※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

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R:ティル奪還作戦 その4

あれから気がすむまで寝て起きたら朝の9時だった。ため息を吐きながらベッドから起き上がって体を伸ばしたあとお腹を撫でていた。

 

 

うん、もうお腹の痛みは無い。それならばとそそくさとシャワーを浴びて服を着替え教会へ行こうとしていた。

 

 

「んっ」

 

 

その時に目に入った二人でラグーナ島に行った時に買ったお揃いのネックレス。その片割れを首からぶら下げアクセサリーを握りしめてから服の中へとしまいこんだ。

 

 

さぁ、行こうか。

 

 

玄関を出て鍵を上下とも閉めてから急足で教会へと歩いてゆきいつも通り正門から入って気が付けばいつもの喫茶店へと向かっていた。

 

 

「おじさんいつもの一つで」

 

「あいよー」

 

 

こんな時でも教会に来たらここで朝ごはんを食べる日課は欠かせない。それに昨日菓子パンを食べただけでお腹すいたし。

 

 

「おまちー」

 

「あざーっす」

 

 

いつも通りのサンドイッチにブラックのコーヒー。だけど何となくそのコーヒーにフレッシュとシュガーを注ぎ込みカフェオレにして飲んでいた。

 

 

「甘っ、、」

 

 

 

そんな訳で朝ごはんを食べ終わり僕は転送装置がある部屋へとやって来ていた。

 

 

「行き先は何方へ?」

 

「千年王国へお願いします。今回はちゃんと転送して下さい。笑えないから」

 

「かしこまりました」

 

 

箱型の機械の中へ入り係の人の合図を聞きながら目を閉じ次に目を開けた時には僕はティルヘルムの城の前に立っていた。

 

 

今回は大丈夫なのだろうか?以前のように千年王国が平和になる前に送られていたらこの話はここで終わりだ。いつでも転送装置に戻れる様にソロリソロリと歩んでゆく。

 

 

「お久しぶりですねユウ。今日はグリードは居ないのですか?」

 

「うわぁ!!出た!」

 

「…あの、その反応は少し失礼じゃありませんか?」

 

 

城へと続く橋を渡り切ろうとした時にリルティルに声をかけられて僕はビビり散らしていた。だけどよく見れば以前会ったリルティルだ。

 

 

「ごめんごめんリルティルは操られていないの?」

 

「どう言う事ですか?大陸で何かあったのですか?」

 

 

僕の問いに先程までの笑顔が消え真剣な眼差しで僕を見ていた。「えっとね」と事情を説明する事に。

 

 

「って訳なんだよ」

 

「それでグリードを取り戻すために一人でそこに行ったのですか?」

 

「そうだよ?」

 

「危険すぎます!ブラックキラーズがどの様な事を過去にしていたか知っていますよね!?それに人間一人で挑むなんて無謀を通り越して愚かです!」

 

「まぁまぁ、それよりリルティルって時間ある?」

 

「それなりにならありますけど」

 

「僕に剣を教えて欲しいんだ、頼めるかな?」

 

「…………強くなってどうするつもりですか?」

 

「もちろんティルを奪還しに行くよ」

 

 

リルティルの顔をしっかりと見据えて頼んでいた。そして反論しようと口を開こうとした時には深々と頭を下げていた。

 

 

「お願いします!僕に剣を教えて下さい!!教えてくれるって言うまで頭は上げません!」

 

 

そう言って頭を下げ続けていると深いため息が聞こえてリルティルが返事をしてくれた。

 

 

「分かりました、でも約束して下さい」

 

「はい!なんでも言って下さい!」

 

「泣き言、弱音を吐かない事。お城の手伝いをする事、その二点です」

 

「あざっす!じゃあ早速お願いします!」

 

「その前にオベロン様に挨拶をお願いします」

 

「はい!」

 

 

そんな訳で僕はリルティルに案内されて城門をくぐり長い廊下を抜けてオベロン様が居る部屋まで来ていた。

 

