※この作品はR-18です。

ありふれた現実で原作崩壊   作:二次陽

20 / 25
魔人族の襲撃を乗り越えた清水君達。
今回は説明したり、ランデルは襲撃の際になにをしていたのか?
催眠が続いている三人はどうなってしまうのか?
そして今までの洗脳が全て解除された雫ちゃんはどんな決断をするのか。
そんな話です。




第17話 その後の王都、乙女侍の願い

 

魔人族が王都を襲撃した次の日。

 

雫の隣で寝ていた清水は目が覚めると周囲を確認する。遠藤を含めクラスメイト達は全員眠っており太陽は少し昇っておりそれほど時間は経過してないのだろう。

 

これから忙しくなるなぁとぼんやりと考えながら我慢は良くないと思い、眠っている雫の巨乳を使い朝の生理現象を処理した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

全員が目を覚ました所でとりあえず香織と鈴に雫を預け休ませるように指示する。

 

そして全員で城を出て王都の状況を見にいく。そこは襲撃により7割ほどの建物は破壊されており炎も消えておらず今も消火活動が行われている。

 

清水は空間魔法を使い目当ての人物を探す。

 

そして目的地に到着するとその人物に話しかけた。

 

「よぉ、姫様。被害状況はどうだ?」

 

軽い感じで聞く清水に対して、あまりの酷さに顔を青くしつつリリアーナは答えた。

 

「あ、あぁ、清水様おはようございます。見ての通り最悪の状況です。幸い全ての魔人族がいなくなったのでこれ以上の拡大はありませんが、復興にどれだけの時間がかかるか・・・・・。」

 

リリアーナの悲惨な顔を見て光輝は「俺も手伝うよ!!」とやる気を見せているが正直、いきなり素人が復興作業を手伝うのは邪魔でしかない。

 

清水は面倒臭いがこれからの交渉を有利にするためにリリアーナに提案する。

 

「なぁ姫様。ここら辺にいる住民を建物から離してくれないか?」

 

「はい?一体、何をするつもりですか?」

 

「いいからいいから。」

 

リリアーナは疑問に思いつつも現場の責任者に頼み住民を退却してもらう。

 

人がいなくなるのを確認すると清水は大量の魔力を使い、空間・再生の二つの神代魔法を発動させる。

 

すると建物や瓦礫が光りしばらくすると破壊される前の状態に巻き戻る。

 

およそ半径1㎞程の建物が修復されると清水は大量の汗をかきながらリリアーナに話しかける。

 

「わ、悪い姫様、肉と水を頼む。予想以上にキツイ。」

 

リリアーナと住民達は目の前で起きた奇跡にポカーンとしていると清水の言葉でハッと戻ると急いで用意を始める。

 

「すみません!この方にお肉とお水を!早く!!」

 

「へ、へい!直ちに!!」

 

通常ならば何十人で何ヵ月もかかる作業を一人で一瞬の内に片付けてくれるのだ。

 

リリアーナと責任者はこのことを他の被害地に伝えるために大急ぎで王都を走り回った。

 

クラスメイト達が清水のことを何者だといわんばかりの表情で見ていた。

 

清水はそんな視線も気にせず魔力を回復させるために肉を食べていた。

 

こうして一人の青年によって王国の破壊された建物は三日程で修復が終了した。

 

清水自身は魔力の使いすぎでしばらくの間、動けなくなったが。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

王都の復興が終わり、物資が届きはじめた頃に清水は雫を除いたクラスメイト達とリリアーナにこの世界のことを伝える。

 

エヒトは暇潰しの駒として異世界から召喚したこと。

しかし、することは面白くないので飽きたということ。

一応地球に帰る可能性としてトータス各地に存在する大迷宮を全て攻略すればいいこと。

 

話が終わるとほとんどのクラスメイトが絶望に打ちのめされた顔をしていた。今、光輝達が攻略していたオルクス大迷宮でさえもまだ半分も進んでいないのだ。

 

しかも斎藤、中野、恵里がいなくなり雫も体調を崩したままなので実際に攻略できるメンバーは光輝、龍太郎、遠藤、香織、鈴の五人しかいないのだ。

 

最初は光輝が清水も攻略に誘うが忙しいから無理と一言で断った。

 

「清水!皆が地球に帰れるかもしれないんだぞ!!自分のことよりも先にやるべきがあるだろう!?」

 

光輝は怒るが清水は関係ないといわんばかりの顔で説明する。

 

「うるせいなぁ。大体、俺は地球に帰る気はないしそもそも他のメンバーだって大迷宮に挑戦する勇気はなさそうだぞ?」

 

帰る気がないという言葉に反応するクラスメイトと挑戦する勇気がないと言われ怒鳴る光輝。

 

「そんなことあるか!!なぁ皆これからは力を合わ・・・・」

 

