※この作品はR-18です。

中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。   作:チェーンソーで戦うお坊さん

17 / 42
紫藤イリナ【2】

 兵藤健二が目を覚ました。

 それはサイラオーグとのレーティングゲームから1日間を置いてからだった。

 その知らせを受けて授業を終えた一誠達は部活を急遽中止にして帰宅する。

 自分の今の姿を見て錯乱して暴れるかとも思ったが、意外にも落ち着いた様子を見せている。

 いっそ、気味の悪いくらいに。

 何はともあれ精神的に落ち着いた様子を見せている健二はアザゼル達の監視の下で手足の拘束を外された。

 

「……」

 

 軽く手足を動かす健二。

 拘束が解かれると感じていた閉塞感からも解放されて大きく息を吐く。

 

「悪かったな。不自由な思いをさせて」

 

「いえ。暴れる可能性も在りましたし……」

 

 もしも夢で黒歌に会い、色々と見たり聞いたりしていなければ、取り乱して何をしていたか分からない。

 部屋の中にある鏡を見て半分が人間の皮膚からドラゴンの赤い鱗へと変化している顔に触れる。

 

(本当にバケモノだ……)

 

 目が覚めたら、もしかしたら元の姿に戻っているのではないか? そんな淡い期待は粉々になる。

 変わってしまった自分にはやはりショックだが、また暴れて、周りを傷付けずに済んで良かったと思う。

 

(小猫さんのお姉さんには感謝しないと)

 

 そんな事を考えていると、リアスとアザゼルがこの世界の裏側についての説明を始めた。

 悪魔や天使や堕天使の三大勢力のこと。

 その他の基礎知識やこれまで一誠達が経験した戦い。

 それらを聞き終えるが健二は動揺した様子はなく、落ち着いて聞いていた。

 それに疑問に思い、アザゼルが問う。

 

「随分と落ち着いてるな。もっと困惑するか、信じられないって顔するもんなんだが」

 

「いえ。起き抜けで頭に上手く入ってないだけですよ」

 

 力のない笑みを浮かべる健二。

 大体は夢で黒歌から同じような説明は聞いた。

 その事を口で説明し難く、健二は曖昧に濁す。

 健二の違和感はリアスなども感じているが、目が覚めたばかりで精神に負担をかけるのは良くないだろうと今は置いておくことにした。

 とりあえず今は色々と消化させる必要があるだろうと思い、間を置かせようとすると、健二の方から質問をしてきた。

 

「父さんと母さんには、その……僕の事は……?」

 

「……話していないわ。それに、今の貴方の姿を見せるのは、ご両親にとっても衝撃が大きいでしょう?」

 

「そう、ですよね……」

 

 自分の姿を鏡でもう一度見る。

 息子がいきなりバケモノになって姿を現したらどう思うか。健二にも判断出来ない。

 両親の前に出るにはもう少しばかり時間を置いて心の準備をしたかった。

 これから話すことも含めて、どう転ぼうと全てを一気には受け止められない。

 話しも一段落着き、大きく呼吸をすると健二から話しかける。

 

「……文化祭で、その……皆さんに話したい事があると言ったのを覚えてますか?」

 

 今その話題を出されて一誠を除く全員が険しい顔をする。

 リアスが一瞬だけ一誠の方を見ると健二にストップをかけた。

 

「健二。貴方も今は色々遇って精一杯でしょう? その事はまた後にしましょう」

 

 リアスがやんわりとそう提案するが、健二は首を横に振る。

 

「いえ。言わせてください。僕は、新学期になってから、ずっと夢で繋がって……皆さんに不快な思いをさせる酷い夢を見せてました」

 

 言い終えるとベッドに座ったまま頭を下げる。

 

「ごめんなさい……」

 

 小さく震える声だった。

 その謝罪にどう反応すべきか迷う。

 勿論夢での事には怒りを覚えているが、その度合いは各々で大きく違いがある。

 それに健二がどこまで認識しているのかも分からない。

 取り敢えず謝罪を受け取る形にして細かい事情は少しずつ聞いて擦り合わせるようにしたかったが、今のを聞いて黙っていられない人物が1人。

 

「ゆめ……夢?」

 

