※この作品はR-18です。

【ISセルフ三次創作】短編おねショタえちえち集   作:屍モドキ

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 今回の説明。

・BL要素(本番有り)あります。
・一夏×結です
・彼らは付き合ってません。

 無理な方はブラウザバック推奨です。





 ではどうぞ。


BL関連
欲とエゴ ※BL注意


 仄暗い寮の一室に小さなライトの光だけが寝床を照らす。

 シワを刻むシーツは規則的に揺れ、幼い嬌声と一緒にベッドのきしむ音が部屋中に木霊する。ときおり垂れる二人の汗と体液が飛散し、純白の布を絶えず汚していた。

 

 小さな尻を卑しく諸手でわしづかみにして遠慮も配慮もなく、己の欲望を恥ずこともしない俺は無様に腰を打ち付けているだろう。

 

「はぁっ、はぁっ、結、もう、出そう……!」

「いい、よぉっ……♡おにぃ、ちゃ……ぼくも、イくっぅうっ♡」

 

 昂る劣情をそのまま吐き出し、結のからだを今日も汚す。

 

 俺は果てた末の無情な優越感に浸りながら、ベッドの上でうつ伏せのままひくひくと絶頂の余韻に痺れている少年を見下ろしていた。

 

 

 いつからだろう、結とこんな関係になってしまったのは。

 

 

 俺がIS学園にやってきたのはなんとも奇妙な偶然が重なったからだ。高校受験の日、俺は受ける会場を間違えて別の試験会場に足を運んでしまった。

 そこで出会ったのは物資の中で鎮座する一機のIS。

 

 それに触れてしまった俺は何故かISが起動し、その日は受験どころではなく引率に来ていた先生方は唖然。やたら厳つい研究機関に放り込まれこと細やかな身体検査や精密検査の末開放され、テレビでも見たことがあるような国会議員の方たちやIS委員会の人間と話をし、ほぼ強制的にIS学園へ入学することになった。

 

 そんな数奇な運命を辿ったのは俺だけでなく、入学式が終わって自分が通う事になるクラスに行けばそこにいたのは幼馴染や実姉など、見知った人が何人もいて驚いた。

 

 そして、もう一人の男性操縦者。

 

 世界でたった二人だけ、ISを使える男とあって待遇は悪くなかったが、同時に要監視対象でもあった俺達は度々奇異の目に晒されることが多かった。

 

 そんな環境でストレスが溜まらないわけが無く。いわれのない重圧の中、女だらけの教室やたびたび訪れる研究所や政府の人間などのご機嫌を伺いつつ、けして下手なマネをしでかさないよう気を配りながら生活するのはとてもつらかった。

 

 そんな日々が続いたからか、いつしか俺は心がすり減っていたのかもしれない。

 

「お兄ちゃん、大丈夫……?」

「っ……あ、あぁ」

 

 ある日のこと、部屋に戻った俺は備え付けの椅子に座ってそのまま数時間動けないままじっとしていたら、同室の結がこちらを覗き込みながら心配そうな声音でそんな事を尋ねてきた。

 

 そりゃそうだ。何をするわけでもなく、外で休憩しているわけでもない、部屋で椅子に座り込んで本もスマホも開かずにただじっとしているだけの人間が正常なはずがない。

 

 微動だにせず二、三時間ものあいだ硬直している俺は目まぐるしく流される日々に憔悴しきっていたらしい。

 

「してほしいこととかあれば言ってね。何でもするからさ」

「あぁ、ありがとう、結」

 

 寝支度を始める彼の背中にふと視線が向く。

 少しダボついた寝間着代わりの診察服から色白で線の細い首筋がちらりと覗く。華奢で触れたら折れてしまいそうな腕は明日の準備を済ませるべく忙しなく揺れ動いていた。

 

 タンスの前で屈み込み、制服の用意をしている結の尻に服が張り付いて小ぶりな桃がはちきれんばかりに主張し、上から上着がそれを覆いかぶさるように隠している様が何よりいじらしく、情欲をそそられている気分だった。

 

「……………」

 

 なんとなしに立ち上がり、足音を殺しながらタンスの中をいじり回している結に近づく。そして何も言わず、俺は何を思ったか、彼の肩に腕を回しておもむろに抱きかかえた。

 

「わっ、一夏お兄ちゃん?」

「………結」

 

 結の肩に顔を埋めて肩と腰に回した両手にぐっと力を込める。

 幼子特有の柔らかい匂いと、風呂上がりだからだろう石鹸の香りが混ざったにおいが鼻の奥を優しく撫で、華奢な体の奥にある骨の硬い感触が結を男の子なのだと伝えてくるようだ。

 

 しばらく結を抱きしめたままじっとしていたら、彼は身動ぎして俺に向かって背を向けていたのをひっくり返り、体前面を向けて俺の背中に細く小さな両手を回してきた。

 

 そのまま結は何も言わず、ただ俺を抱き締めてくるだけ。

 

「よしよし、ふふ。甘えんぼさんだねえ」

「…………」

 

 背中をさすられて強張っていた全身からゆっくりと力が抜けていくのがわかる。それでようやく自分が緊張していたのだと自覚し、同時に気持ちが落ち着いてきた。

 

 そして緊張が和らいで自分の中で張り詰めていた気持ちが落ちていくのと同時に、本能的な部分がふつふつと湧き上がっていくのを感じる。

 

 それが幸か不幸か、俺は許されたとでも勘違いしたのか、結を抱擁する腕を緩めて彼の顎をくいと持ち上げる。

 

「結、いいか……?」

「なにが……んむっ」

 

 有無を言わさず少年の唇を奪う。

 

 今度は結がからだを硬直させ、俺の服の胸元をきゅっと握りしめるが押し退けるような事はしてこなかった。

 一瞬強張っていたが結の唇から力が抜けて、反発力を無くした粘膜に俺の口が少し沈む。されるままの彼とのくちづけを慈雨を啜るかの如く丹念に味わい、溢れる唾液を零さないよう吸い上げる。

 

 そのままじっとりとしたくちづけをたっぷりと堪能しきった俺は満足したと同時に、我に帰ってしまいどうしようもない罪悪感にまた潰されそうになる。

 

「ぷぁ……どうしちゃったの、お兄ちゃん」

「………わからない、けど、したくなった」

 

 唇を重ねている間、抵抗もせずに俺の愛撫を受けていた結は長いキス故の軽い酸欠状態になっていて、見てわかる程度には息が上がっていた。

 朱く高揚した頬に濡れた唇、普段の大人しい様の彼から一転して乱れた姿は嫌でも自分の目には扇情的に映り、腹の下からぐつぐつと暗い情欲が煮え滾ってくる。

 

 座り込んでいてもわかるぐらい膨らんでズボンの継ぎ目を内側から押し上げる俺の摩羅を一瞥した結。

 幻滅されるかと思ったが、そうではないようだ。

 

「おさまんない?」

「うん……」

 

 結は俺の股座でジッパーを蹴破らんばかりに張り詰める男根を、硬い制服越しから優しい手つきであやすように撫でてくる。布越しだからこそ堪えられる愛撫に背筋に痺れるような衝撃が下から上へと断続的に走り、小さな波の快楽がじわじわと昇ってくる。

 

「結、あっ……、それ……」

「気持ちいい?」

 

 亀頭を指で作った輪で絞めながら浅く抜き挿しを繰り返され、かと思えば今度は鈴口に指先を突き立てて裏筋にかけてゆっくり震わせながらいじめられる。

 

「っ……結、直に触ってくれ……!」

「いいの? わかった」

 

 どれだけ情けない顔をしていただろう。俺の顔を見て顔色一つ変えずに了承した結は、俺の摩羅を弄るのを止め、限界まで張っているジッパーを下ろす。分断されたジッパーの隙間から尚も下着を押し上げているそれは布越しだというのにわかりやすく熱気を放ち、カウパーがシミを作っていた。

 

 下着のポケットを開いて結が弄(まさぐ)り、中から赤黒く膨張した一物(いちもつ)がうなりあげて天を向く。

 

 俺は一時の苦しさから抜け出せた開放感と結に見つめられている羞恥心で動けなくなっているのに、対して結はそんな俺の恥じらいを無視して自分の一物を軽く握り、片手で竿を扱きながらもう片方の手は亀頭のふくらみに掌を押し付け、甘ったるい按摩で達しない程度の小さな刺激を焦らすようなテンポで擦っていた。

 

「あ、あぁっ⋯⋯それ、うくッ♡」

「すごいカチカチ、火傷しちゃいそう」

 

 淡々と摩羅を扱く手を速めていく結。

 とめどなく涙を流すように鈴口から零れ出る我慢汁で手を汚そうとも素知らぬ顔で手の中の男根を捏ねる結が更に情欲を掻き立て、俺は自分の意思など微塵も汲み取ってくれない事務的なまでの奉仕によって無理矢理導かれるような絶頂の波に流され、あっという間に達した快楽に押し流されてしまう。

 

