タイガSide
「ふぅん?顔は良い感じだし、感じられる精気も濃くて美味しそう。」
にゅふふと笑いながら、俺を見てそう言うサキュバスことシャムシェル・シャハル。
顔立ちはアリシアやカグヤよりも若い感じがするが、身体付きはセレスティン様や母様と同じ位の大きさの胸に目が行くが、それ以上にこいつの身体から出てる甘ったるい臭いのようなモノが頭をグラつかせる。
この甘ったるい臭いは、何なんだ。頭がクラクラしてきた。
『マスター。その女、身体から魅了の効果のある"フェロモン"を出してる。あまり近づかないようにね。』
『ありがとうな。出来ればもう少し早く教えてほしかったよ。』
メルトの言葉に苦笑しながらも、俺は目の前でフヨフヨ浮いてるシャムシェルを警戒しながら見ている。
「ねぇ、お兄さん。とってもいい匂いがするね♪今にも襲い掛かりたいくらい♪」
「おいこら。それ以上近付くな。」
「え〜?何でわたしが人間の言う事を聞かないといけないの?わたしはわたしの好きにするもん♪」
そう言うと奴は俺に身体を寄せると、その豊満な乳房を押し付けると楽しげに微笑む。苦手なんだよなぁ、こういう手合の相手は。
そんな中、シャムシェルは楽しげに笑いながら言った。
「ほらほら〜!早く脱いでよ〜♪」
「分かったから、ちっと待ってろ。」
周囲に認識を阻害する結界を張り、誰もこちらを見なくなったのを確認すると、手早く衣服を脱いでいく。ここで下手に抵抗すれば、確実に民達に被害が及ぶと考えてか彼は衣服を脱ぎ秋水を壁に立てかける。
「にゅふふ♪イイ身体してる〜♪それに漂ってくる臭いも雄臭くって最高っ!」
「んな事良いから。さっさとやるならやれ。」
「潔いのねの。分かった、それじゃあ……♪わぁ、結構大きいんだね!それじゃ、頂きま〜す♪あ~む!じゅるる!れるれる!ジュボジュボ!」
シャムシェルは口に俺の肉棒を咥えていき、舌と口腔内を窄めて肉棒を扱き上げていく。その絶頂せようとしながらも絶頂出来ない刺激が股間を襲う。
サキュバスやインキュバス、それは異性から生気を吸い取るために全身を使って相手を墜とし、殺す事ができる種族であり、本来であればすでに射精し、生気と精液を放出して命を落とすのだが……今回は相手が悪かった。
「なぁ、全然気持ちよくないんだが?」
「(なんで?今までの男なら、簡単に射精して終わりだったのに。なんでイカないの?というか、チンポ大っきくなってきてる!?)」
俺はスキルである"レベレーター"と"ハンドレッドフォース"の2つの効果とアリシア、セレスティン、マイアといった女性達との性交により、スタミナや経験値が上がっている上に精力もそこらの男よりも上回っているのだ。
「悪いけど、そろそろ"こっち"からさせてもらうぞ。」
「むぐっ!?」
シャムシェルの角を掴むと、そのまま肉棒を彼女の喉奥まで挿れ、ズボズボと動かしていく。無遠慮に動かしていき、さらにその刺激にシャムシェルは驚きながら目を見開いていた。
「んむ!?んぶ、んぼ、ジュボジュボ!ジュボジュボ!(なにこれ、わたしの口、オマンコみたいにズボズボされてる!?苦しいのに、気持ち良くなってる!?)」
「……そろそろ、かな?」
俺はシャムシェルの口から肉棒を抜く。
「げほごほっ!はぁ、はぁ……びっくりしたぁ。口をオマンコみたいに使うんだもん。」
「悪い。けど、なんか思ってたのと違うなって思って。」
「人間のくせに生意気〜。良いよ、だったら"コレ"使ってあげる。」
そう言うとシャムシェルは自身の胸を見せつけ、プルンプルンと揺らしてみせる。
瑞々しい肌はプルンッとしているその胸は、セレスティンやマイアに並ぶほどの巨乳であり、男ならむしゃぶりつきたくなる様ないやらしさを見せつけていた。
「結構デカイんだな?」
「まぁね。胸には自信あるんだよ?このオッパイで何人も逝っちゃったしねぇ〜♪触ってみる?」
「……男慣れしすぎだろ。」
シャムシェルに対して、呆れたように物を言うと彼女はニカッと笑うとタイガに向かって飛び付き、豊満な乳房を押し付けていく。
その柔らかい感触にタイガの股間はさらに盛り上がり、それを見てシャムシェルは楽しげに笑みを浮かべると、タイガの股間の前で膝立ちになると、今度は乳房で彼の肉棒を挟み込む。
「えへへ♪捕まえた〜♪大っきなおちんちん、オッパイで挟まれちゃったね♡ほらほら、こうしてオッパイ動かして犯してあげる♡」
そう言うとシャムシェルは舌先で肉棒の先端をほじる様に舐めていき、さらにエラの張った亀頭を頬張ると、今度はそのまま口を動かし始める。
「じゅるる!じゅぶじゅぶ!れるれる!」
「っ!(アリシアよりすごいフェラだな……だけど、俺も負けねぇよ!)」
タイガはシャムシェルの乳房に手を伸ばすと、その揺れる乳房をグニグニっと揉んでいき、乳首も摘む。すると、その時シャムシェルは胸から感じた甘い刺激に驚きつつもフェラを続けながら小刻みに尻を振る。
「やばい、そろそろイキそう……!うぐっ!?」
どびゅるる!びゅるる!びゅくびゅく!
