※この作品はR-18です。

【ISセルフ三次創作】短編おねショタえちえち集   作:屍モドキ

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 この世界線軸の結と鈴は付き合ってます。
 説明終わり。


私の彼氏は年下男子(凰 鈴音)

 なんやかんやあって結と付き合いだした。

 

 恋愛のれの字だって知らないようなあの子だけど、好きと言われれば頬を赤く染めて恥じらうくらいには異性を意識をしている。

 

 手を繋げばアタシより小さい手できゅっと握り返してくるし、あの子の目を覗いたら黒い目がアタシを見返して微笑む。

 

 あの子の肉まんより柔らかいほっぺをもちもちさせながら挟んでいる時なんて、この世の極楽を余すことなく詰め込んだような気持ちになる。

 

 何処に行っても付いてくるし、授業のときは仕方ないけどクラスが違うから、凄く残念そうな顔して教室に戻って、授業が終わったらアタシのところに急いで駆け込んでくる。

 

 昼時は常に隣に陣取って、何故向かいに座らないのかと尋ねれば「お姉ちゃんに一番近いところがいい」と言う。

 そしてアタシの手をとってにへ、と笑いながら呼んでくるのだ。「お姉ちゃん」と。

 

「ほんっっっ⋯⋯⋯⋯とにカワイイの!!!」

「うるさいわよ鈴」

 

 鈴は過去最大級に盛大な惚気話を同居人であるところのティナに垂れ流していた。

 

 同室であるがゆえに半ば強制的にこの中華娘の惚気話を延々と聞かされていたティナは諦めたように女性向け雑誌のペーシを捲りながら咥えたアイスキャンディを舐める。

 

「彼氏って言っても子供の遊びみたいなもんでしょ?」

「別にいいじゃない! お互い満足してるんだし!」

「はいはいカワイイカワイイ」

 

 

「この前なんてお昼一緒に食べようと思って教室に行ったらあの子アタシを見つけた途端ににぱーって笑って『お姉ちゃん!』なんて言いながら駆け寄ってきて……あぁぁぁぁ~~~~~~~」

「一回病院で頭診てもらったほうがいいんじゃない?」

 

 これは重症だ。

 だが止める術はなく、何が嬉しいのか枕を抱えて転がり回るこのアホをどうにも出来ず、溜め息ばかりが増えるティナだった。

 

「ぁあ~~~明日も結に会えるって最高じゃない?」

「最高なのはあんたの頭のなかだけよ」

「おやすみティナ~」

「グッナイ。永遠に目覚めないで鈴」

 

 一言だって人の話を聞かないで勝手に上機嫌のまま寝こけた同居人の首をいつ絞めてやろうかと企てながらも、ティナは自分の寝床に潜った。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「鈴お姉ちゃんっ」

「なぁに結?」

 

 あの子がアタシに甘えてくる。

 雛のように飛び付いてきて、アタシより小さな体を目一杯使って抱き締めてくる。胸のなかに修まる結の頭を撫でてやりながら、アタシも結を目一杯抱き締め返してあげる。

 

「お姉ちゃん、大好き」

「アタシも結のこと大好きよ」

 

 にやけてだらしない顔になってるんだろうな。

 でもこの気持ちを抑えるくらいなら素直になったほうがいい。心からそう思える程に、アタシはこの子に心酔していた。

 

 それが今は心地がいい。

 それが今の幸せだった。

 

「鈴お姉ちゃん⋯⋯」

「ちょっと、ふふ。なぁに、結?」

 

 結が頭を擦り付けてくる。

 猫撫で声で臭いをつけるような仕草に愛くるしい感情とくすぐったさに悶えてアタシは得も言えない多幸感と謎の快感に達してしまいそうになった。 

 

「好き、お姉ちゃん、好きだよ⋯⋯」

「ゆ、結⋯⋯?」

 

 背中に回されていた彼の腕は少し上にずれて、ノースリーブに改造した制服の隙間から露出した肩を撫でる。

 