「くぅッ⋯⋯出る⋯⋯!」

「わっぷ」

 

 放射に釣られてだらしなく腰が揺れる。そのせいでしっかり握っていた結の手から男根が滑り抜けて乱射してしまった白濁液が結の両手だけでなく顔にまで種が飛び散ってしまった。

 

 それを後悔してしまったが、結は何でもないように顔に飛び散ったスペルマを手の甲で拭いとる。

 

「あ⋯⋯」

「今日はこれでおわり。お兄ちゃんもはやく寝なよ」

 

 洗面所に引っ込む結の後ろ姿を呆けた頭で眺めながら、股間丸出しのまま床に座り込んでいるだけの俺はまだ股間に残る彼の手の感触を名残惜しく思いながらも汗を流すために浴室へ駆け込み、忘れるように冷水をひっかぶった。

 

 

「つめてっ!!!」

「お兄ちゃんうるさい」

 

 

 

 ◆

 

 

 それからというもの、結は普段と変わらないように俺に接してくる。

 距離が無いと言えばウソだが、それは入学当初からある問題なので、今更気にしたことではない。

 

 

「結、トイレいこうぜ」

「うん」

 

 一つ変わったことがあるとすれば。

 

「もうこんなに大きくなってる⋯⋯」

「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯結、頼む⋯⋯」

 

 あの日以来、俺は結に性処理を頼んでいることだろうか。

 

 日に日に頻度は増し続け、最初は部屋で抜いてもらうだけっだったのが、いつの間にかこうして昼休みや放課後のIS訓練後など、トイレやロッカールームで二人きりなのをいいことに結に下の世話を頼みこんでいた。

 その度に結は複雑そうな表情を浮かべるものの、断ることはせず少ない了承で扱いてくれた。

 

「ん、すっきりした?」

「あぁ⋯⋯」

 

 何がそうさせるのか、俺はこうして結に奉仕を頼むのが習慣になってしまい、このところはほぼ毎日のように抜いてもらうのが当たり前のようになってきた。

 そんな飽和状態からマンネリを覚えてしまったのか、それとも単にもっと刺激を求めった結果なのか、俺の結に対する要求はこの頃からエスカレートしていくようになった。

 

「その⋯⋯口で、してくれないか」

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 あからさまに怪訝そうな顔を浮かべる少年。だが嫌味一つ漏らさず、しかし睨むような視線だけは保ったまま彼は俺の摩羅の先端を舌尖で濡らし、カリの裏から鈴口にかけてのほんの数ミリしかない割れ目をぬろぉ、と舐める。

 それだけで四度は腰が砕けそうになるほどの軽い絶頂から我慢汁が飛び出そうなほど溢れ、結の唾液と混ざっていく。それが何とも言えない征服感を抱かせ、より興奮してきた。 

 

 しばらくスジをなぞるように舐めていた結だが、そのうち亀頭の輪郭をなぞるように舌先だけを使ってゆっくり輪を描いて文字通り嘗め回し、時々とりのついばみのように軽いフレンチ・キスをされて尿道からゾクゾクする感触が背筋を伝って頭に響いてしまう。

 

「はもっ」

「お、おぉ⋯⋯」

 

 そうやって焦らすように甘いねぶりをされたのち、結はその小さな口を開いて一息に俺の男根の先を咥え込んだ。

 外に晒された竿に感じる涼しさとは打って変わって亀頭全体を少年の咥内に包まれ、湿り気と少年特融の高い体温との温度差が筆舌に尽くしがたい悦楽を覚えさせる。慣れていないのは当たり前だが、それでも時折あたる前歯の硬い感触に、彼の優しさからくる気遣いの意思を思わせて背徳感とさらなる興奮を感じてしまい、より男根を硬くさせてしまう。

 

 ある程度結が慣れてきたところで目配せをし、結は頭を前後に振って浅い即尺をしてくれる。

 薄い唇がカリ全体を何度も往復し、裏筋に添えられた柔らかい舌が持ち上げるように下方から押し上げられることによって程好い反発力を持って細やかなざらつきが唾液という潤滑液を得て絶妙な刺激を織りなしていた。おかげで先端を咥えられているだけだというのにそれでも俺は簡単に果ててしまった。

 

「結、もうだめ、射精(デ)る⋯⋯ッ!」

「んぶっ!? ⋯⋯⋯んぐ、んっ⋯⋯ぐぅっ⋯⋯」

 

 咥内で飛び出た精液は結の喉に撃ち放たれ、口の中を磯臭い匂いが充満する。大きな初発から数度、男根は陸に上がった魚の如く咥内を跳ね、今生の終わりとでも言うほどの放精を致したのちに最後、一際多い量を絞り出して大人しくなった。

 最後の一絞りを出し終わったのを確認した結がようやく俺の摩羅から口を離す。

 

「んぁ⋯⋯」

 

 空いたままの口の中にはさっき俺が出したばかりの白濁液が結の唾液と混じり合って、生暖かい臭いを放っていた。

 

「まず⋯⋯おえー⋯⋯」

「すまん結、えっとティッシュは⋯⋯」

 

 すえたチーズのような匂いのする液体を嫌々味わされた結は一夏から差し出されたティッシュを半ば引っ手繰るように受け取り、口の中に溜まった精液とよだれの混ぜ物をガムでも捨てるかのように吐きながら嘔吐いていた。

 

「ごめんな、結⋯⋯出すとき言えばよかったな」

「いいよ、別に。それよりすっきりした?」

 

 それはもう素晴らしいと思えるほどに。

 俺は深い深呼吸で荒い息を整えながらゆっくり頷くと、結は一つ息を吐いて「そっか、よかった」と簡単に済ませて口を濯ぐべく洗面所に引っ込んだ。

 

 余韻なんて欠片も存在しない、ただ単純に性欲解消のためだけのやりとり。

 それをどう捉えるか。

 誰とやっているのか。

 何をしているのか。

 どれだけやってきたのか。

 

 どこをとっても完全に問題しかない俺達の関係だが、何故か俺は結とのこの距離感が心地よかった。

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 それ以降も俺達の関係は続いた。

 口淫を覚えてしまい、手淫だけでは満足できなくなってしまった俺は、事あるごとに結に口での奉仕を頼んていた。

 

 そうして回数を重ねていれば嫌でも行為の練度は上がっていき、舌先を当てるだけのような即尺は次第に飲み込むような長いストロークを保てるようになってきた。

 

「結、いくぞ……」

「んむ、おぐっ……」

 

 アリーナに備わっている更衣室で、ベンチに座っている俺は一物をさらけ出し、それを結に咥えさせている。

 顎が外れそうになるほど大口を開いている結は、ゆっくりと俺の摩羅を飲み込んでいた。いや、俺がそうさせていると言うのが正しいか。

 

 嘔吐いている結の頭を無理やり抑え、生理現象で吐こうとする喉奥が蠢き、亀頭をぎゅうぎゅうと圧迫してくるのがこそばゆく、咥内の形に男根を湾曲させながらはちきれんばかりに頬張る様を目の当たりにし、喉裏に氷を当てられるような独占欲で頭の中がぐちゃぐちゃになる。

 

 たっぷりと時間をかけて俺の陰茎をまるまる飲み込んだ結は頬を紅潮させ、目に涙を浮かべながら上目遣いに俺を見上げてくる。いや、その瞳は俺を見ているのかすらあやしいくらいに朧気になっており、焦点が定まっていない。

 

 裏筋を柔らかい舌が先から根元までまんべんなく押し当てられ、結の喉奥から込みあげている胃液と今なお止め処なく溢れているよだれが混ざり、若干の刺激を受けながら俺の摩羅を一部の漏れもなく濡らしてくる。

 

「これ駄目だ、我慢できねぇ」

「おごぅっ!?」

 

 知らず知らずのうちに腰が引けてしまうほど気持ちいい。座っているにも拘わらず前かがみになっていた俺は抑えていただけの結の頭をがし、と掴み、無遠慮にソレを大きく前後に振る。

 

 摩羅の先端に当たる喉奥の硬い感触、そこから食道にかけて下る細い道を無理矢理こじ開けるようなごりごりとした感触は癖になりそうだ。結の口からあふれ出る天然の潤滑液のおかげで咥内はなんとも犯しやすく、撥ねのけようとする舌のふくらみを無理矢理押さえつけて締まる喉を抉る。

 

 当然のように苦しむ結だが、俺は腰を振るのを止められない。申し訳ないと思う気持ちなど既に忘れて快楽のみを求めて口淫を無理強いしていた。

 

 ごじゅごじゅと泥を泡立てるような鈍い水音と結の嗚咽が二人だけのだだっ広い更衣室に響き渡る。

 高まる射精感と共に結の頭を前後に振るピストンの間隔が速まっていき、俺の腕を押さえていた結の抵抗がだんだんと薄れてきていた。

 

「うっ⋯⋯射精(デ)るぞ、結⋯⋯⋯ぐぅッ!!」

「おぎゅっ♡♡!? ゴガっ⋯⋯オごォ⋯⋯♡♡」

 

