朝、目を覚ますとガンガンと頭が痛み気怠さとなんとも言えない吐き気を感じていた。完全なる二日酔いである。こうなると煙草を吸う気にはなれず二度寝をしようと再び目を瞑っていた。
そんな時ドアがノックされて返事をするとリルティルが部屋へと入ってきた。
「おはようございます。あまり顔色がよろしくありませんね」
「おはよ、昨日飲みすぎちゃってさ」
「珍しいですね」そう言いながら部屋を歩きカーテンを開け外の光を部屋へと取り込んでいた。何かの嫌がらせかね?
「二日酔いのところ申し訳ないのですがレーヴァの所へ行ってきてもらえませんか?」
「いいけど、何かあったの?」
「レーヴァの荷物が城へ間違って届けられてしまったのでそれを届けてきて欲しいのです」
「ん、分かったよ」
宅配業者に文句を言いたいのを堪えながらベッドから起き上がり普段着に着替えて朝食を食べに行く事に。
「おはよ」
「おはようございますお兄ちゃん」
まだ僕の事をお兄ちゃんと呼ぶネスに苦笑いを浮かべながら朝食を食べネスに頼み事をする事に。
「ネスの回復魔法で二日酔いって治せるかな?」
「治せますよ。やってあげます」
ネスが振るった杖から出る光を浴びると頭痛と気怠さが無くなり万全の体調へと戻っていた。便利だねネス。
「ありがとね。助かったよ」
「いえ。あまり飲みすぎないでねお兄ちゃん」
そう呼んでくれるのが可愛くて頭を撫でてあげると心地よさそうな顔をしてくれた。うん、可愛い。
そんな訳で僕は小包を持ちレーヴァ達がいる隠れ家を目指して草原を歩いていた。一応隠れ家と書いてあるけどほとんどの人が場所を知っているしその事を本人達も知っているのだ。
「すいませーん。お届け物でーす」
そう言ってしばらくするとドアが開き誰かが顔を出してくれた。
「なんだユウか。ヘレナはてっきりイケメンの宅配員だと思って薄着で出てきてしまったぞ」くふっ
「いや、声で分かるでしょ」
「まぁ立ち話もなんだ、家に入ってくれ」
そんな訳で隠れ家へとお邪魔する事に。薄紫のキャミソール姿のヘレナを目で追ってしまうのを堪えながらリビングへと案内されていた。
「あれ?他のみんなは?」
「任務で居ないぞ。ヘレナは一人寂しくお留守番だったから暇つぶしの相手が欲しかったんだ」
ソファーに座っているとヘレナがお茶を持ってきてくれてテーブルへと置くと対面する形でソファーへと座っていた。
「ん、どうしたんだ?ヘレナのこの膨らみが気になるのか」
「そんな事ないよ?」
先程伝えた通り薄紫色のキャミソール姿のヘレナ。薄い生地の為下着が透けてどうしようもなく色っぽくて目のやり場に困ってしまう。
「今はニールもいないから好きなだけヘレナを見ても良いぞ」くふっ
何かを企んだような顔をした後立ち上がり両手を上に伸ばしうぅーんっと悩ましい声を出しながら体を伸ばしていた。そうする事により服が引っ張られ胸の膨らみが強調されおまけに下着がチラリと見えてしまっていた。
「つっと。さぁユウ、ここでヘレナからの質問だ」
「うん、どうしたの?」
「ヘレナの下着の色は何色だ?」くふっ
悪魔の質問である。正直に言えば下着を見たと言われるだろうし分からないと答えれば下着を見せてくれるだろう。最適解の返答を考える僕をニヤニヤしている顔を隠しながらヘレナが見ている。
「どうした、答えられないのか」
「うーん、答えが知りたいから見せてくれるかな?」
この言葉にヘレナのニヤケが止まり警戒を宿した瞳で僕を見た。僕が言わないだろうと思っていた言葉に意表を突かれたのだろう。
「おいおい、こんなか弱い女の子にそんな事を言うのはどうかと思うぞ」
「だよね、じゃあ勘で答えるよ。黒で」
「むむっ正解だ。良い勘をしているな」くふっ
「正解したから何か貰えるのかな?」
「そうだなぁ、、、ヘレナのこの膨らみを触らせてあげようか」
「か弱い女の子にそんな事はできないよ」
「食えない奴だ」くふっ
さりげない心理戦に勝利し煙草を外に吸いにゆく事に。煙を吸い込み吐き出すたびに昂りかけていた気持ちが落ち着いてゆく。最後によしっと呟き部屋へと戻ってゆく。
