中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。 作:チェーンソーで戦うお坊さん
「それじゃあ、始めようか」
「はい!」
健二は祐斗と向かい合う。
祐斗が魔剣を生み出し、健二が肉体の一部をドラゴン化させる。
クラスメイトであった笠堀依子と共に禍の団に誘拐されて少し経ってから、健二は自分の身体をある程度ドラゴン化させる事を可能にしていた。
健二の身体を調べているアザゼルは、グレートレッドのオーラが健二の肉体と魂に馴染んできている事や、精神的に安定している事が原因ではないかと推測している。
手足をドラゴン化させて訓練場の床を蹴る。
急速な接近に祐斗は対応して向かってくる拳を避けると、そのまま背後に回り込んで背中を斬る。
「つあっ!?」
「動きを止めない! 首を斬られるよ!」
2撃目の斬り上げを前方に跳んで逃げる。
祐斗の追撃は終わらない。
魔剣の刃が健二を少しずつ斬り刻んでいく。
反撃をしても、健二の手は一向に祐斗を捉えられない。
中々捉まらない祐斗に痺れを切らした健二の動きは更に雑になっていくが、勢い任せの突進はあっさりと祐斗に回避されてしまう。
「っと!」
「そんな動きじゃ僕を捉えられないよ! 早く体勢を直す!」
転びそうになる健二を祐斗は叱る。
「まだですっ!」
健二は祐斗に向かって行った。
「それで? 健二はどうかしら?」
「悪くないと思います。攻撃は重いですし、動きも思ったより速いです。正直、捌くのには苦労しました。上級悪魔ともいい線いくと思います。けど……」
「けど?」
「決定的に戦意が足りません。模擬戦の最中も僕を傷付けたくないという意思が動きを鈍らせているように感じます」
一誠に代わって健二がリアスの
その間に、健二はある程度グレートレッドの力の制御に集中していた。
健二を新たな兵士に迎え入れる事を祐斗やギャスパーは反対すると思ったが、主であるリアスが決めたのなら、眷属として従う、というスタンスだ。
勿論、彼らからすれば一誠が戻って来て元の鞘へ収まってくれるのが1番良かったのだろうが。
そんな祐斗の健二への評価は能力は悪くないけど、背中を預けるには頼り無さ過ぎる、というものだった。
「彼は気質的にはアーシアさんが近いと思います。補助や守りには向いていても、相手を攻めるのに向いてないかと」
「そうね……」
感情を爆発させ易く、戦う事に割り切りの良かった一誠と違い、健二は我慢強いが、その分敵意や戦意、それに悪意などと言った感情を相手に向けるのは苦手なようだ。
もしも健二がもっと自分の感情に正直なら、兄弟の問題はもっと判りやすく表面化していただろう。
「とにかく、経験を積んで慣れて貰うしか無いわね。私の眷属になった以上は、強くなって貰わないとね」
「そうですね」
健二には一誠と同じように兵士の駒を全て使っている。
それに健二が自分自身を守れるようにならなければならない。
追い詰められなければ戦えませんでは話にならないのだ。
「困ったもんだにゃん」
いつの間にか近づいていた黒歌がやれやれと言った感じに溜息を吐く。
「あの子にはもっと強くなってもらわないと。ネックはやっぱりあの、戦意の無さかしら?」
下唇に人差し指を当てて、んー、と考える黒歌。
その様子にリアスが腕を組んだまま質問する。
「貴女、健二の肩をずいぶんと持つのね」
「だって子種を貰うには優良物件じゃなぁい? 神器と違って細胞レベルでドラゴン──―それもグレートレッドの力を宿してる。赤龍帝ちんも悪くないと思ったけど、子供を作るなら健二の方がお得にゃん」
常日頃から強い男の種が欲しいと言っている黒歌。
だからこそ健二には強くなってほしいと思っているのだろう。
少し憂鬱気味に息を吐くリアスに祐斗は気にかける。
「何かありましたか? 部長」
「えぇ。健二が私の眷属になった事で、その存在が知れ渡ったでしょう? イッセーの後釜、という事もあって、周囲の期待が高いのよ。もしかしたら、近々何かしらの命令が下されるかもしれないと魔王さま経由で警告されたの」
「あら。それは大変にゃん?」
他人事のようにおどける黒歌。