「んむぅ!?」
口内に大量に射精され、頬が膨らむほどの量に戸惑うシャムシェルは目を見開くが、サキュバスとしての本能なのか口内に射精された精液をゆっくりと飲み下していく。
ポタポタと精液が乳首や乳房に垂れると、それは谷間に水溜りが出来る程であった。
「ぷはぁ!ゲホゲホッ!はぁはぁ、すごいザーメンの量……あんなに射精すなんて思わなかったよ。」
「気持ちよくて久々に出したんだよ。」
「そうなんだ。それじゃあ……今度はこっちで食べちゃおうかな?」
そう言うとシャムシェルはこちらに尻を向けると、ボンテージの股の部分をずらす。すると、愛液が滴りおり程に濡れた秘所が丸見えになる。
「ほら、私のオマンコ。もうズブ濡れなの、その大っきなおちんちん、早く中に入れてほしいなぁ。」
「お前なぁ。少しは……?!」
呆れながらそう言うが、俺は突然現れた何かの気配に気付くと身なりを整えてから結界の外に出て、空を見上げる。
「(何かがこの近くにいる!しかも、飛んで移動しながら6の砦に向かってやがる!くそっ!ヤルのに夢中で気づかなかった!?)」
『マスター!なにかヤバいわ、何かがクラウディアのいる方に向かってる!』
『分かった!とりあえず!』
俺は分身を3対出すと、それぞれに命令した。
「お前達はシャムシェルを拘束して、俺の部屋に。お前はアリシア達に報告をしてくれ!」
「「了解!」」
「分かった!」
分身3人は即座に動くと、俺も6の砦に向かって月歩で空から向かう事にした。
すると、6の砦の城では何やら騒ぎが起きているようで、城の近くで降りてみるとそこには多くの兵達が倒れており、男女問わずまるで廃人のようになって倒れていた。
「何がどうなってるんだ?急がねぇと!」
俺は母達のいる城の中に突入すると、その中でも何人もの侍女達や兵士達が倒れており、現状が理解できなかった。
すると、上の方からガシャンっ!という音が聞こえ、その音がした部屋に向かうと、そこには見慣れない男が母と戦闘をしており、床には父が倒れ込んでいた。
「母様!?」
「タイガ!?来てはだめ!下がりなさい!」
「ほう、あんたの息子か?なるほど大当たりというわけですね。」
男は一度母から離れると、態勢を整えるように衣服の乱れを正す。その間に分身をもう一体作り、父の安否を確認する。
「生きてるぜ。このままだと危ないから俺は下がるぞ。」
「了解。父様を頼む……おい、テメェいったい何者だ?」
俺がそう訪ねると、男は仰々しい挨拶をしてきた。
「これこれは失礼致しました。私はインキュバスのロードと申します。以後お見知りおきを。」
慇懃無礼な態度に、神経を逆撫でされているような感じがする。
一言で言えば、気に入らないタイプの男だ。
「テメェか?ここの連中やったのは?」
「はい。男女問わず中々の生気についつい無我夢中になってしまいましたよ。」
「父に何した?」
「あなたのお父君には、残念ながら頂けるほどの生気は無かったのですが、それでも美味しく「はぁ!」おっと。」
母がロードに斬り掛かると、奴はひらりと躱してみせやがった。
というか、さっきから色々とムカつく位に腹が立つ。
「危ない危ない。そろそろ御暇したほうが宜しいですね。」
「このまま逃がすとでも思っているのかしら?あなたを倒させてもらいます!」
そう言うと母はロード目掛けて剣を振るうが、その瞬間にロードは母の剣を躱すと、そのまま羽交い締めにして拘束した。
「母様!」
「おっと。動かない方が身の為ですよ?私の力ならば彼女を縊り殺す何て造作もありません。あと、魔法とかも撃たないほうが良いですよ?本当に殺しますからね。」
「ぐっ!?」
首に掛けている力を増すと、母は苦しげに息を漏らして、それを見ていた俺は動く事が出来なかった。
「テメェ……!」
「まぁ私の目的は達成出来たので、今回はこのまま帰ります。欲しい物も手に入りましたしね。では、さようなら。」
そう言うと母を連れてロードは消えていった。
俺はその場に立ち尽くしている事しか出来ず、込み上げてきた悔しさに壁を殴る事しかできなかった……。