DOAXVV世界でハーレムライフ -転生?オーナーは解任が怖い- 作:HI-METAL
「年齢は16……じゅうろく!?」
みさきちゃんのデータを見始めて初っ端で驚いてしまった。ゲームでは18歳だったはずだが……まあ、あの年齢設定は規制を逃れるための強引さを感じたからなあ。マリーも18歳設定だったし。
カレンダーを見ると今は6月なので7月7日の誕生日で17歳になる高校2年生という訳か。こちらの方がよほど自然な気がする。
「身長は156㎝、スリーサイズB85/W54/H89、職業は交換留学生……なるほど、この島でも授業を受けようと思えば可能だろうしな」
ざっと流し見しながら、俺にとって重要な記述を探す。……あった。
みさきちゃんも臨床試験の契約を結んでいた。未成年で親の同意も無しに大丈夫なのか?とも思ったが、DOATECの法務部が下手を打つとも思えない。何らかの抜け道があるのだろう。そこは気にしない事にする。後々、
読み進めてみると、彼女の契約書は異性との性行為はオーナーだけに限定するなど、細かい部分でこころのものと差異があった。女の子毎に条件が変えられているようだ。
となると、だまして契約を結んだという線も無いだろう。あくまでもお互い合意の上で、未成年の16歳女子高生とセックスをして、
考えるだけで下腹部が熱くなり。興奮してきた。
動画も……あった。2ヶ月分の記録が存在している。俺は恐る恐る最初の幾つかのファイルを調べた。分類タグに[自慰]と並んで[処女喪失]の文字を見つけて少しホッとする。
別に女の子がみんな処女じゃないと嫌だという訳では無い。ただ、一推しのみさきちゃんには処女でいて欲しかった。最初の相手が俺であって欲しいという我儘だ。
他の動画の日付やタグも調べてみると、俺の想像した通り、排卵日とは関係なくみさきちゃんとは何度もセックスしていた。
頭の出来は違ってもやはり俺なのだ。彼女を気に入っていたのは間違いないだろう。これなら今から呼び出したとしても、誰も、みさきちゃん本人も疑問に思わないはずだ。
最低限のデータはチェックし終わったと思う。他にも調べなければならない事は山ほどあるが、今はいい……。
俺は彼女のプロフィール画面から、先程気付いた衣装の項目を見る。そこには彼女が着る事の出来る水着や下着が並んでいた。
フェス用の派手な装飾の付いた衣装から普通の水着や制服まで色々とそろっている。
女の子達は基本的にこの中から自由に衣装を選んで着ているようだが、オーナーがお気に入りを指定すれば、それが優先されるシステムになっているとそこには記載されていた。
俺はみさきちゃんのためにDOAXVVで初めて高額課金した思い出の水着を選ぶと、それを登録する。着方も細かく設定できたので、それもやっておいた。
「……準備は出来た。俺は今からみさきちゃんを呼び出して、彼女とセックスする……」
言葉に出してみると、途端に現実味が増してきた。緊張して心臓が早鐘を打つ。
何の力も持たない俺がこの世界に飛ばされてきて、……最初は無理ゲーだって思ったけど、ちゃんと攻略ルートは用意されていた。
「みさきちゃんに電話を繋いでくれる?」
『わかりました。みさきを呼び出します』
AIがそう答えると、俺の前に電話用のモニターとUIが表示され呼び出し音が鳴る。彼女が出るまでのほんの数十秒ががひどく長く感じた。
「オーナー、こんな時間にどうしたの、なんか用事?」
色々調べている間に随分と時間が過ぎてしまっていたようだ。確かにもう遅いと言える時刻になっていた。
「え~と……今からこっちへ来てくれないかな?その、着替えて……」
みさきちゃんの頬がさっと朱に染まる。俺の言った言葉の意味を理解してくれたようだ。
「今から?……あの、部屋……他に誰もいないよね?」
「そう。みさきちゃんだけ」
沈黙の時間が流れる。
「うん……その、シャワー……浴びていくから、少しだけ待ってね」
そう言うと通話が切れ、モニターが自動的に消えた。
やった。俺は第一関門を乗り越えたのだ。
「あ、やばい。俺もシャワー浴びて歯を磨かないと!」
みさきちゃんを誘う事に頭がいっぱいで、エチケット的な事には気が回って無かった。
俺は急いでバスルームへと向かった。