中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。 作:チェーンソーで戦うお坊さん
『……あ、は、はうっ!?』
小猫は健二に体を持ち上げられて壁に背をくっ付いた体勢で抱かれていた。
床に足の付かない不安から膝から下が健二に巻き付き、 首に腕を回している。
『小猫さ、んっ! 僕のイイ、ですか?』
『……うん! 膣内で、ごりごり当たってぇ……アンッ!? はぁ……あ、だめ……イクッ! あたま、まっしろに……っ!?』
小学生染みた幼い見た目とは裏腹に蕩けた表情に乱れる声。
女であり、牝の顔で年下の少年と交わる小猫。
その光景を盗み見ていたのは小猫と同い年の同居人であるレイヴェルだった。
借りていた本を返そうと思って立ち寄った際にドアを開くとそこには既に性交に及んでいる2人がいた。
健二の腰が動く度に小猫の甘い声が漏れや甲高い声がする。
時折見える性欲に染まった表情。
友人である筈の少女の顔に、レイヴェルはドアを閉めた。
「気持ち悪い……」
「イッセーさま……」
未だに生死がハッキリしない想い人。
心の底からお仕えしたいと思った男性。
この家にやって来た時は彼の傍で支えることが出来ることに歓喜した。
彼の周りにはリアス・グレモリーを始め、魅力的な女性が居ることは理解していたが、レイヴェルとて純血の悪魔だ。
意中の男性が複数の女性と関係を持つことをどうこう言う程、狭量ではない。
もちろん、自分を見て欲しいという欲望はあるが。
そんな想い人が帰って来ないのだ。
「あんな、臆病者なんて……!」
一誠に弟が居ることは資料で知っていた。
初めて会ったときの印象も悪くなかった。
それが一変したのはあの夢のせいだ。
一誠の前で犯される最低な夢。
ましてやそのせいで処女まで失ったとなれば好意的に見られる筈もない。
「許せませんわ……!」
学園での授業を終えてオカルト研究部に向かう途中。
小猫はレイヴェルからの視線にうんざりしていた。
「……なに?」
「……」
突き刺すような。それでいて値踏みするような視線。
大体言いたいことは察していたが、敢えてレイヴェルの口から聞き出そうとする。
しかし当の本人は口にすることを躊躇っている様子だ。
だから体を近付けて、レイヴェルにだけ聞こえるように言う。
「……レイヴェル、昨日覗いてたでしょ?」
これはレイヴェルの姿を見たのではなく、彼女の嗅覚で察したことだ。
小猫の言葉の意味を理解して不快感から顔を歪めつつも頬が赤くなる。
「どうして、あの子にそこまでしてあげるんですの?」
「……そうしたいと思ったから、かな?」
無表情だが、その声にはどこかレイヴェルを受け流すような含みがある。
まるで、レイヴェルには理解出来ないとでも言うように。
「もうイッセーさまのことはどうでもよろしいんですの?」
「……イッセー先輩は今でも大事。だけど、以前みたいに慕えないかな」
それは、健二と肉体関係を持ったからか。
それとも、彼の無関心が引き起こした過去を知ったからか。
どちらにせよ、もう盲目的に一誠へ好意を向けて全てを受け入れるのは難しいだろうとは思っている。
おそらくは他の皆も。
「……それに今はあの子のことも心配だから」
それは突然こちらに関わらざるを得なくなった健二への同情か。
それとも別の────。
「……レイヴェルが私たちをどう思うかは勝手だけど、出来ればあまり嫌わないでほしい、かな」
これでこの話しは終わりと、レイヴェルが納得出来ないまま締め括られた。
学園が終わり、日も暮れてきた時間。
レイヴェルはショッピングセンターをふらふらとしていた。
特に欲しい物が有る訳ではなかったが、親しくなったクラスメイトが教えてくれた店を幾つか見て回る。
(そう言えば、この店を教えてくれたのは小猫さんでしたわね。以前ならこのような食べ歩きをするなんて考えもしませんでしたが)
ちょっとした喧嘩をすることもあるが、何だかんだで1番レイヴェルに色々と教えてくれるのは小猫だ。