 ある事に気付いてプルプルと小刻みに震えだす一誠。

 最初は茫然としていたが、握り拳を作ると同時に顔に怒りが浮かび上がる。

 踏み締めるように強い力で健二に近づくと、両肩を掴んだ。

 

「イッセー!?」

 

 リアスが止める間もなく一誠は険しい表情で健二に質問する。

 

「夢って……俺も部長やレイヴェルがお前に酷いことをされてるのを見た。2人だけじゃなくて他のみんなのにもあんな夢を見せてたのか?」

 

 兄から追及に健二は僅かに目を細める。

 先程までの弱々しい謝罪とは打って変わり、苛立ちの混じった様子で眉間に皺を寄せた。

 

「……そうだよ」

 

 健二の返答に一誠はギリッと歯を鳴らした。

 

「健二お前! なんて事してんだ! 夢とはいえ、みんなとエッチなんて!! 見損なったぞ! お前のやった事は最低だっ!!」

 

「……つっ!」

 

 強く掴まれた肩から手を外させて軽く揉む。

 

「否定はしないけどさ。兄さんには言われたくない」

 

「なんだよ! 俺は何にも────」

 

「兄さんが笠堀さんに何をしたのか、もう忘れたの?」

 

 健二の女友達の笠堀依子。

 彼女を一誠が洋服破壊(ドレス・ブレイク)で全裸にしたことは忘れてない。

 弟からの追及に一誠は一瞬言葉を詰まらせたが、すぐに反論する。

 

「俺だって悪かったと思ってるよ! だけど仕方ないだろ! アレは事故みたいな物で────」

 

 事故、という言葉で済ませようとする一誠に今度は逆に健二が歯軋りした。

 

「仕方ない? いつもいつもそれで済ませられると思って────!!」

 

 掴みかかろうと身を乗りだしかけた健二をイリナが制する。

 

「ま、ま!! 健二くんも目を覚まして良かったけど、今は休んだ方がいいでしょ?」

 

「そうね。今日は色々と話して考える時間が欲しいでしょう? その身体の事もね」

 

「……」

 

 リアスにもそう言われて兄弟揃って押し黙る。

 また来ると全員が部屋を出ると、一誠が怒りを露にして地団駄を踏む。

 

「健二の奴! 夢とはいえ部長達に酷いことを!! 絶対許さねぇ!!」

 

 もしもイリナが止めなければあそこで1発ぶん殴っていたかもしれない。

 そこで自分の思考に没頭しているリアスにアザゼルが話しかけた。

 

「気になるか、リアス?」

 

「えぇ。こっちの事を話した時のあの子、物凄く冷静だったわ。それがどうしても納得できないの」

 

 自分が暴れた時の事は覚えている様子だったが、それにしてもすんなり受け入れすぎだと感じた。

 信じて貰えなかったり、感情的に反発するかとも思っていたので、あの反応は意外だった。

 まるでリアス達が開示した情報をもう知っていたかのような。

 しかし無理に探りを入れて文化祭の時のように暴走されても困るのでもう少し様子を見る必要がある。

 

「問題は山積みね」

 

 そう言って小さく息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 駒王学園の学園祭の準備もいよいよ大詰めとなっている。

 この時だけは、振りかかる荒事や問題を忘れて1学生としてそれぞれ準備に徹していた。

 ここ最近、なにかとトラブルも多かった為に、尚更にこういう日常を大切にしているのかもしれない。

 旧校舎の出入り口の飾りつけをしているイリナとアーシア。

 談笑を交えながら指示通りに完成させていく。

 

「健二くんのとこの文化祭に負けないように盛り上げないとね!」

 

「はい!」

 

 そんな話をしながらも仕事を一段落させると、周りに誰もいないことを確認してからイリナが健二のことに対して話題を振ってきた。

 

「えーと。その、アーシアさん」

 

「はい?」

 

「健二くんの体を元に戻す為に……した、のよね? 後悔とかは、ないの?」

 

 イリナの質問にアーシアは瞬きをする。

 アーシアが一誠に好意があるのは一誠本人以外に周知の事実だ。

 それなのに、健二と体を重ねたことに思うところはないのだろうか? 

