朝何となく目を覚まして起き上がり煙草を吸いに行こうと立ちあがろうとした時に違和感に気が付き股間へと目をやると膨らんだ股間が。
(…………)
はい、どう見ても朝立ちです。普段はそんな事ないのだがきっとこれはパラケルススに貰った薬を飲んだからなのだろう。
まぁ勃っているとはいっても生理現象なのでムラムラする事はなくそのまま煙草を吸いにいく事に。
(運動かぁ、、、)
立ち上る煙を見ながらそんな事を考えていた。運動は嫌いではないのだけど。一人でするならランニング、相手が居るのならたまに試合をするのも良いかもしれない。
そうなると剣を使うキル姫が良いな、ここだとティルとリルティル、クレスにラグナロクか。後で聞いてみよう。
ぼんやりと煙草を吸っているうちに朝立ちも治まり部屋へと戻る事に。
(…………)
部屋に戻ると半袖半ズボンのパジャマで眠るティルの姿が。モコモコと柔らかそうな素材のピンク色のパジャマにスラリとした脚を惜しみもなくさらけ出しその上にチラリと見えるおへそ、そして服越しでも存在を主張する乳房が。
たちまち湧き起こる煩悩を捨て去る為にリビングへ行き水を一口飲んでランニングをしに行く事に。とりあえず城の周りを2周しよう。そう決めて城の入り口で靴紐を結び直し準備運動をしていた。
「おはようございます、ユウさんもランニングですか?」
「おはよエルキュール。うん、エルキュールも?」
「はいっ!私の日課なんですよ♪」
笑顔でそう言っているエルキュールと一緒にランニングをする事に。普段の服装と違い白いシャツにハーフパンツ姿で髪を後ろで束ね一本にしているその姿を追いかけてゆく。
「いつもどれぐらい走るの?」
「えっと、城の周りを3周です!ユウさんはどれぐらい走ります?」
「エルキュールに合わせるよ」
「じゃあ、ついてきてくださいっ!」
足取り軽くペースを上げたエルキュールの後ろを付いて走ってゆく。姿勢正しくランニングの基本的な姿勢で走るエルキュール。
「まだまだペースをあげますよっ」
「うん、大丈夫だよ」
さらにペースを上げるエルキュールの後ろを付いて行く。こうやって気持ちの良い早朝の空気の中走るのも良い事だ。僕も毎日走ろう。そんな事を考えながら目線を前に向けると汗をかきシャツが透け始めた後ろ姿が。
白いシャツだから下に着ている下着の色がくっきりと浮かび上がり肌の色を引き立てる。そして汗と石鹸の混ざった何とも言えない匂いが漂い頭を刺激する。このまま後ろを走るのは危ない。そう判断しペースを上げエルキュールを追い抜き前へと出た。
「流石です、、私も負けませんからね!」
何を勘違いしたのか分からないけどエルキュールもペースを上げ僕を追い抜いた。だけど後ろに付けない理由がある以上僕も抜き返す。それをエルキュールが追い抜きそれを追い抜き、、、。
「はぁ、はぁ、はぁっ、、、、」
「はぁぁっ、、引き分けですね、、、」
結局お互いが横並びとなり同時に3周走り終えこの勝負は引き分けとなった。今はお互いが乱れた呼吸を整える為にゆっくりと歩いていた。
「良い運動になったよ、ありがとね」
「私も、やっぱりこうして誰かと走るのも良いものです、、そうだ。私いつもランニングの後街の喫茶店に行くのですが一緒にどうですか?」
「ん、うん。行こっか」
せっかくお誘いを受けそれを断る理由もなく一緒に街まで歩き喫茶店へと入ってゆく。
「私メロンソーダ、ユウさんはどうします?」
「じゃあ僕はコーラ貰おっかな」
店員さんにメニューを頼み対面する形で前へと座るエルキュールを見ていた。首からぶら下げたタオルがスポーツ少女感を高め良い味を出している。
「最近筋トレにハマってて、この鍛えた筋肉を見て下さい」
そう言われて袖を捲ると腕を見せてくれていた。特に変化らしい変化は見当たらないのだが可愛いのでヨシとしよう。
それはそれとして対面で座っているので笑顔で話すエルキュールの姿が全身見えてしまう。今、僕の前に居るのは正統派美少女のエルキュールさん。普段はそんな目で見ないのだが段々とそんな目で見てしまいそうな自分に気が付き始めていた。
(あっ、やばい、可愛い)
