※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

137 / 201
すごい鬼ごっこするって

ユリとアスカロンが帰って行った次の日、僕達はとんでもなく暇をしていた。どれぐらい暇かっていうと城に居るみんなで机に屈服し何も話さずにゴロゴロしているぐらいだ。伝わらない?しゃーない

 

 

そんな僕達の元にオベロン様がやってきた、扉を開けてぐだぐだしている僕達を見て少しため息をついたが皆の前に立ち何かを話し始めた

 

 

皆で鬼ごっこをしないか?

 

 

………………

 

 

オベロン様がそう言ったが誰も反応する事もなくゴロゴログダグダしている僕達、少し申し訳なくなり何とか顔を上げて「鬼ごっこですか?」と返事をした

 

 

うむ、この大陸全てを使い鬼ごっこをしたいと思う。

 

つまり千年王国だけでなく他と国も使ってって事ですか?

 

そうだ、ほかの三カ国にはすでに許可は取ってある

 

 

そんな事の許可取るなよ、と思ったけどまぁ良いだろう、少しだけ楽しそうだけどほかのみんなはまだグダグダしたままだった。またオベロン様がため息をつきこう言った「勝者には報酬をやろう」と。その言葉で目を輝かせ起き上がる姫達。

 

 

その報酬ってなんなのですか?

 

うむ、望む物を一年分やろう

 

マシュマロも一年分貰えるのですか?

 

そうだ、一日一袋計算で365袋あげよう

 

おっしゃぁぁ!!

 

 

雄叫びをあげるティニ、ほかの姫も何を貰えるのか聞いていた。

 

 

牛乳もあるのか?

 

毎日牧場で搾りたての牛乳が飲めるよう手配しよう

 

うぉぉぉぉぉ!!ちょうじょう!!

 

あのっ甘いお菓子はあるのですか?

 

無論だ

 

やりましょう!皆さん、これは規律ですっ!!

 

(甘いもの…食べたい、、、)

 

クレスはマスターが欲しいんだけど

 

儂の力でギルとバイブスを繋げよう

 

それは嫌、かな?

 

 

まぁそんな感じでみんなで鬼ごっこをする事となった、因みにルールは逃げる人は一人、それを皆で捕まえる、逃げる人を捕まえた数が多い人か逃げ切った人の勝利だ。逃げる人にはバッチがついており捕まえた人にそれを渡すらしい。範囲はこの大陸全て、制限時間は今から夕方18時までだ、今が12時だから六時間逃げ切れば良い様だ。

 

 

そうと決まればジャンケンで鬼と逃げる人を決めるぞ

 

 

せーの!ジャンケン、ポン!!

 

 

あっ

 

 

僕はグーを出したのだが皆はチョキだった、物凄いミラクル。

 

 

ユウ殿に逃げて貰おう、皆はこの城で100数えてから追いかけるのだ

 

オベロン様、捕まえる方法はどんな手を使ってでも良いのですか?

 

うむ、死亡さえしなければどんな手を使っても構わん

 

 

その言葉に怪しく目を光らせるキル姫達、僕はまだ生きていたいです、5体満足が良いです。

 

 

それでは、用意、始めっ!!

 

 

その言葉を聞き急いで城を飛び出す。どこに逃げようか?とりあえず1番近いトレイセーマに行こう。草原を駆け抜けて幻獣の国、トレイセーマへ。ただ逃げるだけじゃすぐに捕まってしまうだろう、何処かに身を隠そう、そう思い周りを見渡すとガー・ボーとガ・ジャルグが居た

 

 

二人共久しぶり

 

兄様、久しぶり

 

そんなに慌ててそれ程に私に会いたかったのかしら?

 

追われているから匿って欲しいんだ。

 

 

必死な顔で頼むとアパートに匿ってくれた。久しぶりに来た二人の部屋は綺麗に片付けられていた。

 

 

綺麗にしているんだね。

 

姉様、何もしないからボーが片付けてる

 

そ、そ、そんな事ないわよ!私だって家事をするんだから!

 

二人は相変わらずだね

 

 

そんな二人を見ながら窓から様子を伺うことに。空を見ると竜に乗ったラグナロクとネスが投網のような物を持って飛行しているのが見えた。それにダモクレスとグラーシーザが巨大なタモを持って土煙を上げながら馬に乗り大地を駆けていた。僕は魚かね?

 

 

どうしたの?

 

追っ手がこの国に来たんだよ、このままだとヤバそうだ。

 

兄様はボーが守る

 

ありがと、でもかなり強い相手だと思うよ?

