※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

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ふぁんとむ・おぶ・むかしばなし

昔むかしある所にお兄さんとお姉さんが住んで居ました、二人は大変仲が良く毎日楽しく暮らしていました、そんなある日の事です

 

 

ティル、山に薪を取りに行ってくるね

 

分かりました、なら私は川に洗濯に行ってきますね♪

 

 

お兄さんは山に薪を取りに、お姉さんは川へ洗濯に行きました

 

 

適当に薪を拾って後は、果物でも取って帰るか

 

 

そう言いながらお兄さんは薪を集めていました、すると

 

 

こんな大きな桃なんてあるんだ、持って帰ってティルと食べよっかな

 

 

お兄さんは大きな桃を見つけました、持って帰ってお姉さんと食べようとしています、お兄さんは木に登り桃が生っている枝を切ろうとしていました

 

 

よっと

 

 

枝を大きな剣で斬りつけると桃は木から落ち地面を転がって行ってしまいました

 

 

あっ、まぁ良いか、薪を集めて帰ろ

 

 

お兄さんは大して気にもせず薪を集めて帰路につきました

 

 

ーーーー♪

 

 

お姉さんは鼻歌を歌いながら川で洗濯をしていました、そこに大きな桃がどんぶらこーどんぶらこーと流れてきました

 

 

あんなに大きな桃があるのですね、持って帰ってユウと食べましょう

 

 

お姉さんは川へ入って行き大きな桃を担ぎ上げました

 

 

よいしょっと、ちょっと待ってて下さいね?

 

 

大きな桃を河原に置いて洗濯の続きを始めました、そして洗濯が終わると大きな桃を担いで家へと帰って行きました

 

 

ユウ、ドアを開けて下さい

 

はーい、あれ?

 

どうしたのですか?

 

その桃どうしたの?

 

川で洗濯をしていたら流れてきたんです

 

それ僕が木から落とした奴だよ、坂を転がって行ったから諦めたんだ

 

そうだったんですね、早速食べましょうよ♪

 

そうだね、準備をするよ

 

 

お兄さんがまな板を用意してお姉さんがその上に大きな桃を置きました

 

 

どっちが切る?

 

なら私が切りますね♪

 

 

お姉さんは大きな剣を構えました、そして

 

 

はぁっ!

 

 

大きな桃を一刀両断しました、すると大きな桃の中から青髪の女の子が出てきました

 

 

絶・危なかったわ…

 

ティル、知り合い?

 

いいえ、私はこんな子は知りませんよ?

 

君はお父さんかお母さんはいるの?

 

桃から出てきたのにそこ心配するの!?

 

ティル、どうする?

 

うーん、うちで預かりましょう♪

 

そうだね、君は名前はあるのかな?

 

名前なんて無いわよ

 

だって、どうしよう?

 

なら桃から生まれてきたのでアルマスにしませんか?

 

そうだね、よろしくアルマス

 

桃関係ないわよね!?アルマスに桃の要素ないわよ!

 

立ち話はなんだから家においでよ

 

そうですよ、おいでアルマス

 

絶・納得がいかないわ

 

 

アルマスがお兄さんとお姉さんの家に住んでから数年が経ちました、アルマスはすっかり成長していました、そんなある日の事、アルマスは街にお使いに来ていました

 

 

えっと、人参にジャガイモに牛肉とルー?今夜はカレーね

 

 

アルマスは晩御飯の予想をしながら買い物をしていきます、すると小さな妖精がアルマスの元へ飛んで来ました

 

 

あの、そこの青髪の人、お願いがありますっ!

 

何?どうしたの?

 

私の生まれ故郷が鬼達に襲われて、、、それで助けて欲しいんです!

 

分かったわ、私がその故郷を絶・助けてあげるわ

 

ありがとうございます!あの、宜しければお名前を教えて下さい!

 

私はアルマスよ、あなたは?

 

私はティニって言います、よろしくお願いします!

