♪♪♪サキュバスの王女様に求婚されました……♪♪♪ 作:麗紫 水晶
5話目でゴザイマス……。
皆さん毎回私に付き合っていただいてありがとうございます。浅見 龍夜《あさみ りゅうや》です。
普通にサラリーマンをしている、しがないオッサンなんです。スタイルがいい訳でもなく、2枚目3枚目というナイスガイでもない……。しかも、女子達からはあまり思われてはいなく……。独り身でこの歳になるまで、”彼女”というモノに縁がなかった私ですが、突然”妻”に恵まれた私……。たとえ、こんな美人のいい子が、こんななりの私を好きになってくれた……。しかもサキュバスという事なんです……。
いえ、たとえ魔族だろうとこんな美人の素敵な女性、私を愛してくれているなんて夢のようです!いや、現実ですけど。そんな急に現れた”妻”によって私の人生がガラリと変わり出したのは言うまでもなく……。
彼女は”イリザ ”と言います。サキュバス族の王女様だそうで、そんなお人が何故私……!?と思っていたら、昔に事故にあいそうになったところを助けた女の子が居ました。母親も涙ながらに何度も頭を下げていました。あの時の子が、こんな美人でナイスバディな人になってるなんて!おじさんビックリ。彼女もずっと私の事を思っていてくれていたようで、おじさん涙……。意味があったんでしょうね。彼女に出会ってから気持ち的に凄く楽になりました。
私には彼女が居る……。と思えるようになってから、吹っ切れて会社での冷たい視線も気にしなくなりましたし、気にするほど馬鹿らしいと思えるようになったんです。彼女がお弁当を持って会社に現れた時にはしてやったりと思いましたね。あ、気にしてますかね。
でね、会社の休みを利用してお母さんに挨拶に行こうと彼女に話したら大層喜んでくれて。で、それは良いんですけどその前に彼女から提案がありまして。実は、早速会社の先輩と浮気してしまい、土下座して怪死されても良いと平に謝ったら、”一夫多妻制もあるから大丈夫” 発言が飛び出し、しかもその先輩と3人でイチャラブしたいと言い出したんです!! し、失礼しました。汗……。
こんな事があって良いのでしょうか?でも、私が無理強いしている訳でもなければ彼女が無理している訳でもない。興味があるし、同じ妻になる人だからと寛大なお言葉……。そりゃもう抱きしめるでしょ、気持ちが昂ってエッチしちゃうでしょ。おじさんも意外と元気……。
それで、今日が金曜日なんですけど会社には普通!?に勤めるとして先輩をどう説得するか……。考えながら歩いてました。朝家を出る時もキスをしながら、
「昨日の事お願いしますね♪」
と念を押されたら、誘うしかありません。先輩も私の事を本気だからと告られていたので、話しやすいとは思いますけどただ、3人で……。という事までは思ってないと思うんですよ。そこが、納得してくれるだろうかと悩みどころで。
その先輩女性は”桐生 梓《きりゅう あずさ》”さん、31歳独身。茶髪のショートヘアで、ミニスカートを履いている、ナイスプロポーションな女性です。ただ、気が強くてお高いところが玉にキズですが、私との行為でそれが一転!すっかり優しくなってくれて、そのギャップがまた堪らない。凄く可愛い人なんだと、新発見した次第で。
で、色々考えてたら会社に着いてしまいました。しょうがないな、ここは覚悟を決めて、誘ってみましょうか。嫌われればそれで終わり、そうでなければ、嬉しいですね。
そうと決まれば私は早速自分の部署に入って行きます。挨拶しても、相変わらずと言ったところでしょうか。ただひとつを除いて……。
「おはよ。」
「あ、おはようございます。」
梓さんだけが、違っていました。ニコッと微笑みながら声をかけてくれたのです。その部署内全員目を丸くして、梓さんを凝視していました。何が起こった!?と言いたげな顔で。
「準備出来たら教えて、手伝うから。」
「了解です。お願いします。」
って今の彼女の発言にもビックリしてます。逆に女子が怖がってます。天変地異の前触れかとでも言いたいんでしょう。ま、確かにそう思っても無理はありませんが。
私は早速、イスに座りパソコンを立ち上げ、残っている書類を出しました。そして、メモを書きます。彼女を誘うのをこの方法でいこうと思ったんです。
「あ、桐生さん!お願いして良いですか?」
男性社員二人が、なんでそんなに馴れ馴れしいんだ!って顔してます。当たり前でしょ、関係を持っちゃったんだから。私にすれば頼もしい味方になってくれましたが。
「ん、お待たせ。で、どの辺まで終わったの?」
「え~と、この辺とこの辺にあとこの辺までは進みましたけど。」
「え、でもすごいじゃん。そこまで進んでたんだ。」
「ええ。ただ、ここの資料が欲しくってつい……。」
「ん~~そゆこと。」
「そうなんです。それで、これを……。」
で、少し前に書いたメモを机の上でずらして彼女の前に……。
(今日、家内が梓さんに会いたいだって。3人でエッチしてみたいって言うんだけど、どうかな?)