 

ボー頑張る

 

 

そう言って槍を構えたガー・ボー、ただ室内のため槍の尻手が天井に当たっている。

 

 

そうね、こないだのお礼もあるから私も守ってあげるわ

 

ありがと、ちょっと待っててね

 

 

地図を開きトレイセーマの地形を調べる事に。アパートを出て左に行けば森がある、そこに逃げ込みそのままケイオスリオンに逃げよう。

 

 

このルートで逃げるよ、今度千年王国に遊びに来てよ、歓迎するよ

 

分かったわ

 

 

窓から四人が見えなくてなった今がチャンスだろう、そーっとドアを開けて空から見つからないように建物の影を伝いながら森を目指して行く。

 

 

誰もいない

 

ユウ、この辺りに気配は感じられないわ

 

ありがと、助かるよ

 

 

二人に守られながら森を目指している時だった、「居たぞ!!」とグラーシーザの声が響いた。「分かりました!」とネスの声も聞こえた

 

 

やべっ!二人共お願い!

 

任せて下さい

 

やってあげる

 

 

迫り来るグラーシーザとネスに姉妹が対峙する、その間に僕は全力疾走で森の中へ。槍と槍がぶつかり合う音と魔弾が放たれる音、悲鳴、叫び声が聞こえたけど振り返らずに。

 

 

森の中心ぐらいまで逃げてきた、何度も振り返り確認したが追っては無い、もう大丈夫だろうと切り株に腰を下ろして煙草を咥え地図を広げていた。このまま真っ直ぐに行けばケイオスリオンに抜けれるだろう。煙草を揉み消し歩き出そうとした時に見覚えのある二人に出会った。マサムネ、ムラマサ姉妹だ。

 

 

ユウ殿、ご無沙汰しておる

 

お久しぶりですユウ殿

 

二人共久しぶり、こんなところで何してるの?

 

見ての通り剣の鍛錬をしておる

 

拙者も強くなりました!

 

そういう事ね、今度僕とも鍛錬しようよ、最近何もしてないから鈍っているんだよ

 

それなら今から致しましょう!

 

んー今追われているんだよね

 

ユウ殿程の力の持ち主が追われているだと?

 

うん、鬼ごっこなんだけど

 

 

そう言った時だった、凄まじい音が聞こえて三人でその方を見るとラグナロクとダモクレスが木を切り倒しながら僕に向かって来ていた

 

 

見つけたよ、早く愛してあげなくちゃ

 

バイブスなど不要だという事を証明して見せよう

 

 

明らかな殺意を感じて慌てて走り出す。捕まったら殺されてしまいそうだ。

 

 

ユウ殿、ここは拙者達が

 

はい!お任せ下さい!

 

 

その二人に立ち向かう二人の侍、「頼んだ!」と叫び振り返らずに走り抜けて行く。今度二人にご飯を奢ろうと心に決めながら。

 

 

激しい争いの音を聞きながらなんとかケイオスリオンへたどり着く事ができた。そしていつものようにパラシュに足止めをされる

 

 

やぁ、ここは通さないよ

 

顔パスで

 

ふふ、そうだね

 

それより追われて居るんだ、身を隠せる場所は無いかな?

 

それなら僕らの休憩所を使うと良いよ

 

ありがと

 

 

パラシュが教えてくれた休憩所へ。扉を開けるとアスカロンがゴロゴロしていた。

 

 

ユウさん!?どうしてここに?

 

追われててね、少し隠れさせて貰うよ

 

 

そう言って覗き窓から辺りを覗くとエルキュール、フライシュッツの姿が見えた。何やらパラシュと話しているようだ。

 

 

あのっ、一体どうしたのですか?

 

鬼ごっこをしているんだよ、僕が逃げているんだけど。

 

楽しそうですね♪

 

捕まったら殺されそうだけどね。

 

 

見ているとパラシュが二人と戦闘を始めた、エルキュールとフライシュッツ、二人を相手にしても互角の戦いをしているパラシュ、流石だ

 

 

大変っ!助けに行かないと!!

 

 

そう言って剣を携え休憩所から飛び出して行くアスカロン。部屋に合った紙に今度ご飯を奢ると書き残してケイオスリオンの国内へと逃げて行く。とりあえず城に行くか。

 

 

街を抜けて城を目指して行く、城までは追っ手に見つかる事なく行く事ができた。

 

 

ユウさんお久しぶりです

 

 

城門を抜けようとしたら声が聞こえて辺りを見渡すとアバリスとオティヌスが城の門番をしていた、追われていると伝えると城内に入れてくれた。

 

それで誰に追われて居るんだい?

