※この作品はR-18です。

中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。   作:チェーンソーで戦うお坊さん

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短い上にエロ無しです。


選択肢

 一誠たちの下を去っていったグレートレッド。

 本来、多くの夢を垣間見るそのドラゴンは、冥界の子供たちの感情を受けて兵藤一誠に力を貸したかもしれない。

 しかし、その前に1つのイレギュラーの存在があった。

 兵藤健二。

 グレートレッドは気まぐれから彼に自分の力の一端を与え、健二の夢を垣間見ていた。

 それは夢だけでなく、健二の感情も。

 兄に対する長年蓄積された負の感情。

 特に例の文化祭に起きた事件で健二がグレートレッドの力を纏った件。

 爆発した感情はダイレクトに赤龍神帝へと伝わり、腹立たしさが生まれた。

 しかしそれも小さな物であり、精々視界に入れたくない程度の不快感。

 小さな虫が体を這っているのを認識すれば振り払いたくなる。

 だからグレートレッドは一誠とオーフィスから離れていった。

 それだけの事である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兄さんが、死んだ……?」

 

 戻ってきたリアスたちに兄の訃報を聞き、呆然となる健二。

 兄の死亡に朱乃とレイヴェルは泣き崩れて部屋に籠っている。

 せめてこちら側の事情を知る健二にだけは話しておこうとリアスは健二に分かるように説明した。

 

「えぇ。残念だけれど、あの子は帰って来なかったわ。敵と相討ち。いいえ、きっと勝って倒れたのでしょうね」

 

 予想と期待を交えながら話すリアスに健二はどうにも実感が持てずにいる。

 

「私達は冥界────悪魔の住む世界で暴れているテロリストへの対処に向かうわ。此方には危害は出ないと思うけど、悪魔と堕天使から護衛を強化するから、安心して待っていてちょうだい」

 

 健二を安心させるように微笑むリアス。

 その笑みに健二は意を決して発言する。

 

「あの、リアスさん。僕に、出来る事はありませんか? 文化祭での力が使えれば、少しは……」

 

 グレートレッドのオーラがリアスたちに吸収されて減った関係か、前よりもその力を身近に、それこそ自分の物のように感じるようになった。

 戦い方は分からないが、少しはその力が使える────ような気がする。

 健二からの提案にリアスは目を丸くした。

 しかしすぐに首を横に振る。

 

「気持ちは嬉しいけど、大丈夫よ。健二は自分の心配をしてなさい」

 

「でも!」

 

 まだ何か言おうとする健二をリアスは抱き締めた。

 

「貴方やご両親にまで何かあったら、イッセーに顔向け出来ないのよ。だから、健二はここに居て。ね?」

 

 幼子に言い聞かすように話すリアス。

 体を離すと、そのまま出ていった。

 

「兄さんが、死んだ……」

 

 何だか実感が湧かず、洗面台に付けられた鏡を見た。

 鏡に映った自分の表情を見て眉間に皺を寄せて口元を手で隠す。

 健二は小さくだが、笑っていたのだ。

 

「……」

 

 兄が死んだと聞かされて笑っている自分に反射的に嫌悪感を覚えた。

 だけど、どうだろう? 

 兄が死んだと聞いて、何か重い荷物を捨てたような身軽さをどうして否定出来るのか。

 これまでの事を振り返ってポツリと呟く。

 

「僕、本当に兄さんが嫌いだったんだ……」

 

 自覚はしていたつもりだった。

 しかし兄の死を告げられても涙を流すどころか悲しいとすら思えない。

 どんなに嫌悪していても兄が居なくなれば多少は悲しみもするのかと思っていたが、そんな感情は全然湧いてこなかった。

 自分の感情を持て余した健二はそれを振り払うように溜めた水に顔浸した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 姫島朱乃は自分の部屋で茫然としていた。

 先程まで父であるバラキエルが居たが、この事態に呼び出されて行った。

 そんな朱乃の部屋に黒歌がひょっこりと現れた。

 

「……」

 

 それをどうでも良さそうに反応1つ返さずにいると、黒歌から口を開いた。

 

「赤龍帝ちんの仇、討たなくて良いのかにゃん? 貴女が1番御執心だったと思うんだけど?」

 

「……何をしにきたんですか?」

 

「別にー。ただ、そんなところで落ち込んでる暇なんてあるのかにゃって思っただけにゃん。まぁでもそこで大人しくしてた方が仲間の為かもね。アンタ弱いし」

 

 歯に衣着せぬ物言いに朱乃の肩が僅かに跳ねた。

 

「アンタも白音も、才能は一級のくせに、ずっとそれから逃げ回ってきたんでしょ? だから、大事な時に役に立たないにゃん」

 

 黒歌の言葉が刃になって朱乃の胸を刺す。

 何か言い返そうとする前に黒歌は勝手に話を変える。

 

「ねぇ。白音やスイッチ姫達が強くなった理由、知ってる?」

 

「?」

 

 目の前の猫又は何が言いたいのだろう? 