 思わず背筋を震わせて仰け反り、結を抱き締めながら、そのまま前に向かって結を押し倒す形になり、何故かそこにあったベッドに少年を押し倒してしまった。

 

「ご、ごめんなさい結⋯⋯!」

「ふふ、いいんだよ鈴お姉ちゃん」

 

 咄嗟に飛び退こうとしたアタシの首に、結の腕がかけられる。

 ベッドの上に仰向けに寝そべる結の上に、今まさに事に勤しんでしまいそうな体勢で覆い被さる自分。

 

 アタシを見つめる結の目は艶やかに煌めき、唇は影に隠れつつも照りを魅せて艶かしい。少しだけ朱く染まる頬は結の恥ずかしさと嬉しさを綯交ぜにしたような感情が窺え、総称して初しさと愛らしさが同席する何かが胸の内で熱く滾っている。

 

「鈴お姉ちゃん、はやく⋯⋯」

「ゆ、ゆい? なに、を⋯⋯」

 

 結の細い腕に少しだけ力が籠る。

 たかがこんな幼子に引けを取るような鍛え方なんてしていないはずなのに、体にこれっぽっちも力が入らなくて、アタシの体はゆっくりと結に向かって落下する。

 

 儚い抵抗も虚しく目と鼻の先に彼の顔が迫っていた。

 ともすれば簡単に口づけでも出来そうな距離だ。

 

 結の漆黒の相貌がハッキリとアタシを見つめてくる。

 逃げられない、逃げたくない。期待と不安の間に挟まれていっそどうにかなってしまいそうな感情の渦の中で、結はアタシの頭に優しく手を回し、髪止めをほどきながら耳元に口を近づけて囁く。

 

 

「ぼくを、めちゃくちゃにして⋯⋯?」

 

 

 プツリと何かが途切れる音が聞こえ、それと同時に意識が吹き飛んだ。

 

 もうどうなろうと知ったことではない。

 倫理も道徳もかなぐり捨てて私は目の前に佇む極上のご馳走に飛び付きなりふり構わず貪った。

 

 唇を強引に奪ってふやけるほどしゃぶり、甘噛みよりも少し強く噛みついて、線の細い首筋やうっすら肋の浮いた胸に歯形を着ける。

 

 骨の髄まで痺れるような快楽と背徳感に酔い潰れ、扇情的な少年を味わう。

 

 結が喘ぎながら何かを言っている。

 蕩けきった瞳は更にアタシを滾らせて色欲の炎に油を注ぐ。

 煮える炎は衰えることを知らず、少年の手を握って押さえつける。

 

「お姉ちゃん、もっと、もっと⋯⋯」

「結、結、結、ゆい、ゆいぃぃ⋯⋯!」

 

 未だに体が形を保っているのが不思議でならない。

 いや、もう既に溶けどしているかも知れない。

 

 このまま二人とも融解して混ざりあい、どっちが誰なのかも分からなくなる程の色欲の渦の中に呑まれ、されども不安は欠片も存在しない。

 

 なんとも素敵な時の流れと感情の勢いに身を任せて、アタシはきっと取り返しの着かない事をしている

 

 一瞬過った罪悪感に立ち止まり、身を起こして改めて結を見下ろした。

 

 誰の体液なのか分からない何かにまみれ、煌々と見開かれた瞳の奥に、本能的な恐怖と好奇心、異性への愛情と性欲に濡れた感情が濁流となって渦巻いている。

 

「え、えへへ、お姉ちゃんに、殺されちゃう⋯⋯お姉ちゃんの愛に、溺れる、死んじゃう⋯⋯」

 

 既に壊れてしまった玩具のように虚ろな目で体を震わせる結は、尚も鈴を求めて体を引き寄せる。

 お互い酸欠状態で呂律も回らないほどだが、結はお構い無し鈴に腕を、足を絡める。

 

「ゆい、あたし、押さえきれないよ⋯⋯」

「もっと、もっとちょうだい⋯⋯お姉ちゃんを、ちょうだい⋯⋯」

 