 

「失礼します」

 

「お邪魔します」

 

「うむ、よく我が城へ参られた、歓迎しよう。今日はグリード殿はおらぬのか」

 

 

何となく豪華な椅子に腰掛けたオベロン様にそう言われて事情を説明する事に。

 

 

「ふむ、その様な事情であるならば儂等も力になろう。城の物は自由に使うと良い」

 

「あざっす。そう言えばアルマス達は何処へ?」

 

「アルマス達は任務に出ています。私は書物をまとめていたので城に居ましたけど」

 

「ふむ。じゃあオベロン様少しの間お世話になります。リルティルお願いね」

 

「はい、付いてきて下さい」

 

 

リルティルに案内されて城にあるコロシアムに向かおうとした時にオベロン様の声が聞こえ立ち止まっていた。

 

 

「ユウ殿、分かっておるとは思うが勇敢と無謀をはき違えてはならぬぞ」

 

「はい、分かっているつもりです」

 

 

そう答えリルティルに連れられてお城にあるコロシアムへとやってきていた。

 

 

「今から修行を開始しますね。その前にユウは剣を扱った事はありますか?」

 

「少しだけならティルに昔教えてもらった事があるよ」

 

「分かりました。なら練習試合をしましょう」

 

 

そう言ってリルティルがコロシアムの真ん中へと降り立った。その前に立ち剣を構えた。

 

 

「手加減はしませんよ」

 

 

そう言った後にリルティルが笑みが消え真剣な顔つきとなっていた。その瞬間から吹き荒れるリルティルの闘気を真正面から受けていた。ただそれだけなのにガクガクと膝が笑い始め圧倒的な力の差、それに本能を揺さぶる恐怖を感じ取っていた。

 

 

「……ふぅ、、、」

 

 

それを掻き消すために服の上からネックレスをギュッと握り両頬を叩き気合を叩き込み剣を構えリルティルを見据えた。

 

 

「お願いします!」

 

「はい、行きます」

 

 

その言葉の後にリルティルの姿がボヤけふんわりと髪の毛が宙を舞い気が付けば僕の首元には剣が突き付けられていた。

 

 

「あはは、、、はぁ」

 

 

リルティルが剣を下げた後に僕はヘナヘナとその場にへたり込んでいた。

 

 

「話になりませんね。まだ私は普段の半分の力も使っていませんよ」

 

「やっぱりキル姫って強いね。いつもティルの背後に居たから分からなかったよ」

 

「人間がキル姫に勝てる筈がありません、グリードの事は私達に任せてください」

 

「嫌だよ、リルティルもう一回お願い」

 

 

剣を支えに立ち上がりそう言うとリルティルが困った顔をしながらも位置に付いてくれた。

 

 

「行きますよ」

 

「お願いね」

 

 

その言葉の後にリルティルが向かってきてくれてそれに反撃をしようとしたのだが結果は同じ、再び僕の首元に剣が突き付けられていた。

 

 

 

「分かりましたか?何度も言いますが人間がキル姫に勝つ事など無理なのです」

 

 

剣を伝いリルティルの顔を見ると哀れんだ顔で僕を見ていた。分かっている。これはリルティルからの警告、命を無駄にするなと。でも。

 

 

「じゃあさ、リルティルは諦めれるの?絶対に連れ戻したい人が直ぐ近くにいるのに。力が及ばない事なんて分かりきってるよ!だけど!僕は自分の力であいつを、ティルを奪還したいんだ!」

 

 

そう叫び首元の剣を握りしめ押し返してゆく。鋭い痛みが走り血が垂れようと構いやしない。

 

 

「もう一回お願いします!!」

 

 

呆気に取られたリルティルに向かい剣先を向けて頼むとすぐに剣を構え向かってきてくれた。

 

 

(目で追えないスピード、ならば、、、)

 

 

目で追う事を諦めて目を瞑り五感を研ぎ澄ませ意識を高めてゆく。目で追えないのならば感じ取れば良いんだ。

 

