剛と葵は警察や追手のカモフラージュのために、葵の家近くの病院でタクシーから降りた。
その近くのドンキホーテで大量のタオルを買い、お互いの血を吹いた。
妖艶だが甘さもある葵の顔は血まみれで、目と鼻の間に赤青い痣ができ、歯はボロボロだった。
「剛君。本当にごめん。私のせいでこんなことになっちゃって」
「お前がクソみたいな奴と付き合ってるから、こんな事になるんじゃねーか」
「ごめん…。私がいかつい所に惹かれて話してたら、相手が無理矢理離れなくて…」
(やっぱり、こいつはやっぱり馬鹿でゆるい女だ。あー彩香さんのほうがやっぱりヤリたかったな…)
確かに、彩香も柄が悪い男が好きだったが、筋が通った男としか関係は持たなかった。
剛が彩香のほうに好意を持つのは当然だった。
葵のほうが気楽にヤレそうだった。ただ、それだけだった。
2人で葵の部屋に入った。葵の部屋には、男達に貰ったらしい高級な鞄やら宝石やら色々積まれていたが、悲しくなる程に貧しい造りだった。
「剛君、東日連合の奴らに殺されちゃうよ。どうしよう…」
葵は泣き出した。
「いや、大丈夫だ。俺はもうこういう世界に生きるって決めてるからな。洋介を植物人間にしてからな」
「あの時の犯人はやっぱり、剛君だったんだ…」
そこまで聴くと、葵は安心した。
(剛君がただ殺されれることはないし、私を守ってくれる。剛君となら、殺されかけても割り切れる気がする…)
そして次の瞬間から、葵はスイッチが入ったように獣になった。
剛にキスして張り倒すと、小さい身体で、剛のシャツを切り裂いた。
(うわっ。剛君、こんなエゲツない身体をしているの!気持ち悪い位、筋肉が発達している・・・。こんな身体、全く見た事がない・・・)
葵は街の屈強な不良の肉体が大好きで、男の筋肉を漁りまくっていた。だが、剛の肉体は筋肉の隆起にしても、機能性にしても、今まで見た肉体とはレベルが全く違っていた。葵は心の底から歓喜した。
(この私が、狂った様に強いこの男の童貞を喰らい尽くすんだっ!!!)
葵は夢中になって、馬乗りになり、剛の顔中、首中を激しく舐め回した。獣の様に執拗に、狂った様に嘗め回した。
剛は葵の変わり様に圧倒された。葵は汗まみれの剛の脇を嗅ぎ回すと、激しく腰を動かし始めた。クネクネとした動きは、タコやイカの様な軟体生物の様だ。
葵は剛の脇をジュルジュル吸っている時に、我慢出来なくなった。
「剛君。私、剛君の脇を吸っているだけなのに、あれ、、、あああ、もうイクーッ!ああぁぁあ〜」
自分が好きな男が、身体を張って自分を助けてくれた事。自分を虐待していた男を半殺しにした事。その時点で、もうイク寸前になっていた。剛の脇からは、生死を賭けた闘いを終えたオスの匂いがした。
「剛君。私をもう殺していいよ。無茶苦茶にしてほしい」
葵はそう言いながらも、剛に全く動く隙を与えない程に、強引に剛を貪るのだった。乳首や臍を舐めあげた。
「うあぁぁああっ。葵!風呂に入らないのか?」
「剛君の生の匂いと味を死ぬ程味わってからね!」
剛は、獣になった葵に圧倒されて涎を出していた。
(このままやられっ放しなのはダサ過ぎるだろう!童貞だと思われたくねえ!)