中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。 作:チェーンソーで戦うお坊さん
「そうか。今回の件はリゼヴィムの野郎が糸を引いてたか」
報告を聞き終わったアザゼルは苦い表情で腕を組んでいる。
「……イッセーの奴は?」
「オーフィスが連れて行ったわ。不完全とはいえ、覇龍化を発動させてしまったから長くはないと思う。健二は?」
イッセーとの戦闘の後に倒れた健二は今も眠り続けている。
「今回は肉体的にも精神的にも負担が大きかったろうからな。まぁ安心しろ。前みたいにいつ目覚めるのか分からんという話じゃない。1日2日も寝れば起きる筈だ」
言ってしまえば今回はただの過度な疲労だ。
休めば勝手に目を覚ます。
「それより、健二の奴がお前の滅びの魔力やらアーシアの神器やら使えるようになったってのは本当か」
「信じ難いことだけど……」
生まれ持った自分の力を他人に使われる。
それは言葉では表現し難い感覚だった。
アザゼル吸っていた煙草を灰皿に押し付けて火を消す。
「パワー一辺倒だったイッセーとは真逆だな……今後のレーティングゲームでの戦い方の幅が広がりそうだが……」
そこである迷案が浮かぶ。
「いっそのこともう、木場やギャスパーともヤらせてみたらどう────冗談だよ、
滅びの魔力をチラつかせるリアスに悪かったと両手を上げて降参のポーズを取る。
「馬鹿なことを言わないでちょうだい! あの子達にそんな趣味は無いし、そんなことをしても余計にギクシャクするだけだわ」
まだ細かな理屈は解らないが、おそらくは肉体的な繋がりだけではなく、心の繋がりも重要だと思う。
やはりそこは同性と異性では異なるのだ。
祐斗は一誠の親友だったし、ギャスパーは一誠を憧れの先輩として目標にしていた。
あの場ではリアスの味方をしてくれたが、内心では健二に対してかなり複雑だろう。
そこにトラブルを持ち込むような真似はしたくない。
眉間にしわを寄せるリアスにアザゼルが確認する。
「イッセーのことは大丈夫か?」
アザゼル自身色々と言ったが、仮にも以前想いを寄せていた男を自分の手で討伐する形になったのだ。
平静を装っているが心の中がグチャグチャなのではないかと予想する。
「……自分でも驚く程にね。たぶん、これまで言いたかったことをぶつけられてスッキリしたのかも。シコリが無い訳ではないのだけど……」
不思議な程に未練が無い。
一誠には生きていて欲しいとは思っているが、会えない焦燥は沸き上がらない。
(好きの反対は無関心と言うけれど……我ながら薄情だわ……)
気持ちの切り替えの早さに若干の自嘲と自己嫌悪しながら、報告は終わりと退室の為に足を動かす。
「健二の様子を見てから休むわ」
中学の文化祭で暴走した後にも使っていた部屋に行き着く。
ベッドの上では健二が規則正しい寝息を立てていた。
髪を指で触れ、顔の輪郭と唇の形をなぞる。
そして重くならない程度に健二の胸板に身体を重ねた。
「間に合って良かった……」
健二が連れて行かれたのを見た時は肝を冷やしたのだ。
それもなんとか駆けつけたら禁手化した一誠とオーフィスに追い詰められていた。
これで焦らない方がおかしい。
「頑張ったわね、健二……」
はっきり言って健二と一誠の実力差は大きな開きがあった。
勝ち目はほぼ無く、一誠が殺す気で攻撃していたら。殺す気が無かったとしても加減の苦手な一誠が本気で打ち込むだけで死んでいてもおかしくなかった。
今回は本当に運が味方をしただけ。
おやすみなさいと軽く健二と唇を重ねようとする。
そこで健二の手がリアスの手首を掴んだ。
もう少しで触れそうだった唇のところで健二が目を覚ます。
「……リア、ス……さん……?」
「目を覚ましたのね」
一旦体を離してから質問する。
「大丈夫?」
「はい……その、兄さん、は?」
記憶が混乱しているのか、知っている筈の質問を投げかけてくる。
「オーフィスが連れて行ったわ。その後のことは分からないわ」