健二の存在は既に他の勢力も含めて知られている状態だ。
グレートレッド関連はまだボカされているが、知られるのも時間の問題だろう。
兄の一誠が赤龍帝として注目の的だった事もあり、その弟であり、後釜に座った健二にも注目が集まっている。
平時ならともかく、昨今は禍の団との戦いで戦力を求められている。
リアス達は新人悪魔の中でも特に注目を集めていたが故に、健二にも分かり易い戦果を求められていた。
本来、悪魔になったばかりの子供に求める事ではないのだが。
数日後、サーゼクス直々に禍の団が使っていた施設への調査が命じられた。
「今回皆さまに調べて頂くのは、禍の団が人工的に造った魔獣がいる、今は破棄された研究施設です」
ルーベットの説明にリアスが眉を動かす。
「それは英雄派の魔獣創造?」
「いえ。今回、英雄派とは無関係と思われます。様々な種族の遺伝子を混ぜ合わせたり、後天的に細胞を掛け合わせたりなど。解りやすく言えば、
危険な場所という事もあり、グレモリー眷属に白羽の矢が立ったらしい。
それは、駒王町から比較的近い位置にその研究所が存在しているのも理由らしい。
どちらにせよ、上の命令ならリアス達に拒否権はない。
「今回の調査には私も同行しますが、構いませんか?」
「貴女の本業は調査や情報収集だものね。助かるわ」
ルーベットの提案にリアスは快く承諾した。
駒王町から少し離れたところにある山。
結界によって隠されたその施設にグレモリー眷属は侵入した。
施設内を歩き、必要以上に緊張で身体を強張らせている健二に祐斗が話しかける。
「初めての任務で緊張するのは分かるけど、もう少し肩の力を抜いた方がいいね。僕達もフォローするから」
「は、はい!」
緊張の抜けない健二にギャスパーも
「もしも健二くんに危なそうだったら僕が敵の動きを止めるね! だから大丈夫」
いつもなら誰よりもオロオロしそうなギャスパーだが、年下の眷属が出来たことで、先輩としての自覚が芽生えたらしい。
それにリアスがクスリと笑う。
「頼もしいわね、ギャスパー」
「はい! イッセー先輩の弟さんを傷付けさせる訳にはいきませんから!」
一誠にたくさん世話になったギャスパーが力強くそう返す。
「ありがとうございます……」
一誠の弟、という単語に微妙な表情をした健二だが、気持ちだけは嬉しかった。
同性とも関係が良好そうな事にリアスは安堵する。
警戒をしながら進むと小猫が、身内しか気付かないくらい僅かに不快感を表す。
「……部長、この先になにかいます」
「例の合成魔獣?」
「……おそらくは。色々な気が混じってて嫌な感覚です。……それに臭いも」
「そう。分かったわ。全員、気を引き締めて!」
『はい!』
リアスの指示に眷属全員が返事をする。
少し進んだ先に大きな扉があり、祐斗とゼノヴィアが慎重に開ける。
「これは……」
中に入るとそこには不自然な生物が個別のペットショップの動物のような形で檻に閉じ込められていた。
右の翼が堕天使で、左の翼が悪魔の者。
頭部が牛の物で体が大きな蛇だったり。
他にも多種多様な合成魔獣が鳴き声を上げて檻の中からは威嚇してくる。
見ているだけで嫌悪感が沸く光景だ。
「ひどい……」
その姿にアーシアが口元を手で覆う。
「……檻に入れられているのは好都合ね。手早く禍の団の手掛かりを──―」
リアスが指示を出そうとすると突然、合成魔獣の檻が開けられる。
「なっ!」
罠に嵌められた。
そう判断すると同時に前衛組がリアスノ前に出て戦闘態勢を取る。
少し遅れて健二も肉体の一部をドラゴン化させる。
「檻から解放された
幸い、ここはそれなりの広さがある。
広範囲に高火力を持つゼノヴィアやロスヴァイセなどが全力を出せば建物が崩壊しかねないが、ゼノヴィアは剣だけを振るえばいいし、ロスヴァイセもそこらの調整は出来る。
戦闘が始まると、グレモリー眷属達は次々と異形の生物を始末していく。
祐斗とゼノヴィアが剣で襲いかかってくる敵を斬り捨て、小猫が仙術を上乗せした拳で内蔵を破壊する。
リアス、朱乃、ロスヴァイセが空を飛んで遠距離の敵を討つ。
時折怪我をした仲間をアーシアが治癒の力を飛ばして傷を癒やし、ギャスパーも神器で敵の動きを阻害する。