 あぁ、何も聞こえてない。

 救いがないのかそれとも絶頂の先に逝ってしまったのか。

 もう後戻りできない事を悟った鈴は、もう一度結に体を重ね、これまで以上の色情に染まる。

 

 たがの外れた二人を止めるものはおらず、互いが互いを貪り求めあう。

 

 いっそのこと燃え尽きて朽ち果てるまでこうしていよう。

 

 きっと、それが今一番の幸せだ。

 

 最後に働いた理性は諦めをもって途絶え、本能に生きる獣となった二人は永遠の愛に沈んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 もそりと起き上がる。

 動悸は激しく、耳の奥から心臓の音がけたたましく鳴り響いている。

 掛け布団の上から体を抱いていたようで、寝汗で張り付いた寝巻きが更に密着していてあまり気持ちのよい感じではない。

 

 頭の先から爪先まで凄まじい発汗量だが、一部汗ではないものが交じっており、飛び起きて股の間に手を突っ込む。

 

「はっず⋯⋯」

 

 何を求めてそうなったのか全くもって不可解な淫夢に頭を抱え、同時にそんなものを見てしまうくらい自分は欲求不満で、更にショタコンを拗らせた相当危険な女だと知らしめられた気分になった。

 

 

 その日、いつもと変わらない晴れやかな笑顔で飛び込んできた結を受け止めた鈴はどうしようもない罪悪感に苛まれて泣きながら結を抱擁していた。

 

「ごめんなさい結、あの時アタシが留まっていればぁぁぁあああ~~~~⋯⋯⋯⋯!!!」

「わぶ、なになに、どうしたの鈴お姉ちゃん?」

 

 ただの夢でありおそらく自分の内なる欲望と考えたら、どうにもならない気持ちになって余計に悲しくなる。

 

「泣かないで鈴お姉ちゃん」

「ふぐぅぅぅ⋯⋯⋯⋯」

 

 年端もいかない少年の腕のなかで泣きべそをかく女子高生と言うのはなかなかどうして見苦しい。

 赤子をあやすように頭を撫でられている鈴を見て、周囲は羨ましいと指を咥えたり流石にそれは……と冷静になったりと多種多様な反応だった。

 

「お姉ちゃん、放課後お話ししたいんだ。いい?」

「え?」

 

 

 

 ◇

 

 

 

「結~来たわよ~」

「ん、入って」

 

 アリーナ地下にある結専用の部屋。

 そこまで広くない無機質な部屋には最低限の家具と、衣類と食料の詰め込まれたボストンバッグが置かれているのみだった。

 

 相変わらず殺風景な部屋に居るものだと思いつつ、異性の部屋にお呼ばれされたことにそこはかとない嬉しさを感じる鈴。

 

 何処に座ろうかと部屋をぐるりと見回していたら、結が自分の胸に飛び込み小さな衝撃が体を揺らす。

 

「ゆ、結!?」

「⋯⋯⋯⋯」

 

 ものすごいデジャヴ!

 何? 今から夢の続きが始まるの? 今から大人の階段二段も三段も飛ばしちゃうの? この前だってちょっとキスしたぐらいで顔真っ赤にしてたのに、もうそこまでの関係築いちゃうの? きゃはーーーーっ!!

 

 頭の中が乙女お花畑になりだした鈴は脂汗と期待にまみれて大変愉快な事になっていた。

 

「あのね、鈴お姉ちゃん」

「う、うん」

 

 残念な美少女に成り果てた鈴を差し置いて、結は淡々と話し始める。

 

「この前からね、鈴お姉ちゃんの事を考えると、胸がきゅうっとして、ドキドキして、苦しくなるの。ずっと一緒に居たいって、もっとお話ししたいって、そんな気持ちでいっぱいになるんだ⋯⋯」

「結⋯⋯」

 

 胸に埋められた結の見上げる目は潤んでいて、我慢ならない恋慕が垣間見えた。

 それは鈴の内なるショタコン精神を真正面から刺激し、今日夢で見た内容をそのまま実行してしまうには容易いほどに今日の理性は脆弱だった。

 