 確かに最近リアスたちは急激に力を付けているように感じる。

 あの死神たちとの戦闘でも易々と撃退して見せた。

 

「私もね、白音を庇った時に、少し前までならヴァーリの攻撃で大怪我を負ってたと思うにゃん。でもギリギリだったけど傷1つなく防げたにゃん」

 

 ヴァーリの攻撃を曹操が逸らし、それが小猫に当たろうとしたが黒歌が庇った。それも2人ともノーダメージで。

 

「実はねー。赤龍帝ちんの弟。健二とエッチすると力が高まる性質があるみたいにゃん」

 

「え?」

 

 顔を近付けてきた黒歌の言葉に朱乃は呆ける。

 しかしすぐにそれは怒りへと変わった。

 

「私も、あの子に抱かれろと? あの子が私に何をしたか知りもしないで!!」

 

 夢とはいえ、あんな真似をした少年に抱かれるなど冗談ではない。

 もしも、この身を預ける相手がいるならば────。

 睨み付ける朱乃に黒歌はやれやれと息を吐いた。

 

「私は何も強制しないわよ。ただ、提案しただけ。もっとも、今のままじゃあ、足手まとい確定だし? 力不足で惨めな思いに浸りたいならどうぞそのままで居ればいいにゃん。そして覚えておきなさい。こっち側の世界に身を置く以上、弱いことは罪だって」

 

 言いたい事だけ言ってじゃあねー、と出ていく黒歌。

 朱乃は何も言い返せずに唇を噛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何を言っているの、貴女は……?」

 

 ルーベット・ルキフグスの提案にリアスは明らかな不快感を示す。

 彼女が口にした提案はそれほどまでにリアスの神経を逆撫でする物だった。

 

「何かおかしな事を言いましたか? 兵藤一誠さまが死亡した以上、リアスさまも次の眷属をお決めになる必要がありましょう」

 

「……イッセーの死亡はまだ確定していないわ。先程アジュカさまが、魂だけでも生き延びている可能性があると仰っていた。今はその調査を────」

 

「ですが、仮にイッセーさまの魂が生きていたとしても肉体はどうなさいます? それに此度の冥界の危機に間に合うとも限らないでしょう?」

 

 ルーベットの言っている事も分かる。

 しかしここのところすれ違いも多かったが、一誠を嫌っていた訳でも憎んでいた訳でもない。

 それなのに、彼を失ったばかりでもう新しい兵士(ポーン)を迎えるなんて。

 

「それも、イッセーの代わりに健二を、なんて。いくらなんでも……」

 

 ルーベットの提案は一誠を亡き今、その弟の健二を眷属にするのはどうかという案だった。

 リアスは断固拒否する。

 

「あの子にはあの子の生活があるわ。今は色々と大変だけど、いずれは元の生活に────」

 

「無理ですね」

 

 リアスの言葉をルーベットはバッサリと切る。

 

「もう彼は人間の生活には戻れません。それに、いつ暴走するかも分からない危険な存在であるのも事実です。この2、3ヶ月、あの学校で担任をしていた身として進言しますが、無理に彼を戻せば、必ず人間世界の災いとなります」

 

 そもそも、あの中学で兵藤健二を毛嫌いしている者は少なくない。

 その大半の原因は兄だし、健二を庇ってくれる友人たちが居るのも認める。

 だが、悪意というのは思いがけないところからやって来るのだ。

 この先、健二の友人というだけで危害を加える者が現れないとも限らない。

 人間にしろ人外にしろ。

 グレートレッドに関する力を持つ健二なら当然各神話勢力がどのような形であれ接触してくるだろう。

 それをいつまでも隠し通せると思うのは各勢力をナメ過ぎだ。

 

「その時に、グレモリー家。そしてそしてサーゼクス・ルシファーさまの庇護下にあると分かれば、ある程度の手出しは封じることが出来ます。その証として……」

 

「私の眷属にすべきだと?」

 

「今のリアスさまならば、彼を眷属にする事も可能だと考えます」

 

「……」

 

 ルーベットの提案に苦い顔をするリアス。

 

「貴女の意見は分かった。でも、誰を眷属にするかは私が決める。それに、健二自身の気持ちも聞かない内には決められないわ」

 

「兵藤一誠さまとアーシア・アルジェントさまの時は相手の意思を聞いた訳ではないでしょう? それとも、死人を転生させるのなら構わないと?」

 

「それ以上言うのなら、覚悟は出来ているのよね?」

 

 リアスの周囲に黒い魔力が溢れると、ルーベットは失礼しましたと頭を下げる。

 話が終わり、ルーベットが消えるとリアスは兵士(ポーン)の駒の1つを手に乗せて見つめた。

 

 

 




リアスの眷属化フラグ。

次のエロは誰が良いですか?

  • リアス・グレモリー
  • アーシア・アルジェント
  • 姫島朱乃
  • 塔城小猫
  • ゼノヴィア
  • 紫藤イリナ
  • ロスヴァイセ
  • レイヴェル・フェニックス
  • 黒歌
  • リリス
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