これまで相手にしてきた強敵達と比べれば、グレモリー眷属全員がレベルアップしている事もあり、楽に倒せる敵だった。
そんな中で健二は──―。
「つっ!」
合成魔獣を殴る健二。しかしトドメを刺すまでには至らない。
反撃で熊のような見た目の魔獣に殴り飛ばされる。
「健二くんっ!?」
アーシアが慌てて、治癒の力を飛ばすが、怪我自体は大した事はない。
すぐにゼノヴィアが近くまで駆けつけてくれた。
「ボサッとするな! 来るぞ!」
「はいっ!」
手加減していたら仲間の足を引っ張ってしまう。
覚悟を決めて健二は拳をグッと握り、向かってくる敵に振り抜く。
肉と骨を潰す嫌な感触と共に、自分と同じくらいの子供に見える敵の頭を砕いた。
それを理解した瞬間、胃の中の物が込み上げてきて。
「オェエエッ!?」
そのまま吐いた。
「健二っ!?」
これまでと違って健二は目の前の敵に怒りや憎しみを抱いている訳ではない。
力の差は自分の方が上。
だから攻撃する事を躊躇するし、殴った感触に嫌悪する。
夢で黒歌が経験を積ませても、現実のそれとはまた異なるのだ。
(だけど、やらなきゃ……)
この居場所を失ったら本当に自分は全部を失ってしまう。
悪魔になった以上は引き返せない。
役に立たなければならないという焦燥感だけが健二を突き動かしていた。
「キャッ!?」
小さな悲鳴が聞こえた。
見ると、ルーベットが合成魔獣を相手に押されている。
狼の牙がルーベットを食い千切ろうと迫っている。
「先生っ!?」
かつての担任の危機に健二は真っ先に飛び出した。
そして狼の頭を掴んで全力に床に叩き付けて潰す。
「ハァ……! ハァ……! やらなきゃ。やらなきゃ……!」
何かを振り切るように健二はドラゴンの腕を振るった。
あらかた合成魔獣の始末を終えて、調査はリアスを始め、ルーベットやロスヴァイセ。レイヴェルなどに任せると戻って来た健二は胃の中の物をトイレで全て吐き出すと、フラフラと歩いてソファーに倒れた。
部屋まで歩くのも面倒くさい。
「どうぞ」
ソファー近くのテーブルに朱乃が水の入ったコップを置く。
「ありがとう、ございます……」
気持ち悪さを我慢して起き上がり、コップの水を飲み干す。
少し楽にはなったが、その表情は晴れない。
頭が働くようになって、質問をする。
「皆さんは、いつもあんな危険な仕事をしてるんですか?」
「いつも、という訳ではないですが、今こっち側の世界は色々と慌ただしいですから。危険も増えましたわ」
「……」
考え込んでいると、後ろから誰かが抱き着いてくる。
「にゃん」
「黒歌、さん……」
「その様子だと、ちょっとショックが大きかった?」
痛くない程度に頬を抓ったり、頭を撫でてくる黒歌。
しかし、次の言葉に健二は体を強張らせた。
「でも、赤龍帝ちんなら、これくらいでへばったりしないにゃん」
「黒歌さん」
やんわりと注意する朱乃だが、黒歌はそれを無視して続ける。
「赤龍帝ちんなら、今回くらいの事、すぐに切り替えられたとおもうわよ?」
「……僕は、兄とは違います」
なんとか絞り出したその言葉に、黒歌はそうね、と笑って返す。
「主を殺っちゃった私が言う事じゃないけど、スイッチ姫の眷属になった以上は、このくらいでへこたれてたら、保たないと思うにゃん。周りも気を使って疲れちゃうでしょ?」
もうお前は眷属で、自分でこの道を選んだのだからもっとしっかりしろと黒歌は言う。
「……」
返す言葉もなく健二は険しい表情のまま黙っている。
「でも健二には、辛くて支えてくれる
そう言って、黒歌が健二の股間に触れる。
「ふふん。力を使って暴れたから、こっちも昂ぶっちゃった?」
からかうように訊く黒歌が耳を甘噛みする。
それに朱乃もあらあらと乗ってくる。
「そういうことでしたら。私も」
朱乃が健二の前に回り、肉棒を取り出す。
「こんなに滾って。さぞお辛かったでしょう? すぐに楽にして差し上げますわ」
「ここからは、あま〜い御奉仕タイムにゃん」
2人の美女が極上の巨乳で自分の肉棒を奪い合っていた。
4つの丸みのある肉が健二の肉棒を包んでいる。
「ふふん。こ〜んな美人2人のおっぱいにオチンポを挟んで貰えるなんて、健二は幸せ者だにゃん」