 絶頂する寸前、摩羅を根元まで結の口の中に咥えさせ、出来る限り少年の喉奥で果てた。卑しいほど長い射精、喉で絡まる精液に犯されながら結は抜け出せない嘔吐感から何度も喉を絞めようと舌の根元を動かしているが、それが余計に俺の快感を高めてしまうので射精は長く、多くなる。

 

 フォアグラに使うカモがエサを管で流し込まれるように、胃の中へ無理やり精液を逆流する吐瀉物と一緒くたに流し込まれて結は感電したみたいにビクンビクンはねている。

 辛うじて通気ができるているらしい鼻孔から鼻提灯を膨らまし、最後の一滴まで搾り切った俺がぐちょぐちょになった咥内からふやけきった一物を引き抜くと、荒いピストンの合間に入ったのか彼の腹に溜まった空気が一気に小さな喉をかすめて飛び出した。

 

「んっ、ぐ⋯⋯ぐゲェェェェ~~~~ッ⋯⋯⋯⋯プ♡♡♡♡」

 

 あまりに下品なげっぷによけいぞくぞくと興奮してしまう。

 汗と涙とよだれと、精液と吐瀉物に塗れてどろどろになった結から誰から出たものかわからなくなるほど混じりあった液体が止めどなく流れている。

 大きく咳き込んで嘔吐きながら肩で息をする結。口の周りにを陰毛を付けているのにも気づかず酸欠で赤くなった頬がゆっくりと元の色白な血の気のなさを取り戻していく。

 

「げほっ、全部飲んじゃった」

「悪い、途中から止められなかった……」

「気持ちよかったの?」

「うん……」

 

 さっきまで俺の一物を深く咥えていた口で、いたって普通の受け答えをしている結。それだけで俺はまた股間にぶら下がる結の消化液にまみれた一物をギンギンに滾らせてISスーツから着替えようとしていた結に抱き着く。

 

「結!」

「わっ、まだするのっ?」

 

 胸がはだけている彼の唇をいつぞやの夜と同じく勝手に奪い、ふやけた唇に舌をねじ込んでついさっきあれだけめちゃくちゃにした咥内を、今度は俺の舌で蹂躙する。

 片手は結の頭を掴み、空いている片方の腕を彼の細い腰に回して強引に引き寄せ、再び起き上がった一物を結の腹部に押し付ける。押し付けてみると彼の腹はふっくらしていて柔らかく、鳩尾に埋まっている横隔膜の反発力が程よく男根の反り返しの形に埋もれ、胸に浮き上がる肋骨のくぼみにこつんと当たる。

 

 押し付けられる一物に気が付いたらしい結はここで初めて俺の身体を押し退けて、俺の股から反りあがるモノと俺の顔を交互に見合わせながら申し訳なさそうに首を横に振る。

 

「結⋯⋯もっとヤりたい⋯⋯」

「えぇー⋯⋯? ダメだよ、これ以上は⋯⋯♡」

 

 明らかに紅潮している結だが、それがさっきの口淫のせいか、それとも色情に気が高ぶっているせいか。口上では駄目と突っ撥ねているが、普段の彼の言動と同じくどうにもその言葉には押しが弱い。

 

「口でも手でもしてあげるから、挿入(イ)れるのだけはダメ」

「わか、った」

 

 そういって結は俺の身体に密着し、俺のISスーツに指を滑らせて胸が出るように脱がせてくる。はだけた俺の胸板に顔を寄せる結は粘り気の増した唾液に濡れる舌でピンと立った俺の乳首を嘗め回してきた。小さな先端に感じるうっすらざらついた感触に思わず一物がびくんとうなりを上げて跳ねる。それを見た結はくすりと不敵な笑みを浮かべてそのまま俺の乳首をしゃぶりながら同時に一物を片手で扱いてくる。

 

 結のよだれと吐瀉物と、俺の精液で汚れた摩羅はそれだけでよく滑り、適度な強さで握られる握力はカリ首を的確に刺激され、陰茎自体をしっかりホールドしながら少し強めに扱いてくる。たまに上下にピストンする手を止めて尿道口を指の腹でいじられると、なんとも情けない声が漏れてしまいさらに一物を硬くさせてしまう。

 

「らひ(だし)て♡ らひ(だし)て♡ んまっ。だせ、だせ♡♡」

 

 胸の下から小悪魔のような囁きで促され、結は一気にピストンのスパートを上げながら同時に強く乳首をしゃぶる。

 一度出して敏感になっていた男根は一度急激に膨らみ、呆気なく射精させられ、さっきと同じかそれ以上の量を撒き散らしながら、出し終わるまで結にたっぷりと搾り取られる。

 

「二回もするなんて⋯⋯満足した?」

「気持ちよかったです⋯⋯」

 

 魅惑の微笑みを浮かべる彼に、逆らえない。

 それと同時に結を自分だけのモノにしようと思ってしまう。

 

 自己嫌悪と独占欲に苛まれ、それでも結との関係は断てないままずるずると快楽のままに流され、それでいいかとも思ってしまう。

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 あれ以降、結との行為は更にエスカレートしていった。

 

 

「カスいっぱいついてる、ちゃんと洗ってるの?」

 

 口淫に際して亀頭まわりについた汚れを舐めとらせて、さして嫌がりもしない結はそのまま一物を咥えて当たり前のように頭を前後する。

 喉奥で締め、離さないとばかりに吸い付く様はさながらひょっとこのような顔つきになっている。簡単に達した俺は結の口の中で精液をぶちまけ、結は口の中に吐き出されたどろどろの白濁液を下顎に溜め込むと、一息でごっくん、と深く喉を鳴らして飲み込んだ。

 

 最初の口淫でむりやり飲ませたこともあり、飲み込むことに抵抗がなくなった結はそれ以降も口でするときは飲み込むのが当たり前になってきていた。

 

「ん、んぐっ……んべぇ〜♡♡」

 

 飲み込んだ後の口の中を見せてもらえるように頼む。

 精液の青臭いかおりが残る咥内はねばついた糸がつぅ、と垂れ、口の周りに陰毛が張り付いている。

 喉に溜まる唾液を飲みこもうと喉奥の扁桃腺がパクパクと開閉していた。

 

 

 時にはただ咥えさせるのではなく、ズボン越しから匂いを嗅がせたりなど、変態的な行為にも及んだ。

 

「はぁ〜……すぅー……くっさ♡」

 

 俺の股座に顔を擦り付けさせ、肺一杯に深呼吸をさせて臭いを覚えさせる。

 汗とオスの匂いが部屋中にたちこめてくらくらしそうになる。

 布越しの陰茎に結の小さな花が擦れてこそばゆく、吸ったり吐いたりする吐息は生暖かくて、かぼそい刺激が余計に気持ちよくなってくる。

 

「あー⋯⋯もう我慢ならねぇ、口でシてくれ、結」

「分かったよ、もう⋯⋯」

 

 またこうして、結に性処理を頼む。

 そうやって回数を重ねるごとにどんどんと罪の意識は薄れて、彼と行為に及ぶのは当たり前のことだと錯覚してしまう。普通ではないどころか異常性愛であるはずなのに。

 快楽を覚えた頭ではもはや後戻りなんて出来るはずもなく、そこ底のない沼に抵抗もできないまま頭の先までずぶずぶと浸かってしまった。

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 飽くなき荒淫な日々。暇があれば結に慰安を頼み、日常生活ではなんとか一般人の面を保って生きているが、一度結と二人切りになればまたたく間に性を貪るケダモノへとなりさがる。

 

 まったくもって健全とは言い難い日常を、なんの罪の意識も無いと言えば嘘になる。

 だが、彼を目の前にするとそんなものは昂る情欲の前に踏み躙られ、知性の欠片も介在しなくなった頭はものを考えることを辞め、迸る劣情を収めるために彼の身体を我が物顔で使い潰す。

 

 その事に結は怒らない。感嘆も快感も薄い表情からは読み取れない。

 ただ当たり前だと言わんばかりにいつも、俺の摩羅を弄り、絶頂へと連れて行ってくれる。

 

 今日もいつものように結の口の中へ精液を吐き出し、疲れ果てて寝入ってしまったのだが、暗い部屋の中で微かな嬌声が聞こえ、悪いと思いつつ狸寝入りをきめ込んで聞き耳を立てていた。

 

「んっ……ふうっ……は、あっ……」

 

 暗い部屋も目が慣れてくればある程度の視界は保たれる。断続的に聞こえるシーツの擦れるような音と結の嬌声、毛布に覆われて大部分は見えないが、僅かに上下するシルエットから察するに、隣のベッドで結が自慰に耽っていた。

 

 実年齢がどれほどかわからないが、手淫や口淫、前戯や本番の知識がある様子からそれなりに性知識に精通しているなら一人で致すのも頷ける。

 あれだけ俺の一物をいじくり回していれば、ナニをどうすれば気持ちよくなるかなど分かっていて当然か。

 

