※この作品はR-18です。

黒蛇男   作:zubro909

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14. 大蔵・Karim・iibadatanとの戦闘(2)

剛の家族・恋人達は5名の多国籍の殺人者に囲まれて舌を切られ、連行され、全裸で鎖に繋がれていた。

 

剛からの説明を受けたものの、初めて見る殺人者達のオーラや殺人が行われる場に居合わせ、極度の恐怖と緊張で、意識は朦朧としていた。(もう剛を信じて、打開してもらうしかない。そうでなければ、全てを受け入れて死のう)と半ば達観していた。一方で、剛にも何も聞かされていなかった毅は、全く事情もわからず、極度の恐怖と緊張で、既に意識は狂いかけていた。

 

第一声、弱々しく、キチガイじみた剛の声。

 

「大蔵君。許してください。俺一人だけでいいです。他の家族・恋人・友人は殺したって、何したって構わないです。俺はあなたの奴隷になるから生かしてください」

 

広い部屋に、剛の気が違った声が響き渡った。

 

「・・・剛!あなた、どうしたのよっ!!」

 

剛の母が叫ぶ。弟や玲香・彩香はじめ、皆が剛をみて青ざめ、叫び始めた。

 

剛は素っ裸で、頭から糞尿まみれだった。眼は虚ろで、まともに立っていられない状況だった。体重は25kgは激減しており、餓鬼のようだった。

 

(覚醒剤中毒だな)

(演技ではない)

 

初見で、iibadatan全員が判断した。

大蔵は驚いた。

 

(もう少し骨のある奴だと思ったのに)

 

Karimと真央も、大蔵が「なぜこんなにも弱い、普通の素人を殺す場を設けたのか」、訝しがった。

大蔵は引くわけには行かず、剛を無視して、家族と友人への拷問を開始した。バツの字に立たせ、両手両足に鉄の鎖を結びつけた。屈強な黒い男達が全員を殴り、蹴り、痛めつけ始めた。

 

「ぐうぁああっ!」

 

はじめはまだ叫び声が聞こえた。剛は一切表情を変えない。

 

大蔵は剛の弟に、剛の母をレイプするよう指示した。

 

「お母ざん…ほんどにずみまぜん…」

 

剛の弟が母を犯し始めた。剛は一切表情を変えない。

 

大蔵は、男達に彩香・葵・玲香をレイプさせた。更に、毅に玲香をレイプするように指示した。

 

(・・・玲香。本当にすまん。許してくれ!)

 

毅は一瞬絶叫したが、恐怖のあまり、全く声は出なかった。

 

毅は全国模試等の成績では東大医学部は確実に受かり、MITやハーバードも狙える頭脳を持っていた。更に、Jリーグのユースで年代別代表にも選ばれており、高校生の間にJリーグでデビュー出来そうな実力があった。全国的に有名なスターで、地域の有名人だった。だが、突如大蔵に呼び出され、今まで会った人間とは全く違う人種に舌を切られてから、恐怖が大き過ぎて、全ての自信を失っていた。今まで何もかもが極めてうまく行っていた才能が溢れる毅は、極端に狂った世界では、恐ろしく脆かった。

 

(・・・うぁあああぁあっ!・・・)

 

毅は泣きながらも、明らかに興奮していた。

 

気が狂ったように玲香を犯した。玲香の中に一度射精した。その後も、毅は気が狂ったように玲香の中にペニスを挿入し、誰に指示される事無く、玲香のヴァギナに挿入し、一心不乱にペニスで犯し続けた。周囲の人間が(自分の意思で玲香を犯しているな・・・)と感じ、毅の人間性を疑い始めた時。

 

大蔵が毅を射殺した。

 

剛に苦痛を与えるにしても、大蔵が憧れている玲香を、毅が犯すことへの怒りが頂点に達したのだろう。

 

力なく、ゴミのように毅は倒れた。頭から黒赤い血が噴射し、毅にのしかかられていた玲香の真っ白な顔と胸と地面に飛び散った。予想外のタイミングの殺人で、全員が青ざめ、身体を硬直させた。

 

剛は一切顔色を変えない。大蔵は剛に近づいて、顔を持ち上げた。呆れ返った顔をして、苛立っていた。

 

「剛。てめえはラリってて、何が起きているのか、わかってねえの…」

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