元々飲めないし酔っぱらったティルの相手しなきゃいけないし
慣れない足ヒレと水中メガネと銛をもって海に潜る,最初は気持ち良かったが潜るにつれて冷たくなる水温と押し付ける水圧に負けてすぐ浮上してしまう
ユウ殿!その情けない潜水は何事だ!そんなものでばいとが務まると思わないでもらいたい
はい,すいません
再び潜水をする
マサムネに怒られながらなんとかやっている,他の奴らはどうなんだろう?
そんな焼き方じゃお客さんが全部平らげてくれないよ!やり直しだ!
はい,すいません
ショウも頑張ってるみたいだ
こんな感じでどうかな?ロンギ?
少し教えただけですぐできるなんて妬ましい
(良い感じですよ)
ハナ奏官は楽そうだな
一方キル姫達は頭から腰までの長さの紐を頭につけてロープでタイヤを腰と結び砂浜を走ってた
紐が腰についたら即射抜きますからね
シユウは腹が減って走れないぞ…
そこ!無駄口をたたかない!
うがっ!
なるほど,頭にある紐は走っていれば風で浮かび上がるって事ね
ロードはクレイジーな方がハッピーね?
砂浜を魔弾で耕してゆくフライクーゲル,空気を含んだ砂浜に苦戦していると
ほら,ボサッてしてたら斬り裂くから
レーヴァテインの剣撃が飛んでくる
それを躱しながら足場の悪い砂浜を駆け抜ける
ほら,バルムンク,避けてばっかじゃなくて反撃してきなよ
レーヴァテインと鍔迫り合い合う
そこ!立ち止まらない!
そこにアルテミスの矢が飛んでくる
たぁっ!
それをティルが斬り落とす
ナイスチームワークね!
そんな感じで午前が終わり今からお昼ご飯である
お昼はバイトの賄いを貰うことができた,それをみんなで食べていたのだが6人の顔が死んでいた,まだ午前が終わっただけである
誰も言葉を発しない休憩時間,あまりの沈黙に耐えきれずアルミ缶の上にあるミカンと言ってみた,誰一人笑わず目線すら寄越そうとしなかった
昼からは剣技と斧技の鍛錬をするんだって
僕等はバーテンとウエイトレスとハープの演奏の振り分け
その赤子の様な太刀筋は何事だ!!
きゃぁ!
マサムネに吹き飛ばされるバルムンク
力だけの斧技で僕に勝てると思わないで欲しい
ウガァ!
シユウも吹き飛ばされてる
私ものんびりしたい
(のんびりし過ぎて鈍ってるなんて妬ましい)
くっ…
槍を首に突き付けられるティル
さすがブラックキラーズ,高いポテンシャルがあるようだ
じゃ,説明したから後よろしく
そりゃねーぜ
一階の料理場から七階まで料理を持って運ぶショウ
そんな音色じゃお客さんが喜びません
おねーちゃんに手を出したらマジ滅ぼすから
ひぃっ
ハープにアポロンに悩むハナ奏官
そんなシェイクじゃノン!ノン!
はい,すいません
カクテル作りに苦戦する僕
ボロボロになりながら初日を終える
………………………………
沈黙の夕食
あのシユウですら死んだ目でご飯を食べている,美味しいはずの夕飯から味がしない
ご飯を食べたら早く寝て下さい,明日もありますから
はい………
お風呂を済ませてマサムネ達が借りてくれた部屋で雑魚寝、気づいたら電気も消さずにそのまま死んだ様に眠っていた