 身動ぎもできず、必死に息を殺して一人情事に耽る結の甘い声が、股間に響いて仕方ない。

 

 普段は俺が一方的にしてもらうだけなので、結が自分で処理をしているのは意外だった。

 それにしても、まだ声変わりもしていない結の声は、へたをすると女の子と聞き違えるほど愛らしく湿った声で、小さな息切れにまじって軽い絶頂を感じているのかときどき聞こえる高く裏返った嬌声がシーツの擦れる音と相まって鼓膜をなめてくるようだ。

 

 これ以上はいろいろと危険だと、俺は極力結から聞こえてくる情報を意識的に遮断し、寝返りをうつふりそして結に背を向けるようにして気にしない体裁を保とうとした。

 

 

 

 

 

「んっ、お兄ちゃ……ん♡ だめ、だめ……♡♡」

 

 

 

 

 

 

 あぁだめだ。我慢ならねぇ。

 

 夢か現か、確かに聞こえたのは俺を呼ぶ結の濡れた声。

 

 別に結が誰を思ってマスを掻いでいようと俺には関係ない。

 

 だがその相手が俺だと言うなら、もう一線だのと悩めないだろう。

 

 

 俺を呼ぶ一言で完全に覚醒した俺は腹の底で渦巻く色情の業火をメラメラと滾らせながら、自分でもわかるほど熱い吐息を音を殺しながら吐き出し、結の眠るベッドに乗りあがる。

 

「結⋯⋯」

「へぁっ!? お兄、ちゃん、起きてた⋯⋯あぁんっ!!♡」

 

 真っ暗な部屋では少年の姿はよく見えないが、うっすらと見える輪郭から下半身だけ若干はだけている程度だと知覚する。そんな状態で諸に出ているのは彼の股でぴん、と可愛らしく膨らんでいる俺の人差し指くらいの男性器。

 

 そんな細く、まだ穢れきっていない小さなモノを結の代わりに握り、彼の華奢な腕でそよ風のような抵抗をされようともしごく手を止めずに達してやる。

 

「や♡ あ♡ あっ♡ イク、イく⋯⋯イクぅ♡♡♡」

 

 身悶えながら結は自分の意思とは関係なく絶頂させられ、腰を突き出して赤く腫れあがった一物をびくびくさせながら射精する。否、まだ精巣が機能していないのか、精液は出てこない。

 

「はぁー⋯⋯はぁー⋯⋯♡ もう、なんで起きて⋯⋯んみゅっ♡?!」

 

 放心状態の結に覆いかぶさり、何度目か分からないキスをする。

 やっぱり抵抗はしない結はあろうことか俺の首に両手を回し、自分からキスをねだるように俺の下唇を甘噛みしながら小さな体躯をぎゅう、と密着させてくる。

 首から伝わる子供の体重に体がぐんと強張るが、それをなんとか片腕で支えて、空いた左手で結が寝間着で着ている診察服の結び目を解く。

 

 外側の結び紐を解き、腕を滑らせて服の中から結の腰を抱き上げ、結の背面から中の結び紐を解くと、診察服は重力に従ってはらりと脱げる。

 

 肉付きが悪い訳ではなく、細い体躯に薄い皮膚は目を凝らせば静脈が透けて見えそうなほど色白で、体を逸して浮き上がった肋骨が呼吸の度に上下している。

 肩から体表を撫でるように指を滑らせ、小さく突起した乳首を掠めると乳頭は既に固く、嗜虐心を煽る声で結が小さく鳴いた。

 

「んっ……♡ んぅっ……♡」

 

 俺の唇をはみながら結がか細く喘ぐ声が間近で聞こえてくる。結の声が鼓膜に擦れ、唇が息度となく形を変えながら重なり、触れるからだから伝わる体温はずっと火照り続けている。

 貪るようなキスを一旦やめて身体を起こすと、とろんとふやけた顔で力なく横たわる結と目が合う。

 

「お、にぃ、ちゃん⋯⋯」

 

 衣類を殆ど脱がされて乱れた姿の結は、ここにきて恥じらいを思い出したかのように股の間で立ち上がるソレを片手で押さえながらきゅっと股を閉じる。そんな仕草の一つも愛らしく、悪戯心からその手を無理矢理引きはがしたくなった。

 

「結、おれ⋯⋯もう我慢できねぇよ⋯⋯」

「これ以上は、ほんとうに、だめだから⋯⋯ふぁあん♡」

 

 結が自分の股座を隠す腕を押し退け、閉じられた太股をこじ開ける。汗とカウパー液の混ざった独特な香りが途端にベッドの上に撒き上がり、腹の底に圧し掛かるような圧迫感がする。

 耳の先まで真っ赤になっている結は極限の羞恥心から両手で自分の顔を隠し、雛のさえずりのような悲鳴を上げている。

 

「結の、可愛いな⋯⋯」

「見ないで、見ないでぇぇ⋯⋯!」

 

 珍しく余裕のない少年が初々しく、きゅんとしてしまう。妙な心意気のまま俺は結の愛くるしい一物に顔を近づけ、まだ皮を被っているソレを一口舐めてみた。溜まった汗の匂いと混ざって石鹸のような匂いがほんのりと香り、亀頭のあたりで皮の隙間から漂うチーズのような香りがつんと鼻を刺す。

 匂いを嗅ぐたび鼻息が一物に当たり、その微かな刺激で結のソレはぴくんと跳ねる。

 

「びくびくしてて可愛いな⋯⋯れろ⋯⋯」

「ひぅんッ!?♡」

 

 先端のふくらみを一息で口に咥え、結の膨らんだ亀頭をまるっとした全体で舐めまわす。結は今まで感じたことのない快感で頭がショートしているのか、言葉にならない嗚咽交じりに身体を震わし、自分一物を舐める俺の頭を持て足がピンと伸びている。

 

 

「舐めたらやだぁぁあ!!」

「いつもの⋯⋯んれ、お礼だよ」

 

 俺は更に結の一物をまんべんなくねぶり、難なく飲み込めてしまう一物は口が触れる度に跳ねてくるので押さえつけるように唇でホールドし、半ば強引に即尺をしてやる。そうすれば結の腰が一人でにカクカクと前後に小刻みに揺れ出し、次第に動いていなくても一物が勝手に刺激を求めてピストン運動を繰り返す。結自身は「ダメ♡」とか「ムリ♡」とか言っているが、その本能は何をすればいいのか分かっているようで、本人の意思とは無関係に既に絶頂へ高まった快楽はあった言う間に結を果てさせた。

 

 

「ひぁああっ♡♡♡」

 

 俺の頭を掴み、びくん、と一際大きく撥ねた結は海老反りのような姿勢で背を反らし、果ててしまう。一物からは何も出なかったが、にじみ出たカウパーがほんのり苦い香りを放ち鈴口からとろとろと零れている。それを吸い出し、俺は結の上に覆いかぶさる。

 

 頬を朱に染め、目に涙を貯める結の表情は喜怒哀楽どれで表現すればいいのか分からなかった。濡れた唇はぷっくりしていて、汗で張りついた前髪の隙間から覗く瞳が朧気でありながらじっと俺を見つめ返してくる。俺の心を映す鏡のように、深淵のように。

 取り繕ったような嘘は必要ない、そう感じた俺は、今やりたいことを簡潔にお願いする。

 

 

「結、挿入れて、いいか⋯⋯?」

「⋯⋯⋯⋯⋯い、いい、よ♡」

 

 どこか嬉しそうな結の返答に、俺は内心小躍りしながら彼の身体に触れ、両足を持って広げ、股の隙間にある菊門が見えやすいようにする。独特な匂いが広がる穴は緊張を紛らわせようとひくひくしていて、犬の鼻のようだ。つんと尖った穴の先を指の腹で撫でたり、穴の周りの皺をなぞるようになぞってみると、小刻みに結の腰が浮く。

 玉袋に鼻を突っ込み、俺は結のその小さな菊の花の中央に開く洞穴の入り口に舌を突っ込み、反射できゅっと締まる穴の口を舌先をゆっくりねじ込ませながらかき開き、こじ開けた穴を少しずつ広げる。

 

 ある程度穴が広がるようになってきたら、今度は指を洞穴に添え、穴口を押すように指を少しずつ、慣らすように挿れる。

 

 挿れた直後はねじ切れそうなほど締め付けてきたが、穴は開閉を繰り返してだんだんと拒絶の意思を失っていく。その度に指を埋め、第二関節、根本までずっぽりと、結の穴は俺の指を咥えこんだ。

 

 腰に力が入らず、気の抜けた息遣いで呼吸している結。だらしなく開かれた口へ再度接吻し、釣られるように菊門がきゅっと締まる。膨れた舌たぐり寄せ、雑多に押し込まれたそれをすかさず咥えた俺は赤子が乳を欲するように結の舌から唾液を吸い上げる。

 

