※この作品はR-18です。

黒蛇男   作:zubro909

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4. 彩香・葵・沙耶との母娘セックス (1)

この2人をずっと尾行している女がいた。

姉の彩香だった。

 

数日前に、いつも生意気な葵がはじめて自分に頼み込んで来た。思い詰めた表情だった。

 

「お姉ちゃん。頼むから、20万円貸してください」

「は?あんた、いきなり何言ってんの?」

 

彩香は驚いた。

葵は4つ離れた妹だから、彩香には昔から懐いていた。いつも「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と付いて来る存在だった。

 

だが、葵が徐々に自分の美貌を実感し、男達と関係を持つようになってから、態度が変わった。彩香に対して挑戦意識を持つようになり、明らかに攻撃してくる動きをして来た。

 

彩香は美人だった。

 

葵よりもよりクールで、背が高かった。姉妹にも関わらず、彩香は165cmあり、葵と10cm差があった。眼はより細くシャープに上に切れ上がり、唇は腫れぼったかった。切れ上がる眼は表情が読み取りにくく、ミステリアスだった。

 

彩香は派手で妖艶な彩香は職場を西麻布に選んだ。葵は自分は彩香よりもキュートで柔らかくロリータな印象があることから、渋谷で最近アルバイトを始めていた。

 

彩香はより可愛げがあり、万人受けする葵に徐々にコンプレックスを感じるようになった。

 

彩香は近寄りがたい雰囲気もあり、多くの男と付き合うタイプではなかった。高校には行かなかったが、実際は勉強も出来たし、美しい絵を描く才能もあった。ストイックに一途になりやすく、今も10歳年上の彼氏が居た。気になる男には恥ずかしくなり、素直に気持ちを伝えられない悩みがあった。

 

10歳年上の彼氏は半グレでビジネスで成功し、裕福だった。

 

彩香の知らない世界を常に見せてくれるし、彩香が本能的に求める荒っぽさはあるのだが、夢中になり切れなかった。彼にはありとあらゆる変態プレイを試されていたが、初めは盛り上がっても、「自分から早くセックスしたい」と思わせる程惹かれておらず、フラストレーションが溜まっていた。

 

彩香は最近、特に剛が気になっていた。

 

彩香はなぜか、洋介を晒して植物人間にしたのが剛だ、という確信があった。洋介の事件があってから、剛が別人の様に逞しく、生き生きした様に感じられたからだ。彼氏を含め、西麻布界隈の男性も暴力沙汰はあったが、剛とは違う雰囲気があった。剛の方が殺傷能力が高い事、より強い男性に挑む性質が強い事を、本能的に察知していた。

 

彼氏からはプロポーズされており、返答する必要があった。断ると自分の仕事が失われ、半グレ集団に攻撃される可能性もあった。だが、このまま結婚して彼との家庭に収まる気はなかった。

 

(今回はこの思いを剛君にしっかり伝えたい)

 

彩香はクールな外見に似合わず、健気で奥ゆかしかった。

 

彩香は、葵のことを羨ましく思っていた。自分にはない可愛げ、異性へのオープンさが羨ましかった。日本の男には、自分よりも葵のほうが人気があることも理解していた。

 

一方、葵は自分の男性受けする外見に加え、より多くの男と関係を持つ性を持っていた。

 

素直でオープンだった。セックスを覚え立てだから、若くて自分の魅力を試したいから、ではなかった。単純に生まれつき、そういう性を持っていた。葵は、彩香が純粋で男に奥手であることを見抜いていた。

 

(お姉ちゃんは綺麗だし、頭もいいし、芸術もすごいけど、男にはモテない。勇気もない)

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