※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

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今日から千年王国に行くけどティルはなんかしたい事ある?

私は美味しいお酒が飲みたいです


そればっかりだね


その0

朝起きていつものようにティルを起こす

 

 

ほら,ティル起きて

 

 

マスター…もー少し…

 

 

少し目を開けたがまた眠りにつく

 

 

ちょっとイラッとしたのでティッシュでこよりを作りティルの鼻をくすぐる

 

 

くしゅんっ

 

 

マスターひどいです

 

 

すぐ起きてくれないからね,今日は千年王国に行くんだよ

 

 

分かってますよ

 

 

復興が完全に終わってから僕達はしばらくお休みを貰っていた

 

 

眠たい眼を擦りティルが起きる

 

 

準備を済ませて教会へ

 

 

朝食をいつのも喫茶店で済ませて転送装置のある部屋に

 

 

千年王国までこの転送装置でいけるらしい,便利だね

 

 

では,お気をつけて

 

 

バリッ

 

 

係の人に見送られて転送される

 

 

なんか変な音がしてたけど大丈夫だろう

 

 

目を開けると巨大な城の前に立っていた

 

 

 

マスターここはどこですか?

 

 

ええっと

 

 

教会で貰った地図を広げる

 

 

たぶんティルヘルムのラグナログ王国じゃないかな?

 

 

とりあえず入ってみます?

 

 

そうだね

 

 

この千年王国は四つの国で分けられている,一つは今いるラグナログ王国,天使が支配するハルモニア教皇国,獣人の国,トレイセーマ共和国,悪魔が統一するケイオスリオン帝国がある,昔は対立していたらしいが今は四国で交流をしながら平和に暮らしているみたい,それぞれの国は観光地として開放されてるんだって

 

 

 

貴方達は誰?

 

 

城門から入って行くと女の人に声をかけられた

 

 

桃色の長い髪をした穏やかな顔の女性,どことなくティルに雰囲気が似ている

 

 

僕達観光でここに来たんですよ,僕はユウ,隣が相棒のティルです

 

 

よろしくお願いします

 

 

観光?そんな…結界はありませんでしたか?

 

 

結界?そんなんあったっけ?

 

 

さぁ?

 

 

………ひとまず妖精王オベロン様の所に

 

 

その人に案内されて城に入る

 

 

そういえば名前,なんていうの?

 

 

私はナディア,申し遅れました

 

 

結界ってなんの事なの?

 

 

それはオベロン様から聞いてください

 

 

 

ナディアが扉を開ける

 

 

そこはなんか神々しい感じの部屋が広がっていた

 

 

永劫の安寧と平穏の国,ティルヘルムによくぞ参られた,わしが妖精王オベロンである

 

 

ちわーす  こんにちわ

 

 

豪華な椅子に座っているおじさん、この人がオベロンらしい

 

 

それで客人よ,どのように我が城に入られた?

 

 

どのようにって歩いてだよね? そうですよね?

 

 

結界は無かったのか?

 

 

無かったよね? そうですよね?

 

 

そうか…もしかしたら導かれたのかもしれん

 

 

何言ってんだこのおっさん

 

 

実はこのティルヘルムにはわしが幻想結界を貼ってあるのだ

 

 

それはなんのために?

 

 

このナディアを守るためじゃ

 

 

へぇ

 

 

この国は他の三カ国から攻撃を受けているのじゃ

 

 

それはなんで?

 

 

ナディアが鍵だからじゃ

 

 

(ティル,このおっさん頭大丈夫かな?

 

 

(マスター聞こえますよ!

 

 

 

とにかく,客人よ,今日は我が城でゆっくりして行くが良い

 

 

ありがとうございます

 

 

こちらに

 

 

ナディアに案内されて空き部屋に

 

 

 

何もおもてなしはできませんがゆっくりくつろいで下さい

 

 

ありがと,ナディアが鍵ってどういう意味なの?

 

 

分かりません…私,記憶を失っているのです

 

 

 

そうなんだ

 

 

では,失礼します

 

 

なんか大変そうでしたね

 

 

観光客へのアトラクションなのかな?

 

 

どうなんでしょうか?

 

 

パンフレットにはそんな事は書いてないけど

 

 

そのパンフレットが古いんじゃ無いですか?

 

 

なのかなぁ?

 

 

とりあえず飲みましょうよ

 

 

そうだね

 

 

どこからともなく取り出したワスレナ焼酎と携帯用の食事で乾杯

 

 

ご飯とか頼めないのかな?

 

 

メニューは置いてありませんよ?

 

 

そういうスタイルなのか?

 

 

ティルがコップにお酒を注ぎ瓶を机に置いた時ものすごい音がして城が揺れた

 

 

パリン

 

 

私のお酒が………

 

 

城が揺れた衝撃で机から落下し割れてしまった瓶

 

 

ティルが怒りでプルプルと震えている

 

 

マスター,あのヒゲに文句言いにいきましょう!

 

 

いやいや,それは

 

 

なら一人で行きます!

 

 

止めるのも聞かずにさっきの部屋に向かうティル

 

 

仕方なくその後ろをついて行く

 

 

扉を開けると3人のキル姫がオベロンとナディアを囲んでいた

 

 

ええっと?あいつらマサムネと芭蕉扇とシェキナーか?

 

 

何やら言い合いをしている所にティルが乗り込んで行く

 

 

お前ら,そこに座れ

 

 

お主,何者

あっ?

高貴な私に命令するつもり?

ああっ?

規律に違反する行動は謹んで下さい

いいから座れ

 

 

はい…

 

 

ティルの気迫に押されたのか正座する3人

 

 

この城を揺らしたのは誰ですか?

 

 

こいつです

 

3人が別々を指差す

 

 

貴女達が揺らしたのですね,そのおかげで私のお酒が溢れたのですよ?どうしてくれるのですか?

 

 

はい,ごめんなさい…

 

 

誤っても私のお酒は戻ってこないんですよ!今すぐ新しいお酒を持ってきてください

 

 

しかし,我々には任務が…

 

 

おい,命と任務,どっちが大事か考えろ

 

 

ついに抜刀するティル

 

 

今すぐ取りに行ってくるのなら許してあげます

 

 

はい,今すぐに

 

 

3人が別々に飛び去る

 

 

危ない所を助けて貰い感謝する

 

 

ありがとうございました

 

 

オベロンとナディアにお礼を言われる

 

 

そんなそんな,それでなんの騒ぎだったんですか?

 

 

三カ国の奴らがナディアを奪いに来たのだ,城が揺れたのは奴らが幻想結界を破った衝撃であろう

 

 

ふむふむ

 

 

これよりナディアを城の外に転送する,ナディア,心配するで無い、アルマスがきっとお前を守ってくれるだろう

 

 

はい…!

 

 

オベロンの力で外に転送されるナディア,凝ったアトラクションである

 

 

とりあえずオベロンの許可を貰い城で一晩過ごす事に

 

 

とりあえず飲み直しましょう

 

 

瓶を取り出しコップに注ぐ

 

 

さっきのはなんだったのでしょうか?

 

 

さぁ?みんないつもと違う格好だったよね

 

 

コスチュームですかね?

 

 

さぁ?

 

 

その後お風呂に入ろうと思ったけど、どこにもお風呂は無かった

 

 

なんなんだこの城は?観光客への配慮がないな

 

 

フロアマップもありませんね?

 

 

まぁ野宿よりマシかな?

 

 

そうですね

 

 

お酒も程々に眠りにつく,明日はトレイセーマに行ってみようか?

 

 

そうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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