高度育成高等チンポ。
日本屈指の進学校だ。
オレ、山田太郎はそこに入学する。
パプアニューギニアで30年間を過ごしていたオレは、異文化理解の一環として日本の高校に通うことになった。
オレの年齢? 19歳だ。
今日は高度育成高等チンポの入学式が行われる。
現在時刻は15:30。
前日に飲みすぎてしまったせいで昼まで寝ていたオレは、いま電車に乗って学校に向かっている。
事前に送付された入学案内によると、入学式の開始時刻は9:00らしい。
まだ間に合うだろうか。
そんなことを考えていると、突然携帯が鳴った。
知らない番号だが、出てみるか。
「はい、ドナルド・バイデンです」
「……!? あの、山田さんの携帯ですか?」
女の声だ。
確かにこれは山田の携帯だが、それをバカ正直に認める義理はない。
「私の名前はドナルド・バイデンです」
「そっ、それは失礼いたしました」
プツッ。
ツーツーツー。
電話は切れてしまった。
向こうからかけてきたくせに、ずいぶんと自分勝手なものだ。
携帯をポケットにしまい、オレはセンズリオナニーを始めた
すると、また電話がかかってきた。
なんだよ、せっかく電車の中でセンズリマスターを習得しようと思ったのに……。
「はい、ドナルド・バイデンです」
「山田よね? 山田太郎よね!?」
さっきの女だ。
どうやらオレがドナルド・バイデンという名前ではないことに気づいたらしい。
「いいえ、違います」
「へぇ。外国人のくせに、随分と流暢な日本語ね」
「あっ」
プツッ。
自分の正体がバレそうになってしまったオレは、おもわず電話を切ってしまった。
これで大丈夫だ。センズリに戻ろう。
「あああああああ。空から精子降ってこねえかなあ」
隣に座っていたサラリーマンが、突然そんなことを言い出した。
誰かと話している訳でもなさそうだ。
一人でぶつぶつ言っている。気持ち悪いな。
サラリーマンに腹が立ったオレは、試しに腹パンしてみることにした。
「グッッ」
みぞおち直撃コース。フルパワーモード。決まった。
サラリーマンは電車の床にうずくまり、ゲーゲー嘔吐し始めた。
「はは、こりゃ楽しいな」
すっかり味を占めたオレは、今度は近くにいたアメリカ人の股間を蹴り飛ばした。
「オオゥ。マイボールズ!」
やっぱりうずくまった。
ただ、今回は嘔吐してくれない。
そこでオレは、鞄の中からオランウータンを取り出した。
今朝、アフリカのインドからこっそり拝借したものだ。
オレはオランウータンに腹パンを入れて嘔吐させ、その吐しゃ物をアメリカ人の金玉に射精した。
「オオオオゥ。アイムゴナダーイ」
このアメリカ人、死ぬのか。
オレは焦った。死なれては困る。
「まて、アメリカ人! 君がいなければ困る!」
オレは叫んでいた。彼をどうにかして救いたい。
そんな時だった。