そうですか、と嘆息する。
覇龍の力でもう先は長くない事は伏せておいた。
もしかしたら、そっちが聞きたかったのかもしれないが。
上半身を起こして次の質問をする。
「他の皆さんは?」
「もう休んでいるわ。今回のことで疲れたでしょうから。心も体をも、ね……」
同じ
急な展開の連続で皆、限界だった。
「そう、ですか……アレ?」
「健二?」
突然、健二の目から涙が溢れた。
泣いている事に気付いて慌てて拭う。
「ごめんなさい……なんでだろ?」
「……ゆっくりでいいから話してみて」
健二の頭を撫でていると少しずつ整理して話し始める。
「いきなり、兄さんが現れて……びっくりして、戦うことになって……めちゃくちゃ強くて……全然歯が立たなくて、恐くて……でも皆さんが来てくれて、兄さんじゃなくて僕の傍に寄ってくれたのが嬉しくて……」
健二が声を絞り出すのをうん、うんと頷きながら返すリアス。
「ずっと、怖かった……兄さんが帰ってきたら、皆さんがそっちの味方になって、僕は必要なくなるんじゃないかって」
ずっとリアス達と一緒に戦って来たのは一誠で、自分は兄が帰ってくるまでの繋ぎなのではないかと不安だった。
「だけど、今回のことでようやく────」
そこでリアスが人差し指で健二の口を止めた。
「それは私だけじゃなく、皆の前で言いなさい」
自分だけその言葉を受け取るのはズルいと思った。
皆で駆けつけたのだから、今の言葉は皆で受け取るべきだ。
わざわざ1人1人お礼を言うのも手間だし。
「はい……」
頷く健二。
そこでベッドがミシっと鳴る。
見れば、健二の右腕のドラゴン化が解けていない。
恥ずかしそうに右腕を撫でる。
「元に戻らなくて……」
長時間ドラゴン化し、全力出し続けた結果だろう。
良く見れば、肌の一部も鱗から人肌に戻っていない
それはまだ彼が未熟な証拠。
リアスは苦笑する。
「じゃあ、少しだけ手伝ってあげるわ。健二は私の大事な眷属ですもの」
そう言って唇を重ね、下半身に掛かっているシーツを除ける。
検査着ズボンの上からでも判るくらい勃起したペニス。
これは性欲からではなく、一誠との戦いでの興奮が抜け切れてないからだろう。
恥ずかしそうに顔を紅くする健二。
「今更恥ずかしがることでもないでしょう?」
リアスも上に着てる服を脱ぎ捨てて大きな乳房でペニスを挟む。
「気持ち良いでしょう。いつでも
ペニスを挟んでいる乳房の圧を変化を加えつつ上下に動かして射精に誘導する。
簡単に射精したくなくて我慢していたが、リアスも健二をイカせるコツを掴んでいて、敢えて射精させないように動いていた。
「ふふ。射精したかったらいつでも言っていいのよ?」
つまり、射精したければ口にしろという訳だ。
「う……っ、ハァ……」
3回程射精するギリギリで寸止めを喰らう。
我慢汁だけがペニスの割れ目から垂れ流されるとリアスの舌がそれを掬った。
「女の子みたいな声ね。かわいいわよ」
「ハァ……リアス、さん……僕も、お……」
「どうして欲しい?」
獲物を仕留める前に舌舐めずりする捕食者のような眼で問いかけてくる。
「射精、したいです……リアスさんに思いっきり……っ!」
「よく言えました♪」
一気に乳房の圧を強くし、限界だった健二のペニスから精液が噴き出す。
「あ────っ!?」
ドロドロとした濃い精液がリアスの頭から胸を汚し、ペニスから離れると谷間からお腹へと伝う。
手に付着した白濁液を舐め取る。
「いつも思うけど、こんな濃いのをよく勢いよく飛ばせるわね」
呆れ半分に言うと健二の服のボタンを外して肌が鱗になった胸板を舐める。
前までは女子のように薄かった胸板が少しだけ厚くなっている気がする。
片手をまだ萎えない竿を触れようとすると、健二が身動ぎする。
「健二?」
「僕も、リアスさんを気持ち良くしたいです……」
して貰ってばかりでは良くない。
リアスを気持ち良くしたかった。
膝立ちになったリアスの陰部を舐め、クリトリスを指で弄る。
膣穴の中に舌を入れ、肉壁を舐める。