彼女が驚きと恥ずかしさとで顔が真っ赤です。でも、彼女も少しは興味があったんでしょう。うつ向きながらも、頷いてくれました。
(ありがとう。)
と、メモを書いて見せながら片方の手を周りが見えないようにスカートの中へと潜らせ、ストッキング越しに秘部に指を這わせて擦ってあげます。
「ん、くふっ……。」
口を押さえながら、吐息を漏らしてました。堪えている姿も悩ましい……。
少しの間、アソコを堪能し解放してあげると小さく荒い息をしながら、私を見つめてきました。
「書類が終わった後で……。」
と、小声で返事をすると彼女も頷いて書類の整理を手伝ってくれました。素直ですね、ほんとに世の中ひっくり返るぞと、周りの社員全員が思ってます。私への視線がザクザクと刺さってます。お前一体何をした!と言いたげに……。
おぉ、さすが二人でやるとはかどる事、早いこと。あっと言う間に終わってしまいました。
「良かった、終わりましたね。ありがとうございます。」
「え、えぇ、こっちこそありがとう。提出出来るわ。」
「あ、僕の資料が足りないので資料を探すのを手伝ってもらっていいですか?」
「ん、分かったわ。資料室ね。」
と返事を交わし、私は先に部署を出て資料室に。う~ん、思えばここで梓の不倫を見ちゃった事からこうなったんだよなぁ……と感慨に浸りつつ、あれ、でも部長とはどうなったんだろ? あれから、逢ってるんでしょうか?
別れたとも聞いてないし、気にはなりますね。でも、それだったら私とは1度きりみたいな形で終わってしまうんでしょうけど、それどころか誘いに乗ってくれてます。本気だから……の言葉もありますしね。まあ、彼女から話して来るまで待ちましょうか。彼女を信じてあげたいですし。
資料室で、足りない資料を探していると彼女がやって来ました。ちょっと頬をピンクに染めてます。化粧!?いえ違いますね。明らかに期待されている……。まあね、あんな誘い方をすればそうなりますよね♪彼女が扉を閉めて私に寄り添って来ました。顔を胸に埋めてきます。私も抱きしめていました……。
「ね、部長とどうなったのか知りたい?」
突然、彼女の発言に驚いた私……。思っていた事を見透かされているような緊張感が……。
「聞きたいな。梓の気持ちもね。知っておきたいな。」
聞いておきたい……、そう思いました。でないと、これからのお付き合いの仕方に……いや、私の気持ちに変化が生じる気がして…………。
「あのね、次の日にここであった時に話を切り出したの。終わりにしましょうって……。でもやっぱり思ってた通り、彼はビックリして離れたくないと言ってきたわ……。」
彼女は私の顔を目の前でうっとりしながら話してました。
「彼は、離れたくなくていろんな事を言ってきたわ。しまいには脅しのような事まで言ってきた……。」
おっと、それは穏やかじゃありませんね。危険が及んだらどうする気だったんでしょ。でも今無事なんだから……。どゆこと?
