※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

120 / 201
討伐!巨大異族その2

ティル、起きて

 

 

ユウ…?

 

 

おはよ、シャワー浴びようか

 

 

…そうですね

 

 

集合時間より少し早めに起きてお約束のシャワーを浴びる

 

 

ふぅ、、、着替えて準備しようか

 

 

そうですね

 

 

荷物をまとめて待ち合わせ場所の食堂へ、ハナ奏官達は…いないか

 

 

二人共遅いね

 

 

そうですね、そろそろ来るんじゃないですか?

 

 

まぁのんびりで良いんだけどさ

 

 

煙草に火をつけ漂う煙を眺める

 

 

おはよ二人共

おはようございます

 

 

おはよー

おはようございます

 

 

朝ご飯食べてサクッと討伐しに行こうよ

 

 

そうね

 

 

適当なメニューを頼みしばし雑談

 

 

その巨大異族の情報とかは無いの?

 

 

私は全く聞いてないわ?

 

 

じゃあ情報は無しだね

 

 

バルムンクがなんとかしてくれるわよ、ね、バルムンク

 

 

頑張りますよ♪

 

 

じゃあ僕らは後ろから見てようか?

 

 

そうですね

 

 

それでも構わないけど報酬は私達が頂くわよ?

 

 

それは困るな

 

 

お待たせしましたー

 

 

いただきまーす

 

 

朝食を食べ終え馬車へ

 

 

お世話になりました

 

 

武運を祈っています

 

 

それはどうも

 

 

マスター早く

 

 

はーい

 

 

カタカタとあぜ道を進む馬車、首尾は上々っと

 

 

ティル、このまま西に進むと巨大異族が現れるって所に着くみたいだよ

 

 

了解です

 

 

あっユウ奏官

 

 

どうした?ハナ奏官

 

 

昨日はお楽しみでしたか?

 

 

…お楽しみでした

 

 

なら良かったわ

 

 

なんでだよ

 

 

聞こえてましたよ?

 

 

………そういう趣味?

 

 

嫌でも聞こえるわよ、あの宿壁薄かったし

 

 

チラッとティルを見ると俯いてしまっている

 

 

まぁ夫婦だからしょうがないよ

 

 

まだまだお熱いんですね♪

 

 

まだ新婚だしね

 

 

マスター、そろそろ目的地ですよ

 

 

了解!

 

 

馬車を停めて辺りを散策する事に

 

 

特に何も無いわね

 

 

そうだね

 

 

見渡す限りの草原、少し小高い丘があるぐらいだ

 

 

うーん、異族はどこだ?

 

 

もう討伐されちゃったのかな?

 

 

巨大って言うぐらいだから目立ちそうだしね

 

 

報告書になんで書こうかしら?

 

 

すでに討伐済みで良いでしょ

 

 

そうね

 

 

帰ろうと思ったら小高い丘が動いた

 

 

ん?

 

 

どうしたんですか?

 

 

なんか丘が動いたような気が

 

 

丘が動くはずないじゃない

 

 

そうなんだけどさ

 

 

注意深く丘を見ると少し動いている気がする

 

 

うーん?

 

 

どうしますマスター?

 

 

ティル、この丘を斬ってもらって良い?

 

 

丘ですか?

 

 

うん、丘

 

 

分かりました

 

 

たぁっ!

 

 

キシャーーャ!!!!!

 

 

ティルが丘を斬りつけると巨大な異族が立ち上がった

 

 

ユラリと揺れながら僕らを見下す巨大異族

 

 

おぉー!巨大な異族

 

 

本当に大きいですね

 

 

ちょっと!二人共見惚れている場合じゃ無いわよ!

 

 

キシャーーーー!!

 

 

巨大異族を囲うように現れた異族達、歓迎にしては少し数が多いな

 

 

ティルとバルムンクで前線を頼む!僕はハナ奏官を守るよ!

 

 

了解!

了解!

 

 

ハナ奏官、僕の後ろに!少し離れるよ!

 

 

ボディーガードさんお願いね

 

 

そりゃどうも

 

 

前線を離れ様子を伺う、なんとかティル達が押さえてくれている

 

 

たぁぁぁぁ!

はぁぁぁぁ!

