……常夏の世界花バナナオーシャン……
バナナオーシャンでは毎日のように祭が開かれている。
どれだけ疲れていても祭好きの者達は祭を開く、それだけ大好きなのである。
その祭の裏側では、花騎士と呼ばれる者達が害虫と呼ばれる虫達を討伐していた。
簡単な討伐作戦ならバナナオーシャンにいる花騎士達により討伐が行われるのだが……。
偵察部隊により害虫の巣が多数発見され、周辺の国に応援を頼む事になった。
「バナナオーシャンですか……暑いのは苦手なんですよね……」
「そういうな、俺たちみたいな新米騎士団にも出動命令があったんだからありがたい事だろ」
「そうですけど……知らない人に会うのは怖いですよぉ」
ロータスレイク所属の新米騎士団の団長の俺と、副団長のエリンギ。
水中都市ロータスレイク女王であるハス様に呼び出され、今回の任務が与えられた。
聞く所によると、かの有名なブロッサムヒルの団長も出陣するらしい……、あやかりたいものだ。
「しっかし驚いたぜ……急にハス様に呼ばれるんだから」
「ほんとです、最初は気絶するかと……」
「いや、気絶してたろ、白目まで向いて……」
エリンギは元々引きこもり体質であり、重度の人見知り花騎士である。
そんな彼女が女王からの緊急呼び出しを食らったのだ、驚かないわけがないだろう。
「ま、この任務が終わったら休みを貰えるって話だからな」
「た、たくさん本を読みましょうっ」
「この前も本読みデートだっただろ?たまには違う事しようぜ……」
俺たちは遠征の準備を始めていった、向かう先は常夏の世界花。
普段引きこもりであるエリンギ、常夏の世界に耐えられるだろうか?
水分は多めに持っていく必要があるだろう……。
常夏の世界花-バナナオーシャン-、暑いと聞いていたが想定以上だった。
「予想していた事だったが……、思った以上に暑いな……大丈夫か?」
「大丈夫……です……」
「無理だけはするなよ?」
大丈夫と言っていはいるが、足元はふらついている。
世界花の加護を貰っているから、何とか倒れずにいるのだろうか?
少し休憩を挟んだ後、騎士団団長による会議が開かれた。
会議の中心は……ナズナと呼ばれる女性、なんでもブロッサムヒルの団長の補佐らしい。
聞けば今回の害虫は新種らしく、どんな危険性があるかわからないらしい。
俺達はは新米と言う事で簡単な任務に就くことになった。
新米と言う事で強い害虫の居ない場所での討伐任務が与えられた、実力を見るよいう意味で最適な任務だろう……。
予定通りいけば……であるが。
「は、話がちげぇぞ!!エリンギ!」
「やぁっ!!」
「た、助かった!!」
簡単なはずの任務だったが、異常と言っても良い害虫の群れに巻き込まれてしまった。
これには周りの騎士団も防衛するのが精一杯、俺達も同じようなものだった。
どうする、どう決断する……。一瞬迷った時、一匹の害虫がエリンギの背後から攻撃を仕掛けるのを見た。
助けないといけないけれど俺はただの人間、害虫の攻撃を貰えばどうなるかわからない。
だが体は勝手に動いた、副団長であり初恋でもあるたった一人の花騎士を守る為に……。
「つっ……、危ない!」
「えっ……」
「いっ……づ……無事……か……?」
「い、嫌ああ!!誰かっ誰かぁあ!!」
意識が朦朧としてくる、目の前には涙を流しながら俺を抱きしめる花騎士がいる。
彼女の助けを求める声に応じて、様々な人が俺たちの元へと集まっていく所で意識が落ちた。
次に目を覚ました時には医務室だろうか?やわらかいベッドの上だった。
「……っエリンギ!……いづっ……」
「まったく無茶を……動いてはいけません、傷口が開きます」
「あんたは……」
「私はアイリスと言います、ブロッサムヒルの騎士団長の命により、貴方方を守るように言われました」
「そうか……あの団長に……」
聞けばブロッサムヒル騎士団長の命令で救助に向かったらしい、俺の意識が落ちた後に到着し
俺を守る為に傷だらけで戦い続けるたった一人の女性、と協力して任務は完了したようだ。
そうか、任務は完了したのか……と思いながら一人の女性の事を思い出した。
「エ……エリンギはっ……!?無事なのか!?」
「足元をご覧ください」
「足元……って……」
そこにいたのは疲れにより眠っているエリンギがいた。
キノコを特徴とした彼女の衣服はあちこちが破れ、傷もたくさんできていた。
仕込み刀も刃こぼれが激しく、歯を研がないと次の戦いに参加できないレベルである。
「休んでくださいと言ってもそばを離れなかったんですよ?」
「そうですか……」
「お礼を言ってあげてください、彼女がいなければ貴方は今頃死んでいたのですから……」
そういってアイリスさんは離れていった、そのあとは沢山の団長に囲まれた。
一人は涙を流しながら、一人は俺を尊敬すると言ったり、驚くことにあの団長も近くにいた。
「……お助けいただきありがとうございます」
「気にしないでくれ、身を犠牲にしても花騎士を守ろうとする姿勢……、昔の俺を見てるようだな」
「そ、そうなんですか?」
「あぁ」
俺の尊敬するブロッサムヒルの騎士団長は花騎士を守る為に、何度も危険な目に合ってきたらしい。
カマキリ型の害虫に切られそうになった花騎士をたすけ、崖に落ちそうになった花騎士を助け代わりに崖に落ちたり……。
後ですごく怒られたそうだが、その姿勢だけは変えずに今の地位にたどり着いたらしい……。
「君はまるで昔の俺を見てるようだ、いつかコダイバナでともに戦おうね」
「はっはいっ! ありがとうございます!!」
その言葉の後、次の任務があるからと騎士団長は去っていった。
その後回復したエリンギと共に俺は数々の任務をこなしていった、時々失敗することはあっても二人で乗り込んでいった。
数年後、約束を守りコダイバナ奪還作戦でともに戦う姿を夢見て……。
ぶっちゃけ私の作品ってどう思う?
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良いぞもっとやれ
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触手ぅすきぃ
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触手より人間やろ!
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足りません
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ミミズも良いけどムカデ
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ミミズも良いけど蛾
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別の害虫希望
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いやいや……村人でしょ?
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もっと激しくして良いのよ