 

「そこっ!!」

 

 

僕が振った剣は予想通りにリルティルの剣を捉えたのだがその衝撃で手を離してしまいクルクルと剣が宙を舞っていた。

 

 

「お見事です、と言いたいところなんですけど」

 

「二つの意味で力不足みたいだよ」

 

「次は私に向かって攻撃してきて下さい」

 

「りょうかいです!」

 

 

剣を構えるリルティルに向かい剣を振るってゆくのだが上から斬ろうと下から斬り上げようと横に斬り払おうと全て最低限の動きで避けられてしまった。

 

 

「人間相手なら戦えない事もないと思いますけど、、、」

 

「はい、、、」

 

 

根本から鍛え直さないとダメみたいだ。そんな事よりも剣を素手で掴んだ事を今更ながら後悔していた。とても痛い。

 

 

「こんなところでなーにしてんのよ」

 

「お疲れ様ですレーヴァ」

 

「久しぶりだねレーヴァ、それとムー君だっけ?」

 

「おうよ、今日はあのねーちゃんは居ないのか?」

 

「それがね、って事があってさ」

 

 

レーヴァテインとムー君に事情を説明しているといつの間にかカリス、ソロモン、ヘレナが僕の話を聞いていてくれた。

 

 

「ユウくんならミラクルを起こせるよ!カリスちゃんも応援してあげる♪」

 

「大陸中の人の記憶を操るか、ヘレナはそっちの方に興味があるな。くふっ」

 

「それで今修行をしているのですが思うようにいかなくて、、、」

 

「何か良い修行方法は無いかな?とりあえず体力と反射神経を鍛えたいんだけど」

 

 

そう聞くとみんなが考えてくれた。そのいくつかを紹介したいと思う。

 

 

「ヘレナが釘を投げるからそれを避けるのはどうだ?」

 

「当たったらどうなるの?」

 

「もちろん磔だぞ。くふっ」

 

「それはちょっと、、、」

 

「はーい♪カリスちゃんがキプルに乗ってユウ君を追いかけるのはどうかな?」

 

 

そう言うとキプルが馬のようになりその背に跨ったカリス。

 

 

「追いつかれたらどうなるかな?」

 

「うーん?大怪我してもカリスちゃんが癒やしてあげるよ♪キラキラリー♪」

 

 

普通の馬と変わらないサイズのキプルに轢かれたら大怪我で済むのだろうか?

 

 

「レーヴァは何か浮かびましたか?」

 

「何にも、考えてはいるんだけど相手が人間となるとね」

 

「そうですよね、、、昼食の準備をしてくるので少しの間ユウをお願いしますね」

 

「おけ」

 

「レーヴァ達も食べていきますか?」

 

「急ぎの任務があるから今日はやめておくね」

 

「分かりました。お願いしますね」

 

 

リルティルを見送りみんなが悩んでいる中ついにこの人がドヤ顔で口を開いた。

 

 

「こういうのはどう?私が魔弾を放つからそれをユウが回避するのは」

 

「そうですね、魔弾なら威力を抑える事ができますし」

 

「キラキラリーだよ♪ソロモン♪」

 

「ならお願いねソロモン」

 

「…………」

 

「ソロモン。みんなが君の案に賛成しているだけだから固まらなくていいぞ」

 

 

そんな訳でコロシアムの奥の方に僕が立ち離れた所にソロモンが立ち銃を構えてくれた。

 

 

【威力は抑えてあるけど当たったら痛いわよ】

 

【はーい!お願いします!】

 

 

離れている為大声と身振り手振りで意思疎通を行いながら練習が始まった。

 

 

銃を構えるソロモンが魔弾を放ちそれを左右に動き回避してゆく。魔弾は大きさや色で目立つので落ち着いて見ていれば回避する事は難しく無い。

 

 

【剣で弾いてみて!】

 

【はい!】

 

 