「だ、大丈夫だったのかい?」
「ええ。私もバカじゃないわ。切り札って用意するものなのよ♪」
は、はい!?切り札って……何でしょう?私にはワカリマセン?彼女はにんまりと微笑んで話してくれます。
「奥さんにも来てもらってたの♪」
な、なにィ!!そ、そ、そ、それって、一番の修羅場じゃぁ……。こ、怖い!!梓さん、あなたなんて事を!!
私がオロオロして彼女を見ていると、微笑んできつく抱きしめてくれました。
「私が奥さんに話したの。」
「え、梓さんが?」
もう、何だか訳が分かりません!梓さん大胆過ぎでしょ!一つ間違えればどうなる事か!
「私は、土下座して終わりにします!って言ったの。こんな綺麗な奥さんが居て、私となんて贅沢でしょ。」
「い、いや、でも、許してくれたの!?」
「フフ……、私ね彼の性癖を奥さんに教えてあげたの。そしたら、奥さんも照れてまんざらでもなかったみたい。彼にそうしてって言ってみたら?ってね。」
ほ、ほうぅ。女性の会話って意外と大胆なんですね。おじさん妙に照れます。
「それで、別れを切り出すからいざとなったら奥さんにも居て欲しい、って頼んだの。」
「よく奥さん了承してくれたね。」
「なんか、最初は勿論驚いて怒った顔をしてたけど、話してる内に気が合っちゃってじゃあ、一緒に行くって。」
な~るほど。凄いですね、仲良くなれるって。普通はそこでも、修羅場になるでしょ。それが仲良くなんて……。そこは彼女の長所なんでしょうね、誰とでも仲良くなれるんでしょう。素晴らしい。
「でね、奥さんに登場してもらったの。案の定、彼は一瞬で青ざめてたわ。」
梓さん……。あなたが味方になってくれて良かったです。女性は可愛いけど怖い…………。
「でもね、奥さんも私と気が合っただけあって、彼の傍に行ってビンタでもするのかと思ったら、「私とここでして……。」だって。私もそれには驚いちゃった。やっぱり奥さんには勝てないって。」
「え、奥さんも大胆だったんだ。凄いね。でも、相当の勇気があっただろうね。」
奥さんの気持ちを思えばそうなるよなぁと思いつつ。
「そうね、浮気相手の目の前でエッチしようなんて私も思わなかったもの。」
「んん!?で、そのまましちゃってたわけ!?ご夫婦で?」
「うん、まあね。なんか、凄く激しくて羨ましくなっちゃった。」
ほう、顔を赤らめてますね。これは、これは。
「ふ~ん、それで、傍で一人エッチしてたんだ。」
「え、いや、そ、そんな事ないわよ……。」
明らかにバレバレですよ。そこも可愛いところですけどね。
「クスッ、可愛い人ですね。ほんとにエッチのし甲斐がある♪」
と彼女の耳たぶを軽く咥えてあげると、吐息が漏れて喘ぎ声に……。
「ふうっ…んもうっ……バカ……。」
顔を見合わせて口づけします……。激しく、そして舌を絡ませて……。彼女の唇も舌も愛おしい程に美味しく甘美で……。美人2人に好かれるなんてホントに私は大丈夫!?