 

「そう、ですね。考えないようにしていた面はあると思いますけど。今はとにかく健二くんを元の生活に戻してあげたくて」

 

 夢で見せられたと思わしき健二の過去。

 仲が良かったのに、自分以外が原因で距離を取らざるを得なくて。

 それでも文化祭で楽しそうに演奏した姿は記憶にある。

 彼の友人達は今も健二を心配しているだろう。

 それを見たら、一刻でも早くどうにかしてあげたいと思った。

 

「ただ憐れんでいるだけなのかもしれませんけど、それでもこのまま見て見ぬふりなんてとても。たぶん、小猫ちゃんも同じ気持ちで……」

 

「そっか……」

 

 途切れ途切れに話すアーシアに、イリナは納得したように頷く。

 少しだけイリナは昔のことに思いを馳せる。

 子供の頃にイリナと一誠が遊んでいると一生懸命後ろについてきた自分にとっても弟みたいな子。

 

「うん。そうよね。何もしないで放っておく訳にはいかないわよね」

 

 決意したようにイリナは目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地下の一室にいる健二はやることがなく、持ってきてもらった教科書とノートで遅れている勉強を取り戻している。

 ついでに参考書も持ってきてくれたため、教科書の内容を進めた。

 目につく手の鱗を見る

 

(身体の方が元に戻れて、学校に行けるようになったら笠堀さんに謝っておかないと……)

 

 リアスが言うには、笠堀依子の記憶はすり替えてあるらしいが、それで兄がした事が帳消しになるわけでなし。

 どうして謝罪するのか伝わらなくても、自己満足でもそうしなければ真っ直ぐ彼女を見れそうにない。

 

「智也くんと洋介くんも心配かけてるよね」

 

 次に顔を合わせた時にどんな顔をすれば良いのかと苦い表情で頭を押さえた。

 眠くならないままにノートにペンを走らせていると部屋のチャイムが鳴り、どうぞ返す。

 するとイリナが現れた。

 

「もう深夜だけど、まだ勉強してるの?」

 

「全然眠くならないので」

 

 小さく笑って答える健二にイリナはうん、と返す。

 両の指をモジモジさせながら目を泳がせていたが、やがて本題へと入った。

 

「その……やっぱり健二くん、元の姿に戻りたい?」

 

「えぇ、はい。今はリアスさんやアザゼルさんが何か考えてくれているようですけど……」

 

「そうだよね……」

 

 何が言いたいのか分からないイリナに健二は首をかしげた。

 

「実はね。少しずつだけど、健二くんを元に戻す方法はあるの。アーシアさん達がそうしてくれたおかげで最初の頃よりは人間の姿に近づいてて」

 

「……」

 

 瞬きしていると、イリナが躊躇いがちに健二の手を握る。

 

「だから、私も君が元の姿に戻れるように、協力するね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 案内されたのは邸の中のある部屋だった。

 

「私はみんなと違ってこの部屋以外ですると問題があるから」

 

「問題?」

 

「うん。それは追々説明するけど。まずはそこに立っててくれる?」

 

「はい……」

 

 言われるがままに立っていると、イリナは緊張した様子で健二の前に膝をついて屈む。

 

「そ、それじゃあ、いくね」

 

 言うと、健二のズボンをパンツごと下ろす。

 晒された自身の性器を数秒の間を置いてから理解する。

 

「え? えっ!?」

 

「じ、ジッとしてて! ドラゴンのオーラを外に出すのに、こうした方が良いらしいの」

 

 そのままイリナの形の良い唇でペニスの先端に触れる。

 ぎこちない動きで少しずつ口の奥へと案内していく。

 しかし、萎えていたペニスが勃起し始めると、苦しげに鼻で息をする。

 

(お、思ったよりずっと大きい!? 男の子ってこんなに!)