 

一度家に戻るわ、私お使いの途中なのよ

 

はいっ!

 

 

アルマスは急いでお使いを済ませて家に戻り二人に事情を説明しました

 

 

って訳なのよ、お願い、私を鬼退治に行かせてよ

 

私の故郷はこのままだと壊滅してしまいます!どうかお願いします!

 

 

必死に頼む二人を見て顔を見合わせたお兄さんとお姉さん、しばらくすると口を開きました

 

 

とりあえずカレー作るから食べてから考えようよ

 

そうですね♪私お腹空きました

 

そうね、はい、これ買ってきた物よ

 

ありがと、えっと、妖精さんもカレー食べる?

 

良いのですか?頂きますっ

 

 

四人で晩御飯のカレーを美味しく頂きました、そしてお風呂に入り後はもう寝るだけでした

 

 

鬼退治行ってきて良いよ

 

本当!?

 

うん、そのかわり気をつけて行くんだよ

 

明日の朝ご飯を食べてから行くのですよ?

 

分かったわ、絶・ティニの故郷を救って帰ってくるわよ!

 

ありがとうございます、なんてお礼を言ったらいいのやら…

 

いいよいいよ、アルマスがダメだったら僕達が行くから大船に乗った気でいてよ

 

そうですよ、私もたまには戦いたいんです

 

それは心強いです!

 

ちょっと!私だけで十分よ!

 

 

四人は眠りにつきました、アルマスは絶対にティニの故郷を救ってやるって気持ちと少しの不安を感じながら眠りにつきました、そして次の日の朝です

 

 

おはよー

 

 

おはようございます、朝ご飯できてますよ

 

って言っても昨日のカレーの残りだけどね

 

いただくわ

 

 

四人でカレーを食べました、いよいよ出発の時です

 

 

行ってくるわね

 

待ってアルマス

 

何よ?

 

 

これを持っていきなよ

 

私からはこれをお渡ししますね♪

 

 

そう言って渡されたのは絶剣アルマスと何かの入った袋でした

 

 

ありがと、この袋は?

 

中にきび団子が入っています♪お腹が空いたら食べてくださいね♪

 

分かったわ、行ってくるわ

 

ちゃんと帰って来るんだよ

 

おやつは300円までですからね?

 

遠足じゃ無いわよ!

 

 

アルマスはティニと鬼ヶ島を目指す事にしました、鬼ヶ島って呼ばれているから分かりませんが分かりにくいのでそう呼ぶ事にしました

 

 

その鬼ヶ島はどこにあるのよ?

 

この道を真っ直ぐ行けばたどり着く事ができます

 

分かったわ

 

 

二人が歩いていると道に1人の女性が倒れていました、2人は助ける事にしました

 

 

こんな所でどうしたのよ?

 

お腹が空いて動けないのだ

 

かわいそうに、アルマス、きび団子をあげてみたらどうですか?

 

そうね、きび団子で良ければあげるわよ

 

それは重畳

 

 

きび団子を渡すと美味しそうにその人は食べました

 

 

飯の礼をせねばならんな、なんでも言ってくれ

 

それなら私達の鬼退治に付き合ってよ

 

任せろ、このグラーシーザの力を貸そう

 

助かります!

 

 

三人となったアルマス達は鬼ヶ島を目指しました、すると女の人が1人、困っていました

 

 

………………

 

どうしたのよ?

 

……………

(お腹が空いたなんて言うものか)

 

 

もしかしてお腹が空いているの?

 

………………!

(心が読まれた!?そんなはずは…)

 

アルマス、こやつにもきび団子をあげたらどうだ?

 

そうね、お腹が空いているのならあげるわ

 

……………

(きび団子だと?ダメだ、好意を受け取る訳には…)

 

美味しいですよ、食べてみて下さい

 

分かった、頂こう

 

 

女の人は美味しそうにきび団子を食べました

 

 

礼を言おう

 

お礼何ていいわ、私達鬼退治に行くんだけど付き合ってよ

 

了承、このスイハの力を使うと良い

 

 

4人となったアルマス達は鬼ヶ島を目指して進みました、するとまたまた誰かが居ます、なんだかソワソワしながらこっちを見ていました

 

 

何か目線を感じるわね

 

そうですね

 

どうしたのだ?