「おねえ、ちゃん⋯⋯我慢できない⋯⋯」

「ひぇっ⋯⋯」

 

 結は有らん限りに爪先を伸ばして鈴に顔を近付け、唇を本の少し尖らせてくる。

 生唾を飲んで少年の肩を掴んだ鈴は、掴んだ肩を抑えるわけでも引き寄せるわけでもなく、ただただ添えることしか出来なかった。

 

 拒めば悲しませる。

 受け入れればけがしてしまう。

 

 なんと言う魔の二択。

 

 どっちに転んでも未来が無い。

 

 結の気持ちを汲み取りたいのは山々だが、もしそうしてしまえば自分が社会的に抹殺されてしまう。

 だがここで結を突き放すのは自分が許せない。

 

 アタシは、どうすれば、いいのぉッ!?

 

「お姉ちゃん⋯⋯お願い」

「い゜」

 

 人としての自分が塵芥のように吹き飛ばされ、餓えた獣の本能が牙を剥いて羊に飛び掛かる。

 

「待⋯⋯ったぁ!」

 

 かと思われた。

 

「鈴お姉ちゃん?」

「結、少しだけ待って」

 

 寸のところで踏みとどまった鈴は、震える手で結を支えに砕けた腰で踏ん張る。

 そして一つ呼吸を置いて右手で硬い拳を作り、自分の顔面に目掛けてそれを叩きこむ。

 不安げに少女を見守る結に不敵な笑みを見せて鈴は腰をいれて立ち上がり、迷いの消えた真っ直ぐな眼差しで結を見下ろす。

 

「結の初めて、アタシが貰ってもいいかしら?」

 

 少女は社会的死を生け贄に、恋人の純情を受け止める事を選んだ。

 

「⋯⋯うん、お姉ちゃんになら全部あげる!」

 

 あぁ、結は笑った顔が一番よく似合う。

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 ほの暗い部屋に濡れた音が木霊する。

 目一杯体を伸ばし、限界まで面を上に向けて雛のように口を開く結を抱き締め、鈴は少しだけ背中を丸めて餌付けをするように少年の咥内に舌を這わし、舐めるような長く深い口付けをする。

 

「結、平気?」

「ぷぁ……うん」

 

 常温に晒された氷のようにじわりじわりと蕩けだす結を抱えながら、ちくちくと刺激される嗜虐心を燻らせて鈴は体に熱を籠らせる。

 

「お姉ちゃん、体が、苦しい⋯⋯」

「そっか、じゃあちょっと脱ぎましょう」

 

 長いディープキスを止めて結を壁にもたれかからせて鈴は少年の目の前に膝を着く。胸元を少し開いて薄い鎖骨まで広げ、ズボンのチャックに指をかけて結と目を合わせる。

 

「結、いい?」

「⋯⋯うん」

 

 間を開けて頷く結はたるんだ袖で口許を隠しながら、赤らめた顔で鈴を見つめる。

 

 了承を得られたので鈴は優しくジッパーを下ろし、ベルトとホックを外してズボンを下ろし、テントを張って膨らんだパンツに指を掛けて止まった。

 

 布一枚を隔てて熱を放つそれが、苦しそうにぴくん、と跳ねながら出して欲しいと懇願している。

 

 意を決して指を掛けた最後の一枚を摺り下ろし、ゴムバンドに引っ掛かったのちにそれが勢いを着けて飛び出した。

 

「きゃっ!?」

 

 可愛らしく、しかし猛々しく反り返るそれは、確かに男性の象徴であり、結の最も恥ずべき秘部が今、眼前で激しく主張をしている。

 

「わ、わわ、わぁ⋯⋯」

 

 色白い皮を被っており、少しだけ顔を覗かせる頭は対照的に赤く充血している。下でぶら下がっている袋も小さい。まだ機能していないのだろうか。

 鼻腔を着く、決して良いとは言えないが、何処と無く癖になるような男の匂いに目眩を覚えながらも目はずっと下半身の中心に釘付けになる。

 