 それだけに飽き足らず、咥えている舌を出したり入れたりして、下品なバードキスを何度も繰り返す。並行して締まったり緩んだりする菊門はじっくりと挿入させている指を前後させ、一本程度ならある程度余裕が出来るまで慣らしたところでもう一本、開いたすきに滑り込ませる。

 

 さっきよりキツイが、抜けなくなるほどではない。捻ったり腸壁を指の腹で撫でたりしながら、熱い粘膜の感触を噛みしめる。

 締め付けがだんだんと緩くなっていくのに比例して、結の表情もどんどんふやけていく。試しに直腸の裏から前立腺を押し上げてみると、腹の底から引きずり出されたような、間延びした嬌声が結の喉を震わせる。

 

 そろそろ頃合いか、俺は結の菊門から指を抜き、小さいながらぱっくり穴を開くそこに、自分の摩羅を押し当てる。

 

「結、挿れるぞ……」

「う、ん……ゆっくり……挿れて……♡」

 

 ベッドの上で大の字に寝そべる結の腰を持ち上げて、鈴口を咥える洞穴へ少しずつ、着々と男根を沈ませる。

 

「ん、んあっ⋯⋯痛い⋯⋯ッ!」

 

 一番円周のある亀頭を咥え、結が泣きそうな声で小さな悲鳴を上げる。だがここまで来て引き下がれるような肝は持ち合わせていない。涙を堪える彼の手を取り、力強く握る。そうすると結は少し安心したのか、俺の手を自分の頬に手繰り寄せて何でもないと首を横に振る。

 

 それを見て、俺は更に結の洞穴へ摩羅をねじ込み、直腸のS字カーブに亀頭が当たり、それも押し上げて男根を全て呑み込ませる。穴の口元は一物をねじ切らんばかりに締め付けてくるが、中は案外柔らかい感触でねっとりと包まれている感じがたまらない。

 腸液が溢れ、蠢く肉壁に揉みくちゃにされる。つぶつぶな感触の腸壁はちょっとの力では動かないような頑丈さではあるが、そのくせに壁面は柔らかい粘膜で覆われていて、咥内とはまた違った刺激が俺の摩羅を包み込む。

 

「ゆっくり、ゆっくり、ね……♡」

「こりゃすぐにイっちまいそうだ……」

 

 浅い呼吸を繰り返す結の意思に反して、俺は気を抜けば勝手に腰を振ってしまいそうになるのを必死に堪え、背筋を駆け上がる快感を噛みしめる。

 結に言われる通り、俺はゆっくりと洞穴から自分の一物を引き抜くと、釣られて結がだらしない声で鳴く。後ろの穴は挿れる時より出す時が気持ちいいと何かで見たが、まさかその通りだったとは。腸液でどろどろになった陰茎が姿を晒す。が、また奥へ突っ込む。

 

「おぎゅっ♡」

 

 摩羅の先端が腸壁にぶち当たる。それと同時に、唐突に腹の底に響いた衝撃でカエルが潰れたような声を上げる結。たった一突きで意識を持っていかれそうになっているが、俺は気にせずゆっくりと腰を振る。

 

「あ、あぁっ、あっ、ひっあ、あうっ♡♡♡」

 

 腸内を掻き乱し、一突きするたびに硬いS字カーブでごちゅ、と音を立てて弾力と共に押し返してくる。その反動で引き抜きながら、また締まる菊門をこじ開けながら直腸を駆けずり壁を叩く。

 互いに汗が滴る。ベッドのシーツには既に大きなシミが広がり、むせかえるような匂いが漂っていた。

 

 柏手を打つような水音と、結の間抜けな嬌声が混じり、暗闇の部屋に響く。視界が悪いぶん、耳に入ってくる音はより鮮明に聞こえ、単なる痛みや拒絶からではない、快楽からくる声あだと理解するのは容易かった。そしてそんな結の声が、更に俺の摩羅を硬くさせてしまう。

 一物が硬くなれば、腰を振る速度も上がっていき、抜け落ちそうになる結の腰をしかと掴み止めてぎちぎちの腸内へ押し込み、何度も腰をぶつける。何度も、何度も。

 

「結、もうだめだ、出るッ⋯⋯!!」

「ぼく、も、何か⋯⋯き、クるっぅううぅぅぅ♡♡♡♡♡」

 

 やがて強力な締め付けでごりごりと一物を締められ、強いゴム質の腸壁による圧迫感の中で果てる。今日一番の濃厚なスペルマを脈動と共に蠢く腸内へどくどくと吐き出し、達して痙攣している結の意思と無関係に締め付けてくる直腸に、尿道に残っている残液までも押し出される。

 

 あらかた満足出来るまで出し終わり、締め付けが緩くなった菊門から自分の一物を引き抜く。やはり挿れる時よりも抜くほうが楽で、腸液と我慢汁と、精液とにまみれた男根がくたびれて硬さを失い、にゅるんと簡単に追い出される。

 

 どろどろになった一物を前に結の菊門はバックリと口を開き、自ら搾り取った精液が開いたままの洞穴から溢れ出ている。

 

「はぁー⋯⋯はぁー⋯⋯気持ちよかった⋯⋯」

「あ⋯⋯あひ⋯⋯ひっ⋯⋯♡♡」

 

 破顔して気を失っている結は虚ろな目で虚空を眺めている。しかし紅潮した頬が快楽を受け入れていた証であり、互いに上気しきった身体は未だ熱を帯び、絶頂の波を乗り越えてゆっくりと冷めつつある。

 

 もう戻れない。身体だけの関係で、一線を越えてしまった俺達はこの快楽から逃れられないだろう。

 

 

 ………

 ……

 …

 

 

 その日から、俺は時々結を抱くようになった。

 そして結も俺の頼みを断ることなく、俺の欲望を一身に受け止める。結はもうろくに拒むこともなく、股を開いて俺の劣情を受け入れてくれる。使い込むたびに結の菊門は簡単に物が挿いるようになり、結も苦しそうな表情が日に日に薄れていた。

 

 今頃好きだと伝えるのがなんだが間違っているような感じがして、結とは友達以上恋人未満でありながら体の関係を保ったまま、今日も結の小さな身体を抱く。

 

 

 ある日、事を済ませて添い寝している時、俺は気になっていたことを聞いてみた。

 

「なぁ、何でこんな事に付き合ってくれるんだよ」

 

 俺の問いかけに結は一瞬意味がわからないとばかりに目を丸くしていた。やがて言葉の意を汲み取ると、少し難しそうな顔を浮かべてぽつりぽつりと言葉を紡ぎだす。

 

「したのは初めてだよ。ホントだよ? でも、知ってた」

「知ってた? 誰かがやってるの見たのか?」

 

 難しそうに首を横に振る結はこめかみを指でいじりながらウンウン唸ってまた言葉を繋ぎたす。

 

「誰かの、記憶と……片隅で、そんな事をしてた……人達が……」

「それじゃあまるで……」

 

 自分の記憶じゃないような言い方。しゅんと俯いて憂いた表情に影を落とす結を片手で抱き寄せ、俺はもうそれ以上は何も聞かず、彼の頭を撫でる。

 

 ゆっくりと睡魔に誘われる結の、目尻に溜まっている涙を拭ってやった。計り知れない日々を送ってきたのだろうが、俺にはその一端も理解してやれないのか。それでも、情事をしているときの結はつらそうな顔は見せず拒まない。それが虚無か好意か、今の俺にはわからない。

 

 取り敢えず考えるのを放棄した俺は、結の隣で許しを乞うようにうずくまりながら、泥のように眠った。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 好意は少なからずある。でなければこんな関係など当の昔に破綻しているはずだ。しかし好きな気持ちだけではマンネリ化してしまう。

 青い考えを拗らせて、俺はもしかすればとんでもないことをしようとしているのかもしれない。けれど、どうにかこの欲求を満たしたい、その欲望をまた結にぶつける。

 

 が、前戯も大事だ。部屋で二人きりになり、どちらからともなく身を寄せ合って抱きしめあい、俺は身を屈めて結の唇に口を重ねる。十分か二十分か、慈しむような口づけをしていれば肩の力が抜けてとろんとふやけていく結を抱き上げて、ベッドのふちに腰掛けて膝の上に結を座らせる。

 

 対面座位の体勢になり、もう固くなっている互いの一物を擦り付けながらまた長いキスをする。そうしてゆっくりと気持ちを昂ぶらせながら、俺は頃合いを見て結と衣装を交互に見つめる。

 

「結、今日は、これでしたい……」

 

 膝の上にのしかかってくる結を一旦退けて、俺はタンスの奥に隠し持っていた袋を持ってくる。首を傾げる結を尻目に俺が取り出したものを見て、結は一気に眉を顰める。

 

「これ、女物の学園の制服だよね。なんで持ってるの」

「通販ってすごいよな」

 

 それはこのIS学園で供給されている学園制服だった。レディースの。

 制服改造など自由に行える校風の元製作された制服だが、あちこちにボタンやファスナーなど、既存の制服は改造しやすいようにハードポイントが設けられている。

 