最初はこれまでの教育から食べ歩きに良い感情が無かったレイヴェルにタイヤキを勧めてきた。
初めてここでタイヤキを食べて美味しいと言った時に普段の無表情が少しだけ嬉しそうにしていたのを覚えている。
だからこそここ最近の小猫との溝を寂しいと感じているのかもしれない。
「幼子でもありませんでしょうに……」
そんな自分の心境に自嘲していると、周囲への違和感に気付く。
正確には、近付いてくる違和感にだ。
「フェニックス家の方ですね?」
「……相手の素性を問うならば、先ずは自分から名乗るのが筋ではなくて? それも女性を相手に複数人で詰め寄るなど、紳士ではありませんわね」
動揺を押し隠しながら囲まれている状況で気丈にそう返す。
「それは申し訳ない。ですが、そこはお許しを。何せ我々はか弱い人間ですので。こうして数に頼らなければ、貴女たちのような存在と接触するなどとてもとても」
まるで此方が野蛮人のような言い草だが、今はスルーする。
「実は私どもは、フェニックスの涙について研究をしている魔術協会の者でして。ずっと貴女と接触する機会を伺っていたのですよ」
ストーカー暴露にレイヴェルは少しだけ不快感を表情に出したが、すぐに引っ込める。
「最近ではそれなりの物を製造出来るようになりましたが、オリジナルには到底及びません。そこで────」
「お断りですわ」
言い終える前に相手の要求を却下するレイヴェル。
フェニックスの涙に関しての技術を外に漏らす権利はレイヴェルには無い。
ましてや見知らぬ人間などに教えるなどあり得ない。
その返答を予想していたのだろう。
相手が残念そうにそうですか、と呟く。
すると、囲んでいた術者が、一斉に術を展開してきた。
レイヴェルも即座に反応して空へと逃げる。
今のグレモリー眷属には及ばなくとも、彼女とて優秀な悪魔だ。
この程度の相手に遅れは取らない。
(事後処理は駒王のスタッフに任せるとして、被害が広がる前に彼らを鎮圧しますわ!)
炎を生み出して術者に放つ。
しかしそれは彼らの術によって難なく防がれた。
「……準備万端、ということですわね」
「フェニックスを相手にするのですから、それなりの用意はしてきますとも。こんな
複数の術者による光の鎖が出現し、レイヴェルの体を絡め取る。
「なっ!?」
「フェニックスの力を封じる鎖ですよ。逃しません」
力が抜けて魔力が練れない。
飛んでいたレイヴェルは地面に叩き付けられる。
「あうっ!?」
「さてと。それでは貴女を回収してじっくりとその体を調べさせて貰いましょうか」
魔の手が伸びてくる。
体に巻き付く術式の鎖で抵抗する力が出ない。
(たすけて……)
思い浮かぶのはドラゴンの鎧を纏った愛しい人。
「助けて! イッセーさまっ!?」
「ぎゃんっ!?」
すると、レイヴェルに手を伸ばしていた術者が後ろに飛ばされていった。
唖然としていると、そこには驚いた様子で自分の手の平を見つめる健二が立っていた。
「思いっきり引っ張っぱって投げたらスゴく飛んだ……」
健二からすれば反対側のまで飛ぶとは思っておらず、投げた相手は壁にぶつかって気を失っている。
あの人、大丈夫かな? と心配しつつ、倒されているレイヴェルの前で屈む。
「えい」
術式で作られた鎖は健二が引っ張るとベキッと音を立てて破壊され、レイヴェルを自由をする。
「どう、して……」
「あ、いえ。ちょっと買い物があって……レイヴェルさんが飛んでるのが見えたから」
一応様子を見に来たと。
大丈夫ですか? とレイヴェルに手を差し出すと、すんなりとその手を取った。
「それに、ここに来てるのは僕だけじゃないので」
「え?」
次に他の術者から小さな悲鳴が上がった。
「小猫、さん……」
小猫も買い物でショッピングモールに寄って、偶然この現場の近くに居た。
ちなみにこの周辺には人払いの結界が張られているらしく、術者たちがレイヴェルに接触する少し前から一般人の目が無くなっていた。
小猫が早急に術者に仙気を叩き込んで体の内部にダメージを与えて無力化する。
「畜生っ!?」
自棄になった最後の1人が健二とレイヴェルに襲いかかってきた。