 

えっと、コマンド達とリルティルにアルマス、ティニとティルだよ

 

中々豪華なメンツだね、ただの鬼ごっこじゃ無さそうだね

 

うん、オベロン様の思いつきで勝った者に報酬が出るんだ

 

報酬…?

 

 

オティヌスの目が輝いた、今オティヌスの手品を喰らうと非常に不味い、僕が勝ったらご飯を食べに行こうよと先手を打つとニヤリと笑った。

 

 

見透かされちゃったか♪

 

うん、なんとなくね

 

そしたら雑賀さんに作戦を立てて貰うのはどうです?雑賀さんは軍師をしていますので

 

そうだね、雑賀はどこに居るの?

 

呼んだっすか?

 

 

ひょっこりと顔を出した雑賀に鬼ごっこの話をすると笑顔で作戦を立ててくれた

 

 

簡単っすよ、ユウさんの身代わりを作れば良いんすよ

 

身代わり?

 

そうっす、兵士さん、ちょっと来てほしいっす

 

何だ?雑賀?

 

 

そう呼ばれて来たケイオスリオンの兵士、名前は太郎と言うらしい。

 

 

今からユウさんになってもらうっすよ

 

 

はっ?みたいな顔をしている太郎、「イッツ・ショータイム!」そう聞こえて太郎を見ると僕と同じ服装になっていた。

 

 

ダサい服装だな

 

ほっとけ

 

 

そんな話をしていた時だった、スイハが馬を操り接近してくるのが見えた、その後ろにはアルマスが乗っているのが見える。

 

 

太郎!仕事っすよ!

 

あぁっ?何だあいつら、パラシュは何をしているんだ?

 

 

そう言いながら武器を構え二人に向かって行く太郎、今から起こる事が予想できて辛い。

 

 

アルマス!頼む!

 

絶・捕獲っ!!

 

おぉぉぉっ!?

 

 

馬の背を踏み台に勢い良く飛び出したアルマスのタックルを喰らう太郎、その勢いで城の壁にぶつかり目を回していた。

 

 

バッチはどこよ!?

 

アルマスっ!こいつは、偽物っ!

 

何ですって!?本物はどこよ!!

 

 

辺りを見渡す二人、柱の影からそれを見ていたが見つかってしまった。物凄い勢いで僕に向かって来る。

 

 

ユウさん、この城にハルモニアに抜ける抜け道があるっす、それを使えば奴らの目を掻い潜れるっすよ

 

そんなのがあるんだね

 

皇帝には内緒っすよ?非常用の通路なんで

 

ありがと

 

 

そんな事を言っている間にもうすぐそこまで迫って来ていた。

 

 

来たっすね、ウチらで時間を稼いであげるっすよ

 

ユウは早く逃げなよ

 

あの、、、頑張って下さいね?

 

ありがと!今度ご飯でも行こうよ!

 

 

そう言って城内に駆け込み教えて貰った秘密の抜け穴を使いハルモニアへ、誰も使っていないのか蜘蛛の巣に引っかかりながらなんとか抜け穴を抜ける事ができた。

 

 

抜け穴から顔を出して辺りを伺うとどうやら大聖堂の側の様だ。それに追っ手の姿も無い。一応警戒しながら進んで行く。

 

 

何をしているのですか

 

えっと、鬼ごっこだよ

 

 

はぁ?みたいな顔をしているシェキナー。そりゃ良い年の男が蜘蛛の巣にまみれて歩いていれば誰でもそう思うだろう。そう思ったら涙が出そうだった

 

 

それで、誰に追われているのですか?

 

後はリルティルとティニとティル、ミネルヴァかな?

 

それなら大聖堂の中で匿ってあげます

 

助かるよ

 

街内を彷徨かれると被害が出そうなので

 

確かに

 

 

シェキナーに言われて大聖堂の中へと入って行く、聞くとセイントのみんなとティファレトは何処かに遊びに行っているらしい

 

 

フォルカスもついて行くなんて珍しいね

 

今回はフォルカスから誘った様ですよ、仲間との絆を深めたいみたいで

 

良い事じゃん

 

ユウさんお久しぶりです

 

久しぶり、バルムンク

 

バルムンク、この人は誰なの?

 

ユウさんよ、知り合いだよ

 

むぅ

 

妬かないでグラム、誰よりも君の事を愛しているさ

 

ありがとう、バルムンク

 

 

突然二人の世界に入った二人、まぁ良いだろう。

 

 

その鬼ごっこは何時までやるのですか?