そう言われて迫り来る魔弾を剣で斬ってみると野球のボールのように弾く事ができた。これはこれで楽しい。

 

 

「ユウ君上手だね♪」

 

「もっと出力をあげてみるのはどうだ?」

 

「でも、もし当たれば危ないわ」

 

「ユウなら大丈夫だぞ、くふっ」

 

「それもそうね、グラウ展開して!」

 

「ラジャー」

 

 

楽しみながら練習していると魔弾が止んだ。それを不審に思いソロモン達の方をみると何やら話している様子。その間に少し休憩しようと煙草に火を付けていた。

 

 

【行くわよユウ!これが私達の最適解!】

 

 

いつの間にか二つの銃を構えたソロモンが僕に向かい魔弾を乱射してきていた。それをできる限り回避し弾き返していたのだがついにそのうちの一発が僕に命中してしまった。

 

 

【あっつ!!いった!!ちょ!無理無理むり!!ストーーーップ!】

 

 

大声で叫び身振り手振りで魔弾を放つのをやめてもらおうとしていた。

 

 

「まだ足りないようだぞ、あんなにも楽しそうじゃないか」

 

「私はユウという人間を甘く見ていたようね、グラウ、出力上昇!」

 

「ラジャー、攻撃モードに移行します」

 

「なぁレーヴァ。止めなくていいのか?」

 

「今任務の段取り組んでるから無理」

 

 

先程よりも早く大きな魔弾が僕に迫ってきていた。それを何とか回避して振り向くと魔弾が壁に当たりものすごい音と共に破裂して壁をえぐっていた。当たったら即死は確定だろう。

 

 

だけどこんな事で怖気付いていたらティルの元には辿り着くことすらできないだろう。これはソロモン達が与えてくれた試練。ならば乗り越えてみせよう。

 

 

ギュッとネックレスを握りすぐに剣を構え直し剣先をソロモンに向けて宣戦布告。

 

 

【お願いしまーーーすーーーぐっはぁぁぁ!!】

 

 

残念ながら普通に魔弾が僕に当たりその勢いで吹き飛び壁に叩きつけられていた。かすみゆく視界に最後に映ったのはキプルに乗り僕に杖を振るうカリスの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ、、、死んだかと思った…」

 

「無意識のうちに剣を魔弾の間に挟み威力を弱める事ができていたのですね」

 

「ふむ。あれ?レーヴァ達は?】

 

「もう帰りましたよ、城には任務で使う物を借りに来ただけだったようなので」

 

「練習してくれたお礼言いたかったよ」

 

「また直ぐに会えますよ。それと昼食の準備ができてます」

 

「いただきます」

 

 

リルティルに連れられてお城のリビングへ行くと美味しそうなラーメンとチャーハンが机に置かれておりそれをいただいていた。そんな時

扉が開き見覚えのある二人が入ってきた。

 

 

「ただいま!あっ!あんたは、、えっと、、、」

 

「ユウさんですよ」

 

「そうよ、そう!ユウ久しぶりね」

 

「久しぶりアルマス、ティニ」

 

「もう一人のティルフィングは居ないの?」

 

「実はね」

 

 

二人に事情を説明して剣の練習をしている事を伝えるとアルマスが手伝ってくれると言ってくれた。

 

 

「そういう事なら絶・私に任せなさい!徹底的に鍛えてあげるわ!」

 

「ありがとね、助かるよ」

 

「その前にご飯を食べて下さい、麺が伸びてしまいますよ」

 

「ん、いただくわ」

 

 

そんな訳で四人で昼食を頂き片付けをしてからコロシアムへと戻って来ていた。

 

 

「アルマスお願いね!」

 

「任せて!行くわよ!」

 

 

コロシアムに引かれた線の上で挨拶をしてからお互いが動き出した。パンッ、パンッっと、ステップを踏みながら迫るアルマスに対しその動きを見ながらアルマスの左側へと駆けてゆく。

 

 

「いつまで逃げ回ってる気?来ないならこっちから行くわよ」

 