手には術で作られた光の剣が握られていた。
健二がレイヴェルを庇う形で盾になる。
悲鳴を上げそうになるレイヴェルだったが、すぐに剣が健二の体を貫いていないことに気付いた。
「こ、のぉっ!!」
顎に頭突きを喰らわせると、相手の顎の骨が砕く音がした。
最後の1人を無力化すると、小猫がジト目を向けてきた。
「……無茶しすぎ」
「はい……」
小猫は携帯でリアスに連絡を入れつつ健二とレイヴェルの心配をする。
リアスはすぐに駒王のスタッフを送ると言ってくれた。
健二も安心した様子で胸を撫で下ろす。
「レイヴェルさんが無事で良かった……」
その表情に、レイヴェルは何故か顔が熱くなった。
朱乃を伴って現場に駆け付けたリアスに労われて兵藤家の屋敷に戻ってきたレイヴェルはシャワーを浴びていた。
水音に意識を集中させようとするが、さっきのことで頭の中が乱れる。
自分が狙われたこともそうだが、それよりも自分を庇ってくれた健二とあの安堵した表情を思い出して体が熱くなるのだ。
「今さら、なんてはしたない」
たったあれだけのことで敵意が反転してしまう。
だから、昨晩の健二と小猫の情事を思い返す。
「ちが……これは、でも……」
興奮で膣口から愛液が分泌される。
レイヴェルはそっと自分の陰部と胸に触れた。
「レイヴェルさん」
「今日はありがとうございました」
深夜、レイヴェルが健二の部屋を訪れると助けてくれたお礼を口にした。
「貴方や小猫さんが助けてくれなかったらどうなっていたか」
「いえ。それは……」
何か言いたそうに視線を合わせない健二。
それも一時的で、今度は健二が頭を下げた。
「その……すみませんでした。夢とはいえ、好き勝手ヤッてしまって」
謝る機会は幾らでもあったが、互いに避けていて、タイミングを逃していた。
今回恩を着せる形になってしまったが、ずっと謝りたかったのは本当で。
その健二の態度にレイヴェルは息を吐く。
「その事はもう構いませんわ。私も水に流すことにします。だからもう蒸し返さないでください」
その件に関してはレイヴェル自身驚く程にしこりが消えていた。
それでも次の話題が続かずにお互いが沈黙していると、ノックする音がした。
「はい……」
扉を開けるとそこに居たのは小猫だった。
「どうしました?」
「……うん。今日も」
手を握ってくる。
その理由が分からない程、健二は愚鈍ではない。
そもそもだが、ローテーション制なのに、どうして小猫が2日連続なのか。
「……今日の件で色々と忙しいみたいだから」
割り込んだと言う。
チラチラと健二がレイヴェルを見ると小猫もそちらを向いた。
「……居たの? レイヴェル」
「居ましたわよ!」
「……知ってる」
小猫の返答にレイヴェルが思いっきり顔を顰めた。
指でズボン越しに健二の男性器に触れると、小猫は屈んでファスナーを下ろす。
「……レイヴェルは気にしないで良い。ヘタレ焼き鳥だから、何も出来ないし」
「はぁっ!?」
喧嘩腰な発言をしながら小猫は取り出した肉棒を下からチロチロと舐める。
そこから、レイヴェルに伝えるように話しながら奉仕する。
「……ん。毎日射精しても全然萎えないんだよ。ちょっと触ったり舐めたりしただけですぐに大きくなるの。ほら」
小猫の慣れた舌使いに反応して健二の肉棒が変わっていく。
大きさだけでなく、竿の部分は鱗のような形になり、ドクドクと脈打つ凶悪な形へと変貌する。
「……最初は膣内に入れるのが大変で、壊れちゃうかと思ったけど、馴れたら目がチカチカして、頭が真っ白になるくらい気持ちいいんだよ。量もスゴくて、毎回溢れるほど射精するから。妊娠しないのが不思議なくらい」
口に含んで舐めながら玉袋を揉む。
その刺激にすぐ射精しそうになるが、直前で刺激が止められた。
「あ……」
「……いつまでそこに居るの?」
「え?」
「……それとも、欲しいの? そんな顔してる」
健二に奉仕する小猫を見て胸と下腹部を押さえるレイヴェル。
「そんな、わけ……わたく、しは……イッセーさまが……」
「……なら出ていって。集中できない」
