一話にまとめようとしたら思いの外文字数が多くなってしまった…。
それはさておき、今回は二大女神と称される彼女達に焦点を当てたお話。本編にも関わるので是非お楽しみに〜!
「くぅっ♡……はぁん♡ああ♡」
ーーーぱん、ぱん、ぱん、ぱぁん!
薄暗い空間に艶やかな声と肌を弾く音が響く。月明かりのおかげで窓側に配置されたベッドだけが照らされ、そこには二つの影が混じりあっている。
年頃の男女が互いの体を正常位で重ね合わせているのだ。
ただ……。
「お、おねが……はぁん♡もう……ゆるして……」
ある意味幻想的なシチュエーションにも関わらず喘ぎ声に埋もれる少女の言葉は拒絶。
少女の目尻には大粒の涙が溢れ、その蕩けた表情の中にはっきりとした不快感を滲ませている。
だが、男はそれを見て薄ら笑い、さらに腰を激しく動かす。
「あっぐ♡はぁぁ……♡やぁぁぁ……♡」
「ひ、ひひっ……。なにが許してだよ。マンコに肉棒突っ込まれてよがりまくってるくせによぉ」
「そ、それは……
「……ああ、そうだな。
嫌がる少女を犯し、支配欲が満たされていくことを実感していく男、檜山大介は醜く歪んだ笑みを浮かべるのだった。
*
檜山は失意の中にいた。
ハジメを殺した犯人が自分だと、眼鏡をかけた少女、中村恵里にバレ、弱味を握られ、不可視の首輪をつけられる羽目になったのだ。
恵里からは従えば望みを叶えてやると言われてはいるが、正直なところ、信用なんてできるはずもなかった。だが、だからと言って今の状況から恵里を口封じする術など思いつかない。恵里はそれほど打算的な女なのだ。
結論、檜山は恵里の傀儡になるしかなかった。
そんな時、転機が訪れた。
一人のローブを羽織った男が檜山の前に現れたのだ。顔はよく見えず、かなり不気味な雰囲気を纏っていた。
警戒する檜山に対し、男はこう言った。
『君はこれを持つに相応しい人間だ』
男はそんな言葉を檜山にかけ、あるものを渡した。
それは、五角形の石板で、ハートのようにも、子宮の断面図のようにも見える紋様が彫られている。
『これを使えば、あらゆる女を支配し、手に入れることができる』
使用方法とその言葉を言い残し、男は去っていった。
渡された直後はもちろん半信半疑だった。
だがもしそうなら、と考えると、檜山は居ても立っても居られなかった。
それが可能なら、あの疎ましき女、中村恵里を支配下におき、そしてあの白崎香織を手に入れることができる。今すぐにでもそうしてやりたい。
檜山は形容し難い感情に駆られた。
しかし意外なことに檜山は冷静だった。
考え無しに動けば痛い目を見るということをすでに経験していた為か、檜山はまず、その石板の性能をテストすることにした。
標的は先の実践訓練で心が折れ、引きこもるようになった女子生徒。結果は成功。女子生徒の下腹部に石板のと同じ紋様が刻まれ、途端に女子生徒は悩ましく悶え始めた。
その姿に興奮した檜山はそのまま女子生徒の部屋に押し入り、犯した。
白崎香織という想い人がいながら、特に関心のない女子生徒を犯した檜山の心中は言うまでもなくすでにドス黒く濁っていた。
テストが終わったところで次の標的は中村恵里だ。
檜山にとって恵里が持っている真実がなによりの脅威であり、石板を持った今でもその事実は変わらない。例え香織を手に入れたとしても、放置しておけば、この先も利用され続けることになるかもしれない。
檜山の目論見は見事成就された。
そもそも、恵里と檜山は立場こそ恵里の優位だ が、一応協力関係なのだ。今後の打ち合わせを、という体を装えば人気のない場所で二人きりになるのは容易だった。あとは不意をついて石板の力を発動するだけ。
先の女子生徒同様、下腹部に紋様が浮かび、それを皮切りに悶える恵里。それを見た檜山はやはり湧き上がる劣情を抑えきれず、恵里に手を出した。
途中、恵里はなんとか魔法で迎撃しようとするも魔法を使うことができず、結局組み付くされ、最後には