「随分と長かったな。ヘレナは寂しかったぞ」
「ごめんね、みんなはいつ帰ってくるの?」
「さぁ、昼ぐらいには戻ると言っていたが」
ソファーに座り退屈そうな顔をしているヘレナを見ていた。よく考えればこのキャミソール姿よりも普段の服の方が露出が少ない事に気がついた。多分気にしたら負けなのだろう。
「退屈だからヘレナの相手をしてくれ」
「うん、良いよ?何しよっか」
「そうだなぁ、、、」
ニヤけた口元を隠すように顔の前で指先をくるくると回しながら考えていた。
「そうだ。ヘレナは最近柔軟体操を頑張っているんだ。その成果を見てくれ」
そう言って床に座ると前屈をしていた。
「おぉー!凄いじゃん!」
「そうだろ、頑張ったんだぞ」
頭がつま先に付くほどに身体を曲げていた。その後に立ち上がりY字バランスをしてくれた。
「どうだ、ヘレナは凄いだろ」
得意げな顔で僕を見るのだが僕は目線のやり場に非常に困っていた。せっかく見せてくれているのだから見てあげたいのだけどキャミソール姿でY字バランスをしているため全てが露わになっているのだ。
「くふっ。見たいなら気が済むまで見ても良いんだぞ」
頭まで上げた足を手で押さえながらドヤ顔である。
さて。この魅力的な光景をどうしようか?僕の目の前にいるのは小悪魔的美少女だ。僕程度の頭では丸め込まれるのが目に見えている。
「じゃあ特等席で見せてもらうよ」
こんな時は諦めてバカになろうとヘレナがY字バランスをしている真下にしゃがみ股間部を凝視する事に。
「くぅぅっ、ヘレナの負けだ」
顔を赤らめながら不審者を見る目で僕を睨んでいた。そんな目で見られたとしてもお釣りがくるのでよしとしよう。
「じゃあ勝利の煙草でも吸ってくるよ」
そう言って立ち上がった僕をヘレナが呼び止めていた。
「なぁ、その股間の膨らみはなんだ?」
「…………煙草の箱です。はい」
「そうか。ヘレナはユウがどんな煙草を吸っているのか興味があるから見せてくれないか」くふっ
とっさに嘘を吐き誤魔化そうとしたのだが呆気なく見抜かれ窮地へと追い込まれていた。
「へぇぇ。ユウの吸っているの煙草は随分と大きいんだな。ヘレナの好奇心はもう限界だぞ」くふっ
ニヤニヤと目を輝かせながら僕との距離を詰めてくる。もう言い訳も思い浮かばずに後ろへと下がるしかなかった。
ずるずると後ろへと下がってゆくとドンっと何かにぶつかり目線を向けると玄関だった。
「もう逃げられないぞ。大人しくしているんだな」
怪しく目を光らせ迫るヘレナに諦めた時ドアが開きそのまま後ろへと倒れてゆく。
「なーにしてんのよ」
「あっユウ君だ♪キラキラリーだよ♪」
玄関先でひっくり返った僕を見下ろすレーヴァとカリスにとりあえず挨拶をする事に。
「城にここの荷物が届いちゃってそれを届けに来たんだよ」
荷物?そう言いながら顔を見合わせた二人。その後にソロモンの声が。挨拶をしようとした時に光が遮られ何かが顔に乗っかった。
「痛い」
「ごめんなさい、まさかこんな所に寝転がってるだなんて計算していなかったわ」
慌てて足を退けてくれたソロモンに返事をしながら少し話をしてゆくことに。その結果任務で疲れているらしく。
「ならお昼ご飯作ってあげるよ」
そんな感じで隠れ家のキッチンに立ち5人分のご飯を作る事に。
「オートアバター達は食べないの?」
「私達は充電式なのです」
キッチンから部屋を見ると尻尾をコンセントに刺したムー君とニールが。クラウは台の上で羽を休めていた。
「キプルは充電しなくて良いの?」
「私は太陽光で充電できるので大丈夫です。なのでお手伝いしますよ」
「ふむ」
そんな訳でキプルと一緒にお昼ご飯を作る事に。そうは言っても食材の場所や調味料の場所を聞くだけなのだけど。
「胡椒は?」
「ここです」
小さな手で僕に胡椒を渡してくれた。うん、可愛い」
そんな感じでインスタントだけどラーメンを五つ作りリビングにあるテーブルの上へ。
「はい、簡単でごめんね」
「ありがとねユウ君、いただきまーーす」
