オスティア大陸に存在する名家の1つ、アルクトゥールス家。その家の産まれであるアリシアは幼い頃から鍛錬を積み重ね、若くして騎士団の団長となった。
幼くして父と共に戦場に出て、戦果を上げた彼女は姫騎士と呼ばれるようになり、親の七光りと呼ばれることなく実力を付けていった。
そんな彼女が団長を務めるのが、聖アイリス騎士団こと現在はローゼンメイデン騎士団と呼ばれている騎士団である。
ローゼンメイデン騎士団、先の破壊者"月光"との戦争の際に、アリシアの実力に惚れ込んだ者達(大半が女子)が所属する騎士団。
「「「「やっ!やっ!やっ!」」」」
「もっと腰を入れなさい!そんな事ではオークすら倒せませんわ!!」
「「「「はい!フローラ様!」」」」
現在、2の砦の中庭にて兵士達の修練を見ているのが、一番隊を率いるフローラという年若い女騎士である。
ワインレッドのウェーブの掛かった長い髪と目鼻立ちの整った顔立ち、そして、誰もを魅了しそうなスタイルの彼女は、レイピアを得意とし、敵は穴だらけにしてしまえる程の腕前なのだ。
「おぉ、気合い入ってるねぇフローラ。」
「あら、クレマチスさん。貴女の方は宜しくて?」
「あぁ!自主練させてるから問題なしよ無し。ニャハハ!」
カラカラと笑う長い黒髪と白を基調とした軍服のような白のロングコートと頭に羽のような飾りを着ている彼女は、クレマチス。
2番隊の隊長であり、大抵の事は笑って気にしないようにしている(と思うが、基本考えていない)人物であり、戦闘はその細い腕を覆うランスを使って突貫する。
そのために、若い身ながら生傷が絶えないのだが、彼女は気にしてはいない。
「全く、姫様の手を煩わせるような真似はしないでくださいまし。」
「大丈夫、大丈夫!シアちゃんだって分かってくれるって!」
「名前はちゃんと呼びなさい!シアちゃん言わない!」
「ニャハハ!」
じゃれ合うフローラとクレマチスの2人、そんな中、身の丈以上の大斧を持った銀髪の女騎士が2人に近付いてきた。
「相変わらず仲が良いな、お前達は。」
「リンドウさん。」
「あ!リンちゃん!」
2人に話し掛けてきた銀髪の女騎士の名は、リンドウ。
元は流浪の身であったが、アリシアに興味を持ち入団する。ローゼンメイデン1の力自慢であり、同じ騎士団では腕力で勝てる者はおらず、面倒見が良いことから民の間でも人気である。
ちなみに所属は3番隊である。
「リンちゃん、今日はサボり?」
「違うよ。今日は調練も終わったし、軽く斧で振りに行こうかなぁって。ん?あれってアリシアじゃない?」
「「え!?」」
リンドウが指差した先、そこには城から出て髪を手櫛で掻き揚げながら一息吐く、ローゼンメイデン騎士団団長のアリシアの姿があった。
彼女の姿を見たフローラは狂喜乱舞した。
「あぁ♡アリシア様ぁぁ♡なんて、なんて憂いに満ちたお顔なのかしら♡♡」
「団長も大変だよねぇ。
あたし達との調練でしょ?あと政務仕事に、連合での話し合い、それに国の見回りとかもしてさぁ。」
「それを完ッ壁に熟すアリシア様♡♡♡
あぁ、もう、大好き♡♡」
「はぁ……けど、アリシアってタイガと付き合ってんだろ?それも結構親密な……ぁ。」
リンドウがタイガの名を口にすると、フローラは怒りのオーラを醸し出す。
「そうですわ……!あんな、女ったらしのどこがいいんですの!?アリシア様にばかりか、色んな女性と仲良くしてぇぇぇぇ!如何に英雄といえども許せませんわ!!!」
そう言って咆えるフローラ、リンドウとクレマチスはやれやれとため息を吐くのであった……。
オリキャラ?
フローラ(容姿:神姫のローゼンメイデン)
クレマチス(容姿:神姫のアガートラム)
リンドウ(容姿:神姫のシヴァ)