行為の最中、涙ながら、ただならぬ憎悪の念と罵倒を恵里から浴びせられた檜山だが、最早彼にとってスパイスでしかなかった。何度も何度も肉棒を突き上げていくうちに恵里の強ばった表情が緩んでいき、次第に蕩けていくのを見ていると言いようのない優越感が檜山を包んでいく。
この力があれば、なんだってできる。
そんな気すらして、気づけば高らかな嗤い声が檜山の口から漏れていた。
*
「ひひ、あの時の中村の
「ひぁっ♡ああん♡だめ♡そんな……こと、な……ひぃん♡」
檜山に犯されている少女は白崎香織だった。
香織の下腹部にはすでにハート型の紋様が刻まれており、香織の体は、檜山の性処理玩具と化しており、月明かりで幻想的に見えるネグリジェも今や様々な体液でべちゃりと張りついており、香織の華奢な体躯を色っぽく透かしている。
「初めてお前を犯した時もよぉ、泣きながら止めてって懇願するお前に興奮しちまってよぉ。もしかして本当は誘ってたんじゃねぇの?」
なんて身勝手で、残忍で、卑劣な考え方か。そんなことをニヤニヤしながら平然と言う檜山。
元より嫉妬で人一人殺そうとするような男ではあったが、彼はすでに堕ちるところまで堕ちていた。
そんな檜山に対し、喘ぎながらも毅然として首を縦に振らない香織。涙が滲む眼には、強い反抗心が窺える。
「…………っち。あれから毎日も犯してんのにしぶてぇな。お前も
彼女の態度にイラつきながらもまあいいと吐き捨てる。
「それじゃ、そろそろいつものやるか」
「!?」
その言葉に香織は動揺する。
檜山はこの数日でなにをされるのが一番香織にとって効果的かわかっていた。
檜山が部屋のドアに向かって一声かけるとすぐにゆっくりと扉は開いた。そこには……。
「……雫……ちゃん……」
「へへ、雌奴隷ちゃんの入場で〜す」
衣服を剥ぎ取られ裸にされ、鎖付きの首輪を嵌められた八重樫雫が恥じらいで顔を真っ赤に染めながら立っており、その左右後ろに三人の男子生徒、中野信治、斎藤良樹、近藤礼一が下卑た笑みを浮かべながら雫の両胸や股間を弄んでいる。
親友の無惨な姿に香織は心苦しそうに顔を歪める。
中野、斎藤、近藤の三人はすでに石版の力について檜山から教わっており、“二大女神”の片翼である雫をやるという条件で協力関係となっていたのだ。
一見彼ら四人で束になっても敵わなそうな雫をこのようにできたのは、なんてことはない。雫に香織が犯されているところを見せたのだ。
当然、雫は大いに混乱し、檜山はその隙をついた。その証拠に、雫の下腹部にもすでにハート型の紋様が刻まれている。
「……香織……」
雫は雫で親友を護るどころか自分まで陵辱の餌食になってしまったことへの不甲斐なさに傷心していた。
「ひひっ、さ〜て、パーティタイムだ」
そんな二人の心中など気にかけることなく四人の小悪党は下卑た笑みをそのままに二人の少女に手を伸ばすのだった。
ーーーパンパンパン、パチュッパチュッ! ニュチュ! パァンパァン!
「ああ♡あ♡ふあぁん♡しず……雫ちゃぁん♡」
「んふ♡くふぅん♡んん♡か、香織ぃ♡」
月光による幻想的な空間に女神二人の喘ぎ声のアンサンブルが奏でられている。
ベッドに腰掛けている檜山に背面座位で肉棒を突き上げられる香織と中野に後背位で突かれ、斎藤の男根をしゃぶり、近藤のペニスを手でしごく雫。
「はははは! 締めつけすげぇ! やっぱ親友と一緒のほうが嬉しいか!?」
「親友に犯されてるとこ見られて興奮するとか、とんだ淫乱だなぁ!」
「へへ、最近じゃ口の扱いも上手くなってきたしなぁ」
「手だけじゃ物足りなくなってきたな。そうだ、その綺麗な長い髪でしごいてみるか!」
強要しているにも関わらず、さも人を貶めるような言い方で二人を辱める四人。
香織と雫は屈辱に身をふるわせながら、しかし抵抗の一つもできない。反論の一つもできない。
(悔しい……なにもできない……!)
