※この作品はR-18です。

黒ティルと僕と   作:やす、

98 / 201
ティル奪還作戦その8

ちょっと早起きをして朝の鍛錬,今日はケイオスリオンにでも行こうかな?

 

ケイリオスリオンの剣士はアスカロンとパラケルススとデュランダルか

,その辺りに稽古をつけてもらいたい

 

 

またもやガサッと草むらが揺れる

 

 

おはよアルマス

 

 

なんで気づくのよ

 

 

そりゃーね?

 

 

ちょっとは強くなった?

 

 

それは撃ち合わないと分からないでしょ?

 

 

剣を構える

 

 

それもそうね

 

 

剣を構えるアルマス

 

 

二人同時に動いた

 

 

せい!

はぁっ!

 

 

鍔迫り合い火花が飛び散る

 

 

やるじゃない!

それはそれは

 

 

同時に飛び退き翼を広げるアルマス

 

 

手加減しないんだから!

 

 

そのまま一直線に向かってくる

 

 

それを身体を左に逸らして躱す

 

 

いつまで躱せるかしら?

 

 

再び向かってくるアルマス

 

 

もらった!

 

させないよ!

 

 

アルマスが斬りかかる瞬間に剣を地面に突き刺し攻撃を止める,そのまま後ろに押されてしまったがなんとか耐える事ができた

 

 

くっ!

 

 

飛び退く瞬間にアルマスの背中を踏ん付ける

 

 

そのまま剣を首に当てる

 

 

 

…………………やるじゃない,ユウ

 

 

立ち上がるアルマス

 

 

みんなのおかげだよ,アルマス背中みせて

 

 

背中?

 

 

ついた足跡を払う

 

 

ごめんね,踏んじゃった

 

 

それぐらい構わないわ、成長したわね

 

 

目標があるからね,ティルを奪還するって目標が

 

 

絶・やる気ね

 

 

 

本当はのんびりしてたいんだけどね

 

 

寝転がり煙草に火をつける

 

 

 

ティルを奪還したらここにまた遊びに来るよ

 

 

楽しみにしてるわ

 

 

そういえばアルマスはこんな朝早くから何してるの?

 

 

任務の帰りよ

 

 

疲れているのにありがとね

 

 

別に,ユウが強くなったから気になっただけなんだから

 

 

それはありがたい,そろそろ帰ろっか

 

 

そうね

 

 

のんびりと部屋に戻る

 

 

アルマスありがとね,ゆっくり休んでよ

 

 

ユウも無理しすぎないでね

 

 

あざっす

 

 

着替えてからベットにゴロリ

 

 

 

ぼんやりしているといつのまにか寝てしまった

 

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

ユウ,起きてください

 

 

ふぅん…リルティルおはよ

 

 

おはようございます

 

 

今日も散歩に行ってくるよ

 

 

あまり遠くまで行かないでくださいね?

 

 

そんなに子供じゃないよ

 

 

朝ご飯を食べてからケイオスリオンを目指す

 

 

 

しばらく歩くと不気味な城門が見えてきた

 

 

止まるんだ

 

 

城門を潜ろうとすると誰かに声をかけられた

 

 

この先は許可証が無いと通さないよ

 

 

相変わらず仕事熱心だねパラシュ

 

 

君はあの時の

 

 

久しぶりだね,ケイオスリオンの剣士に用があって来たんだ

 

 

剣士?

 

 

そう,剣の稽古をつけてもらおうと思って

 

 

それならティルフィングにつけて貰えばいいじゃ無いか

 

 

実は………

 

 

理想を目指す君の事、気に入ったよ,でもここを通す訳には行かないよ

 

 

じゃあパラシュが稽古をつけてよ

 

 

僕がかい?

 

 

ダメかな?

 

 

構わないけど途中で投げ出さないかい?