「その方がありがたいかな?」

 

「もぅっ!やる気あんの!?」

 

 

アルマスが少しだけ怒った目線を僕に向けた。後もう少し。

 

 

「アルマスって足速かったっけ?」

 

「今それは関係ないでしょ!」

 

 

怒りに任せた一振り。それを素早く後ろに下がり回避してすぐさま前進しつつ斬り払う。

 

 

「もらった!」

 

「残念ね、絶・私の勝ちよ」

 

 

届くと思った剣先はアルマスにより斬り上げられその衝撃で剣は僕の手を離れ宙を舞った。

 

 

それが地面に突き刺さると同時に降参の万歳をしていた。

 

 

「結構戦えるじゃない。見直したわ」

 

「なんでだろ?アルマスだからかな?」

 

「何その言い方!言っておくけどちゃんと手を抜いてるんだからね!」

 

「うん、ありがとねアルマス」

 

 

アルマスの喋りながらリルティルとティニに視線を送ると何やら話している様子。

 

 

「どうしたの?」

 

「いえ、もしかしたら練習相手は私よりアルマスの方が良いのかと思いまして」

 

「どうしてそう思うの?」

 

「動きが私と戦った時とはまるで違います。何故だかは分かりませんが」

 

「言われてみればそんな気もするよ。なんでなんだろ?」

 

「さぁ…?」

 

「何よみんなして、、、そんなに見られると絶・恥ずかしいんだけど」

 

 

三人でアルマスの顔を見ても答えは出なさそうだ。

 

 

「練習の途中で申し訳無いのですがユウにはティルヘルムの畑に野菜の収穫を手伝いに行って来てもらいます」

 

「分かったよ、アルマス、ティニ。ありがとね」

 

「明日は任務があるから無理だけど時間がある時はいつでも手伝ってあげるわ」

 

「頑張って下さいねユウさん」

 

 

そんな訳でリルティルに貰った地図を頼りに城を出て畑を探していた。はたけ畑、、、ここかな?とりあえず作業をしている人に話しかけてみる事に。

 

 

「すいませーんお城から来たのですが」

 

「おぉ、やっと来たか。大根を抜いてくれんか」

 

「りょーかいです。どれだけ抜けば良い?」

 

「この畑の大根全部だよ」

 

 

そう言われて畑を見渡すと沢山の大根の葉が顔を出していた。普段の僕なら弱音を吐くだろうがこれも修行と気合を入れて大根を引き抜いてゆく事に。

 

 

葉を掴み大根を左右にゆすってから抜いてゆく。途中で一本に両手を使うのはもったいないと気が付き片手で大根を抜く事に。

 

 

「お、、、終わりました、、、、」

 

「うむ、ありがとう」

 

 

ヘトヘトになりながら城へと帰って行く。早くご飯を食べて寝よう。そう心に決めながら。

 

 

「ただいまー」

 

「おかえりなさい、お疲れ様でした。ご飯できてますよ」

 

「うん、ありがとね」

 

 

リルティルの準備してくれた夕ご飯を五人で囲い頂く事に。

 

 

「大陸も荒れておるのか、、、儂が若ければ」

 

「オベロン様、食べながら話すのはお行儀が良くありませんよ」

 

「おぉ、そうであるな」

 

 

オベロン様の普段の様子が見れて楽しい夕ご飯だった。それから片付けを手伝いお風呂に入りリルティルに部屋に案内してもらう事に。

 

 

「この部屋を使って下さいね」

 

「うん、ありがとね」

 

「朝起こしに来るのでそれまでゆっくりしていて下さい」

 

「りょーかい」

 

 

リルティルがドアを閉めてからフラフラとベッドに倒れ込み身体を回し仰向けとなった。

 

 

この部屋は昔からここに来た時に借りた部屋かな?そうだ、ティルとお酒を飲んでる時に城が揺れて………

 

 

昔の事を思い出しているといつの間にか眠りへと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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