(嫌なのに、感じちゃうよぉ……!)
決して本意ではない。不快で不快で仕方なく、今すぐにでも突き飛ばしてやりたい。しかし逆らえない。
悪意に満ちた肉棒が肉壺を掻き分ける度に体が震える。口からいやらしい声が漏れる。頭がビリリと痺れていく。
「なんだぁ!? ずいぶん大人しいな! とうとう俺を受け入れたかぁ!?」
「ひあぁぁ♡ああっ♡んあぁぁぁ♡ちが……あああぁぁぁ♡♡そこぉ……ちくびだめぇ♡♡」
香織が弱っているところを見透かしているかのように檜山は激しく腰を突き上げ、同時に体液で濡れ透けになったネグリジェから輪郭を露にした乳首を摘み上げ、クリクリと弄る。
二箇所の性感帯を同時に責められ、一際大きく反応する香織は目を見開き、口からは涎が垂れる。
「ふはっ♡ダメよ香織! 気をしっかり保って……んはぁ♡そこはぁ……」
「うるせえよ奴隷の分際で。身の程を弁えない奴には仕置が必要だな!」
陵辱されながらも毅然として友を案じる雫に苛立ちを覚えた中野は雫の菊門に人差し指を捩じ込んだ。
ある意味膣口よりも屈辱的な穴であるそこをすでに何度か弄られているせいか開発が進み、ほんの指の先端が埋没するだけで感じてしまう雫。
「はは、前はキツキツで全然は入らなかったのによぉ。散々ほぐしてやったおかげで今じゃこんなすんなり入っちまうぜ」
指はさらに奥まで進み、ついに指の付け根まで侵入を許してしまう。
しかも、膣内を蹂躙する肉棒は健在で、前と後ろ、両方の穴を好き勝手に掻き回される。
「ひぎぃ♡くむぅ♡ほあっ♡くおぉぉぉっ♡」
「マジかよコイツ! 肛門で感じてやがる!」
「とんだ変態だな! あの八重樫からは想像もつかねぇ!」
ビクビクとこれまでよりも大きく身を震わす雫は追い討ちをかけるように罵倒されてしまう。
そんな悪辣非道な仕打ちを受ける親友を無視などできるはずもなく香織が必死に叫ぶ。
「や、やめて! 雫ちゃんにひどいことしない……きゃはぁぁん♡」
「お前は黙ってコイツが惨めに犯される様を見てりゃいいんだよ」
だが、当然そんなことで止めるわけもなく、檜山は香織の陰核をいきなり摘み上げる。
突き抜けるような甘く鋭い刺激に香織の言葉は遮られ、香織の体はビクンと一瞬大きく痙攣する。
それを尻目に中野は雫の直腸に収まっている人差し指を大きく動かす。
「おお、すげぇ締めつけ! 尻穴もマンコもキュンキュンだぜ! どうだ? 尻穴ほじられてる感想は?」
「ふおぉっ♡おっく♡んあぁっ♡」
「……聞くまでもなさそうだ」
余裕が消え、耐えるのに必死な雫は返事をすることすらできず、彼女を“黙らせた”という事実に支配欲が満たされていく男達。
そこへ近藤の口から最悪の考えが飛び出てきた。
「おい、そろそろ使えるんじゃねぇか? ……
「「!?」」
「おっ、いいねぇ。そろそろこのシチュにも飽きてきてたしな」
「だな。こいついかにもケツ穴弱そうだし、ヤったら即堕ちするぜ、きっと」
近藤の一言に雫は勿論、香織までも目を剥く。
しかし中野も斎藤もノリノリだ。
中野は雫の膣穴から肉棒を抜き、愛液とカウパーでトロトロに濡れた亀頭を雫の菊門につける。
「ひっ……」
雫から漏れる明らかな怯え。顔は青ざめ、目尻から今にも涙が溢れそうだ。
無理もなかった。今から尻穴に突き刺すのは指の三〜四倍の太さはある肉棒だ。指による調教でそれなりに開発されたとはいえ、そんなものを乱暴に突っ込まれればーー。
「い、いや……! 嫌ぁぁぁ! お願いやめて! そんなの入らない! 壊れる! 壊れちゃうぅぅ!」
普段の凛とした佇まいからは想像もつかないほどの切羽詰まった必死な声音で叫ぶ雫。
しかし、盛った雄はどこまでも非情だった。
「うっせぇな! オラ!」
ーーーずっ! ずにゅるるる! ずんっ!
