日常 団長としての仕事
タイガSide
朝日が昇る前に目が覚め、身体を起こすと服を着替えて部屋を出ると日課である自主練に入る。
まずは準備体操をしてから、アルファディオス全体を3週ほど走る。その途中で眠そうにしている夜番の兵士に声を掛けて、朝番に変わるように行ったあとは、駄賃を渡す。
これは基本的に俺がしたいからしてるので、別に何か問題はない。以前は多少のいざこざがあったが、俺がその時は仲介したので問題にはならなかった。
走り終えたあとは、筋トレをしてから体操をして身体を休ませ、その後水浴びをしてから朝飯を食べてから政務などに入る。と言っても政務は父が手伝ってくれるので、こちらとしてはやる事は少ない。
その後は遅く起きてきたジュドーも一緒に天鷹騎士団の兵達の調練をする。うちの兵は異種族で構成されており、オーガ族や人間の混成軍である。
まずは鎧を着てランニングを行い、その後は対人訓練を行う。嫌なら辞めても止めない為に、初めは抜ける者も多くはいたが今では根性がある者が何人もいる。
そう言った者達には手当や役職を与えて、更に有能な者には"部隊長"の地位に着いてもらっている。
「(うん。だいぶ根性がある奴等が残ったな。)さぁて、みんな!そろそろ昼飯だ!飯食ったら今日は解散!」
「「「はいっ!!」」」
「だいぶ優しいな?」
「おう、ジュドー。お疲れ。」
「おう、お疲れ。それで?今回の新規兵の様子は?」
「根性あるのがだいぶ居た。そいつらには半年経ったらキチンとした給与を払うつもりだ。」
「お優しいことで。まぁやる気が出るならいいんじゃないの?」
他愛ない会話をしながら、俺とジュドーも昼飯に向かう。
昼飯を食べた後は、俺は警邏に出て町中に異変が無いかを調べる。この時は鎧や秋水は持たないようにしており、基本は私服で町中を見て回る。
途中何度か挨拶で声を掛けられ、その度に挨拶を返して他愛ない話をしていく。
「(今日も平和だなぁ。まぁ、平和なのは悪くない事かな。)」
そんな事を考えながら、警邏を終えた俺は午後の楽しみである甘味処に向かい、そこでパフェを食べて一日を終えた……。
ーーー。
ーー。
ー。
時間が進んで夕暮れになり、最後の警邏を終えた俺は部屋に戻って、父と一緒に本日最後の政務を行い、それを終えて夕飯を食べて父を見送る。
「さぁて、俺も風呂入って寝るかな。」
そんな時に扉が""2回"ノックされる。
今日は、オリガとクロエか。
このノックは2回がオリガとクロエ、3回がアリシア、プリム、4回がルー・ルー、マイア姉、カグヤ、1回がセレスティン様だ。
「来たぞ、入って良いか?」
「あぁ、いいぞ。」
扉を開けてメイド服に身を包んだオリガとクロエが入ってくる。
2人は基本的に"俺のメイド"という事になっているが、基本的に行動は制限したり、束縛したりはしていない。
確かに黒の女王だとは言われていたが、今ではそう呼ぶ者は少ない。今では黒の城で奴隷や捨てられたダークエルフの保護などをしている。
「陛下、今日は私が奴の相手をします。陛下はお休みに。」
「クロエ、あ奴に借りがあるのは妾も同じ。うぬと共に抱かれるのは幾許の抵抗もない。」
「いや、嫌ならしなくても「うぬ/貴様は黙っておれ/いろ。」はい。」
いや怖ぇよ。どんだけ睨むんだよ。
しかし、クロエは扉の鍵を締めるとこちらを見てきた。
「抱くなら早くしろ。」
いや、もう少し色気……はねぇか。
「いやあのさ。嫌なら嫌って言ってくれないか?俺は別にお前らに無理してほしくないし。」
「これは妾たちが決めた事だ。うぬは満足するまで妾達を抱けば良い。」
いやどんだけ上から目線なんだよ?