 

 

ティルとバルムンクが巨大異族に立ち向かう

 

 

キシャーーーー!!

 

 

くっっ!!

 

 

デカイだけあって力も強いみたいだ、まともに攻撃を受けると吹き飛ばされそうだ

 

 

キシャー!!

 

 

おっと

 

 

前線で捌ききれない異族をなんとか叩き斬る、よし!異族も斬れる!

 

 

 

ティルー!バルムンクー!こっちはなんとかするからボスを頼む

 

 

了解!

 

 

 

巨大異族へ駆け出す二人、こちらに異族が集まってきた

 

 

 

来いよ

 

 

手招きをする

 

 

 

キシャーー!

 

 

せやっ!

 

 

ギッッ

 

崩れ落ちる異族

 

 

これならマスコットの方が強いな、動きも単調だしスピードも早くはない

 

 

!!  ハナ奏官伏せて!

 

 

きゃっ!

 

 

 

飛んできた矢を弾く

 

 

少し離れた所に矢を構える異族が居る、遠距離攻撃に気をつけなければ

 

 

キシャーー!

キシャーー!

 

 

ほら!

 

 

槍を躱し剣撃を防ぐ、一体一体は大した事は無いのだが数が増えると少し厄介だ

 

 

ハナ奏官!後ろ!

 

 

うわっ!

 

 

せやっ!

 

 

ハナ奏官に近づく異族を叩き斬る、流石に一人で守りながら攻めるのは厳しいか…

 

 

ユウさん!

 

 

バルムンク!巨大異族は!?

 

 

ティルフィングさんが相手をしています!

 

 

了解、ハナ奏官は頼んだ!

 

 

任せて下さい!ハナ、ちゃんと後ろにいて下さい!

 

 

ありがとバルムンク!

 

 

……………………………………………………………………………………

 

 

バルムンク、とにかく接近して相手の懐に行きましょう!

 

 

了解です!

 

 

チラッとユウを見ると善戦している、今のうちに仕留めよう

 

 

キシャーーー!!!!

 

 

はぁっ!

 

 

巨大な剣の一撃を躱しなんとか足元へたどり着いた、流石巨大異族、急所まで遠い…それなら

 

 

バルムンク!なんとか異族の体制を崩せますか?

 

 

やってみます!

 

 

剣に稲妻を集めるバルムンク

 

 

くらえっ!雷が如し龍ノ瞬き!!

 

 

ギギギッ!!

 

 

バルムンクの一閃が異族の膝を捉え、巨大異族が体制を崩した!今のうちに!

 

 

もう一度ユウを見ると少し押されていた、このままだと危ない

 

 

バルムンク!マスターをお願い!ここは私が引き受けます!

 

 

了解です!ティルフィングさん気をつけて!

 

 

わかっています!たぁっ!!

 

 

飛び上がり異族の腕を斬りつける

 

 

ギシャャーー!!

 

 

くぅっ!

 

 

苦し紛れに振り回した剣が腹部を掠める、早めにケリをつけよう

 

 

着地すると同時に剣を構え神器を出現させる

 

 

壊滅させてあげるわ

 

 

キシャーーッ!!

 

 

異族の攻撃を躱しそのまま闇へ溶けてゆく

 

 

たぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

闇から勢い良く飛び出し異族に連撃を叩き込む

 

 

ギジャャャ!!!

 

 

血に塗れながら暴れる異族、いつもより大きいせいか急所を外したか

 

 

クルリと空中で体制を変える

 

 

ごめんなさい、今、楽にしてあげるわ

 

 

剣を構えながら急降下、その勢いで一閃

 

 

はぁぁぁぁっ!

 

 

ザンッ

 

 

ギッ

 

 

ゴトンと首が落ちる音の後に胴体が倒れる音が響く

 

 

処理、完了

 

 

骸斬を見ると付着した血が吸われている、これでしばらくは血を欲しがる事もないであろう

 

 

ユウは大丈夫だろうか?

 

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

せやっ!

 

 

ギギッ

 

 

もー疲れたよ…

 

 

バルムンクが応援に来てくれてから異族の猛攻を防ぎ続けていた

 

 

くっ!

 

 

それに異族の死体が増えるにつれて足場が悪くなってきている、それにむせ返る血の臭い、頭がどうにかなりそうだ

 

 

今だ!