そんな感じでずるずるとラーメンを食べていた。そんな時気になる事を聞いてみる事に。
「それで誰の荷物なの?」
僕の言葉に顔を見合わせながら机の上に置かれている箱を見ていた。オートアバター達に聞いても知らないらしく。
「じゃあ間違いなのかな?」
「でもティルがそう言ってたんでしょ、なら誰かの荷物だよ」
面倒臭そうな顔をしながらレーヴァが箱を突いていた。
「もしかしたら恥ずかしい物が入っているのかも知れないぞ」くふっ
「恥ずかしい物って?」
「ヘレナ達にも知られたくないような物がこの中に入っているんだ」
ヘレナの含み笑いの後に3人の顔が強張った。何か思い当たる事があるのかも知れない。
「そうね、この家に届いた荷物ならばここに居る誰かの物に間違いは無いわ」
「じゃあこの中に誰にも知られたく無いものが入っているんだ、、、」
ごくりと唾を飲んだカリス。そんな中レーヴァは頬杖を付き何やら落ち着かない様子。
「はぁーあ、誰の荷物だって良いよ。ここに置いておけば誰かが持ってくでしょ。そんな荷物の事で慌てて馬鹿みたい」
・・・・・・・・・・・
少しの沈黙の後ご馳走様と呟き自室がある二階へと上がっていったレーヴァ。そんな中彼女達のテンションは最高潮だった。
「なぁ、開けてみないか」
口元のニヤけを隠す事なくヘレナが言った。
「ダメですよ、いくら仲間とはいえプライベートに関する物を勝手に開けてしまうのは!」
さすがディスラプターズの常識人キプルだ。手足をバタつかせて抗議をおこなっていた。
「オイラも気になるな、開けちまおうぜ」
「アタチも気になるわ」
ムー君、ニールは興味深々なようで、それをグラウが冷ややかな目線で見た後目を背けていた。
「そうね、グラウ。この箱の中身をスキャンして」
「可能ですが拒否します。それとこの箱は開けない事を推奨します」
「カリスちゃんすっごく気になってきた♪開けちゃおうよー?」
いつも以上の笑顔のカリスが箱へと手を伸ばし封を切ろうとテープを爪でカリカリと引っ掻いてゆき一部を浮かせるとビリビリとテープを剥がした。
「何が入っているのかなー?楽しい物だと良いな♪」
蓋を開けて梱包材に包まれた中身を取り出し机の上に置いた。
「…………なに、これ?」
テーブルに置かれた物は黒色で棒状の物だった。その物にみんなの笑顔が消えてなんとも言えない表情を浮かべ始めた。
「これは男性器を模したものね。自己処理に使う物だわ」
「そんな説明されなくても見たら分かるぞ」
流石のヘレナも苦笑いを浮かべていた。そんな中僕はとてつも無く表現し辛い感情に苛まれていた。この中の誰かがコレを使うという事に。それを使っている事を想像してしまったのだ。
「…………」
子供っぽいカリス、小悪魔なヘレナ、ポンコツなソロモン、常に冷静なレーヴァ。その中の誰かがコレを使うという事に。
3人と4機が出す気不味い空気の中どんどんと想像が膨らんでゆく。ヤバい、このままだとやばい。
「ユウの体温上昇を確認。直ぐにクールダウンする事を推奨します」
「えっ?あ、あぁー!煙草吸ってきます!」
グラウに見抜かれたような言葉を言われて慌てて外へ行き煙草を咥えて火を付けていた。
(落ち着こう。僕には関係の無い事だ。そうだ!戻ったら食器を洗おう)
今後の予定を決めて心が落ち着くまで煙草を吸って部屋へと戻る事に。
「食器洗っておくね」
そう言ってお椀を集め流しへと運び一つずつ丁寧にスポンジで洗ってゆく。流し台からリビングを眺めると3人はまだ議論を交わしているようで。
「こんなに大きな物ヘレナの中には入らないぞ」くふっ
「カリスちゃんもこれはちょっと怖いかな」
「私は入らない事は無さそうだけどカリス同様少し怖いわね」
「ならこれはレーヴァの物という事になるぞ」
ヘレナが指でつまみ上げた梱包された男性器を模した物の持ち主はレーヴァなようで。
「・・・・・・!」
持ち主が分かると燻っていた妄想に再び火が付いてしまった。それをなんとかねじ伏せて泡を洗い流し手を洗い3人の元へ。