そして後ろを振り返りきっと決意の固まった表情を皆がしていると思っていた光輝だったが現実はそんなに甘くなかった。

 

クラスメイトは光輝から目を反らす。唯一賛成してくれたのは龍太郎ぐらいで香織と鈴、遠藤も顔も合わせようとしない。

 

「か、香織、鈴、遠藤どうしてだ?今まで一緒に頑張ってきたじゃないか?」

 

震える声で訪ねる光輝だったが、

 

「ごめんなさい、光輝君。今回の事件で雫ちゃんも傷ついちゃったし私は雫ちゃんの傍に居たいんだ。」

 

「鈴もごめんなさい。鈴はエリリンと会ってもう一度、話がしたいの。だから大迷宮はしばらく待って欲しいの。そっちの方は逃げないよね?」

 

「悪いが俺もパスだ。今回の一件で攻略メンバーを三人も失ったんだ。他のクラスメイトが戦えるようになるまでは俺も自分なりに動かさせてもらう。」

 

香織、鈴、遠藤の三人はそうして大迷宮攻略の参加を拒否した。

 

それでも光輝は「地球に帰るためには、勇者の力が必要なんだ!!例え他のメンバーがいなくても俺が大迷宮を全て攻略してエヒトを倒し、世界を救って皆も地球に返すんだ!!」と不可能なことをいい早速、準備に取りかかるために部屋を出ていった。

 

清水はようやく居なくなった邪魔者に安心するとリリアーナに質問をした。

 

「他の王族はどうなっているんだ?」

 

「はい。国王であるお父様は現在、魔人族の襲撃後による対応をしています。お母様とランデルに関してなんですけど・・・・・。」

 

二人のことは話しずらいのかリリアーナは迷っているようだが正直に話すことにした。

 

「騒動の最中、無事だった騎士がお母様の部屋を訪れるとそこには"お母様を拘束しレイプをするランデル"の姿があったそうです。」

 

それを聞いてクラスメイトは言葉を失う。王妃の姿は知らないがリリアーナの母親とあって美人なのだろう。そしてランデルは王妃の息子でありまだ十歳程の年齢のはずだ。

 

そんなランデルが何故?と思うのは当然だった。

 

「どうやらランデルは魔人族の襲撃に驚いて死ぬかもしれないと思いお母様の部屋を訪ねそのまま拘束。騎士が止めるまでずっと腰を振っていたそうです。」

 

そしてランデルは今は城の牢屋で幽閉しているらしい。いくら王族といえどそんな危険な人間を野放しにはできないので、魔法で容態を確認しつつ元に戻るまで待つとのこと。

 

今回の件でノイントが魔人族を殲滅したことで教会に対する信仰心と権威は益々大きくなるらしい。

 

今、ノイントはシアとティオに合流して自分が行くまで旅の準備をしているので他の人間に見つからことはないだろう。もし神の使徒の存在がバレたら教会と一悶着起こすのは絶対に免れないだろう。

 

そして清水はリリアーナに今回の建物の修復についての報酬の件を進める。

 

リリアーナとしても復興のために尽力してくれた清水には最大限の礼をするつもりだった。しかし、清水の出した報酬はあまりにも普通だった。

 

「俺は今、仲間の拐われた家族を帝国から助け出すために旅をしている。帝国から助け出したら静かに何処かの町で冒険者として暮らして行こうと思っている。その時に住む家を用意して欲しいんだ。大丈夫か?」

 

「え、ええ。むしろその程度でいいのかと思いました。」

 

今回の事件で清水が魔法で修復しなければ一体どれだけの金がかかったのか考えたくもなかった。

 

それに比べれば町に家を一軒立てるだけで済むのなら全然安いほうだ。豪邸を立てても誰も文句は言わないはずだ。

 

こうして二人の交渉は終わりこれからについての説明をしていく。

 

先程も言ったとおり清水はこれから仲間の家族を助けるために帝国に向かう。

 

リリアーナはもし良かったら自分と母も連れていって欲しいとのお願いだった。今回の事件で帝国との会合が必要となったので王女である自分と王妃の母が参加することになった。本来なら国王である父が行くべきなのだが父は復興の方が忙しく今は国を離れる訳にはいかない。

 

別に断る理由もないので了承する清水。

 

こうして王国での話し合いは無事に終わった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

その日の夜。

 

清水は香織に呼ばれ雫の部屋の前に来ていた。

 

おそらく洗脳が解除されたのでその件についてだろう。

 

(あ〜、必死に謝ったら許してくれ・・・ないよな。普通に考えたら処女を奪ったのは遠藤だけど催眠でレイプした回数は俺が一番多いもんな。)

 

コンコン、と部屋のドアをノックすると中から小さな声で「・・・・入ってきて。」と返事がくる。

 

