※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

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だからC.Cだって

CーCレモーンCーCレモーン


もうこの話やめるわ


黒ティル討伐その21

暴走したティルはわずかに理性が残っているらしく黒ティルにしか攻撃はしなかった

 

 

みんな!今のうちに逃げて!

 

 

ラグナロクがティルから皆を遠ざける

 

 

眼を紅く光らせて怒りに身を任せ剣撃を繰り出し徐々に黒ティルを追い込んでゆく

 

 

その姿は鬼神のようだったと後でバルムンクから聞いた

 

 

ユウさんしっかりして下さい!

ヴァナルガンド!揺らさないで下さい!

 

 

二人の杖使いが懸命に力なく横たわるユウ奏官に回復魔法をかける

 

 

ユウ奏官…

 

 

くそっ!死ぬんじゃねーぞ!

 

 

みんなこっちに集まってきている,ティルと黒ティルの戦いが激しく誰も入り込む事ができないのだ

 

 

あの戦い,見守りましょう

 

 

ラグナロクが呟く

 

 

ティルの剣撃を受け続けている黒ティルに少し疲労が見える,動きが鈍くなってきた

 

 

その瞬間を見逃さなかった

 

 

振りかぶりティルの渾身の一閃

 

 

それを受け止める黒ティル

 

 

火花を散らしながら剣と剣がぶつかり合う,パキン,乾いた音が響く

 

 

 

ティルの剣撃に黒ティルの剣が耐えられず折れた音だった

 

 

折れた剣を構えるもそんなものでなんとかなる相手では無い

 

 

次々に身体を切り刻まれてゆく黒ティル

 

 

片腕を切り落とし怯んだ隙にもう片方も斬り落とす,そのまま一回転し勢いをつけた一閃が黒ティルの首を切り落とした

 

 

ゴロリと転がる首,崩れる黒ティルの身体,それを見たティルはそのまま倒れ込んだ

 

 

ティルフィング!

 

 

ラグナロクが駆け寄る

 

 

大丈夫?しっかりして!

 

 

余程疲れたのだろう,暴走状態のまま起き上がる事ができなくなっていた

 

このまま回復させる事は容易いがティルが皆を襲わない保証はどこにもない

 

暴走状態をどうにかしなければ…

 

 

みんな動きたくても動けない,その沈黙を破ったのはバルムンクだった

 

 

マスター,水を

 

 

そうだ!水!水をかけるのよ!

 

 

水?

 

 

バルムンクが暴走した時に水をかけたら治ったの!水をはやく!

 

 

水って言ったってこんなとこに水なんて無いぞ

 

 

少しなら私の鞄に入ってますよ?

 

 

ヴァナルガンド!ありがとう!

 

 

水筒をヴァナルガンドから貰いティルに向かって走るハナ奏官

 

 

ラグナロク!どいて!

 

 

ティルの顔に水をかけると少し呻いて目を閉じていった

 

 

なにしたの?

 

 

水をかけたの

 

 

水?

 

水をかけると暴走状態が治るの!

 

 

困惑した表情のラグナロク

 

 

しばらくすると寝息が聞こえてきた,これでティルは大丈夫だろう

 

 

問題はユウ奏官である

 

 

急所を貫かれたのだろう,地面に血溜まりができている

 

 

止血と魔法を早く!

 

 

ネスとヴァナルガンドの杖から出る青い光がユウ奏官を照らす

 

 

これじゃダメかな?

 

 

ハナ奏官が取り出したのはキル姫用の回復薬

 

 

一か八か飲ませてみましょう

 

 

首を持ち上げ回復薬を飲ませる

 

 

しばらくすると寝息が聞こえてきた

 

 

これで大丈夫だと思います,止血もしたので後は体力次第です

 

 

全員が力なくその場に座り込む

 

 

気づけば朝日が登ろうとしていた

 

 

いつのまにか夜になってていつのまにか日が昇ってるよ

 

 

誰かが呟く

 

 

太陽が眩しい

 

 

みんな疲れ切っているのだろう何処かから寝息が聞こえる

 

 

気づけばみんな眠りについていたみたいだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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