中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。 作:チェーンソーで戦うお坊さん
それと何で一誠は男友達(松田と元浜・木場と匙とか)の下の名前を呼ばないんだろ?
「なんて夢なの……」
自室で夢から覚めたリアスは眉間に寄った皺を揉んだ。
想い人の弟と結婚した夢。
しかも、一誠の前であんなことまで。
夢というのは、本人の無意識が表れると言う。
自分が、一誠を想っているのは疑いようがない。
ならば────。
「2人共、私のモノに、したい、とか……?」
思わず口に吐いた言葉に、リアス自身が鼻で笑う。
なんだそれは。
確かに健二のことは嫌いじゃないが、異性として意識するほど関わりがある訳じゃない。
それに、もしそうだったとしても、悪魔と人間では、文字通り生きる時間が違う。
悪魔の駒を使って転生悪魔にして傍に置きたい?
それこそまさかだ。
「そういえば、今日は一誠と朱乃のデートだったわね」
あんな夢を見た理由はきっとそれだ。
他の女とデートに行く一誠に、当て付けがしたいとか、そういう感情からあんな夢を見てしまったのだ。そうに違いない。
結論が出ると、リアスは納得して最低限の着替えをして部屋を出た。
部屋を出て少し歩くと、健二がボーッと立っていた。
「あら、健二。おはよう。どうしたの?」
「おはようございます。朝から兄が騒がしくて、少し」
「そう?」
こうして面と向かって話しても、一誠と話すときのような強い感情は生まれない。どちらかと言うと、兄の息子であるミリキャスを相手にしているのと同種の感情だ。
(やっぱり、アレは何の意味もない夢だわ)
そう断じて、リアスは安堵して健二と話した。
「ふっざけないで!!」
文化祭でやるバンドのボーカル探しに、同じクラスの笠堀依子を誘おうと、洋介が約束を取り付けてファーストフード店に呼び出すと、付いてきた笠堀依子の友人である七塚ひとみが猛反対した。
いきなり話しかけてバンドをやろうと持ちかけて、変な誘いと勘違いされたのかと洋介が説明する。
「いや、今までろくに話したこともないのに変な誘いだと思うかもしんねーけどさ……」
「そんな事じゃない! そいつが居るのに安心できる訳ないじゃん!」
「僕?」
指差されて、健二がポカンとする。
「アンタのお兄ちゃん、あたしのお姉ちゃんと同じ高校で、セクハラされたんだから! そんな奴の弟とあたしの友達を一緒にさせられる訳ないでしょ!」
「ひとみ!」
それを聞いて健二は顔が真っ青になった。
智也がすぐにフォローに入る。
「待ってくれ。確かにあの人が問題のある人物なのは否定しないが、健くんは違うぞ。証拠にこれまでも問題は起こしてないだろ」
「そんなの分かるもんですか! それに、先生にあんなに睨まれてるのだって、何かしらの理由があるんじゃないの!?」
「おい、テメェ! いい加減に!」
洋介が暴言を止めようとすると、健二が止めた。
「健二?」
「そっか……ゴメンね、兄さんが。それと、呼び出してゴメン」
「あの……私は……」
「やっぱり、何かやましい事があるんでしょ! もうあたしたちに話しかけて来ないで!」
ふん! と鼻を鳴らして依子の手を引くひとみ。
智也が渋い顔で言う。
「あれじゃあ、自分が怪しいって認めてるようなモノだぞ」
「仕方、ないよ……僕もあんなことをする人の身内を信用しろって言われても、簡単に信じられないだろうし」
「だからって!」
「ごめん……今日は1人で帰らせて……」
ふらつく様子で店を出る健二。
後ろで、洋介が何か言っていたが、耳に入らなかった。
家に帰る途中で七塚ひとみの言葉が蘇る。
「仕方ないよ。だって……」
だって、なんだろうか?
兄がやらかした馬鹿に、いったいいつまで付き合えば良いのだろう?
