寧々は、剛が墓地に荷物を運ぶところから現場で隠れて見ていた。小6の子供が深夜に墓地に大荷物を運んでいる姿は異様だった。
娘玲香の友人の中で、寧々は剛が以前から気になっていた。一見育ちがいい、爽やかな男の子なのだが、不意に孤独で超然とした眼をしていることがあった。
(この子は何かを隠しているな)
墓地で蠢く剛は恐怖を感じた、思い詰めた眼をしていたが、いつになく生き生きしていた。
(私の想定通り、殺戮する現場で生き生きとして来ている)
寧々は自分の子宮の奥で獣が蠢いたのを感じた。今も世界中の男性と仕事をし、セックスを散々楽しんでいたが、久しぶりに感じた感覚だった。剛からは久しぶりに、特異な人間だけが持つ、特異な殺意を感じる事が出来た。寧々は昔から、男性の殺意に性的な興奮を覚えるのだった。剛がまだ小6である事など、関係はなかった。
寧々は、剛が執拗に洋介の頭蓋骨にケトルベルを落とすところを見ていた。ヴァギナの奥からじわじわと汁が染み出すのを感じた。寧々は世界中の軍人の暴力とセックスをいつも観ていたが、全く異質の残虐性を感じた。
「もっと落とせ!止めないで殺せっ!」
寧々は小さな声で叫んでいた。
剛は道場に洋介を晒して、自宅に向かった。洋介の返り血と自分の血、汗で身体中がヌルヌルだった。
寧々は剛の前に乗り出した。
「剛君。やっぱりあんた、こういう男なんだね。いい眼をしてたわよ」
「………玲香のお母さん?」
寧々はまだ28で、妖艶な美人だった。剛は密かにずっと憧れを持っていた。
(警察を呼ぶ気なのか?)
寧々はぐっと剛に近づくと、剛の首の傷口をチロリチロリと舐め上げた。寧々の肌は恐ろしくきめ細やかで柔らかかった。初めは繊細だったが、途中から激しくなり、寧々の舌鋒を感じるほどに強い舐めだった。舌鋒は肌とは違い、突起があるように感じられた。
「うあああっ」
剛は眼が飛び出る程に驚いた。剛にも、寧々が傷口の治療などではなく、自分に興奮して舐めて来ていることはわかった。剛は血だらけになりながら、脳と眼がトロトロになった。寧々は剛の眼を突き刺す様に見て言った。
「あなた。可愛いペニスがさっきからずっと勃起してるわよ。あの男の子を攻撃している時からずっとね。あなたはそういう男なんだね」
そう言うと、寧々は立ち去った。
剛は自宅に帰った。
舐められた首元から、寧々の涎の匂いがした。その匂いを嗅ぎながら、覚えたてのオナニーをした。今まで、ペニスはジーンとなるだけで、射精はまだしなかった。だが、今回はあまりに興奮して、初めての射精を経験した。驚いた。
「ああぁあぁああっ!」
同じ時間、年の離れた女がオナニーをしていた。寧々だった。寧々は以前から、オスとしての剛に関心を寄せていた。剛が小2の時に剛の家に上がった時、盗撮機と盗聴機を設置していた。米軍が使用する、世界最高性能のものだ。寧々はこの機械で、剛一家の毎日、剛の部屋での全てを高画質で常に凝視していた。
剛の自宅内だけではなく。寧々は莫大な資産を活かし、大量のスパイを雇っており、剛を24時間365日監視していた。剛が関わる人間の自宅にまで盗撮機・盗聴機を仕掛ける程の周到さだった。そのため、今後剛が行う全ての活動、トレーニングや勉強、家族との時間は勿論、喧嘩、オナニー、他の女性とのセックス等も全て、寧々は把握しているのだった。
今日も、剛のオナニーを見ながら舌をクネクネさせて、オナニーに耽っていた。剛のペニスのチンカス、チン毛や鼻毛の一本一本、までズームできた。
「あーあー剛君、洋平を殺したのに興奮して、いつものオナニーより全然激しいわねえ」
一人言が自然と出る。一年前からずっと、剛の全ての表情や動きを楽しんで来た。
「寧々さん、あああっうっ、何か出ますっ!」
「剛君、ついに出したわね。足がツーンッと伸び切ってるわよ。遅かったわね。なかなか美味しそうな色で、飛びもいいじゃない。私もイクわっ!イクイクッー!」
28の寧々は、娘の幼馴染の12歳の剛で躊躇なくイッた。寧々自身、12の子でここまで興奮している自分に驚いた。
寧々は一人の人間にここまで密着するのは初めてで、異常な好奇心で剛の全てを猟奇的に把握していった。