※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

122 / 201
ハナ奏官と平凡な毎日

ユウにグリード、いらっしゃい、そちらのお二人方は?

 

 

転送されていつもの場所に、リルティルが迎えてくれた

 

 

私、ハナって言います!隣が相棒のバルムンクです!

よろしくお願いします

 

 

はい、よろしくお願いします、今日はどうしたのですか?

 

 

ハナ奏官が槍術を教えて欲しいんだってさ

 

 

槍…ですか?

 

 

槍です

 

 

槍は私は専門外なので分かりませんのでグラシーザかミネルヴァに聞いてもらってください

 

 

分かりました!その二人はどこに?

 

 

たぶん城内でくつろいでいると思います

 

 

なら早速行くわよ!

 

 

城内に駆けて行くハナ奏官

 

 

……ユウ?

 

 

はい

 

 

今日は家事手伝って下さいね?

 

 

分かっています、バルムンクもお願いね

 

 

分かりました

 

 

グリード、柄斬が少し輝いていますね

 

 

任務で異族の血を吸わせたからだと思います、久しぶりの血なので喜んでいるからだと思いますよ?

 

 

物騒な剣だ、七元はそんな事ないといいな

 

 

マスター?何か思いましたか?

 

 

いえ、なんでもありません

 

 

とりあえず城内へどうぞ

 

 

ありがとうございます

 

 

リルティルに案内されていつもの部屋に、ハナ奏官がグラシーザに槍を教えてくれと頼んでいた

 

 

お願いしますグラシーザさん!

 

 

ことわる、わたしの槍はひとにおしえるものでない

 

 

そこをなんとか!

 

 

いやだ!

 

 

むぅぅぅ

 

 

グラシーザ、教えてあげたらどうですか?

 

 

そういうミネルヴァがおしえるといい

 

 

分かりました、ハナでしたよね?

 

 

はい!ハナです!

 

 

ついて来て下さい

 

 

はい!

 

 

ミネルヴァとコロシアムに行くハナ奏官

 

 

グラシーザごめんね

 

 

おぉユウか、あのおんなはなんなのだ?

 

 

ごめんなさいグラシーザさん、私のマスターなんです

 

 

おまえは?

 

 

バルムンクって言います、どうぞよろしくお願いします

 

 

うむ、あのハナとかいうおんな、へやにはいってわたしのやりをみるなりやりじゅつをおしえてくれとうるさいのだ

 

 

まぁまぁ、グラシーザ、ほら牛乳あげるよ

 

 

うむ、ちょうじょう!

 

 

牛乳を飲み干すグラシーザ

 

 

それでなぜあのおんなはやりじゅつをまなびたがっているのだ?

 

 

そういえばなんでなの?バルムンク?

 

 

巨大異族討伐の時にユウ奏官がハナを守ってくれていたじゃないですか?

 

 

うんうん

 

 

それであんな奴に守られるなんて私のプライドが許さないって言ってましたよ?

 

 

僕、泣いても良いよね?

 

 

グラシーザ、僕ってそんなに頼り無いかな?

 

 

わたしはそんなことはないとおもうぞ

 

 

ありがとグラシーザ

 

 

そういえばティルとリルティルは?

 

 

心配だってコロシアムについて行きましたよ?

 

 

バルムンクは行かなくてよかったの?

 

 

たまにはゆっくりしようと思いまして♪

 

 

のんびりしていきなよ、グラシーザは今日は予定は無かったの?

 

 

うむ、たまにはのんびりしようとおもってな

 

 

ティルヘルムの牧場にでも行く?

 

 

それはちょうじょう!

 

 

バルムンクもどう?

 

 

そうですね、お供します♪

 

 

置き手紙して行こうか

 

 

はい

 

 

グラシーザとバルムンクと城の近くにあるティルヘルムの牧場へ

 

 

草のいい匂いがしますね

 

 

おぉ!うしがいるぞ!

 

 

広大な柵の中には放し飼いにされている牛達の姿が見える、みんなのんびりと草を食べたりお昼寝をしたりしている

 

 

なぁユウ

 

 

どうしたの?

 

 

あのうしからぎゅうにゅうができるのか?

 

 

そうだよ?

 

 

ふむ、べんきょうになるぞ

 

 

ユウさん、あそこにアイスクリームって書いてありますよ?

 

 

じゃあ食べに行こうか、グラシーザもおいで

 

 

うむ!