中野は情け無用で雫の尻穴にペニスを突き込んだ。直腸を掻き分け、どんどん奥へと侵略していく。
「んぎぃぃっ! んぐっ!! んにぃぃぃぃっ!!」
雫はあらんばかりに目を開き、血が滲むほどに歯を食いしばり接合部から来る激痛に耐える。
「はははは! すげぇ締めつけ! どうだ? ケツマンコの処女奪われた感想は?」
「い、痛い! お尻、裂けるうぅ!」
「いいじゃねぇか! 裂けたら愛しの親友に
「そりゃ笑えるな! 親友にケツ穴突き出して看てもらうってか?」
「言わないでぇぇぇ! 私と香織は……そんな……んぎぃぃっ! んあぁっ! ふぐぅぅぅぅっ!!」
雄共の戯言に反論する余裕などない。
腸内限界まで肉棒を
続いて、斎藤が雫の黒髪を肉棒に巻き付け、雫の手を取りしごかせる。さらに近藤が雫の大きな乳房を豪快に鷲掴み、乱暴に揉んでいく。
「ふおおお! なんだこれ! マンコやパイズリとはまた別の新触感! サラサラの中のザラザラ感! たまんねぇ!」
「バァカ、何言ってんのかわかんねぇよ! 髪なんかよりこっちの巨乳の方がいいに決まってんだろ! このクラスん中でも屈指の巨乳! 何回揉んだって飽きねぇ!」
「
「くふぅっ♡んあぁっ♡はぁぁぁん♡ひぃん♡ふあぁっ♡」
菊門を犯され始めた時は快楽など吹き飛び、苦痛に呻いていた雫だったが、短時間のうちに呻きは喘ぎに変わり、雫の体は尻から来る異常な快楽を享受するようになっていた。稲妻のような刺激に心を折られかけているのか、雫の表情が蕩け出している。
事実、雫は堕ちかけていた。
尻穴をペニスで犯され、体の至る所を弄ばれ、屈辱と羞恥で頭の中がぐちゃぐちゃになり、これからもずっとこんなことが続くのか、ならばここで全て忘れて快楽に身を任せた方が香織も自分も楽になれるのではないかとそう思ってしまっていた。
常識的に、なにより八重樫雫という女にはそんな選択は普通はありえないわけだが、それほどまでに雫の心は追い詰められていた。
しかし、
「雫ちゃん! ダメ!」
香織のいつにも増して気丈な声が凛として響いた。
見上げれば、未だに檜山に犯されながらも喘ぎ声を必死に噛み殺し、快楽に耐える香織の姿があった。
「負けちゃダメ雫ちゃん! こんなことで、こんな卑怯な人達に負けるなんて、絶対ダメ……くうっ! 私も……頑張るから……!」
「香織……」
辛くない筈がない。香織には生死不明ながらも南雲ハジメという想い人がいるのだ。そんな中、好意などない檜山に処女を奪われた。心中、どれだけ辛苦に苛まれていたことか。
そんな香織が自分を必死に励ましている。
雫の胸に熱いなにかが込み上げてくる。
「あ〜あ、涙ぐましい友情だねぇ」
「でもまぁ、そんなもん、チンポ一本で簡単にぶっ壊せるけどな!」
極限状態でありながら尚も健在する女の友情に雄共は嗤う。
だが、香織の勇ましい姿を見たおかげで雫は持ち直していた。
男四人の怒涛の責めに女二人は耐えに耐える。恥部にて暴れ続ける蹂躙の嵐に対して歯を食いしばり、喉から飛び出そうになる嬌声を気力でねじ伏せる。
そんなことを数十分ほど経過した。
「はぁっ♡はんっ♡ふぁぁん♡」
「ふくぅっ♡んんっ♡ふぉん♡」
色々と体位を変え、香織はベッドの上で四つん這いになりバックで檜山の肉棒で膣内を掻き回され、雫は相変わらず中野に尻穴を蹂躙され、その上、近藤に肉壺への侵略を許し、前後同時に犯され、斎藤のペニスを強引に咥えさせられている。
どれだけ固い意志を持っていても、紋章がもたらす快楽の相乗効果は桁違いだ。
二人の顔は次第に再び蕩け出し、喘ぎ声も抑え切れなくなっていた。
