※この作品はR-18です。

黒蛇男   作:zubro909

69 / 96
12. 剛の謀略 (2)

・大蔵のコンプレックス

・大蔵が従う小柄な人物の考え

 

この論点に的を絞り、必死で妄想した。

 

(大蔵のコンプレックスは、俺の方が勉強が出来ること。玲香を抱いたこと。あいつが落とせない女を、俺が落とせることだろう)

 

(あの小柄な人物は女性だ。立ち位置からしても偉い人間となると、大蔵の母親、または指導者だろう)

(大蔵は病的にあの人物を見ている。そう考えると、母親だろう)

 

冷静に具体的に想像すれば、多くの事が見えて来た。

 

(大蔵が俺に動画を渡したのは、あいつの驕りだ。渡すべきでない情報を渡した)

(必ず勝てる)

 

そもそも、大蔵がUSBを剛に渡したのは、自分達の残虐性を剛に伝え、恐怖に陥れるためである。それは、精神的な恐怖を他人に与える事に注力する真央を真似、大蔵が始めた事だった。だから、実際の殺戮の情景を伝えるために、極僅かではあるが、被害者だけでなく、加害者の自分達の状況も撮影されていたのだ。

 

剛は頭をクリアにし、大蔵の組織の構成達と仲間になる交渉方法、失敗した場合の殺人方法の立案に集中した。大蔵が指定した日付まで、あと13日間だ。

 

剛は、大蔵の組織、大蔵・大蔵の母についての情報を探した。

 

インターネットには一切の情報がない。この点、ヤクザの既存組織とは違う。明らかに厳密な情報管理を行なっていた。

 

(警察や探偵も全く当てにならない。どうするか?)

 

風呂桶に氷水を詰め、足を浸した。

 

剛が神経を研ぎ澄ます際の習慣だった。ふと寧々のことを思い出した。剛が致死幻覚薬物の地獄から抜け出す時も、寧々を犯したい欲望で、剛は地獄から這い上がれた。その記憶も鮮明だったし、何かの手掛かりがある気がして、娘の玲香を呼び出した。

 

ずっと剛にセックスを懇願した玲香は一目散に駆け付け、剛とセックスした。玲香との退屈なセックスの最中に、玲香が剛の挿入で気を狂わしている時に、剛はさりげなく玲香に尋ねた。

 

「お前の家はすごく裕福だけど、お母さんは何をやっているの?」

「お母さんは何も話さないから、知らない」

 

寧々は玲香と口を聞かなかった。寧々は、娘の玲香が知能と性格で、自分の遺伝子をあまり引き継いでいないように感じていた。寧々は玲香を失敗策だと考え、失望していた。

 

「少しはわかるだろ。言わないと、お前のオマンコからおちんちんを抜くぞ」

「だめ!抜いちゃだめ!うーん…でも本当知らないんだ…」

 

玲香は剛の挿入の快感にトロけながら、一瞬だけ冷たい顔になった。そう言うと、玲香は剛の耳元で一瞬「4ロートイレ」と囁いた。剛は一瞬戸惑ったが、玲香の暗号だという事はわかった。剛は玲香にお礼に、いつもは10%のエネルギーで玲香をセックスで狂わせているが、70%位出して、激しく挿入で突き上げてやった。

 

「・・・ハッハッッ・・・グアアアアアアーッ!」

 

玲香は突如剛が今まで誰とも経験したことがない強烈なピストンで、自分のヴァギナを破壊しに来て、殺されるかと思った。

 

玲香は、寧々が自分の部屋を初め、剛の全てを盗撮・盗聴している事を知っていた。だから剛の質問で自分の反応が変わり、寧々に警戒される事を恐れ、自分の変化を出さない様に抑えたかったが、どうしても獣の様な声を出してしまった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。