「ハァ……ご主人さまのオチンポ……いつも硬くて、熱く脈打ってますわ……」
黒歌と朱乃が自分の胸をぐにゃぐにゃと動かしていくと、勃っていた肉棒が更に雄々しくなる。
「うわ。まだ大きくなるの? これはシゴき甲斐があるにゃん」
「うふふ。負けませんわ」
顔を出した先端を、2人が舌で亀頭を舐める。
舌肉がアイスクリームを舐めるように動く。
最初は遠慮がちだった黒歌と朱乃だが、次第に互いの舌が接触するのも構わずに舌を動かす。
肉棒の先端が唾液まみれになり、乳房にも垂れた。
その光景があまりにも淫らで美しく、健二は我慢する事が出来なかった。
「あうっ!?」
火山の噴火のように大量の精液が飛び出す。
それが2人の顔を汚した。
浴びせられた精液に2人は不快に感じるどころか陶酔するように頬の赤味が増す。
「これ、浴びるだけで火照ってきますわ……」
「そろそろちょーだぁい」
1度離れた後、健二を押し倒した黒歌が上に跨がると、そのまま一気に腰を落として肉棒を腟内に迎える。
「う、あ……にゃあぁ……腟内がゴリゴリ削られて、私のオマンコや赤ちゃんの入口がもう健二の形に馴染んでぇ!」
腰を動かすたびに黒歌の胸が揺れる。
反対に朱乃が健二の頭を膝に乗せて胸を近づける。
その胸の乳首を吸い、反対の胸を強く揉む。
「あふん……こうしてると、ご主人さまか赤ちゃんみたいですわね」
言いながら頭を撫でてくれる。
朱乃の胸に思いっきり甘えつつ、腰を上へと突き上げて、責める。
「あん! にゃっ!? そんなに突かれたらっ! すぐにぃ!」
黒歌自身、腰を動かして自分が気持ちよくなるのを止めない。
突き刺す勢いで健二が腰を肉棒で子宮口を押し上げる。
「にゃっ!? これ、ヤバッ!! ア、ア、イクゥッ!?」
「うっ!」
黒歌が達すると同時に健二も射精した。
脈打つたびに健二の子種が黒歌の子宮へと送られ、腟内から愛液が垂れる。
「ふにゃあ……私も本当に子供が出来るかもしれないにゃん」
満足そうな笑みを浮かべて黒歌が退くと、朱乃が失礼します、と肉棒を舐めて綺麗にする。
それが終わると四つん這いになって尻を差し出すように振る。
「さぁ、ご主人さま……私にもオチンポをください」
既に愛液を垂らした肉壺。
健二はまだ治まらない肉棒を朱乃の腟内に押し込む。
「ハッ! 朱、乃さ……っ!!」
腰を掴んで腟内を抉るように激しく突く。
それに朱乃ももっともっとと声を上げる。
「にゃん」
「黒歌さん?」
その途中で、黒歌が朱乃の目を布で覆って閉ざす。
同時に健二に耳打ちしてきた。
(この子を今ここで完全に堕としちゃうにゃん)
そう言うと、黒歌は朱乃に質問する。
「アンタはまだ赤龍帝ちんの事が好き? 健二よりも?」
「それ、は……」
黒歌の質問に朱乃の体が強ばる。
朱乃の乳首を弄る黒歌。
「ひゃっ……黒歌さ、んっ!?」
「もう赤龍帝ちんは居ないにゃん。それをいつまで拘ってるの?」
「ちが……イッセーくんは、かならず……」
まだ何処かで一誠の生存を信じている朱乃。
そんな彼女の心に黒歌はグサグサと刃を立てる。
朱乃が肉棒を入れる時に健二の顔を見えないようにしている理由はきっと。
「健二の顔を見ようとしないのは何故? アンタの心の中で抱いてくれてるのは?」
「……」
黒歌の質問に朱乃は答えない。
彼女の中で、今自分を抱いているのは健二ではなく一誠なのだ。
そういう妄想に耽って空虚さに耐えている。
「赤龍帝ちんが帰ってきても、アンタを抱いてくれるかしら? 弟とヤッたなんて知ったら幻滅されるかもしれないし。たとえ赦しても、また逃げ続けるだけじゃなーい?」
朱乃がずっと目を逸らしていた事に踏み込まれて、朱乃は唇を強く結ぶ。
「健気だとは思うけど、ちょっと中途半端じゃない?」
そこで健二が奥へと肉棒を押し込んだ。
「うっ! あ……ご主人さまぁ……っ!?」
「……」
何度か子宮口を突いて抜くと、朱乃を四つん這いから体勢を変えさせ、床に仰向けに寝かせて正常位から入れ直す。
「あっ、やんっ!?」
朱乃に覆い被さり、腰を打ち付ける健二。
視界を塞がれた朱乃の口から出た言葉は──―。