 

あなた達は鬼ヶ島に行くつもりですね?

 

そうだが

 

私も連れて行って下さい、正義を示したいのです!

 

分かったわ、力を貸してもらうわ

 

はい!このエルキュール、全力を尽くします!

 

 

五人となったアルマス達は海辺へとやってきました、海を眺めると遠くに島が見えます

 

 

遠くに見える島が私の故郷です!

 

でも泳いで行くのは困難ね

 

私が泳ぎ切ります!

 

エルキュール1人で行ったら危ないわよ

 

そうだ、泳げは良いのだな!

 

グラーシーザもやめなさいよ

 

あそこに船がある、話を聞きに行こう

 

そうね

 

 

五人は海辺に止まっている船に近づいていきました、すると

 

 

お前達はあの島に行きたいのか?

 

そうよ、あの船を貸してもらえないのかしら?

 

俺は渡し船をしているんだ、お金を貰えたらあの島に渡してやるよ

 

誰かお金持ってる?

 

 

アルマスがそう聞いても誰も持っていませんでした

 

 

無いなら無理だな

 

きび団子じゃダメかな?

 

美味しかったら特別に乗せてあげるよ

 

 

そう言ってきび団子を一つ食べました、すると

 

 

んんっ!美味しっ!こんな美味しいきび団子食べたの初めてだよ!!

 

そんなにこのきび団子って美味しいの?

 

絶品だぞ?

 

美味しいです

 

そんなに美味しいのなら私にも一つ下さい

 

はい

 

あぁっ!美味しい!

 

 

膝から崩れ落ち涙を流すエルキュール

 

 

えっ、そんなに!?

 

本当にこのきび団子は美味しいよ、約束通り乗せてってあげるよ

 

助かるわ

 

 

アルマス達は船に乗って鬼ヶ島を目指します、しばらく進むと辿り着きました

 

 

行くわよ!この剣先に続けぇ!!

 

 

アルマスは剣を構えて1人走っていきました、その後を4人が追います、しばらく進むと建物が見えてきました

 

 

あれが鬼がいる建物ね

 

 

立派な建物を見つけました、アルマス達が近づくと中から五人出てきました

 

 

あんた達が鬼ね、私達が退治するわ!

 

鬼達!オベロン様をどうしたんですか!

 

ふんっあの爺なら部屋に監禁している

 

 

そう鬼が言うと旗を一つ地面に突き刺しました

 

 

それに何の意味があるのだ?

 

これは御旗ではない、貴様達の墓標だ

 

 

そう言うと鬼は剣呑に笑いました

 

 

くっ!これぐらいの事で私は進むのをやめないんだから!

 

ラグナロク、見たところ私達の敵ではありません

 

 

賢そうな金髪の人が一人一人を観察していました

 

 

この島の規則に基づきその命を見届けます

 

 

小さな鬼が鋭い眼差しでアルマス達を見上げています

 

 

ふぅーん、誰から愛しちゃおうかな

 

 

怪しい人が剣を舐めながら笑います

 

 

みんな戦いが終わったらハグだからね〜

 

 

巨乳の人がそう言っています

 

 

行くわよみんな!この島を取り返すのよ!

 

おう!

 

 

戦いが始まりました血を血で洗う激しい戦いでした

 

 

はぁぁぁぁぁぁっ!!

 

はぁぁぁぁぁっっ!!

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

はぁっ!

 

どうしたのですか?アルマス?

 

変な夢を見ていたわ

 

まだみんな寝ているので静かにしてて下さいね

 

そうするわ、おやすみ

 

おやすみなさい

 

 

 

 

 

 

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