 

 

すいません、牧場アイス三つ下さい

 

 

はい、どうぞ

 

 

ほら

 

 

3人でベンチに座りアイスクリームを楽しむ

 

 

なかなかのあじだ!

 

 

美味しいです♪

 

 

本当に美味しいね

 

 

戯れる牛達を見ながらゆっくりと流れる時間を過ごす

 

 

 

どうしてグラシーザは槍術を教えたく無かったの?

 

 

おしえてやらんこともないがあのおんながわたしのしゅぎょうについてこれるとおもわなくてな、もしミネルヴァのしゅぎょうにたえることができたならおしえてやろう

 

 

それは頂上

 

 

でもハナなら耐えると思いますよ私達に似て負けず嫌いですから

 

 

バルムンクも諦めは悪いからね

 

 

やられたらやり返します♪

 

 

ふむふむ

 

 

その後に乳搾りやチーズ作りを体験してお土産を買って城に戻る事に

 

 

うむ!楽しかったぞ!

 

 

私も久しぶりにのんびりできました

 

 

二人共喜んでくれて良かったよ、今日は買ったミルクを使ってシチューでも作ろうかな?

 

 

たのしみにしているぞ!

 

 

城に戻ると机に屈服しているハナ奏官が居た

 

 

ハナ!大丈夫ですか!?

 

 

バルムンク…

 

 

顔を上げることすらできないハナ奏官

 

 

きっと疲れ果てたのだと思います、厳しい修行でしたから

 

 

そうなの?ミネルヴァ

 

 

はい、飲み込みが良くてつい熱くなってしまいました

 

 

それは良かったよ、今晩のご飯はシチューで良いかな?

 

 

ユウ、お願いします

 

 

バルムンク、手伝いよろしく

 

 

はい!

 

 

私も手伝います

 

 

ティルもお願いね、今日は何人居るの?

 

 

今は7人ですがみんな帰ってくると思いますよ?

 

 

了解、たくさん作っておくよ

 

 

台所へ

 

 

バルムンクはお米炊いてくれるかな?ティルは野菜の皮むきとカットお願い

 

 

了解です!

 

 

 

まぁそんなこんなでシチューが出来上がった

 

 

いただきまーす

 

 

んっ美味しいっ!

 

 

ティルヘルムの牧場で取れたミルクを使ったんだよ

 

 

ユウ、うまいではないか

 

 

それはそれは、ティルとバルムンクが手伝ってくれたからだよ

 

 

えへへ

 

 

ミネルヴァ、ハナはどうだったのだ?

 

 

良いセンスをしています、明日はグラシーザが相手してみてはどうですか?

 

 

うむ、ハナよ、明日はわたしが相手をしてやるぞ

 

 

ありがとぅ

 

 

死んだ顔でご飯を食べているハナ奏官、よほど辛かったのだろう

 

 

そんなハナ奏官は置いておいて片付けとお風呂を済ませる

 

 

ハナさんとバルムンクはこちらの部屋を使ってください

 

 

ありがとうございます、リルティルさん

 

 

ゆっくりしていって下さい

 

 

ありがとぅ…

 

 

ハナ奏官達を見送り僕等も部屋に、小さな机で晩酌

 

 

そんなにハナ奏官頑張ってたの?

 

 

はい、ミネルヴァの言ったことを全て吸収していました

 

 

へぇ、それはすごいね

 

 

ユウと戦ったら負けちゃうんじゃないですか?

 

 

僕にはもう強くなる理由がないから負けてもいいよ

 

 

それもそうですね

 

 

頼むからもう居なくならないでよ?

 

 

分かってますよ♪

 

 

カラリと氷が音を立てる

 

 

それにしても最近ユグドラシル大陸で異族の動きが活発だね

 

 

何か原因があるのでしょうか?

 

 

僕はのんびり過ごせるのなら良いんだけどさ

 

 

私もです、でも今回は少し身体が鈍っていました

 

 

たまには僕達もトレーニングしないとね

 

 

そうですね、明日の朝に手合わせをお願いします

 

 

りょーかい、ヘヘッ

 

 

どうしたのです?ユウ?

 

 

まさかティルに手合わせを頼まれるなんてね、前の僕には考えられないよ

 

 

そうですね、いつも私の後ろに居ましたから

 

 

ほとんどの奏官はそうだと思うよ?

 

 

確かに

 

 

これからも頼むよ、相棒

 

 

相棒ではなく奥さんです

 

 

よしよし

 

 

誤魔化さないで下さい

 

 

ほら、寝るよ

 

 

もうっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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