「イッ……せ……ん」
か細いが、間違いなく兄の名前だった。
それが苛立たしくて健二は朱乃の視界を閉ざしている布を外した。
「あ……」
健二の顔が真正面に映り、顔を逸らす。
しかし健二は朱乃の唇を強引に奪った。
舌を一通り絡ませた後に朱乃と視点を合わせる。
「朱乃さんは、僕のモノです。もう、兄さんには渡さない……!」
肉が擦れ合う感触と音が朱乃を支配していく。
「あっ! ダメェ……っ。赦して……! あっ!?」
「今更……っ!?」
押し潰す勢いで健二は朱乃を犯し続ける。
それを見ていた黒歌が声を上げて笑った。
「ほら! 早く認めないと、健二に捨てられちゃうにゃん? アンタはそれに耐えられるの?」
犯されて刷り込まれてしまった肉欲。
本当はご主人さま呼びも、自分と周りを誤魔化す為の自己暗示でしかなく。
それを黒歌に悟られていた。
想いが塗り替えられていく不安と安堵が朱乃の中で揺れていた。
(あ……うっ……突かれるたびに私の中のイッセーくんが消えて……)
書き換えられる。
塗り替えられる。
磨り潰される。
朱乃の中の1番大切な領域が一誠から健二へと。
腟内の肉棒が射精する段階に入る。
(これを受けたら、本当に……!)
息を呑む朱乃だが、健二の腰の動きが止まる。
「ご主人さ……」
「名前、呼んで。僕の名前を」
そうじゃないと、これ以上はしてあげないと囁やく。
その間も、健二は朱乃の子宮を攻めてくる。
「朱乃さんは、誰のモノ?」
「あ、うぅ……いじわる、ですわ……ひゃん!」
「ふふ。どうするの? これがラストチャンスにゃん」
黒歌も朱乃を煽る。
健二がゆっくりと腰を引き、肉棒を抜いていく。
それに朱乃が脚を絡ませて、健二の腰を固定する。
完全に折れた。
「あ、やぁ! ください! 健二くんの精液! たくさん私に注いぃっ!?」
言葉の途中で我慢の限界だった健二は朱乃の腟内に射精した。
同時に朱乃から健二の首に腕を回す。
「健二くん! ア、アンッ!! 飼ってください! 身も心も! 私のすべてをぉおおっ!?」
イキながら吠える朱乃。
その声にゾクゾクしつつ、吐きだせる全ての精液を朱乃に与えた。
力を抜いた朱乃が夢心地とばかりにうわ言を呟く。
「あふ……この子が、わたくしの、ほんとうの……」
その下腹部には少し前に黒歌にも見えた紋様が浮き出ていた。
「うふふ。やったにゃん。それじゃあ私と第2ラウン──―」
そこでいち早く戻って来たリアスがドアを開けた。
「健二具合はどう──―……」
リビングの惨状を見て、リアスの表情が消えた。
しかし、すぐにニコリと笑う。
「思ったよりも元気そうで良かったわ……要らぬ心配だったみたいね」
「あ、いや……」
しどろもどろになる健二にリアスは肺いっぱいに酸素を吸い込む。
「あなた達ーっ!!」
そしてリアスの雷が落ちた。
『これが、今回の報告です』
「いやー。もう必要ない施設で後始末に困ってたしねぇ? グレモリーちゃんが後片付けしてくれたお陰で助かったわーマジで」
ルーベットの報告にリゼヴィムは上機嫌に鼻唄を唄う。
元々自分で物理的に処分するのが面倒だった施設だ。それをそれを敵対組織がやってくれたのだから大助かりと言ったところ。
「残ってた大事な
リゼヴィムの質問にルーベットがはい、と答える。
『リゼヴィムさまへと繋がる情報は調査を行いつつ消去しました。上に報告したのは、合成魔獣に関するデータと、他の派閥に関する細々とした情報だけです』
「それで、特賞くんはどうだった?」
『はい。生物を殺害するのにはまだ抵抗があるようですが、私、と言いますか、仲間や身内の危機にはそれら倫理観の制限が外れやすいようです』
「そこら辺は、兄弟だね〜」
施設内でルーベットは態と危機に陥ったふりをした。
そして目論見通りに健二は動いてくれた。
「それじゃあ、そっちをよろしく。赤龍帝くんはこっちで誘導するから」
『はい』
通話を切ると、リゼヴィムは伸びをする。
近い内に始まるであろう最高の兄弟喧嘩の為の準備を着々と進めていた。
次のエロは誰が良いですか?
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