「だって……それは……」
煮え切らないレイヴェルの態度に小猫が小さく息を吐く。
「……レイヴェル。これはね、悪いことじゃないんだよ? 健二くんのをちゃんと抜いてあげないと、またドラゴン化するかもしれない」
その段階はもう抜け出していることはアザゼルの診断で判明しているが敢えてそう説明する。
「……それにそんなに発情した顔をして、耐えられるの?」
「わたくし、は……」
体の火照りが治まらない。
レイヴェルの肉体は性欲の解消を望んでいた。
「……来て、レイヴェル。一緒に気持ちよくなろう」
伸ばされた小猫の手を、レイヴェルは手に取った。
ベッドで仰向けになっている健二にレイヴェルが口で奉仕する。
まだ不慣れなレイヴェルの舌使いは健二にとってはまどろっこしい感覚だった。
射精しようとしているが決して達することのない。そんな刺激。
「……手伝うね。この姿でするのは初めてだから楽しみ」
レイヴェルが健二の相手をしている間に小猫に変化があった。
身長などが大幅に成長し、慎ましい胸も大きくなっている。
猫魈としての耳と尻尾。そして丈が短い白浴衣のような衣裳を着ていた。
しかし顔立ちは小学生のような童顔のままでアンバランスに感じる。
「……姉さまに仙術を教わって編み出したんだ」
言うとレイヴェルの隣に付き、耳打ちすると顔を赤くした。
何をするのかと思えば、小猫とレイヴェルは自分たちの乳房で肉棒を挟んだ。
白と金の美少女が健二の肉棒をおっぱいで同時に刺激する。
手で圧を変えつつ時折舐めていた。
「これ、スゴいです……!」
「……気に入ってくれた?」
「はい……」
「胸に健二さんの脈動が伝わって……熱い……」
左右で違う圧の刺激を受け続けて、先程から焦らされていたこともあり一気に射精する。
噴水のように噴き出した精液が2人の顔にかかる。
いきなり精液をかけられて放心しているレイヴェルを小猫が膝立ちさせる。
「……取ってあげる」
「え? あっ!?」
小猫がレイヴェルの顔を顔の精液を舐め取り始め、胸も揉み始める。
「あ、小猫さん……」
「……やっぱりレイヴェルの、おっきくて羨ましい」
「そんな……」
戸惑うレイヴェル。
2人が動くたびにベッドがギシギシと音が鳴る。
淫らに動くその肢体。レイヴェルの甘い声。
それに健二も堪えられなくなり、レイヴェルの股間に吸い付いた。
「キャッ!? そんなところっ!」
「はぁ、はぁ……」
陰核を擦り、膣口から舌で膣内を舐めて、吸ってくる健二にレイヴェルが悶える。
「は、や、やぁ……! も、もぉ……っ!?」
限界に達したレイヴェルは潮吹きし、液体が健二の顔にかかる。
「あぁ……」
達して放心状態になるレイヴェルに健二が抱き締める。
「今度は、ちゃんと優しくしますから、膣内に、良いですか?」
あの夢のように乱暴はしないと約束する。
レイヴェルは頭が回らないまま首を縦に動かした。
腰を掴んでレイヴェルの体を浮かせると、ゆっくりと膣口が健二の肉棒を迎えていく。
「う、あ……キツ、い……」
「……動きに合わせて息をして。大丈夫、すぐに馴れる」
膣内が進むたびにレイヴェルから苦悶の声が漏れる。
ゆっくりとレイヴェルの体を下ろして子宮まで結合させた。
「全部、入りました。動きますね」
「あ、ひゃい……」
呂律が回らないレイヴェルを抱き締めたまま、腰をスローで動かす。
「ん、んん……!」
雰囲気に流されてか、レイヴェルはキスを拒まなかった。
密着したまま少しずつレイヴェルの肉穴を開発していく。
何度も肉壁を擦り、子宮に亀頭がキスをすると、次第に苦しさよりも快楽の方が上回っていった。
「あ、あ、ひゃっ!? も、ダメ、ですわっ!! イク!! イッて、しまいますっ!?」
「はい! 僕も一緒にぃ……っ!?」
ドビュッという音と共にレイヴェルの膣内は健二の精液に染められる。
「あっ、スゴ、い!! これダメっ!! あたま、おかしくぅうううううっ!?」
健二の精液を受け止めて腕を解放すると、そのままベッドに倒れた。
胸で呼吸し、疲労で焦点の合わない目で天井を見ている。