 服の裾を掴んで恥ずかしそうに震える結の姿は絶対的な犯罪臭が凄まじい。

 未成熟な少年と今から情事に及ぶのだと考えるだけで達してしまいそうになる。

 

「触っても、いい?」

「ん、うん⋯⋯」

 

 時々上下に揺れるそれに恐る恐る指を着けると、結は小さく声を漏らすので鈴は慌てて手を引っ込めるが、様子を伺っても拒まれる心配は無さそうだったので、再度それに触れる。

 

 熱い。

 そこだけ血流が早く、浮いた血管からどくどくと脈打っているのが伝わってくる。

 根本から先っぽまで、指の腹で擦ると、結は身をよじって腰を逃がしたり戻したりと落ち着かなさそうにしている。

 

「結、痛くない?」

「う、ん⋯⋯平気、だよ」

 

 小刻みに震えながらも自分を受け入れてくれる結。

 暫く結の熱いままのそれをつついているだけだったのが、次第に触る指が増えて、いつの間にか掌で覆うように優しく握っていた。

 

 痛みとくすぐったさの境目にある未知の快感に結は短い間隔であえぎ声を漏らす。

 それがやけに生々しく、そして扇情的で、鈴の体を昂らせていく。

 

 握れば先っぽが少しだけ頭を出す程の大きさ。

 掌で形や熱を感じようとすれば必然と動きは上下してしまい、止めどなく押し寄せる快楽に逃げることもかなわず結は口を抑えて声を殺し、鈴の奉仕に涙を流しながらひたすら受け入れていた。

 

 このあと、どうすればいいんだっけ⋯⋯?

 前に見たえっちな本だったら、確か、えっと⋯⋯。

 咥えていた、はず。

 

 

 ⋯⋯⋯よし。

 

 記憶の片隅に潜んでいたかなたの記憶を頼りに、鈴は記憶通りの行動に移る。

 以前変わりなく反り返っている結のそれを根元から抑えて自分の方に先端を向け、鼻の頭で匂いを嗅ぎながら、躊躇いつつもそれの先端を口に含む。

 

「⋯⋯あむっ」

「あうっ!?」

 

 咥えられた瞬間、結が奇妙な声を上げる。

 それに一瞬怯えつつも鈴は口を離すのを止めず、含んだそれを口の中で舐る。

 

 アイスキャンディーを食べるのとはわけが違う、まるで正反対の温度差で口の中に広がるのは糖の甘い香りではなく歪むような汗と磯の匂い。弾力のある先端部の周囲を皮が張り付き、一転して硬い支柱を色白の皮が覆っている。

 

 顎が外れそうになるほど大きいモノではないが、歯を立てないように気を配っていると自然と顎は大きく広き、それでも離すまいとあっという間に根元まで口の中に入っていった。

 

「う、ぁ、あぁっ⋯⋯」

「ん、んん、ん」

 

 やり方なんてまったく知らないし、今やっていることが正解だなんて判断も出来ない。

 ただ結が痛い思いをしないよう、ゆっくり、優しく、丁寧に丹念に結のそれを舐ってやった。

 

 

 五分か十分か、そろそろ口が慣れてきだした頃に急にそれは一際大きくびくんと口の中で跳ねて上前歯に当たり、傷をつけていないか肝を冷やす鈴。

 

「お姉ちゃん、もう、むり……」

「ふぇ、はに? ほうひはの?」

 

 結が泣き言を囁いたのと同時に丁度置くまで突っ込んだそれがもう一度跳ねて喉奥を軽く抉った。

 

 思わぬ動きにえずいてしまい、だが口は疲れて開こうにも開きっぱなしで離れず、若干呼吸困難になりながら鈴は舌の上で跳ねるそれが抜けるまでずっと根元まで咥えたままの状態を強いられていた。

 

 あの時見た本では今咥えているモノから何か飛散したが、今咥内で蠢いている物からは何か出る様子はなく、痙攣しているだけだった。

 