 少し金を掛ければ全て縫い合わされた特注品も頼めるとか。

 

 ともかくそれを恐る恐る結に手渡したところ、彼は冷ややかな目で俺と制服を交互に見ながらも、それを持って脱衣所に引っ込む。

 

「うぅ⋯⋯足がすーすーする⋯⋯」

 

 出てきた結はミニスカを引っ張るように抑えながらひょこひょこと出てくる。上着はやはり大きかったか袖が余っており、いわゆる萌え袖のようになっているが更に余ってもはや指も隠れている。

 ご丁寧に一緒に入れていた髪留めまで付けていて、小動物の尻尾のようなくるんとしたツインテールになっているが、当然結び慣れていないせいで女児が自分で結ったように多少不格好になっている。だが逆にそれがいい。

 

「結、かわいいぞ⋯⋯」

「嬉しくないってば⋯⋯こら、あ⋯⋯♡」

 

 無理を強いない程度に結を抱き寄せ、うなじ辺りに顔を近づけて匂いを嗅ぐ。垂れる汗の匂いがほんのりと鼻先をくすぐり、たまらず舌先を伸ばして味見する。結は女の子のような声で鳴いて簡単に腰から崩れそうになるのをなんとか受け止め、腹に回してやっている腕で無理持ち上げる。

 動けなくなっている彼のことも気に留めないまま俺は結の首筋にしゃぶりつき、給水瓶を舐める齧歯類の如くとめどなく流れる結の汗を嘗め回し、時に薄い首筋をはみながらキスマークや歯型を付けて回る。

 

「ん、んんっ♡ くすぐ、った⋯⋯♡ はぁっん♡♡」

 

 彼の腰を持つ俺の腕を掴みながら、結は及び腰で震えながら甘い吐息を漏らしている。自分の指を噛みしめて必死に声を堪える姿も愛らしいが、個人的には感じる快楽のままとろとろになっていてほしい。そんな思いから俺はついつい意地悪したくなって、既にいきり立っている自分の摩羅を結の背中に押し付けながら強めに抱擁してみる。

 

 支える程度の力しか加えていなかったので、急に身動きも取れなくなるくらい抱き締められて途端に大人しくなる結。だが俺はねぶる舌を止めることはなく、首筋から伝って登り、耳の裏、耳介、耳孔と順に舌を這わせ、彼の耳を丹念にほじくる。

 

「ひぁあっ!?♡ そぇ⋯⋯ごじょごじょ、しゅるぅうぅっ♡♡♡」

 

 粘着質な水音を大々的に聞かされ、脳に一番近い器官の一つである耳は敏感な部位でもある。そこを直接いじられるということは頭の中を直接しゃぶられているも同然の行為。結はまだ知ってはいけないような快楽の刺激に無理矢理狂わされ、痙攣でもしているかのように身体をうねらせて感じていた。

 

 悦を感じれば、興奮するのは自然の理。結の股間にはスカートの裾を捲りあげて健気に勃起する一物の姿が見て取れる。スカートを捲ると、一緒に渡していた女性ものの下着から先端だけはみ出した結の一物がへそに目掛けて立ち上がっている。

 

 俺は結のスカートをたくし上げ、パンツを最低限下へずり下ろしてから解放的になった結のソレを優しく握り、主に亀頭周辺をいじめるように短いピストンで扱く。

 

「しこしこ、しちゃ……らめぇぇえ♡♡♡♡」

 

 無意識に逃げようとする結を強引に引き寄せ、ピストンを止めようと俺の腕を抑える結の制止をも無視して俺は結の一物を扱くのもやめない。

 やがて俺のピストンも無視してひとりでに腰をかくかくと振り出す結は射精の直前、思い切り腰を反らして果てる。

 

 結が腰を突き出すとともに、勢い良く飛び散る大量の白濁液。絞り出すように結の一物は二度、三度身を震わせながら中の精液を吐き出し、床に飛び散った黄ばんだ白い液体が青臭い香りを漂わせる。

 

「出るようになったか。偉いぞ結」

「なに、これぇ……♡ 気持ち、いぃぃ♡♡」

 

 始めての射精で腰が砕けたのか、その場にぺたんと座り込む結。女物の制服を着ているのもあって、そのしおらしい様に俺の摩羅はぐるんと身震いしながら硬くなり、履物全てを突き破らんとばかりに布を内側から張り詰める。

 

「結、出してくれ」

「ふぅー……わかった……」

 

 惚けたままの結に頼み、指先しか見えていない手で結がジッパーを降ろす。開けきるより早いか、中からボロンと俺の一物が溢れ、結の眼前に赤黒い肉棒が唸りを上げていきりたつ。

 少年の顔に真っ直ぐ伸びる影をかける一物は悪臭たりえる汗臭さを放ち、上に下に浮き出た血管がどくどくと脈打っている。

 

「いつもより大きくない?」

「ちょっと興奮してるからな」

「いや、ちょっとじゃないでしょ……♡」

 

 とは言いつつ何処か嬉しそうな結は既に俺の一物の根本に指をかけ、話しながらソフトタッチで擦ってくる。それだけで一物は竹のように硬く上を向き、浅はかな期待を惜しげもなく晒す様に結はにんまりと小悪魔のようにほくそ笑む。

 

「元気だなぁ……あ〜むっ♡」

「うぉっ……」

 

 水風船のように膨らんだ亀頭を、結は顎が外れんばかりに開いた口で咥え、鈴口を中心に円を描くようにしてねぶる。味わうようにゆっくりと回したり、いじめるように早くこそいだり、結は緩急をつけながら摩羅の先を舐め回し、その合間で陰茎を両手で軽く握り、優しく前後させる。

 

びくびく撥ねる肉棒を結はぎゅうと握りしめて抑制させ、先端だけをねぶっていたのが今度は竿の半ばまで咥えて浅い即尺に切り替える。軽い水音を鳴らしながら結は捻りを聞かせて肉棒をしゃぶる。笠に結の柔らかい唇が触れる度に開館が押し寄せ、ぴたりと張りつく舌が裏筋をずっと舐め上げてくる。

 

 簡単に出そうになるのを結は敏感に察知したらしく、射精の直前で膨らんだ一物の根元を指で絞って止められた。

 

「ぐぅっ!?」

「まだ出しちゃダーメ♡」

 

 摩羅はなんとか射精感だけでもおこぼれにあやかろうとして無意味に痙攣のような動きをして見せるが、鈴口からは我慢汁が流れるだけで本命の精液は一滴とも出ることは無かった。射精前の快楽の波だけがぐらぐらと頭を揺らし、行き所を失った種の群れが睾丸の中でわなないていた。

 眼前の波を堪えて震える腰を掴み止める俺を卑しく覗き見上げる結は、指で作った輪っかで笠のふちを掠め、唾液で潤滑性が増した手淫はある程度強く締め付けられても簡単に結の小さな輪っかを通るようで、その度に形をたわませて穴を抜ける摩羅がびくんと震えた。

 

 暫くは射精しないと感じたらしい結は、今度は鈴口だけを丹念になじるように舐る。一物の先端にフレンチキスをしながらその先ではカリを締め付け、更に空いた片手は射精できずに疼いているふぐりを弄ばれる。局所的に恥部をいじめられ、それぞれで異なる感触に理性を踏み躙られるような快感を覚えてしまう。

 

「もうだめだ、結⋯⋯出させて⋯⋯!」

「えぇ~? いいよ。じゅるるるる♡♡♡」

 

 再び湧き上がってきた射精感。出る直前、結は是宇部手の前戯を止めて手を離し、がちがちに膨らんだ肉棒を一息で根元まで飲み込んだ。そして喉奥で押し潰すように締め付け、最後の一押しで畳みかけてくる。

 

「それ、ダメ⋯⋯出るッ!!」

「んごぉぁっ!♡♡ ん、んぐ、ごぎゅっ♡♡♡」

 

 結の区内で吐き出された、二回分の射精は結の喉を破裂させる勢いで飛び出した。咥内でのた打ち回る肉棒を結は小さな舌と喉で押さえ込み、扁桃腺の奥で流し込まれる大量の精液を迷う暇すら与えられず、結は下品にも音を鳴らしながら飲み下す。

 たっぷり数十秒の射精。一頻り出し終わり、少し緩くなった肉棒を結の口から引き抜く。

 唾液でテラテラと妖しく煌めく一物は力なく垂れ下がり、尿道に残っていたらしい白濁液が滴となって垂れる。

 

 まだ尚脈動を止めない俺の男根。俺の精液を飲み終わった結は俺の一物を見て、瞳にあでやかな色を帯びさせる。

 

「まだ、ヤる⋯⋯?♡」

「そりゃあな」

 

 その一言で俺の分身はまた身を起こし、ぎんぎんと硬さを取り戻していく。

 床に這い蹲っている結を抱き上げてベッドに寝かせ、その上に覆いかぶさるようにして俺は四つ這いになった。

 