一瞬そう気が付いてしまったのが悪かった。ついつい目線を向けそんな目で見てしまう。それを振り切る為に許可を得てから煙草に火を付ける事に。
「煙草って美味しいのですか?」
「どうだろ?あんまりオススメはしないよ?」
「一口もらっても良いですか?」
そう言いながら灰皿に置いた煙草を指で挟み自分の口へと運び一口。
「げほげほっ!!うぅぅぅぅっ、、、」
「あらま」
咳揉み涙目になりながら僕に煙草を返しそれを口へと運び煙を吸い込んでいた。
(あっ、間接キス)
そう理解した瞬間に顔が熱くなる。
「よくこんなの吸っていますね。もう私は吸いたいと思えません」
「慣れだと思うよ?」
その後運ばれてきたジュースを飲んでお城へと戻りみんなと朝ご飯を食べ食後の煙草を吸いに行く為に外へと出てきていた。
「ユウではないか、こんなところでなにをしている?」
「ん、煙草だよ」
「そうか、いまからまちへとかいものにいくのだが、おまえにおともをさせてやろう」
「うん、良いよ」
どうやらお使いを頼まれたグラーシーザと一緒にティルヘルムの街へ行く事に。因みに格好はいつもと同じだ、そんな事良いんだ。それよりも胸元を通るカバンの紐がすごく気になる。
「可愛いカバンだね」
「あたしのおきにいりなのだ。すこしにもつがはいりすぎておもたいがな」
聞くと財布や飲み物がはいっているようで。いつもより胸の膨らみが強調されどうしても胸元に目線を向けてしまいそうになる。
「それでな、ラグナロクがな、」
そんな僕の事はつゆ知らず、可愛らしい幼さ残る笑顔で僕へと話しかけてくれている。ものすごく可愛いのだが?
心を無にしながら会話を楽しみ店から店を回り紙に書かれた物を買い集めてゆく。楽しいひと時を終え城へと帰ろうとした時だった。
「あっ、あめだ」
先程まで快晴だった空に雲が差しポツポツと雨が降り始めていた。雨宿りを考えたが生物を買っているためそんな時間は無いだろう。
「ちょっと待っててね」
そう言って最寄りの売店へ飛び込み一番大きな傘を買い二人で雨に濡れない様に帰り道を歩んでゆく。
「むっ、もうすこしよってもいいか?あめにぬれてしまう」
そう言って僕に身体をくっ付けるグラーシーザを微笑ましく見ていた。僕もグラーシーザが濡れないようになるべく傘がかかるようにしてあげる事に。
「このままだとユウがぬれてしまう。もっとくっついてもいいぞ」
「ん、良いよ」
「えんりょはいらん、さぁ」
そう言って僕が濡れないようにくっ付いてくれた。のは良いのだが腕を胸に押し付けられその柔らかさに頭がどうにかなってしまいそうだ。
「なんだか、こうしているとこいびとみたいだな」
「…………っ!ソ、ソウダネ」
少し照れくさそうに笑い言ってくれた言葉に理性が弾けそうになる。だが。鍛え上げた鋼の精神で耐え抜き城へと無事帰る事ができた。
「あたしがかってきたものをしまってきてやろう」
「うん、ありがとね」
買い物袋をキッチンへと持ってゆくグラーシーザを見送り僕は煙草を吸う為にコロシアムへと来ていた。とんでもなくどうでもいい情報なのだが僕が煙草を吸う場所は自室のベランダかコロシアムか城門である。
喫煙所に行き煙草に火を付けてボーッとしていると弓を持ったスイハがコロシアムへとやってくる姿が見えた。まだ僕に気が付いていないようなので見守っている事に。
コロシアムの入り口から一番遠い所にビール瓶を置きその上にボールを置き振り返った時僕に気が付き少し笑顔を見せてくれた。
「いつから居たのですか」
「スイハが来た時には居たよ。何をしてるの?」
「矢の鍛錬です。いざという時に正確に矢を放てなければ皆を守る事はできませんから」
「へぇ、見てていいかな?」
「はい、構いません」
そう言って矢を引き絞ってゆく。的は約50メートル先のテニスボール。それを撃ち抜くようだ。
静かなコロシアムに弦をギリギリと引き絞る音だけが聞こえやがて風切り音と共に矢が放たれ見事にボールを撃ち抜いていた。
「おぉーー流石だねスイハ」
「いえ、これぐらい当然です」
拍手を送りながら褒め称えたのだが気に留める様子もなくクールな表情で次の的へと狙いを絞ってゆく。少し近づいてゆくと独り言が聞こえてきた。
(やったー褒められた!)