「⋯⋯ぷはぁっ、えほ、げふっ!」

「お姉ちゃんごめんなさい! 大丈夫⋯⋯?」

 

 やっと吸えた息を有難く吸い込みながら、肺まで蔓延していた男の匂いに、鈴は自分の身体が完全に変なスイッチが入ったことを自覚した。

 

「結、ベッド行こ」

「え? うん」

 

 もう有無を言わせない様になった鈴に手を引かれ、決して広いとは言えないシングルベッドに二人が乗りかかる。

 髪止めをほどいてブーツとパンツだけを脱ぎ、胸元をはだけさせて少年を迎え入れるように腕を開く。

 

「おいで、結」

 

 鈴の一挙一動に見惚れていた結はふと我に帰り、おどおどしながらも鈴の手を取り、手引きされるままに足を重ね、体を密着させる。

 

「ねぇ結。これ以上は後戻りできないけど、本当にいい?」

「うん。お姉ちゃんとなら、いい。お姉ちゃんとがいい」

 

 開けた胸元に顔を埋めながら、結は安心しきった声音で鈴の問いかけの返事をする。子犬のように甘える少年をあやしながら顔を持ち上げ、その小さな唇に自分の口を重ねる。

 

 そうしていればまだ舌の根も乾かぬ内に結の縮んでいたモノが硬くなり、鈴の腹に押し付けて主張激しく猛り上がっていた。

 

 それに反応してか下腹部はさらに熱くなり、きゅんと絞まって涙が零れる。

 

「お姉ちゃん……」

「うん、分かってる」

 

 本能なのだろう、よく分からずに腰を押し付けてくる結は早くどうにかしたいと訴えるように鈴に掴まって離れないので、惜しみつつも一旦お互い体を離すように伝える。

 

「結、ここに入れて」

「ここって、この穴?」

「うん」

 

 鈴が指で開いたのは女の秘部。

 人前なら絶対に隠すべきところで、見られてはいけない場所。

 鈴の感情に素直に従い、止めどなく涙を流すそれに共鳴するように、結のモノもより大きく、上を向いていた。

 

 拙いながら鈴に手解きを受けながら、結は己のモノを鈴の体に捩じ込み、滑る肉の隙間を押し分けながら挿れていく。

 

「こう……?」

「そう、ゆっくり、ゆっくり……ゆうっ!?」

 

 突然襲ってきた下腹部の内を抉る快楽にすっとんきょうな奇声を上げて仰け反る鈴。

 生まれたばかりの小鹿のような震える腕で倒れそうになる体を支え、浅い呼吸を繰り返して達しそうになる快感に無理矢理蓋をする。

 しかしそれと同時にお互いの初めてを捧げられた事にこれ以上ない幸せに包まれていた。

 

 結の初めて、貰っちゃったぁ……。

 でも、なんだろう、さっき凄く気持ちよかった気がする……。

 

 

「ごめんなさい、痛かった……?」

「全ッ…………然、だい、じょうぶ……」

 

 なんで見栄を張ってるんだろう。

 挿れられた途端に動けなくなる自分を心配していた結に微笑みながら、内心相当焦っていた。

 

 これ以上は危ない。もし続ければ理性は吹き飛び快楽漬けになりそうな予感さえする。

 でも、止めたくない。止めれば結との関係に亀裂が入りそうな、そんな気もする。

 

 二つの思いに挟まれながらも中断はせず、続行することを決めて腰を少しだけ浮かす。

 

「もっと、奥に入れて……」

「う、うん」

 

 鈴の言葉通りに引ける腰をゆっくりと進ませて先っぽしか入ってなかったモノを根本まで潜り込ませるが、少し入る度鈴は肩を震わせ小さく喘ぎ、全て呑み込んだ頃には若干焦点が曖昧になっていた。

 

 やっぱり、入れられた時が一番キモチイイ……!