 

 勃起した健二のペニスに驚きつつも一旦口から離して竿の部分を滑らせるように舐める。

 手で竿を揉みつつ、先端を口で包む。

 何度かそれを繰り返す内に止めて、ネグリジェを脱ぐ。

 ショーツ以外を脱ぎ捨てた姿に健二は息を呑む。

 イリナも恥ずかしそうに手で胸を隠していたが、健二を手招きすると首に腕を回した。

 

「夢の中で、みんなとエッチなことしたんでしょう? あんまり乱暴にしないなら、思うようにしていいから……」

 

 イリナ自身経験がなく、夢の中でもアナルを一方的に犯された。

 だからここから先は健二に委ねた方が良いと思った。

 

「その……良いんですか?」

 

「わ、私だって恥ずかしいんだからね!」

 

 少し怒ったように顔を赤くして言うイリナ。

 迷ったが、それでも首に回された腕の震えを感じて健二は心の中でお礼を言い、イリナの胸に吸い付いた。

 

「あんっ!?」

 

 イリナの声が理性を奪い、胸を舐めてショーツの中に手を突っ込んで陰核を撫でていると段々と健二が押し倒す形となる。

 陰部の豆を軽く擦るように指を動かし、反対の手で覆うように乳房を揉む。

 イリナの首筋から匂いを嗅ぐとくすぐったそうに目を閉じた。

 そうして愛撫を続けていると、イリナの背中から白い何かが広がる。

 不思議に思い体を浮かせると、イリナの背には白い翼が生え、頭には光の輪があった。

 

「あ……」

 

 それに気付いてイリナも声が漏れる。

 

「説明したでしょう? イッセーくんは悪魔に転生したって。私も、少し前に天使になったの」

 

「それじゃあ、イリナさん、本物の天使?」

 

「うん」

 

 苦笑いして答えるイリナに健二は後ろの白い翼を見る。

 

「触ってもいいですか?」

 

「うん。でも乱暴にしないでね?」

 

 頷くと、恐る恐る健二はイリナの翼を付け根から摘まむ。

 

「きゃんっ!? くすぐったい!」

 

「す、すみません!?」

 

「ううん。誰かに触られたことなかったから、ビックリしただけ」

 

「すごく綺麗ですね、白い翼」

 

「ありがとう」

 

 会話を続けながらも、健二のペニスは限界まで勃起しており、イリナの陰部も濡れていた。

 ショーツを脱がすと淫口にペニスを合わせる。

 

天使()の初めてなんだから。乱暴にしちゃダメなんだからね!」

 

「はい……その、いきます」

 

 腰を動かして健二はペニスをイリナの膣内へと侵入する。

 

「カ……ッ……ハァ!?」

 

 目を大きく見開いてから歯を強く喰い縛って痛みに耐える。

 健二も処女で狭く止まる度に腰を引いてまたゆっくりと進む。

 少しずつイリナの肉壁が開拓されていき、膜へと到達すると目蓋を強く閉じたイリナを見て、手の平を重ねるようにして繋がり、強く腰を押し込むと、メチッという感触と処女膜を破る感触が伝わった。

 

「ハァッ!? くう!!」

 

 目尻から涙がこぼれる中で、ペニスは膣内を押し進んでいく。

 

「あ……」

 

 子宮口に到達したのを感じて涎を垂らして口を半開きにする。

 それからも腰を引いては押し、流れた愛液と純血が潤滑油となり、膣内の肉壁がペニスを包んで刺激してくる。

 

「はぁ……イリ、ナさ……!!」

 

 名前を呼び、イリナの膣内を何度も往復していく内に射精感が高まる。

 限界を感じて奥まで到達したペニスを鍵を回すように捩ると、白濁の液体がイリナの膣内へと飛び出る。

 それは、眠っている間に射精したときよりも多くの量を。

 

「あ、くぅうううっ!?」

 

 ドクンとペニスが脈打つ度にイリナは自分の指を噛んで耐えた。

 射精した全ての精液をイリナは受け止めると、健二はペニスを抜く。

 自分の膣内の異物が無くなると、イリナは健二の顔に触れた。

 

「かお……もとに戻ったね……」

 

 ドラゴンの鱗と瞳は完全に人の姿を取り戻していた。

 健二は自分の顔をペタペタと触り、人肌の感触を確認する。

 その感触にじわりと目頭が熱くなった。

 

「ありがとう、イリナさん」

 

 そうして健二は身を寄せるようにイリナを抱きしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のエロは誰が良いですか?

  • リアス・グレモリー
  • アーシア・アルジェント
  • 姫島朱乃
  • 塔城小猫
  • ゼノヴィア
  • 紫藤イリナ
  • ロスヴァイセ
  • レイヴェル・フェニックス
  • 黒歌
  • リリス
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。