 

 

もちろん

 

 

見張りを他の奴に頼んでくるよ,待っていて欲しい

 

 

了解

 

 

しばらく待っているとパラシュが来てくれた

 

 

待たせたね

 

 

お願いします

 

 

パラシュと対峙する

 

 

あの鎌のような斧に気をつけなければ

 

 

せいっ!

 

 

パラシュの一振りを避ける、大振りながらも隙を感じない、流石だ

 

 

ほら,こないのかい? 

 

 

手招きをするパラシュ

 

 

………………よく見ろ,必ず隙があるはずだ

 

 

こないならこっちから行くよ

 

 

振り回される斧をなんとか躱す

 

 

つまらない,早く潰れるといい

 

 

パラシュが斧を振り上げた瞬間,この時を待っていた

 

 

せやぁ!!

 

 

なにっ!?

 

 

振り下ろす軌道を読み懐に潜り込む,そのままお腹に剣を突きつける

 

 

…やるじゃないか,部下に欲しいぐらいだよ

 

 

ケイオスリオンは厳しそうだから嫌かな?

 

 

剣を納め草原に寝転がる

 

 

君の理想の力見せてもらったよ,名前を聞いておこう

 

 

ユウです

 

 

ユウか,覚えておくよ

 

 

それでこの城門を通っても良いかい?

 

 

それはダメさ

 

 

ですよね

 

 

煙草をふかす

 

 

それなら誰か剣士を呼んできてよ

 

 

それなら構わないよ

 

 

しばらく待っているとアスカロンが来てくれた

 

 

パラシュ,交代の時間にはまだ早いですよね?

 

 

ユウに剣の稽古をつけて欲しいんだ

 

 

ユウ…ですか?

 

 

ちわーす

 

こんにちわ、それは構いませんけど…私で良いんですか?

 

 

ぜんぜん大丈夫だよ,よろしくお願いします

 

 

はい!

 

 

アスカロンと向かい合う

 

 

レヴィアタンの力,味わってみますか?

 

 

瞬時に僕との距離を詰めて斬り払う

 

 

それを弾きながら後退する

 

 

良いね,絶・熱くなってきた!

 

 

口調がアルマスになってしまった

 

 

アスカロンの顔めがけ横に一閃,それを途中で止めて身体を捻り左側に斬りかかる

 

 

くっ,その強さ羨ましい

 

 

剣先がアスカロンの服を切り裂く

 

 

油断するな,後ろに下がり体制を整える

 

 

行きます!

 

 

アスカロンの乱舞を確実に防いでゆく

 

 

せや!!

 

 

きゃっ

 

 

剣撃を弾き返し体制を崩す,その瞬間に懐に潜り込み剣を突きつける

 

 

あぅぅ…負けちゃいました

 

 

 

ありがとアスカロン

 

 

その強さ羨ましい…

 

 

目的があるからね

 

 

目的ですか?

 

 

実は……

 

 

ユウさん,なんて良い人何ですか

 

 

 

涙を流すアスカロン

 

 

ユウの理想は素晴らしいよ

 

 

褒めても何も出ないよ、あっ

 

 

 

鞄からみたらし団子を取り出す

 

 

食べる?

 

 

はいっ!

 

 

頂こうか

 

 

一人一本ずつ団子を食べる,渋いお茶が欲しい

 

 

確かにユウは強いけどあのティルフィングはもっと強いはずだ

 

 

分かってるよ,それでもティルを奪還するんだ

 

 

ユウさん……

 

 

それじゃ次はハルモニアに行くよ,ありがとね

 

 

もう行くのかい?君の理想が叶う事を祈ってあげるよ

 

 

ユウさん頑張ってくださいね?

 

 

二人に見送られながらハルモニアを目指す

 

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

ねぇパラシュ

 

 

何だい?

