なんですか、いきなりズケズケと
ほらほら早く
えっ身長は165で体重は47です
のんびりと馬車に乗りサフランを目指す。その途中おじさんとヴァナルガンドの所に寄ったり、バルムンクに会いに行ったりと充実した帰路であった。
バルムンクのマスターは教会で試験を受けているらしく会う事はできなかったのが残念だが教会に居るならすぐ会えるかもしれない。
バルムンクは暴走してみんなに迷惑をかけた分を取り戻すんだー!って頑張ってるみたい,元の引っ込み思案な姿はなく、明るい笑顔が素敵だった,後、さりげなくワスレナ焼酎を注文していたティルフィング、数日もしたら教会に焼酎が届くのであろう。
後オティヌスにも会った,見たことのある馬車だと思って、いたずらを仕掛けてきたが酔ってないティルフィングに気付かれ拘束されていた。
以前の事もありブチ切れたティルフィングに小一時間ほど説教をされていたが酔って気づかなかったティルフィングも悪いよと言うとしおらしくなってしまった,その隙にもし何か困った事があったら助けてあげるよと僕に耳打ちをして消えてしまった,イリュージョン。
流石にシユウには会わなかった、また何処かで倒れてないと良いけど。
そんなこんなで教会に帰ってくる事ができた。馬車を返しに行き馬達に別れを告げる。
「長い間ありがとうございました」
馬の顔を撫でているティルフィングにちょっと報告書書いてくるから少し待っててねと告げると馬達の所にいるとの事。
ティルフィングを置いて教会へと入ってゆき日報をつらつらと書いてゆく。クレナイの異族退治問題なく完了っと。
「お願いしまーす」
日報を受付に出すとそれに目を通され完了のサインとお金がもらう事ができた。
さてと、帰ってしばらくのんびりするかな。そう思いながら受付を後にすると誰かに声をかけられた。
「ユウ奏官」
「はい?」
誰だこの人?そんな疑問を持つ僕にお構いなしに話を続けられていた。
「俺はショウ、あっと、シユウのマスターって言った方が話が早いな」
「あーー!シユウは無事に帰れたんだね」
「おうよ、アイツは腹一杯なら無敵だからな。シユウから聞いたら任務中って言ってたからよ、ここで待ってれば会えると思ってたんだ」
「わざわざ良かったのに」
「まぁこれは俺達からのお礼だ」
そう言って渡された何かのチケット、見てみるとラグーナ島と書かれていた。
「これは?」
「ラグーナ島に行けるチケットだよ、三つの島全部に対応してっから楽しんできなよ」
そう言ってショウは手をあげながら立ち去って行った。
ラグーナ島、確か転送装置の行き先の一つであり高級リゾート地だ。きっとティルフィングが大喜びするだろう。
馬小屋で待つティルフィングの元へと駆けてゆく。
「マスター,お疲れ様でした」
「シユウのマスターに会ったよ」
「あのシユウのです?」
「そそ,それでお礼にこれをもらったよ」
チケットを見せると嬉しそうに驚いていた。
「いつから行きます………?」
「明日出発しようと思ってるけど,どうかな?」
「マスター!水着買ってきます!宿に行ってて下さい!」
そう言い残し飛び去っていったティルフィング。ここまで喜ぶのは想定外である。