そう考えるとお腹が痛くなり、塀に手を付いて、前のめりの体勢になった。
「健二?」
呼ばれて顔を上げると、そこには、今日デートの筈な兄と、その部活のメンバーが揃っていた。
いや、それだけではなく、他にも知らない人が数名。
「な、んで……ここに……?」
「街を歩いていたら、兄の仕事関係者に会って。これから家で話し合いをすることになったの。それよりも大丈夫? 酷い顔色よ」
リアスが心配そうに話しかけてくる。
何とか大丈夫と声を出そうとすると、一誠が声をかけてきた。
「なんて顔で出歩いてんだよ。体調が悪いなら大人しくしてろ」
肩を貸そうとしてくれる一誠。
本当なら、そこは感謝して然るべきなのだろう。
だが、先程のクラスメイトの言葉が蘇って、頭が沸騰した。
パシンッと一誠の手を払う。
「え?」
手を払われたのが信じられないと言わんばかりの表情をする一誠。
「だれの……誰の所為で、あんなこと言われたと思って……!」
気が付けば、握っていた拳。
頭は何も考えられなくなり、一誠の顔を思いっきり殴っていた。
「キャッ!?」
アーシアの短い悲鳴が響く。
「イッセーくん、大丈夫ですか!」
「健二! 貴方何をっ!?」
後ろに倒れた一誠を朱乃が介抱し、リアスが問い詰めようとしたが、健二の顔を見て驚く。
目から涙が溢れてるのに、表情だけが呆然としているというアンバランスな表情。
それは、兄を殴って倒した事への驚きか、それとも殴ったことその物への驚きか。
少しの間、動きを止めていた健二はみるみると表情が怒りに染める。
「なんで、そんな……! 何も気付かずに、周りに大事にされて、ぬくぬくと……!」
そのまま、走り去っていく健二。
「おい、待てよ! あー行っちまった! 速いな!?」
鼻を押さえながら、一誠は事態を呑み込めずに立ち上がった。
家に戻って友人2人に謝罪のメールを送り、ベッドに沈む。
少しして一誠たちが戻ってきたらしいが、幸いにしてこの大きな家では気付かなかった。
うたた寝していると、部屋にノックの音が響いた。
落ちそうだった意識が覚醒し、外へと返事をしながらドアを開ける為に立つ。
それに既視感を感じながらドアを開けると、イリナが居た。
先程のこともあってか、ややぎこちない笑みを浮かべていた。
「おばさまが、夕飯できたって」
「……すみません。今日は食欲がないので、いらないって伝えてもらえますか?」
お腹の具合は大分楽になったが、兄や周りの人たちと今会うのは躊躇われた。
自分の所為でこれ以上空気が悪くなるのは嫌だった。
「そう、分かったわ! ちょっと待ってて!」
「え? 何を?」
質問に答えることもなく、離れて行くイリナ。
すると、2人分の食事を持ってきた。
「一緒に食べましょう!」
健二の返事を聞く前に一緒に持ってきたちゃぶ台の脚を立たせる。
ほら、早く、とちゃぶ台を挟んで座らされた。
「こっちに住まわせてもらってからは、ろくに話す機会もなかったからね。健二くんとも、ちゃんと話したかったの!」
食欲がないと言った健二の為に少なく盛られたご飯。
向かい合って食事をしていると、イリナの方から話しかけてきた。
「昔は、色々と遊んだよね。健二くんは歳が離れてたから、いつも私達の後ろを必死に追いかけてきて」
「僕、兄さんがイリナさんを男の子だと思ってたのにビックリしました」
「当時は、髪も短かったし、男の子顔負けに活発だったからね。健二くんは分かってたみたいだけど」
夏休みの少し前に帰国したイリナが遊びに来た際に、一誠が昔はイリナを男の子だと思っていたのは驚いた。
イリナも気にはしてないのか、ひどいよね~、と笑いながらご飯を食べる。
「でも、イリナさん、綺麗になりましたよね。大人っぽくなったって言うか。前に家に来たときはビックリしました」
「も、も~! 煽ててもなにもでないわよ!」
中学に上がったばかりの健二からすると、高校生というだけで何となく大人っぽく感じる。
見た目もそうだが、視野とか考え方とか聞いていると。