 

 

私もユウさんみたいなマスターが欲しいです

 

 

僕もさ

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

 

 

久々にやってきた天使の国ハルモニア、相変わらず城門が美しい

 

 

 

とりあえず大聖堂に行こうか

 

 

お昼ご飯を食べて大聖堂に向かう

 

 

神々しい街並みを楽しんでいるとすぐについてしまった、大聖堂の前にキル姫が一人居た

 

 

ちわーす

 

 

何だい?君は

 

 

ユウです

 

 

名前を聞いているんじゃないよ,何をしに来たんだい?

 

 

剣の稽古をつけて貰いに来たんだ

 

 

君がかい?君は人間だろ?

 

 

一応理由もあるんだ

 

 

ワッツ?

 

 

実は……

 

 

流石だよ君は,私で良ければ稽古に付き合ってあげるよ

 

 

ありがと,フライクーゲル

 

 

大聖堂の前の広場へ

 

 

ヘイ!ショータイム!

 

 

魔弾を放つフライクーゲル,それを左に走って避ける

 

 

いつまで避けれるかな?

 

 

ツッ!

 

魔弾が掠める,逃げてばかりでは勝てない,やってみるか

 

 

走るのをやめてフライクーゲルと向き合う

 

 

シューテン!

 

 

せやっ!

 

 

魔弾を弾き返す

 

 

ヒューーやるじゃん!

 

 

行ける!

 

 

うぉぉぉぉぉ!!

 

 

魔弾を弾きながら前進する

 

 

だけどノーチャンス

 

 

フライクーゲルが地面に向けて魔弾を放つ,舞い上がった土が目に入ってしまった

 

 

くうっっ

 

 

さよならだ

 

 

銃口が向けられるのを感じる、焦るな,深呼吸して高くジャンプ

 

 

せいやっ!

 

 

そのまま剣を振り下ろす

 

 

シッツ!

 

 

目を薄く開けると剣はフライクーゲルの頭の上で止まっていた

 

 

ナイスファイト、ユウ

 

 

フライクーゲル,水をくれないか?目が…

 

 

おけぃ、ついてきて

 

 

フライクーゲルに手を引かれ水道に連れて行ってもらう

 

 

ふぅ,助かったよ

 

 

なぜ私の場所が分かったの?

 

 

気配を感じたんだ,もう少し遅かったらやられていたよ

 

 

君ならティルフィングを奪還できるさ,私とヨハンが保証する

 

 

ありがと,でも過信はしないよ

 

 

それは良い心掛けさ

 

 

他にキル姫は居ないの?

 

 

今日はみんな忙しいんだ

 

 

ふむ、ならティルヘルムに帰ろうかな,ありがとフライクーゲル

 

 

君の武運を神に祈っておくよ

 

 

ちょっと疲れた体でティルヘルムを目指す,帰路は上々

 

 

ただいまリルティル

 

 

おかえりなさい、ユウ、晩ご飯作るのを手伝ってもらえませんか?

 

 

喜んで

 

 

野菜と豚肉を切る,今日は焼きそばみたいだ

 

 

今日はケイオスリオンとハルモニアに行ってきたよ

 

 

どうでした?

 

 

パラシュとアスカロン,フライクーゲルに稽古をしてもらったよ、みんな強いね

 

 

それはユウが人間だからですよ?

 

 

かな?でも強くなれたよ

 

 

ユウの努力ですね

 

 

いや,みんなのおかげさ,明後日にユグドラシル大陸に帰るよ

 

 

…分かりました,明日私と試合をしましょう

 

 

ありがと,リルティルに勝てなかったらティルに勝てないもんね

 

 

ソースが焼ける良い匂いがする

 

 

さっ、ご飯にしましょう

 

 

焼きそばをテーブルに並べる

 

 

いただきます

 

 

今日は3人で食卓を囲む,前歯に青のりをつけたオベロン様を見ながら焼きそばをいただく

 

 

ご馳走様でした

 

 

はい,お粗末様でした

 

 

お風呂に入り部屋でのんびりしているといつのまにか寝てしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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