 

えっと、18時までだから後一時間で終わるよ

 

 

室内にある大きな時計を見ると17時を指していた。のんびりとここで時間を潰していれば良いだろう。

 

 

二人は剣を使うんだね

 

そうよ

 

私達の剣技は二人で一つなの

 

へぇ、今度鍛錬に付き合ってよ

 

 

シェキナーに淹れて貰ったコーヒーを飲みながら大聖堂にあるテラスでのんびりとしていた、なぜこんなにも余裕なのかって?この大聖堂には結界が張ってあるらしく外敵を遮断する事ができるからです。バルムンクとグラムとしゃべりながらコーヒーと煙草を楽しんでいた。

 

 

グラム、あれは何かしら?

 

どれどれ?

 

 

二人が何かに気がついた様だ、空を指差している。僕もその方を見ると見覚えのある二人が宙を舞っていた。

 

 

射抜きましょう

 

それは痛そうだからやめてあげてよ

 

 

弓を構えるシェキナーを止めて空にいるリルティルとティニを見ていた、僕に気がついている様で近寄って来たが結界に頭をぶつけたらしく二人共頭をさすっていた。

 

 

あの結界って壊されないの?

 

余程の力を持っていなければ壊すことは不可能です、そうですね、あのティルフィングでも無理だと思います

 

なら安心だね

 

 

少し冷めてしまったコーヒーを飲みながら見ているとリルティルが剣を抜いた、そしてその剣に稲妻を纏っている。それに合わせて空に雲がかかり雷が鳴り始めた。

 

 

剣を構え目を閉じて意識を集中させている様だ、一呼吸置いた後に目を見開き結界に向かい一閃を放った。

 

 

そんなっ!!あの結界を一撃で!?

 

 

パリンとガラスが割れる様な音と共に結界が砕け散った、そして矢の様に僕に向かって来る二人。

 

 

マシュマローーーーーー!!!!

 

チョコっ!!!!

 

 

 

オベロン様に頼むであろう物を叫びながら二人が向かって来た、怖い、非常に怖い。

 

 

くっ!ちょこまかと!

 

ここは私達が引き受けます!

 

早く逃げて下さい!

 

頼んだ!今度城に遊びに来てよ!

 

 

矢を放ち牽制するシェキナー、その矢を弾きながら突き進むリルティル、弾かれた矢を掴みこちらに投げ込んでくるティニ。それを見ながら慌てて城に向かって逃げて行く。

 

 

 

あー疲れた…

 

 

後10分逃げ切れば僕の勝ちだ、ハルモニアを出て千年王国を目指している時だった

 

 

その命、刈り取らせて頂きます

 

やっと出て来たね

 

 

剣を構えたティルに遭遇してしまった。僕とティルはバイブスとキラーズで繋がっているからお互い居場所は分かるのだが油断していた。

 

 

ここまで来たんだ、勝たせて貰うよ

 

勝利は私のものです

 

 

七元を構えティルと対峙する、全力で戦えば時間稼ぎぐらいできるだろう、お互いが斬りかかろうとした瞬間だった。

 

 

頂きました

 

あっ!

 

ああっ!

 

 

僕とティルの間を何かが通って行った、そしてその主は僕の胸につけられたバッチを奪い去っていった

 

 

ティルフィングとユウはバイブスで繋がっています、ティルフィングを監視していれば必ず好機が訪れると思っていました

 

 

竜に跨りニヤリと笑うミネルヴァ、してやられた様だ、そしてタイムアップの鐘の音が聞こえた。

 

 

 

………………………………………………………

 

 

 

勝者はミネルヴァ殿!

 

ありがとうございます

 

願いを叶えよう

 

 

僕達は城に帰ってきていた、そして表彰式が行われている、オベロン様お手製のメダルを首にかけて貰っているミネルヴァ。

 

 

城の周りにオリーブの木を植えて下さい

 

承知した、明日から作業に取り掛かろう

 

 

ミネルヴァの願いは城の周りにオリーブの木を植えて貰う事だった、平和だね。

 

 

あー疲れた。

 

まだ一仕事残っていますよ?