「レイヴェルさっ!?」
名前を呼ぼうとすると、横で待っていた小猫が頬をつねってくる。
「……次は私でしょ?」
だから他の女を見るなと、手を引っ張られながらベッドから降ろされると、片足を上げて濡れた膣口を見せて誘ってくる。
普段の子供っぽい体型とは違う、柔らかそうな肉付きをした小猫の肉体に襲いかかるようにして脚を掴み、萎えない肉棒を突き入れる。
「……んっ! イイけど……いつもと、少し違う……」
いつもは入れられると頭が真っ白になって強く乱れるが、今は少しだけ余裕があると言うか。
刺激が程好く感じるのだ。
少しずつつり上がっていく快楽に抜け出せなくなりそうで別の怖さがある。
「はぁ……んはぁ……」
壁に付けていた手を離し、繋がったまま健二にもたれ掛かる体勢になる。
左腕で膝の裏を支え、脇の下を通して大きくなった小猫の乳房を揉む。
「……ねぇ、普段とこっちの私、どっちが好き?」
「どっちも────」
「……どっちもは、だめ」
掴んでいる肩に爪を立てる。
「だって、今の小猫さんはギャップがあって……普段の小猫さんもかわいい、から……!?」
膣内を締められるが射精を我慢する。
普段の小猫は小さい子にしてもらう背徳感で興奮するとは流石に口を滑らさなかった。
今の小猫の肉体を堪能する。
後ろを向いた小猫に舌を絡み合ってから唇を重ねた。
「……んーっ! んん、あ、はぁ……っ!?」
小猫の淫らな声が脳を刺激して、限界を迎える。
「イキ、ます!」
「……うん、射精して……!! 私に、せんぶ────にゃ、にゃあああああああっ!?」
射精を終えて肉棒を抜くと、小猫はいつもの姿に戻っていた。
「……やっぱり長時間はむずかしい」
不満そうに眉間にしわを寄せる小猫。
健二は小猫に質問する。
「どうしてレイヴェルさんを?」
「……別に。ただ、このまま空気が悪くなるより良いかなって」
健二に嫌悪感を持つレイヴェルは次第にこの屋敷で居場所を狭めて行った。
実家に帰るなり何なりすれば良いものを、一誠に拘ってそれもしない。
その溝は、屋敷内での必ず彼女を追い込む形となる。
そんな折に今日の襲撃があり、偶然助けられて何やらレイヴェルの中で感情の変化があったので畳み込んだ。それだけのこと。
「……それより、綺麗にしてあげる」
小猫がその小さな口で肉棒を舐めようとする。
すると起き上がったレイヴェルが割って入ってきた。
「先程は私の口では達せなかったでしょう? 今度こそ、ですわ!」
何か吹っ切れたように宣言するレイヴェル。
「……レイヴェルのへたくそなフェラじゃ、健二くんは満足しない」
「小猫さんこそ、さっきの姿でなければ殿方を気持ちよく出来ないのではなくて?」
互いに睨み合っていた2人だが、不意にどちらも吹き出す。
「……それじゃあ勝負。どっちの方が口で健二くんを気持ちよく出来るか」
「望むところですわ!」
レイヴェルと小猫の唇が同時に健二の肉棒に触れた。
ベッドの上には中学生くらいの少女が苦しそうに呼吸を繰り返していた。
「ほれ、頑張ってリリスちゃん! もうちょっとだよー!」
真剣身に欠ける口調だが本人としては今から産まれる命に興味心身だった。
広がった女性器から赤ん坊の頭部が出ている。
「いやー! ドラゴンだから卵を産むのかと思ったら。人型だからかね? それともあの特賞少年の元が人間だから? 興味が尽きないわー」
ケラケラ笑いながら丁重に赤ん坊をリリスから引き抜く。
「おめでとー、リリスちゃん。立派な女の子ですよー」
「リリスの、こども?」
「そだよー。お疲れさん」
赤い髪と紫の瞳を持つ女の子。
リゼヴィムは産まれた赤子をリリスに抱かせると、その頬に触れる。
「さてさて。その内に、パパにも会わせてあげまちゅからねー。あの少年も喜んでくれるかな?」
心の底から楽しそうに呟いた。
この作品のリリスの見た目は健二に合わせられていて、オーフィスよりも見た目の年齢は上です。
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