうだい。多分、もう少しだと思うから……」
またゆっくりと腰を上下に動かし始めるが、意識を失う前ほどの痛みは治まっているがまだじんじんと響く鈍痛が腹部に流れてきて会館など全く感じない。
それでも治療が進展していることが実感できるほどには快復しているのがわかる。
蝋で固めた様な死人と変わらない顔色だった悟の頬に多少なりとも血色が戻ってきているのがその証拠。
股間には窓の外が夕日に染まっているほどに時間が経っているにもかかわらず硬さを保っている。
そんな性欲魔人ぶりにくすりと笑みが漏れる。
それから二本、追加で飲まされながら続けてようやく痛みも無くなってきて快感も感じられる程度にはなってきて、それにシンクロするように腰を動かすたびに膣の中でピクリピクリと動く男根に悟も快感を感じられるようになってスパートをかける。
愛液も十分な量が分泌されくちゅくちゅとなる水音と腰を下ろすたびに鳴る肉同士が密着する音。
「さぁ、我慢せずにイっちゃいな」
膣を締め上げて射精を促していけば、中に広がる熱。
これで性魔術による治療は終わり、緊張の糸が切れたようにモリガンは悟の胸の上に身体を投げ出す。
いままで栓をしていた男根が女陰から抜けて、コポコポと音を立てながら愛液と一緒にどす黒く二人の股を濡らしていた。
これで三巻分終了……EX入れて四巻のリザードマンのところに~って感じですね