 部屋の照明に照らされ、俺の陰に隠れる形になって仰向けに寝そべる結。多少乱れた髪型や服装がいやに犯罪臭を漂わせ、紅潮した頬や濡れた唇が扇情的な雰囲気を醸し出している。

 結は顔の横に柱のように聳え立つ俺の腕を撫でながら、自分の頬に手繰り寄せて猫のように頬擦りをしてくる。

 

「んふふ、これ好き」

「お、おう⋯⋯⋯⋯」

 

 蕩けた顔で目を細め、結は俺の手に口づけをしたり耳を触らせたりしてくる。自分の意思で動かしているのか、それとも結に促されてそうさせられているのか曖昧になってくるが、触れられるのが気持ちいいのか結は己の一物を硬くさせていた。

 スカートの裾を持ち上げてお山を作る肉棒。心もとない布を捲ると、女物の下着の隙間からピンと膨れた小さな男根が逆三角形の布から見え隠れしている。

 

 下着を下へずらし、縛るものが無くなって身軽になった結の一物が反り返って自分の下腹部に当たっていた。そこに俺の肉棒を添え、二本ともまとめて握りながら腰を揺らして同時に扱く。

 

「あっ♡ それ、しゅごいっ♡♡」

 

 硬い肉棒同士が互いをゴリゴリと鬩ぎ合い、マスをかくのとはまた違う感触が癖になる。部分的に攻められ、逆に圧し潰すように攻めながら、俺達は同時に果てる。

 

「ふぁ、また、出る♡ 出ちゃうう♡♡♡」

 

 二人の熱い白濁液が結の腹にぶちまけられ、よく飛んで頭のところまで届き、放射状に撒き散らした精液が結が着ている制服を汚す。結は全身を覆う磯臭い男の匂いを絶頂した思考回路のまま直に嗅がされてむせ返り、バチバチと頭が弾けているような反応を示している。

 

 腹を反らしながらベッドの上でのびている結。目の焦点が定まっていない様子から意識があるか定かでは無いが、そんなものお構いなしに俺は結の服に指をかける。

 制服のボタンを外していき、ワイシャツもはだけさせ、その薄皮で構築される少年の柔肌を明かりの下に曝け出す。

 

 肋骨が透けている胸板をなぞり、充血して赤く尖っている胸の突起に指の腹が擦れ、結の体が小さく跳ねる。小さな乳輪の片方をなぞりながら、もう片方は押し潰して乳首を柔肌に埋める。そうしてやると結は濡れた呻き声を上げて身をよじり、犬のように舌を垂らして浅い呼吸を繰り返している。

 辛抱たまらず俺は結の乳首にしゃぶりつき、何も出ないはずの突起を赤子のように吸い上げる。空いている片方の乳首も摘んでこりこりと弄り、時に引っ張ったり潰したりすると、結は短く甲高い声を上げて感じていた。

 

 その嬌声が幾度も耳の奥に響き、嗜虐心から俺の一物はまた昂ぶりを魅せる。

 まだ挿れてもないのに腰が勝手に動き、自然と抱き寄せていた結の小さな尻に何度も腰を打ち付ける。腹に当たる結の肉棒の硬さを感じながら、乳の出ない胸板をひたすら舐める。結が男だと思い知らされている。この行為に何の生産性も、愛があるのかもわからない。だけど俺は、結を抱かずにはいられなかった。

 

 しこたま結の乳首を舐りまわした俺は、糸がひくほど濡れた口元を拭い、すっかり蕩け切った少年を上から見下げる。今俺はどんな顔をしているだろう、ぎらぎらと目が力み、身体中が強張り、破壊衝動にも似た感情が思考を染めている。

 

 獲物を前にしたけだもののように結に覆いかぶさり、犬歯をむき出しにしながら俺が齧り付こうとした時、気が付いた結が俺の首に両手をかけてきた。

 束の間の理性を取り戻し、意識の光を朧気に宿しながら結は俺の目を見つめてくる。

 

「えへぇ♡ お兄ちゃん、きて♡ シて♡ メチャクチャにして♡♡♡♡」

 

 その言葉に、俺は思考をかなぐり捨てて結の唇を強引に奪う。

 肉を貪る犬のように何度も口を開いて彼の咥内を喰らい、掘り出した舌を噛み上げ、蠢くそれを食みながらじゅるじゅると音を立てて吸い上げる。絞り出した涎を飲み、また俺からも結によだれを流し込む。舌と舌が形を変えながら絡み合い、何度も互いの口を往復していた。

 

 肉を貪るようなディープキスをしながら、同時に俺は結の菊門に指を添えて洞穴をいじくる。身を反らせて感じる結は、俺の肩を掴んで必死に身を襲う快楽に抗っていた。だが俺は穴をいじる手を速め、一瞬開いた隙に指をめり込ませる。

 

「んんんん~~~~~~~♡♡♡」

 

 キスで口を塞がれている結がくぐもった嬌声を上げる。

 そんな様も気に留めず、俺は結の穴を丹念にこねくり回す。穴も最初に比べれば柔らかくなっており、何もしなくても指の一本程度なら簡単に飲み込めるまで広がっていた。挿入した指をゆっくりと、引き抜いたり出かける直前でまた挿入し直したり、粘膜を撫でるようなピストンで結の穴の口だけを延々となじる。

 仕上げに、前立腺に指を引っ掛けながら刎ねて、腸液を撒き散らしながら引き抜くと、結は一際大きく身体を跳ねさせた。

 

「あぅんっ♡♡」

 

 荒く弄ばれた快感に結奈身悶えし、小さな一物を震わせる。筋肉が緩んできているのか、菊門が金魚の口のようにぱくぱくと開閉しているのがいやに扇情的だった。

 俺はついさっき結との深いキスのおかげでべっとり濡れた口元を拭う事なく結の下の口に顔を近づけ、汗が溜まった濃い臭いの中で不繰りを持ち上げて結の菊門に舌を這わせる。

 

「ひぃうんっ!?♡♡」

 

 一瞬締まった穴門はひくひくと誘うように開閉し、舐る度に硬さを失って柔らかく、穴を広げていく。十分もしゃぶらないうちに穴はふやけ、舌の先端は簡単に挿入でき、今更になって締め出そうとしても遅い。めり込ませた舌は菊門の内側を撫でまわし、ついでに不繰りの宇連を嗅ぎながら俺は結の穴を堪能する。

 歯が当たりそうなほど深く入るようになった穴は、本番を迎えるのにちょうどいい塩梅のキツさを残して小さな空洞を作っている。

 

「結、挿れるぞ⋯⋯」

「はやく、はやくぅ♡♡♡」

 

 質問は無粋だったか。俺は自分の肉棒を結の穴に添わせ、とろけているうちに挿入してやる。しっとり解れた穴は簡単に俺の肉棒を根本まで呑み込み、S字カーブも歪めてピタリと密着してくる。

 

 厭らしく吸い付いてくる腸壁は液で中を満たし、異物を押し出そうと必死に肉壁を蠢かせてくる。キツイ腸壁が虫の腹のごとく波うちながら亀頭も裏筋も陰茎までも扱くので、まだ動いていない筈なのに細かな前後運動をしているうよな錯覚に陥る。

 

 ぞわぞわと波打つ腸壁の動きに合わせゆっくりと肉棒を引き抜くと、穴が口を尖らせながら腸液で濡れた一物が顔を覗かせる。

 が、亀頭が引っかかったところで俺はまた穴の中へ陰茎を滑らせる。逆向いて押し戻してくる直腸の壁に抗いながらねじ込むのはなかなか優越感を感じる。挿れられる時、結は目を見開きながら体内に侵入してくる俺の一物という異物を敏感な粘膜越しに感じ、声にならない悲鳴を上げて隙間風のような呼吸をしていた。

 

 S字の壁を穿ち、抜かる寸前まで引く。一往復に数秒掛けながら排泄感を何度も擦り込み、前立腺の膨らみを竿の先で撫でる。挿れれば噛み締め、抜くと一気に脱力して身震いする。その度に洞穴はきゅうきゅうと締め付けてきて、彼の欲望を体現しているようだった。

 

 肉棒が引き千切れそうなほど締め付けられ、スローペースのピストンに快楽の抑止が追い付かず、腰が一人で二振れてしまいそうだ。

 一瞬の油断も出来ない、だがそんな我慢を長く続けることなどもっと無理だろう。

 

 ほんの少し、俺は腰が触れてしまい、一発。結の直腸を何の躊躇いもなくえぐるような腰使いで突き上げてしまった。 

 

「あっ」

「お゛ぅ゛っ!?♡♡♡」

 

 腹の裏側から強く突き上げられた衝撃で結が聞いたこともない声で啼く。内臓越しに膀胱回りを突いてしまったのか、痙攣する結はぐるんと支店を上に回転させたままエビ反りの姿勢で盛大に尿を漏らしている。噴水のように噴き出る生暖かい液体が、結自身を濡らしながら出切るまで溢れ、当人はというと超奥を強く抉られた衝撃から生還できずに嗚咽を喉から零している。