 

 

カチンッ

 

 

ふぅぅぅぅーー

 

 

煙草の匂いで誤魔化すとしよう

 

 

バルムンクっ!そっちはどう!?

 

 

もう少しです!

 

 

ティルが倒すまで頑張ってよ!

 

 

はい!

 

 

キシャーー

キシャーー

キシャーー!

 

 

たまには使うか

 

 

剣を納め腰を落とす

 

 

黒式、、、

 

 

異族が武器を構え迫ってくる

 

 

 

キシャーー!!!!

 

 

 

一紅閃!!

 

 

異族を通り過ぎる

 

 

ギッッ

 

 

しばらくすると崩れ落ちる異族達、こんなもんか

 

 

 

ズシンと大地が揺れる、何事かと前を見ると巨大異族が崩れ落ちた音だった

 

 

 

もう一息だ

 

 

バルムンク!もう少し耐えて!

 

 

はい!

 

 

マスター!ハナ奏官!バルムンク!

 

 

ティルが来てくれた

 

 

ティル!弓を構えた異族をお願い!

 

 

任せて下さい!たぁっ!!

 

 

魔弾を放ち異族を壊滅させるティル、今度魔弾の出し方を教えてもらおう

 

 

せぃっ!

 

 

ドサッ

 

 

最後の一人の異族が崩れ落ちる

 

 

あーー疲れた

 

 

血が付いていない所に倒れ込みそのまま煙草に火をつける

 

 

マスター、お疲れ様でした

 

 

ティルもお疲れ、また鍛え直そうかな?

 

 

マスターにお任せしますよ?

 

 

ふむ

 

 

ユウ奏官、ティルフィングさん、大丈夫でした?

 

 

こっちは大丈夫です、ハナ奏官達は?

 

 

こっちも大丈夫よ、やっと終わったね

 

 

そうですね

 

 

草原に散らばる異族の死体を眺める

 

 

お風呂入ろうぜ、流石に疲れたよ

 

 

そうですね、私も疲れました

 

 

またあの宿に泊まってから帰ろうか、ハナ奏官達もそれで良いかな?

 

 

そうね、そうしましょうか

 

 

じゃ、行こうか

 

 

マスターその前に

 

 

どうした?

 

 

少しだけ祈りを捧げます

 

 

わかったよ

 

 

膝を付き手を合わせるティル

 

 

お待たせしました、行きましょう

 

 

珍しいね、祈りを捧げるなんて

 

 

いつも時間が有ればしていますよ?仕方ないとはいえ命を奪ったには変わりありませんから

 

 

知らなかったよ、次は僕もそうするよ

 

 

はい、ありがとうございます

 

 

馬車に乗りのんびりと朝の宿へ

 

 

少し日が落ちかけてるからこのまま泊まって行こっか

 

 

さんせーい

 

 

ハナ奏官と受付に行くと一部屋しか空いてないと告げられる

 

 

どうする?ハナ奏官

 

 

私は同じ部屋でも良いわよ?

 

 

僕も構わないけど、聞いてみようか?

 

 

私が聞いてくるわ

 

 

頼んだ

 

 

しばらく待っていると二人を連れて戻ってきた

 

 

バルムンクはオッケーよ

 

 

私も大丈夫ですよ?

 

 

じゃあ一部屋お願いします

 

 

分かりました

 

 

店員に案内された部屋に荷物を下ろしそのまま温泉へ

 

 

じゃ、また後でここにね

 

 

了解ー

 

 

服を脱いで掛け湯をし温泉へ

 

 

あぁぁぁぁぁーーーー

 

 

疲れがお湯に溶けてゆく、このまま眠りたいぐらいだ、今日は夕飯を食べて早く寝よう

 

 

少し眠たくなった意識を覚醒させて身体を洗い着替えて待ち合わせ場所へ

 

 

ふぅぅぅぅーー

 

 

飛びそうな意識を煙草で繋いでいると3人が戻ってきた

 

 

お待たせしました♪

 

 

お待ちしてたよ、晩ご飯食べよっか

 

 

そうね

 

 

そのまま宿の食堂で晩ご飯を済ませて待望のお布団へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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