私は抱きしめながら、背中からゆっくりとさすって下部の方へ。ゆっくりスカートを捲り上げて両手でお尻を鷲掴みに。
「はあうぅっ!龍夜さん!あなたの事が好き!好きになっちゃったの!愛人でも良いから。ダメ!?」
再度、私を抱きしめてきます。きつく……。
「実はね、彼女が言うには実家の国の方では一夫多妻制も有りだって言うんだ。だからイリザは勿論、梓の事も奥さんにしたいんだけど、嫌かい?」
「え!?一夫多妻制って?そうなの!?」
「うん、まあ、1番は譲れないかなぁって言ってたけどね。」
あらあら、彼女の顔がパッと明るくなりました。目を凄くウルウルさせちゃって喜んでます。私も嬉しいですけど。
「で、でも、彼女って何処の国の出身なの?凄く綺麗な人だけど。」
あ~~……そりゃそうなりますよね。気になりますよね、少なくとも自国では無いわけで。どうしましょうか……?話して良いものかどうか……と言って、いずれはバレる事ではあるし……。
「ね、それについては話す前に梓に確認したいんだ、僕の妻になってくれるかい?そして、今回みたく彼女が増えるとしたら怒らないかい?」
私は念を入れて確認しておこうと思いました。イリザは一夫多妻を認めてくれた……梓は?彼女はどうなのかで状況が変わってきます。果たして彼女の返事は……。
「ええ、いいわ。変わらず愛してくれるんでしょ?」
はい! 勿論です! こんなに美人ないい女、ほっとける訳ないじゃないですか。
「じゃあ、遠慮なく僕のモノにする。」
彼女に再度舌を絡めます。彼女もそれに応えて来ます。私にされるがまま、何をされても良いという素振りです。受け入れてる感が満載です。私は彼女の片足を抱え上げて、私はズボンとパンツを脱ぎ、いきり立った私の息子を彼女の秘部にティーバッグ越しに擦り付けます。布越しに、花弁をクリトリスを擦られ、身体がビクビク奮えてます。
「はぁ!はぅあ!いいっ!あ、あん!だめぇっ!ほ、欲しいの……お願い……!」
「今回は特別だよ。次はハッキリとおねだりしてもらうからね♪」
と、彼女のパンツを横にずらし、息子を彼女の肉壺に挿入します!
「あはぁ!!す、すごいぃぃぃ!す、好きぃ!愛してるからぁぁぁ!!」
おおう、蜜がタップリ。もうギュウギュウに締め付けてきます。私の息子を離すまいと必死の様です。
キスをしながら、息子で肉壺の中をヴァギナをかき回していきます。
「んっ!んっ!んくっ!うんっ!くふっ!ふうん……!」
口を塞がれたまま喘ぐ彼女も悩ましくてそそられます。私の息子も余計に元気……。彼女も更にきつく抱きしめてきました。お互いの興奮度が高まっていきます。
「うあっ!はうっ!あはっ!い”い”っ!い”く”っ!い”く”うぅぅぅ!!」
「僕もだよ!出すよ!いいね!!」
「い、いいわっ!来てっ!来てぇ!中にくださいぃぃぃっ!!」
「梓っ!僕のものだよっ!!」
「しゅ、しゅきぃぃぃっ!!」
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お互いに抱き合ったまま、しばらくぐったりしていました。梓の気持ちも確認できたし、イリザの事は話しても良さそうです。それは、自宅でするとして……。他に聞かれても困るので……。私の息子が余韻を残したまま、中から抜けて来たので寂しがってました。まだいけるぞと……。まあ、待て息子よ。これからまだまだ沢山出来るぞ、そう思えば我慢できないか?と心で尋ねると納得してました。ですよねぇ♪♪
「イリザの事は、家に来た時に話すよ。あまりに内密なんでね。」
「そ、そうなんだ。分かったわ、夜あなたの家でね。」
それで、何事もなかったかのように資料を2人で探し、部署に戻りました。気付かれてないようで良かった。
私の書類も2人で終わらせ、周りはやっぱり天変地異の前触れだと怖がってました。ま、梓の180度転換はさすがにビックリでしょうね。
で、仕事も無事に終わり一度家に帰ってからお邪魔するからという事になり、私は先に自宅へと帰ってきました。
「只今!」
「お帰りなさい!ん~~!」
あま~~~~い!口づけ、いやディープキスを交わすとイリザが早速聞いて来ます。
「で、梓さんはどうでした?」
「うん、家に帰ってから来るって。でね、梓には妻になる事を確認して了承してくれてる。だから、イリザの事を話そうと思うんだ。勿論内密だから、とは言ってあるけど。」