 

 急な絶頂で意識を飛ばしている結を見て、俺の心はざわざわと嘶き、彼の両手を掴みよせてもう一度、今度は腰を入れた一突きを直腸の奥にお見舞いしてやる。

 

「お゛ぎゅぇ゛ッ♡♡♡」

 

 汚い悲鳴が上がった。突かれた勢いで仰け反った結はあらぬ方向を向いて意識を取り戻すが、それもまたすぐにで手放すことになる。

 間髪入れずにもう一度深い突き上げで前立線を突き上げ、また突き上げ……と、長いストロークで深いピストンを打ち付ける。力強く叩きつけるような音が遅い間隔でなり、その度に結の一物が空気が抜けかけた風船のように揺れる。

 

 悶絶する結の両腕を力任せに掴み寄せ、重点的に腰を打ち付けて腹の中を抉り広げる。腰がぶつかる破裂音に紛れ、濡れた穴に何度も挿入する湿った水音がジュルジュルと、体の奥から聞こえてくる。

 体の異常を感じたのか、結の菊門はさっきよりもキツく締め付けて穴の中に入っていく俺の肉棒を掻き出そうと蠢くのだが、なんたる無意味か、逆に俺の男根を喜ばせている。

 

「お゙っ♡ ぐぅ゙っ♡♡ づい゙じゃッ♡♡ ら゙めっ♡♡♡ え゙っ♡♡♡♡」

 

 喉が潰れたような声で嬌声を上げる結。その声も今の俺には届かない。蛇のようにうねって締め付けてくる腸内に、だんだんと突き上げるペースが速まり、絶頂のピークに達したと同時に一気に腸内で果てる。

 

「お゙っ♡ ぃ゙♡♡ ぐぅぅぅうううう♡♡♡♡♡」

 

 結も一緒に果てたらしく、股の間で振れていた結の小さなモノからなけなしの精液が飛び散り、彼の薄い胸板を自ら汚していた。

 俺は腰を結の尻にぴったりと密着させ、中で肉棒を掻き混ぜる。まだ尿道に残っていた白濁液もしっかりと搾り取らせ、卑しく吸い付いてくる腸内に名残惜しい思いを残しながらも一度引き抜いた。

 

 ぽっかり開いた穴が直腸を奥まで明かりの下に晒し、奥から腸液と混じって薄くなった白濁液が遅れて流れてくる。

 

 

 心地いい倦怠感が身体の芯からじわりと広がってきて、焦燥感に似た緊張が一気にほぐれた。

 枕元に置いていたペットボトルを掴み、乱暴に呷って水分補給に勤しむ。多少ぬるくなった水が喉にかけて身体の奥を冷やしていくようで心地よかった。自分尾の休憩が済み、ふと結を見ると、ぐったりとベッドの上で大の字に転がっている結は光りの消えた瞳で虚空を眺めている。

 

 頭を横に向かせ、半開きの口元に吞む口を近づけてボトルを傾ける。とろとろと流れていく透明な水は結の喉を流れていき、彼の赤熱した意識をゆったりと冷ましていった。

 多少なり意識を取り戻し、目に光を取り戻しつつある結。 

 

 そんな瞳がふと俺を見定め、じっと眺めてくる。

 

 妖艶な光を宿すその双眸に魅せられ、俺はさながら蛇に睨まれた蛙の如く動けなくなった。

 

 胸が痛いぐらい心臓が揺れ動く。血管の末端までどうどうと血潮が滾り、釣られて呼吸がどんどんと荒くなっていく。

 高鳴る鼓動が耳の奥でけたたましく鳴り響き、血走った眼はもう結以外何も見えなくなる。

 

 結は力の抜けた体でうつ伏せになり、膝を曲げ、あろうことか俺に向かってずいと尻を突き出してきた。

 閉じなくなった菊門が湯気を立てて口を開く。すえた匂いが漂い、厭らしく腰を振りながらあからさまに誘ってくるではないか。

 

 淫売な流し目で結は掠れそうな声で俺に囁く。

 

 

 

「ねぇ♡ もう一回、しよ♡♡♡」

 

 

 

 プツンと、張り詰めていた我慢の糸が、結本人によって切り落とされた。

 俺は結の小さな尻肉に指を食い込ませながら再起を遂げて一回り大きく膨れた自分の肉棒を荒々しく結の穴に滑り込ませる。

 

「お゛ぅ゛っ♡♡♡」

 

 一気に腸奥まで到達した魔羅は、腸壁を引っ掻き回しながら直腸を暴れ狂う。

 力強いピストンで結の尻に腰を叩きつけ、結の腹の中をぶち壊さんばかりに突きまくる。

 

「あ゛っ♡ お゛にいッ♡♡ ちゃ♡♡♡ 強す、ぎっ♡♡♡ いぎゅ゛♡♡♡」

 

 

 ぐらぐらと沸騰する性欲が俺の身体を突き動かし、結の小さな尻をがっちり掴んで離さない。

 枕を掴み、顔を埋める結だったが、左手を掴み寄せて蹲る結を無理矢理引き上げ、上体を弧の字に逸らしながら突き上げる。

 身体を引っ張ることによって更に深く突き上げられる結は、聞いたこともないような嬌声で啼き叫ぶ。

 

「お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 今までで一番荒々しく、速いピストンは結の腹の中を滅茶苦茶に引っ掻き回し、感じたこともないような気持ちよさに陶酔してしまう。締め付けてくる肉壁を抉り、抜けば締め付け、挿れればかえしになった壁が拒みながら受け入れてくる。幾度と出して敏感になった一物が腸壁に触れる度に絶頂と同じくらいの多好幸感が押し寄せてくる。

 

 それらを無視して、俺はただ結を犯すことだけを、穴を埋めることだけを考えながら射精したい一心で腰を振った。

 生肉を叩くような音が反響して聞こえ、結の濡れた声と相まってさらに俺の私欲を刺激する。余計に気持ちよさを求め、更に腰を振る俺だったが、終わりの時は早かった。

 一層強く締め付けてきた結の尻に絞られ、俺はまたも結の中で果てる。

 そして同時に結も何度目かの射精をし、ベッドを汚しながら二人で一緒に快楽に浸った。

 

「や゛っ♡♡ いぐ♡ イグっ゛♡♡♡ いぎゅッ゛♡♡♡ い⋯⋯⋯ぐぅ゛ゥ゛ぅ゛う゛♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 

 大きな嬌声と共に菊門はぎゅう、と締まり、俺は最後なけなしの一滴たりとも残すことは許されず、その日の限界全てのスペルマを搾り取られてしまった。

 いやしくしゃぶりついてくる結の穴から一物を引きずり出し、亀頭の反りで穴の粘膜が裏返りながらも全てを抜き取った。

 

 めくれ上がった菊門が、はみ出た粘膜を濡らして艶がでている。何度も腰をぶつけられて、結の尻は赤く脹れ、汐吹のように飛び散った結の精液が彼の小さな一物から申し訳なさそうに流れていた。

 

「あっ⋯⋯♡ おッ⋯⋯♡♡♡」

「はぁー⋯⋯はぁー⋯⋯」

 

 完全に意識をやってしまった結は気絶したままで、いつの間にか寝入ってしまった。

 ふぐりが痛むまで出し切った俺も恐ろしい間での疲労感と倦怠感の前に勝てるはずもなく、そのまま結の隣に倒れ伏し、目が覚めたのは夜が明けたころだった。

 

 

「ん⋯⋯朝か⋯⋯」

「あ、起きた」

 

 目覚めると、視界の端で裸のまま頬杖をついている結が俺を見下ろしていた。

 昨日の熱気は嘘のようで、いつもの冷めた眼差しが俺を見つめてくるので、寝ぼけた頭では若干気圧されてしまう。

 

 起き上がろうにも腰が痛み、ろくに動けないまま俺は顔だけ結に向き合い、思わず謝罪の言葉を口にしようとしたが、結の口づけに阻まれてしまう。

 

「ん⋯⋯ぷへっ」

 

 ほんの一瞬の出来事に、俺は何も返すことが出来なかった。

 だが結は、にへっとは願して俺をみる。

 

 

「またしようね、お兄ちゃん♡」

 

 きっと俺は、この子に敵わないだろう。

 清々しいまでの敗北感に満足してしまった俺は、結の頬に手を添え、また接吻をねだる。

 

 彼に甘えるこのやり取り。

 

 今はこのままで。

 

 






 久々の更新がおねショタでなくてごめんなさい。

 出すところが無くてとりあえずここでやろう⋯⋯という心境です。

 以前より一夏×結をやりたくて、今回の話を書いた次第です。

 感想、罵倒は受け付けますので、どうかご容赦ください。

ネタの候補

  • シャルロット・デュノアの暴走
  • 黒うさぎ発情期
  • お義母さんといっしょ(R18)
  • シャル&ラウラと3p
  • 簪&本音と3p
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