 

そうだね

 

僕を手伝ってくれた姫達も城に来てくれていた、トレイセーマからはガー・ボー、ガ・ジャルグ、マサムネにムラマサ、ケイオスリオンからはパラシュにアスカロン、オティヌス、雑賀にアバリス、ハルモニアからはシェキナーとバルムンク、グラムだ、みんなありがとう

 

 

手伝ってくれたお礼にご飯を作るよ、聞くのめんどいから適当だけどね。

 

 

いつものご飯担当メンバーとキッチンへ、冷蔵庫の中身と相談してチャーハンとスープ、餃子を作る事となった。

 

 

僕とティル、リルティルで餃子のタネ作り、ダモクレスがチャーハン、ミネルヴァがスープを作っていた。

 

 

リルティルはどうやってハルモニアの結界を壊したの?

 

ユグドラシルを切断した時の力を使いました、それに比べればあの程度の結界、容易いものです

 

そんなに全力出さなくても良いと思うよ?

 

 

そーれっ!

 

 

クレスが巨大なフライパンを振り回しチャーハンを炒めていた、聞くとお米が一升ほど入っているらしい。力持ちだね

 

 

ミネルヴァはラーメン屋にありそうな鍋でスープを作っていた、さくっと作り餃子作りを手伝いに来てくれた。ありがたい

 

 

どれぐらい作る?

 

400ぐらいじゃないですか?

 

そうですね

 

おけ

 

 

四人で餃子を包みなんとか目標の数を作る事ができた、三人に頼んで倉庫にホットプレートを取りに行くことに。

 

 

台車にホットプレートを4つほど載せてリビングにある机に運ぶ、それを加熱している間にみんなで餃子をと炒飯、スープを運ぶ。

 

 

いただいまーす

 

 

みんなが食べている間に餃子を並べて行く、ジュツジュウと音を立てる餃子に水を注ぎ蓋を閉めて蒸らせば完成だ。

 

 

マスター、手伝って下さい

 

はーい

 

 

その間にティルと二人で倉庫にお酒を取りに行く、餃子にはビールという事で3箱ほど台車に積んでリビングへ、それをみんなに1缶ずつ配ってゆく。

 

 

みんな貰ったー?

 

はーい

 

んじゃせーので、せーのっ

 

 

かんぱーーーい!!

 

 

みんなで蓋を開けて缶を高くあげる、ちょっとしたパーティの始まりだ。

 

 

 

さぁ!アバリス、日頃の成果を魅せるよ!

 

はい!

 

 

みんなの前で手品を始めた二人、大きな箱を持ってきてそれに布をかけていた

 

 

「「イッツ、ショータイム!」」

 

 

その声と共に布を引くと箱からギルが出てきた。

 

 

やっと俺の登場だぜ!

 

 

久しぶりギル、餃子食べなよ

 

おう!頂きまーす

 

どこからギルを出したのですか?

 

えっ?その辺だよ?

 

 

それは手品なのだろうか?まぁ良いけど。

 

 

まだまだ僕達の宴は続く、おかわりの餃子を焼いてゆく、それを片っ端から食べてゆく姫達、パラシュが熱々の餃子を頬張りそれをビールで流し込んでゆく。

 

 

なかなか上手い餃子だな!

 

 

頑張ってくれたからと太郎も来ていた、餃子を頬張りビールを飲んでいる、僕とギルの他に初めて人間がこの城にいる事に少し感動していた。

 

 

ユウ殿、日本酒はござらぬか?

 

あーまってて

 

 

城の倉庫に行くと何本かそれらしき物があった、それを持って行くと喜んで飲んでくれた。

 

 

ユウさんっ、私ユウさんの作ってくれたヨーグルトのお酒が飲みたいですっ♪

 

りょーかい

 

僕はブランデーが欲しいな

 

おけおけ、他の人は?

 

レッドアイ、一つ

 

 

太郎にそう言われた、もうめんどくさいから倉庫から色々台車に乗せて運ぶ事に。

 

 

パラシュ

 

ありがとう

 

はい、アスカロン

 

ありがとうございます♪

 

太郎

 

センキュー

 

他の人はー?

 

 

そう聞くとみんなが飲みたいお酒を僕に頼んできた、紙に書いてもらい一つずつ作ってゆく事に。その中に烏龍茶、ロック、というのがあった、きっとラグナロクだろう。

 

 

ご飯も食べ終わりお酒も進みみんな満足そうにしてくれた、眠くなった人から城の客間に入ってゆく。僕等もそろそろ寝室へ。片付けは明日にしよう

 

 

楽しかったですね♪

 

そうだね

 

私の出番少なかったですけど。

 

しゃーない

 

 

よしよしとティルの頭を撫でてあげてパジャマに着替えてゆく、そのままティルをベットに押し倒して眠りの世界へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。