 

「それで、んっ……出したり、入れたり繰り返すの……」

「やってみる……」

 

 結は押し戻される圧で抜き、もう一度腰を打ち付ける。

 

「んうっ!」

 

 鈴は三度目の突きでようやく確信した。

 

 結のモノの長さが自分の一番気持ちのいいところを的確に突いてくる。

 

 打つ度この快感が迫ってくると考えただけで期待と恐怖の入り雑じった感情が蓋の裏を叩いてくる。

 

 ダメだ、続けたら絶対にダメだ。

 今のうちに止めたいと絶対歯止めが効かなくなる、結にイキ殺される!

 

「ゆ、結……おぅっ!?」

 

 結を止めようと腕を差し伸べるものの、既に興奮に駆られた少年は聞く耳を持たず、脊椎を登って頭を支配する今まで経験したことのない快感に夢中で動きを止められなくなっていた。

 

「はぁっ、はぁ……なんか、凄い……!」

「待って結っ……これ、いじょ、は……ら、だめぇぇ!」

 

 突かれる度に最大値の絶頂が思考を拐ってしまい、結を止めるはずの手は少年の首に回され、すがるように抱きしめていた。

 不慣れながらも本能のままに腰を振る結は鈴に求められた事に悦び、更にペースを上げて打ち付ける。

 

 程無くして達しそうになった結はより一層深く挿し込み、自分も鈴の背に手を回して果てる。

 

 何も出ないが肉の壺の中で暴れるそれに達しやすくなった鈴は容易く意識を持っていかれた。

 

 一度目の行為が終わり、ぐったり通りにのぼせる鈴だったが、そんな脱力仕切った鈴を見て素直結はいきり立ったそれを再度鈴の中に挿れだした。

 

「ゆ、結……? アタシ、もう、げんか……んひぃっ!?」

 

 出ないからか、それとも若すぎる故の有り余る体力か、結は全く衰えていないモノの先端を穴の縁に押し付けている。

 

「お姉ちゃん、これ、キモチイイの、止まんない、よぉ……!」

「まっへ……ゆ、あたひ、ひんじゃ……うぅっ!」

 

 落ち着くどころかヒートアップする結を止めるだけの力は残っておらず、半ば無理矢理なピストンに抗えなくなった鈴はもはや意味を成さない嬌声を上げるだけだった。

 

 その喘ぎ声が更に結を滾らせ、逆に自分を追い込んでいる事を彼女は理解していなかったが、そんなことすらどうでもよいと行為に耽る二人。

 

 

 

 その後結が力尽きて倒れるまで行為は続き、途中から鈴は気を失っては絶頂して起こされを繰り返していた。

 

「はぁー、はぁー……鈴お姉、ちゃん……」

「えへへ……ゆ、いー……」

 

 全身汗と粘液で濡れた二人はシングルベッドに横たわり、互いを抱き合っていた。

 

 正気を取り戻した頃には鈴は恥ずかしさで赤くなったり結に手を出した罪悪感で青くなったりと慌てふためいていたとか。

 

 

 ◇

 

 

 何事もなく日常は流れ、二人の関係は崩れることなく恋人同士で過ごしていた。

 

 鈴は大人びる訳でもなく、だが背伸びをしていた幼さは抜けて少し成長したと皆は言う。

 結は相変わらず虚空を眺めるが、鈴にだけは簡単に笑顔を見せ、年相応の反応をしている。

 

 しかし、そんな中で変わる事もあった。

 

 昼休み。食堂で一夏たちと談笑していた鈴の下に結が駆け寄ってきて、鈴の服の裾を摘まんで気を引く。

 そして彼女の耳元で要件を囁いた。

 

「お姉ちゃん。今日、いい……?」

「……うん、放課後ね」

 

 結にしか分からないような甘い声で、彼女は快く受け答える。

 

 あぁ、今日も結が可愛い。

 

 

ネタの候補

  • シャルロット・デュノアの暴走
  • 黒うさぎ発情期
  • お義母さんといっしょ(R18)
  • シャル&ラウラと3p
  • 簪&本音と3p
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