覚悟を決めて部屋に入る清水。万が一を考えて再生魔法を自分に発動させておくことで奇襲で斬られることはないはずだ。

 

部屋に入ると目の前に雫がいたが清水は彼女の格好にびっくりしていた。

 

雫はドアの近くで全裸で立っていた。

 

何度もその巨乳は揉んだし、尻も触った。しばらくヤってなかったが体は更に成熟していた。

 

そんな彼女の体にチンコは簡単に反応する。

 

雫は清水のチンコが勃起しているのを確認し顔を赤くしながらベッドに招く。

 

二人がベッドに腰掛けると雫の方から話し始めた。

 

「まずは助けてくれてありがとう。清水君。」

 

「・・・・別に、お礼を言われる程の人間じゃねぇよ。」

 

隣にあるおっぱいに目を向けながら話す清水。

 

「・・・・洗脳のことならもう気にしてないわ。」

 

「・・は?」

 

普通に考えたらあり得ない話だ。自分をはじめ色々な男に犯されたのに気にしてない?

 

「正確には"あなた"に犯されたのを気にしていないわ。他の男子のことは許せないし。」

 

その言葉を出しはじめてから雫の体は震えていた。そこからはひたすら自分がした行為に対しての話だった。

 

隣にいる清水は只、聞いていることしかできなかった。

 

話が終わると雫は泣いており、隣にいる清水を押し倒した。

 

いきなりのことに驚き、剥がそうとするが雫の表情を見てやめた。

 

彼女の顔は今にも壊れそうで、

 

体は震えており、

 

清水を見る目は完全に男として意識していた。

 

「お願い、もう・・・・嫌なの!!他の男の人に抱かれたくないのよ!!だから私をあなたの女にして欲しい。助けてくれたあなたになら全てを捧げても構わない。だから抱いて?今までのことを忘れられるくらいに滅茶苦茶にして。子供だって作るし、あなたに愛されるためならどんなプレイでもするし、頑張るわ。だからお願いい・・・・・・見捨てないで。」

 

雫は最早、自分に助けられたことで彼に依存しないとダメなくらい心に深いダメージがあるのだろう。

 

彼女をそんな風にしたのは自分達だ。

 

異世界に来てチート能力を欲望のままに使い女を犯して来た。

 

清水は自分がヤってきたことを目の当たりにし雫を受け入れることにした。

 

責任を取る。

 

決して罪滅ぼしではないが彼女の心を少しでも軽くできるならば喜んで自分は雫を愛そう。

 

こうして清水はその夜、雫を抱いた。

 

最初は労るように優しく扱い、最後はお互いに獣のように交わった。避妊魔法は本人の意思で使わずおそらく妊娠しているかもしれない。

 

それでも行為が終わった後の雫の顔はとても幸せそうだった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

次の日の朝。

 

そして清水は雫に相談していた。

 

それは他の洗脳がかかっている女を解放するかどうかだ。唯一解除されてる雫ならば、どうすれば良いのかがわかるかもしれない。そんな清水の問に彼女は意外な答えを出した。

 

それは洗脳を解かず、今のまま暮らした方が良いだろうとのこと。雫は全ての記憶が戻ることで本人の心が耐えられないかもしれないと言い、だったら残酷なようだがセックスに溺れでも幸せならそれで良いんじゃないだろうかと考えた。

 

洗脳された中には雫の親友である香織もいるのだ。その決断もきっと辛いし、そんな彼女とこれからも一緒にいることで雫も傷ついてしまうだろう。

 

だからと言って、香織を見捨てることは絶対にしない。彼女がいつか幸せになれるように全力でサポートする。

 

いつかまた、ハジメのような男性が現れ心の底から愛せる人ができるまで。

 

こうして洗脳が解けた一人の少女は普通とは少し違う愛情を持つようになった。

 

その体に新たな命を宿して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なぁにこれぇ?

深夜テンションで書いたらシリアスっぽい感じになっちゃいました。本当は依存系雫ちゃんとの濃厚イチャラブセックスを書きたかったのに・・・・・。

今回の話で雫ちゃん以外の洗脳は解除されないことになりました。
心が壊れないようになのと、エロいことをする時は洗脳されている方が楽だからです。

そして勇者(短剣)とランデルの出番は一応これで終わりです。二人のその後はキャラ紹介か後日談にでも書こうと思っています。

次回はキャラ紹介になります。

ちなみにこの作品は帝国で二人を簡単に助けたら完結させる予定です。ユエや愛子の出番もなくエヒトも倒せない感じなので見方によってはバットエンドかもしれませんが、初作品なので書き方やストーリーも下手くそですみません。

段々と話も雑になって来たので自分としても早く完結させ次の作品にいきたいです。

次回でおあいしましょう!!

活動報告を初めて出しました。良かったら見てください。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。