「うん、分かった。そうだよね、同じ奥さんになる人に隠してもいずれバレるだろうし。」
「だと思う。それと、3人でエッチしたいとも聞いたらまんざらでもない感じでOKしてくれたよ。」
「え、ホント!良かった、理解し合えそう!」
彼女の笑顔はほんと素敵……。思わず抱きしめてました。可愛くて素敵な女性です。妻になってくれてありがとう……。
「龍夜さん……♪」
彼女も抱きしめてくれます。こんな幸せがずっと続いて欲しい!そう感じるこの頃……。
「おっと、ご飯は彼女が来てからにするかい?」
「あ、そうか、そうね!彼女の分も用意するね♪」
「了解、そうしよう。」
ピンポーン!あら、用意しようと思った時に来ちゃいましたよ。間に合わなかったか、しょうがないか。まずは迎えましょうか。
「いらっしゃ………!?」
おおおぉ…!ちゃ…チャイナドレスとかって言います!?しかも全体に青基調で、龍の刺繍がバッチリと。うわっ!そのボディーラインですら悩ましいのに、縦に切れたスカートから覗くフトモモ!!スッゴい色っぽくて、綺麗です!あんまり見つめたもんだから彼女も、もじもじして照れてます。これは参った、やられた。彼女の思惑通りなんでしょうか。
「ど、ど、どうぞ中へ。」
「あ、お邪魔します。」
「あ、いらっしゃい。初めまして。中へどうぞ!」
「あ、初めまして。桐生 梓と言います。」
「イリザと言います。私と同じに龍夜さんを好きになってくれてありがとうございます。」
「え、あ、ああ、はい、好きになっちゃいました。」
あ~あの~、私……二人を眺めているだけでも幸せなんですけど。贅沢ですよねほんと。
「ま、まあ、立ち話もなんだから、梓さんは夜ご飯は?」
「あ、着替えて直ぐに出てきたからまだなんだよね♪」
「良かった、龍夜さんが一緒に食べたらどうだろうって、今用意してたところなんです。」
「え、あ、ありがとう。じゃあ、手伝うわ。」
「あ、助かります。じゃあ、これを………。」
何やら二人で会話に花を咲かせながら、食事を運んで来ます。良かった、相性は良さそうです。台所で、二人の美女が食事の支度………、すごい……素晴らしい………ずっと眺めていたい………幸せ感がタップリです。
どうしましょう?いえ、このままでいいですけど。急に消えて無くならないで……おじさん切に願う!
3人で楽しく会話しながらの食事……。嬉しいやら楽しいやら……。私にこんな時を与えてくれて神様ありがとう!
2人で料理の話だったり、服の話だったり……。いいなあ……。
で、夕飯も終わり3人で食器を片付けてコーヒーをすすりながら落ち着いたところで、イリザの事を話すことにしました……。
「じゃあ、イリザの事を紹介するね。梓も一切他言無用だよ。話したのがバレたら大変だからね、いいかい?」
少し強めに話す私に彼女も神妙な面持ちで分かったと頷いてくれました。私もそれを見て話を続けます。
「イリザはね、魔界の人なのさ。サキュバスって言うね。」
…………。ま、彼女の目が点になる事は想定済みですが改めてそうされると納得できます。
「え、な、なに!?さ、サキュバス!?ってまさかっ!?」
ほう!彼女もサキュバスが何かは知ってそうですね。意外です。女性って知ってる人が少ないと思ってました。
おじさんも偏見捨てなきゃ……。
「知ってるの?」
「え、う、うん。ザクっとだけどね。」
「どんなイメージで?」
「あ、いや、嫌がらずに聞いてね。その……エッチが凄く上手で、相手が骨抜きにされる程で、しかも生気を抜かれてミイラにされちゃうとか。」
あ、正解です!ほぼ間違いありません。
「あ、間違いではないよ。僕もそう思ってたし、イリザもそう言ってたし。ただ、僕のようにサキュバスの方が好きになった相手には生気を吸い取ることはしないって。」
「あ、調節出来るって事!?」
「うんっ、だから梓さんにはそれはしないから安心して♪」
「でも、彼女を悲しませたり、怒らせたりしたら、僕でも止められないと思う。」
「うん、分かった。よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。そんなにかしこまらないで。龍夜さんも言い過ぎ♪」
「あ、ああ、ごめん。驚かせるつもりではなかったんだけどね。申し訳ない。」
「良かった~。でね、一つ聞いていい?」
ほう、やはり好奇心旺盛ですね、何を聞きたいんでしょう?