「お邪魔しました!僕帰るね!」
急いで玄関を飛び出し全速力で城へと帰ってゆく。
その小包がリビングの机の上へと放置されたまま夜を迎えた。そんな時静まり返るリビングへ姿を見せた人が一人。その影は迷う事なく小包へと向かい中身を取り出し部屋へと戻る。
「ふふっ、誰のものでも無さそうだしヘレナが使ってやるか」
ベッドへ寝転がりショーツを脱ぐと秘部へと押し当ててゆく。
「くぅっっ」
期待で濡らした秘部はあっさりと根元まで飲み込み耐え難い圧迫感に歓喜の声を上げる。それだけでは飽き足らず震える手で上下に動かしてゆく。
「ふぁぁっ、くっ」
荒く息を吐きながら手を離すとヌルリと抜け落ちシーツを汚す。目に手を置きながら余韻に浸り落ち着くのを待っていた。
「ふうぅ、ヘレナには持て余すな」
落ち着きを取り戻した後丁寧に蜜を拭き取り元あった場所へと戻し自室へと。
しばらくしてまた一人リビングに影が。辺りを見渡しながら小包へと忍び寄り中身を手に取ると急いで自室へと。
「…………」
手に握ったモノに視線を落とす。その姿にいつもの天真爛漫さは無く惚けた表情。
「…………ん」
手に握ったモノを下着越しに擦り付ける。その度に切ない吐息が部屋に響く。
はぁぁっと吐息を漏らしながら下着を脱ぎ去り熱く濡れた秘部へと導いてゆく。
「んんっ」
先端は咥えたのだがそれ以上の侵入を拒まれ手を止めてしまう。だが欲求に勝てずゆっくりと慣らしながら奥へ奥へ。
「はぁぁぁっ、気持ち良いよぉ」
思わず漏れてしまった声に我に返りキプルを見るが起きてはおらずまだ夢の中だ。
動かすたびに漏れる声をどうしようか悩んだ結果。
「ーーーーーっーーーー!」
四つん這いとなり顔を枕に埋め声を殺す。しばらくしてヌルリと抜け落ちた後身を震わせながらベッドへと倒れ込む。
「返してこなくちゃ」
丁寧に拭いた後そっと箱の中に戻しておく事に。
そっと部屋のドアを開け廊下で耳を澄ませる。・・・・誰も起きていない事を念入りに確認した後抜足で廊下を進み階段を降りリビングへ続くドアを少し開け様子を伺った後リビングへ。
警戒しながらテーブルの上にある小包へと近づき一気に中身を取り出すと家の外へと消えてゆく。
「屋外でこういう事をするのは抵抗があるけど深夜だし大丈夫よね」
隠れ家の裏にあるベンチに腰掛け手に持ったモノを見てゴクリと唾を飲み込む。
キョロキョロと辺りを見渡した後腰を浮かせズボンと下着を引き抜いた。
「これぐらい大丈夫よ、あれだけ念入りに確認したから」
野外にも関わらず大胆に脚を開き期待と少しの不安を持ちながら秘部へと押し当て最奥へと導く。
「・・・この刺激は計算外っ」
悔しそうな表情を浮かべながらも口元は緩み絶えなく吐息を漏らす。
んっ、はぁっ。深夜の静寂に淫靡な声が弾む。やがて口を手で押さえた様な声が聞こえ再び静寂が響く。
「ふぅ、やはりこれは私にはまだ早いわね」
月の光でてかてかと光るモノを見た後家に戻り水洗いをした後アルコールで除菌をし元あった場所へ戻しフラフラと自室へ向かう。
真夜中に目を覚ましまだ寝ているムーへと手を伸ばし電源を落とす。その後ニヤニヤとしながら一階へと降りて行く。
(………)
梱包が破られた小包を見てため息を吐きながら中身を取り出し自室へと足速に戻りベッドへと横たわった。
「あーーむっ」
男性器を模したモノを口へと運び舌を這わせペロペロと舐め上げ口の中へと。
それだけでは足らず喉奥まで咥え込み唇を萎め舌を這わせてゆく。
(…………)
空いている左手を下着の下へと滑り込ませると既にぬるぬると湿り熱を帯びていた。
(…………)
秘部を弄りながらモノを咥え溢れる声は響く事なく部屋に響く。やがてモノを噛み締めながら身を張らせた。
荒く息を吐きながら服を脱ぎ去ると唾液で濡れたモノを秘部へと導く。
「まだダメだってば」
先端を咥え揺すりながら自分に言い聞かせる様に呟く。だけど手は止まらず奥へ奥へと押し込んでゆく。
(やばっ、さいこっ)
コツンと奥に当たり身体を仰け反らせだのだが手は止まらず快感を貪ってゆく。