うん、可愛い。
「弓って僕も使えるのかな?」
「可能だと思います。教えてあげますよ」
キル姫はキラーズの武器しか使えないのだが僕には関係なさそうで、スイハから弓と矢を借りて練習をする事に。銃ティル?まぁ気にすんな。
「足を開きしっかりと重心を保って下さい。身体がブレれば真っ直ぐ矢は飛びません」
「はい、そのまま弦を引き絞って下さい」
教えてもらったとおりにやってみるのだが以外と弓は重く弦は硬い。難儀をする僕をみかねスイハが僕の背後へと。
「身体の力を抜いて私に身を委ねて下さい」
矢を持つ僕の右手の上に右手を当て弦を引く左手に手を重ねサポートしてくれたのだが背中に当たる柔らかなものと耳元に聞こえるスイハの息遣いが思考を乱しとても集中なんてできないでいた。
それでも懸命に意識を矢尻に向け矢を放つと飛んで行った矢は的を掠める事ができた。
「初めてて的に当てる事ができれば十分ですよ」
「うん、ありがとね。邪魔してごめんね」
「いえ、これも任務ですから」
任務?その言葉を不審に思ったけど深く気にせず再び弓の練習をするスイハを見ながら煙草を吸い部屋に戻る事に。
(…………)
誰も居ない部屋でベッドに座りボーッとしているとムラムラしてきてしまう事に気が付いた。一人で居るのは危険だ。理性を保つ為に誰かに会いに行くことに。
「あっ、ユウさん」
「ん、どうしたの?ミネルヴァ」
廊下を歩いているとミネルヴァが僕に話しかけてくれた。話しながら廊下を歩く事に。
「最近本を読みすぎて身体が凝ってしまったのです。良ければマッサージをしてもらえませんか?」
「うん。良いよ」
ミネルヴァには色々とお世話になっているし断る理由も無くミネルヴァの自室にてマッサージを行う事に。
「少し準備をするので向こうを向いていてもらえますか?」
そう言われ反対を向き壁を見ていると布が擦れる音が。その音に溢れる唾を飲み込みドキドキしているとお願いしますとの声が。
「…………えっと?」
振り返るとショーツだけを付けたミネルヴァがベッドにうつ伏せとなっていた。僕が想像していたのは椅子に座ったミネルヴァなのだが予想外の光景に言葉を失いついその姿を凝視してしまう。
「肩と腰をお願いしますね」
そう言いながら足をパタパタと動かしていた。
「じゃあ肩からするね」
そう言ってミネルヴァの横に腰掛け手を伸ばし左肩をもみもみ。
「あの、両方同時にお願いしてもよろしいですか?」
「いいけどどうやって揉んだらいい?」
「乗ってもらえれば」
何言ってんのこの人と思いながらミネルヴァの腰に跨り腰を下ろし肩甲骨に沿って親指を使い丁寧に揉みほぐしてゆく。
(……………)
手に吸い付くようなしっとりとした素肌に、女性の上に跨り身体を揉むというシチュエーションが思考を焦がす。さらに気持ち良くて思わず漏れている喘ぎ声が聞こえ冷静を装いながら頭の中でパニックを起こしていた。
「あっ」
そしてミネルヴァの体重で押し潰されはみ出している乳房を見つけてしまい完全に理性がぷっつんと切れた。
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!!!」
その瞬間にミネルヴァの背を飛び降り壁に向かい頭をガンガンとぶつけ目眩を感じる程の痛みで自我を取り戻した。
「あの、すごい音がしましたけど大丈夫でしたか?」
「うん、いま大丈夫になったから安心して」
そんな訳でマッサージ続行である。次は脚に乗り腰を揉む事に。そうは言っても肩甲骨から背骨にそいゆっくりと丁寧に揉みほぐしてゆく。
「ん、んんっ、気持ち良いです♪」
悩ましい声が聞こえたが無心で揉み解し肩と腰のマッサージを終える事ができた。
「あの、宜しければ脚もお願いしてよろしいですか?」
「!?」
「最近椅子に座っている事が多くてむくんでいるのですよ」
