※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

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トレイセーマってどんな場所なんですか?


なんか幻獣の力を宿した人が住んでる国みたいだよ?





その2

草原を進んでトレイセーマの城門にたどり着く

 

 

入ろうとしたら着ぐるみを着た係の人に止められた

 

 

おい!そこのイミテーション何をしている

 

 

イミテーション?

 

 

お前の事だ!

 

 

何って観光ですけど?

 

 

生意気なイミテーションめ!おい!奴隷区に連れてゆけ

 

 

そう係の人が言うと沢山の着ぐるみを着た係の人がやってきた、縄で縛られて何処かに連れて行かれる

 

 

なかなか凝った演出だねティル

 

 

そうですね

 

 

おい,喋るんじゃねぇ

 

 

はーい

 

 

しばらく歩くと奴隷区と書かれた場所に連れてこられた

 

 

ここで大人しくしてろ!

 

 

縄を解かれ扉の奥に蹴り捨てられる

 

 

いてて…ティル大丈夫?

 

 

私は平気ですよ?マスターは大丈夫ですか?

 

 

大丈夫だよ,それにしても変な所だね

 

 

そうですね

 

 

古ぼけた小屋が立ち並ぶ辺鄙な場所に連れてこられた,他の場所とは金網で仕切られているみたいだ

 

 

他に観光客は居ないのかな?

 

 

 

そういえば姿を見ませんね

 

 

辺りを見渡すと小汚い格好をした人が数人いる程度だった

 

 

とりあえず話を聞いてみるか

 

 

そうですね

 

 

すいませーん,ここはどこですか?

 

 

なんだあんたら?ここで何してんだ?

 

 

僕達観光で来たんですけど

 

 

観光?馬鹿な事言ったらいかん,トレイセーマに観光する所なんて無いぞ

 

 

まぁまぁそんな事言わずに,ここからどうやって出るんですか?

 

 

出たとしてもその格好じゃまたここに連れてこられるぞ

 

 

はぁ…?

 

 

どうしても外に出るならこれを着けていけ

 

 

渡されたのは猫耳と犬耳のカチューシャ

 

 

この国の中で絶対にそれを外すんじゃ無いぞ

 

 

ありがとうおじさん

 

 

ティルに犬耳のカチューシャをつけてあげる

 

 

どうですか?マスター?

 

 

うん,可愛い

 

 

マスターも猫耳似合ってますよ?

 

 

ありがと,とりあえず金網を乗り越えようか

 

 

はい!

 

 

軽々と金網を登ってゆくティル,今日は青色だった

 

 

マスター大丈夫そうです

 

 

OK

 

 

金網をよじ登り外に出る

 

 

とりあえずお昼にしようか?

 

 

そうですね

 

 

街をふらふらと歩きご飯屋さんを探す

 

 

街をの人を見るとみんな耳が尻尾,動物の一部を身体につけている

 

 

へぇートレイセーマって動物の国なんだね

 

 

みんな可愛いですね

 

 

歩いているとさっきの青い頭の奴と少年と妖精?みたいなのが歩いて居た

 

 

あの妖精デュリンに似てます

 

 

デュリンってなんだ?

 

 

デュリンはデュリンですよ?

 

 

ふむ

 

 

納得は出来なかったけど近くのご飯屋さんに入る事に

 

 

ティルは何食べる?

 

 

私はオムライスが食べたいです

 

 

じゃあ僕もそれにしようかな

 

 

メニューを頼み料理が出てくるのを待っていると隣の兄さんに話しかけられた

 

 

君達の耳って作り物じゃない?なんか変だよ?

 

 

えっ?

 

 

そうですけど?

 

 

おい!お前!今,形態差別発言をしたな?

 

 

い、いや違う!俺はただ気になっただけだ!

 

 

問答無用だ!エドューに連行する

 

 

嫌だぁ!あそこだけは嫌だぁ!!

 

 

数人の係の人に連れてかれる街人,食べかけの料理がかわいそうである

 

 

 

楽しい国ですね

 

 

見てる分には楽しいよね

 

 

のんびりと運ばれてきた料理を食べる

 

 

うんまぃ!メニューにトレイセーマの産みたて卵とか書いてあったけどこのたまごはサフランの奴より全然美味しい!チキンライスに負けずに卵の味がしっかりしてる

 

 

美味しいですねマスター

 

 

良い味してるね

 

 

ご飯を食べ終えてまた街をふらふらする

 

 

マスター,こっちに進むとエドューって所に行けるみたいですよ?

 

 

どれどれ?

 

 

ティルが指差す方を見ると看板がある

 

 

行く所も無いし行ってみようか

 

 

はい!

 

 

しばらく歩くとコンクリートでできた無機質な建物が見えてきた

 

 

へぇーなんか変な建物だね

 

 

入って見ますか?

 

 

そうだね

 

 

扉を開けて入ると中は牢屋みたいになっていた

 

 

もう形態差別発言はひません!ゆりゅしてください!

 

 

お前の脳波にまだ差別の意思が残っている,電圧を上げろ!

 

 

ンホォォォォォォォ!!

 

 

さっき連れて行かれた人が頭に何かをつけられて何かをされている

 

 

何しているんですかね?

 

 

観光客向けの出し物じゃない?昔はこういうことをしてました、みたいな?

 

 

そういう事ですね

 

 

ほら,よだれを垂らして喜んでるじゃん?

 

 

イグっ!イグっ!!ビクンビクン

 

 

嬉しそうですね

 

 

そのまま奥に進むと独り言を言い続けるキル姫が

 

 

…はい,その通りです……世界は平等です…けして口答えはしません………

 

 

鎧に動物をつけたキル姫,あれはミョルニルか?

 

 

 

昔はこの国こんな事してたんだね

 

 

今は平和そうで何よりですね

 

 

エドューを後にしてそろそろ宿を探す

 

 

色々見たけどどこの宿も同じような感じだね

 

 

ならこの宿にしましょうか

 

 

そうだね

 

 

一番近くにあった宿に入る

 

 

たまたま一部屋空いて居たのでそこを借りる事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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