指もリアスの敏感なクリトリスを刺激していた。
念入りに、丁寧に愛撫する。
1度達しかけたが、その前に体を離す。
「リアスさん?」
「繋がりましょう、健二……今は全部忘れて……」
健二に跨り、下の口でペニスを咥える為に腰を落とす。
「んっ……!」
既に感度が高まっていたこともあり、ペニスを迎え入れただけで軽くイッてしまう。
「あ……ちょ、と……んんっ!?」
それ以上に健二も昂っており、リアスが呼吸を整える前に腰を動かしてペニスを突き上げる。
ベッドの上で抱き合いまぐわっていた2人は体勢が変わり、リアスが下になる。
「リアスさん……ハァ……!」
腰を動かしつつ胸にしゃぶりつく。
膣内では肉壁がペニスに絡みついて逃がすまいと締めつけ、亀頭が何度も子宮口をノックする。
「ぼ、く……強くなります……今日の兄さんより、もっとずっと……!」
覇龍になったイッセーよりも強くなると誓う。
リアスはそれに言葉で返さず、ただただ笑みを浮かべて健二の頭を抱き締めた。
そしてペニスを咥えている肉壁の締めつけが強くなる。
「きて。全部注いでちょうだい」
「────っ!!」
甘く囁くような声をトリガーに健二は精液をリアスの膣内に注いだ。
どこに溜め込んだのかも分からない量の白濁液。
射精が途切れると、甘えるように抱きつく健二。
「大丈夫……心配しなくても、あなたを私が最強の兵士に育ててあげるわ」
リアスは健二の指に自分の指を絡ませた。
「イッテェ!?」
オーフィスに首根っこを掴まれて脱出した一誠は見知らぬ地に落下した。
地面にぶつけた頭を振って無理やり意識を保つ。
覇龍化の影響か、上手く体に力が入らない。
立とうと思っても、膝がガクガクと崩れ落ちた。
「ここは……」
地面が血を吸ったように赤い。
人間界なのか、それとも冥界か天界なのかすら分からない。
「オーフィ、ス……ここ何処だ? 俺達、なんで……」
「わからない」
オーフィスからの言葉は簡素な物だった。
「我、イッセーを連れて再び次元の狭間に入った。グレートレッドを避けて見えた光に直進しただけ」
その言葉を理解したのは一誠よりもドライグの方が先だった。
『つまり、ここは俺達が未だに認識していない未知の世界だというのか!』
「たぶん」
ドライグの言葉にオーフィスはコクリと首を縦に動かす。
「我、ここでイッセーの身体を治す術を探す」
「どういうことだよ? この怠さと関係があるのか?」
『今の相棒は底の抜けたダムのような物だ。どれだけエネルギーを注いでも片っ端から力が抜けていっているんだ。今はオーフィスが無理やり力を流し込んでいるからなんとかなっているが、傍を離れたら1日も経たずに死ぬぞ』
「うぇえっ!?」
ドライグの説明にオーフィスが頷くと一誠はようやく自分の状態を認識する。
「ど、どうするんだよ!」
「先ずは壊れた穴を塞ぐ。その方法を探す」
「探すってここ、俺達が居た世界とは全然違う世界なんだろ? そんな方法が見つかるのか?」
「わからない。でもやる」
薄い胸をちょっとだけ反らしてオーフィスが答える。
「我はイッセーの友達。だから助ける。その方法を見つける。安心して良い」
「オーフィス……」
オーフィスの献身に目頭が熱くなる。
ついさっき、仲間達から猛烈な拒絶を受けて、正直死にたくなったのだ。
そんな自分を助けようとしてくれる友達が居るのだ。
その事実に心から救われる。
同時に、自分の居場所を奪った弟に対して言葉にし切れない怒りが再燃する。
(俺はこのままじゃ終わらねぇぞ! 身体を治して、部長やアーシアを傷物にした代償を払わせてやる! もう弟だとは思わねぇ!)
そしてグレートレッドの力で洗脳してるのであろう皆を解放するのだ。
そう心に決めて先ずは自分の身体を治す為の旅を始める事にした。
この数十年後。
赤龍帝である兵藤一誠をトップとする未知の神話勢力が地球の神話────特に悪魔社会との戦争を開始する事となる。
イッセー君はこの後に別世界で王様になって地球を侵略しにやって来るもよう。