「ウン、イイヨ」
「ユウさんならそう言ってくれると思っていました♪お願いしますね」
そう言ってうつ伏せのまま脚を左右に開いてくれた。あどけない少女のこの姿を見てムラムラしない奴は居ないだろう。
だが。僕は一周回ってしまっていた。ムラムラを通り越して若干無の境地に辿り着いていたのだ。
無駄の無い綺麗な太ももを優しく揉み解し丁寧にコリを解してゆく。
「太ももの付け根もお願いして良いですか?」
「マジ?」
「はい、付け根のリンパをマッサージして貰うと身体に良いと聞いた事があるので」
普段となんら代わりのない声のトーンで言われたのだが僕は気が気じゃ無かった。マッサージしやすいようにさらに開かれた脚を見てもう理性を保てる気がしない。
「あの、恥ずかしいので早くしてもらえませんか?」
催促を受け震える手でショーツ越しに付け根へと触れる。揉み解す度に身体の熱が、柔らかさが手を伝わり理性を焦がす。さらに聞こえる甘い声。ふと触れたショーツに湿り気を感じ目を凝らして見ると薄っすらと染みが。
「ヒャッハァっ!!」
限界を感じ再び飛び降り壁に何度も何度も頭を叩きつけると視界に星が浮かんだ後意識を失った。
「ユウさん?」
鈍い音が聞こえた後ドサリと音が聞こえ振り返ると頭から血を流し倒れる姿が見えた。少し言い過ぎたかな?少しだけ反省をしながら上着を羽織りネスが居るであろうリビングへと運んでゆく。
僕が目を覚ますとみんなが心配そうに僕を見てくれていた。身体を起こしみんなにお礼を言う事に。
「ありがとね。僕どうしたんだろ?」
「頭を強く打って意識を失ってしまったんですよ」
「ふむ」
なんとなく記憶を思い返しミネルヴァの顔を見れず顔を背けていた。
「大丈夫でした?お兄ちゃん」
「!?」
僕をお兄ちゃんと呼んだのはネスだった。普段の冷たい視線では無く優しい視線に柔らかな表情で僕を見てくれていた。
「ミネルヴァが運んできてくれた時心配で。もう大丈夫そうですね」
よく見ればフードは被っておらず可愛い顔。いや、よく見なくても、フードを被っていても可愛いんだけど。
「少し休んでて下さい」
そう言って僕の後ろに座り足を伸ばすと僕を引き倒し膝枕をしてくれた。さらに頭を撫でてくれるサービス付きだ。
ただ残念な?事に心が安らぎとても落ち着ける。気を抜けばこのまま寝てしまいそうな程。
「ありがとねネス。そろそろ晩御飯作らなきゃ」
そう言って立ち上がりお礼にネスの頭を撫でてあげていた。
「むぅ、私に魅力はありませんか?」
「ん、君はとても魅力的だよ?優しいしみんな頼りにしているよ」
「なら、どうして立ち上がったのですか?」
「んーネスみたいに言うならご飯作るのが規則だからだよ。じゃあ作るの手伝ってくれるかな?」
「はい、お兄ちゃん」
少し照れ臭そうに笑いネスと二人でキッチンへ。人数を確認した所僕を合わせて六人だった。
「他のみんなは?」
「お出かけしています。夕ご飯はいらないと言っていましたよ」
「分かったよ。じゃあお刺身とご飯と味噌汁にしよっか。短冊は切れるかな?」
「やってみます」
ネスにお刺身を切ってもらっている間にお米を炊いて味噌汁を作っていた。
「これでどうですか?」
「うん、すごく上手だよ」
それから(以下省略)してみんなで楽しく夕ご飯の時間を過ごし自室へと戻り部屋に入った瞬間にため息を一つ。
一人で部屋にいると今日の事を思い出してしまいムラムラしてしまう。この感情を消すにはどうしたら良いだろうか?
そんな事を考えながらベランダに行き煙草に火を付け見渡す限り真っ暗な景色を眺めていた。
「ん、明日釣りをしに行こう」
そう思い立ち煙草を吸い終えた後明日の準備をする事に。仕掛けを作り釣り針に糸を結び、用意してドアの近くにおきお風呂に入りベッドに飛び込み眠りにつく事に。