「私だけかな、サキュバスのイメージって、角があってコウモリの形の羽根が生えてて、先が矢尻のような形をした尻尾を生やしている姿を想像するじゃない。でも、イリザちゃんには見えないんだけど、何で?」
おぉ!そう言えば、出会った時の頃に見たっきりで最近確かに見てませんね。
「クスッ、見たい?」
「え、み、見られるの!?だとしたら見てみたい!」
ほんと梓さんは大胆。あえてその姿を見たいって、どんだけの好奇心と度胸ですか!さすが過ぎて何も言えません。
と、彼女が立ち上がってゆっくりと宙に浮きます。それだけでも梓さんビックリ。すると今着ていた服が消えて、ぴちぴちのボンテージのようなしかし、官能的な黒基調の服になり、羽根が生え、尻尾が生え、角が生え、サキュバス本来の姿に………。
「す、凄い……ほんとに居たんだ……。初めて見た!可愛い!!」
えぇっ!可愛い発言ですか!?イリザもそれを聞いて照れてますけど。いや、美人だし可愛いのは勿論分かりますけど。いや~~飽きない人ですね、梓さんも。益々離したくないですね、こう可愛いと……。
「凄いね、怖がるかと思ったけど、大丈夫そうだね?」
「え、ええ。実は、こんなコスプレもしてみたいって思ったりしてたんだよね♪」
きゃぁ!貴女がその格好したら、目の前の男性諸君悩殺でしょ!私だけのモノにしなきゃ……。おじさんヤバイ?
「でも、違うのは本物だって事だよね。う、動いてるしね。」
そこはリアル感がたまらないんでしょう。羨ましそうな顔してますね、貴女がサキュバスだったなら部長さん大変でしたよ……。
宙に浮いたままテーブルの周りを回り込んで、梓さんの傍に……。
「いいなぁ……。飛ぶことも出来るんだ~……。」
あらら、憧れになっちゃってます。
「フフ……でも余程でない限り、普段はそんなに飛び回る事は無いかな。」
「え、そうなんだ、ふう~んなるほど……。」
まあ、どう理解してくれたのかは分かりませんが、受け入れてはくれたようです。
「これからよろしく、梓さん♪」
「こちらこそよろしく、イリザさん♪」
良かった、パチパチパチ……握手で無事めでたしめでたし。これで安心してお母さんの所へ挨拶に行けそうです。
「あ!そうだ!3人で、ママの所に行かない?」
へっ!?い、今なんと!?
「ね!そうしよ!3人で行こうよ、ママの所に!」
えええぇっ!!さ、3人で行くの!?いくら一夫多妻制だからって急に押しかけたら……大丈夫かな……ちょっと怖い……。でも、魔界も初めての場所でもあるし、興味がない訳ではないし……。行くのは構いませんけどね……。
「でね、明後日の夜に帰ってくれば良いんでしょ?じゃあ、向こうで10日間は過ごせるよ。」
なにぃ!なんですかその時間軸は!マジですか!それはそれで嬉しい気が……。どうなっちゃうんでしょ。
でも、こんな2人の美人の妻が一緒なんて本望です!覚悟を決めて行きましょうか、愛する妻の実家へいざ行かん!!
…………………………………………………………。
読了ありがとうございます。次回から、魔界編に入ります。さてさて主人公の運命やいかに……。 引き続きお付き合いください♪ 紅龍騎神でした……♪♪