こんにちは。
「你爸爸号吗?」
「……?」
いきなり中国人が話しかけてきた。
オランウータンに興味を持ったのか、はたまたゴールデンボールアメリカ人に興味を持ったのか。
困ったことに、オレは中国語なんて話せない。
キョトンとしていると、中国人はさらに話しかけてきた。
「我的阴茎很大!!!!!」
「噢,非常感谢」
今度は理解できたぞ。
私の陰茎はとても大きいです、だそうだ。
とても有意義な報告をしてくれた中国人に対して、おもわずオレは感謝の言葉を述べたという訳だ。
陰茎、ペニス、男根、おちんちん、ちんぽ、ちんこ、ちんちん、イチモツ、ポコチン、肉棒、サオ、珍棒、マラ。
男性器の呼称は、我々が考えているよりもずっと多い。
それはまるで、怪人二十面相が博多駅で逮捕されるシーンと同じだ。
陳子(ちんこ)の話は置いておくとしよう。
まもなく電車は「高度育成高等チンポ前駅」に到着する。
「次はぁ~、高度育成高等おチンポ前、高度育成高等おチンポ前です」
車掌のアナウンスも流れてきた。
チンポとおチンポの違いについて考えながら、オレは鼻血を出していた。
これは山田家に代々伝わる秘技だ。
チンポの哲学家であるドナルド・トランプは、かつてこう言った。
"We mustn't underestimate the power of ejaculation"
直訳すると、我々の資本主義はチンポと密接に絡み合っている、という文章になる。
頭がおかしいのではないか。
オレはドナルドに対して、無性に腹が立ってきた。
ストレスゲージがMAXになったオレは、情緒不安定カードを切ることにした。
このカードを切ることで、オレは日本の法律に抵触する機会が得られる。
試しにやってみよう。
オレはおもむろに服を脱ぎ、とりあえず絶叫した。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
絶叫したのは良いが、残念ながら駅についてしまったようだ。
電車を降りようとドアの前に立ったオレは、ホームに警察官が数名立っているのが見えた。
誰か、電車の中で悪さでもしたのだろうか。
全く、世の中にはおかしな人間がいっぱいいるものだ。
電車のドアが開き、オレはホームに降りた。
そんなオレを待っていたのは、あの警察官たちだった。
警察官の一人がつかつかとオレに向かって歩いてきて、こう言った。
「君、署まで同行してもらえる?」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
署まで同行したくなかったオレは、本日二回目の秘技を発動させた。
しかし効果はなく、オレは警察署に連行され、暴行を受け、死亡した。
世の中は生きづらく、女の膣はイキづらい。
これは世を通貫する原則であり、人間はそれを本能的に理解している。
だからこそオレたちは、ケツの穴幕の内弁当を食べる。
定価600円の魅力を、余すところなく受け止めるべきだ。
-HAPPY END-