だが、それでもーー。
「……ちっ、この眼が気に入らねぇ!」
尚も強い光を宿す女達の眼に檜山は苛立ちを隠せずにいた。
当初檜山達はこう考えていた。
香織か雫、どちらかが堕ちれば、もう片方は簡単に堕ちる、と。
香織と雫の友情を逆手に取り、片方を壊すことでなし崩し的に両方とも壊す。それが、檜山達が彼女達を同時に犯していた理由だ。
事実、効果はあった。そしてそれは、理屈的には決して間違ってはいないだろう。
ただ一つ見誤ったことといえば、それは彼女らの絆の強さが彼らの想定を大きく上回り、それも決して手の届かないところにあったことだ。
簡潔に言えば、檜山は今回も、考えが軽率だったということだ。
「くそがっ! なんで堕ちねぇ!?」
「紋章の力を使ってんだぞ!?」
「ふんっ! どうせ虚勢はってるだけだ! 内心じゃきっと気持ちよくて仕方ないんだ! そうだろ、なぁ!?」
「くっ!
最初、あれだけ優位に陵辱を愉しんでいた男達は、今や滑稽な程に必死だ。
「んぁっ♡きゃん♡しずくちゃ……雫ちゃぁぁぁん♡」
「ふぶっ♡ぷはっ♡かおり……香織ぃぃぃぃ♡」
男達を他所に、香織と雫はまるで互いで愛し合っているかのように声を掛け合い、互いを鼓舞する。
「うおぉぉぉぉぉ!
業を煮やした檜山を筆頭に男達は肉棒に溜まりに溜まった欲望を今、吐き出した。
ーーーびゅるるるっ!! びゅぷっ! びゅ〜〜〜っ!!
「ふぅっ♡あっ♡あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡」
「ふいぃっ♡んぉっ♡おおおぉぉぉぉぉぉぉ♡♡」
香織は檜山に膣内に射精され、雫は中野に腸内、近藤に膣内、斎藤に口内に射精され、彼女達は同時に絶頂に達した。
体の内側が不快な熱に悩まされ、ぞくぞくと体の芯から嫌ななにかが込み上げてくる。それはきっと紋章、あるいは雌の本能が雄共に従順になれと叫んでいる報せなのだろう。
それを受け入れれば、自分達は女から雌に堕ちるだろう。そんなことを二人は直感しながら、体が訴えてくる全ての劣情を拒絶した。
気がつけば、窓から差し込んでくる光は月から日に変わっていた。
女達に紋章を介した命令で口封じしているものの、下手なことをして夜な夜な女を犯していることを周りにバレれば、立場が危うくなる。天之河光輝という最強の抑止力がいる以上、今はまだ日中好き勝手に動き回ることができない彼らはここで手を引くしかない。
「ちっ、ずらかるぞ」
檜山達はいかにも欲求不満そうな表情で部屋を後にしようとする。
香織と雫は、床で無惨に横たわっている。少しでも気を抜けばそのまま失神してしまいそうだった。
それでも互いに見つめ合い、無事を確認する。
もちろん無事なわけがないのだが、それでも二人は心を守り通した。
安堵したのも束の間、香織の目尻から涙が流れた。
「雫……ちゃん。ごめんね。私の……せいで……」
「いいの。私のほうこそ、ごめんなさい。それと……ありがとう香織」
香織につられ、雫の目尻にも涙が溜まる。
互いの体を見合う。実に痛々しい様だ。
香織は膣から精液が溢れ、檜山に弄られた乳首と陰核は今も腫れ上がったままだ。
雫は至る所が精液で汚され、綺麗な黒髪も汚らわしい白濁に染まっていた。
汚された女神達は力を振り絞り、涙ながら互いを抱きしめ合った。
これで終わりではない。
これからも彼女達は犯され続ける。
ここはまだ、終わりの見えない地獄の入り口に過ぎないのだから。
作者からのしょーもない一言。
「堕ちるだけが、エロじゃないと思うんだ…」