それから僅かばかりに昔話に花を咲かせて、お皿が空になった頃を見計らって、イリナから話しかけた。
「それでね。今日は、何かあったの?」
それは、一誠を殴った件であることは明白だった。
「健二くんが手を挙げるなんて相当でしょ? 良かったら、話してくれないかな?」
決して強要するような響きではないが、話して良いのか悩んでいる。
「話すだけで楽になることもあるかもよ? それに、私向こうでは、
腰に手を当てて、大きな胸を張って主張するイリナ。
その少し、ふざけたノリと、昔馴染みということもあってか、自然と口が開いていた。
「今度の文化祭で、友達とバンドをしようって話になって、それで────」
一度口を開くと、そこからはスムーズに話すことが出来た。
誘った相手の友達の姉が一誠のセクハラの被害者であること。
その相手の友人が断固拒否した上に罵られて断られたこと。
今までも似たような被害に遭っていたこと。
それらが渦巻いてた時に一誠たちがやって来て頭に血が昇り、つい手を出してしまったこと。
話を終えると、イリナはコップの中の麦茶を飲み干して、そっか、と相槌を打った。
「イッセーくんも、今はすごくエッチになっちゃったしね。昔はそうじゃなかったのに」
重い息を吐く。
「それと、健二くんは最近体を鍛えてたりしてるの?」
「いいえ、特には……」
「うん。イッセーくん、最近体が引き締まって来たじゃない? それを不意打ちとはいえ倒しちゃったから、ちょっと気になって」
「さぁ? たぶん不意打ちだったからじゃないですか?」
「そうよね……」
納得したのかそうでないのか、健二には分からない顔で頷いた。
イリナが食器を片付けようとすると、健二が立ち上がる。
「あ、僕が片付けます!」
「いいからいいから。疲れてるみたいだし! あ、でもちゃんと歯磨きはしなきゃダメよ?」
「やりますよ、ちゃんと」
まるで幼子のような対応にちょっとだけムッとすると、イリナは部屋を出ようとした。
「あ、でも。バンドを誘った子が嫌がってるんじゃないんなら、また誘ってみたらいいんじゃないかな? 健二くんがちゃんと話せば、案外分かってくれるかもよ」
気休めのような言葉をかけて部屋を出ていった。
夜にトイレに行き、部屋に戻ろうとすると、話し声が聞こえた。
(イリナさんと、リアスさん……?)
あまり接点が無さそうな2人が珍しいと思いながら邪魔にならないように気付かれずに戻ろうと足音に気を付けて歩く。
しかし、自分の名前が出ていることに気付いて動きを止めた。
もしかしたら、夕食の時の話かもしれないと思い、何となく盗み聞きする形でその場から隠れてジッとする。少し距離があることと、向こうも小声で話しているので上手く聞き取れない
「健二……んは特……覚え……」
「で……あ……の……誠を倒……て」
耳に意識を集中させると、不思議と声がクリアになって聞き取れた。
「オーディーンさまは、健二になにか人とは違うモノを感じると仰っていたわ。あまり疑いたくないけど、機を見てアザゼルに健二の体を調べてもらおうと思うの。もちろん、本人が気付かないように……」
(え?)
「それが良いかもしれません。あまり、気は進みませんが」
2人の会話の意味が分からずに混乱する。
自分の胸をペタペタと触れながら、ここ最近やたらと調子の良い肉体のことを考える。
いや、調子が良いというより、何か別のものに変化してるような。
とにかく、今見つかったら不味いような気がして気付かれないように移動し、何とか自室に辿り着いた。
先程のリアスとイリナの会話。体を調べると言っていたが、いったい何の権利が有って。
「気のせいだよ……あの人たちがそんな事をする訳ないし。距離が離れていたから、きっと聞き間違いを……」
そうに決まっている。
そうでなければ、さっき夕食の時に話を聞いてくれた優しさが、全部嘘に。
疑問と不安が頭の中を駆け回り、心の安寧を求めている。
机の引き出しに大事に閉まってある耳飾りを取り出した。
耳飾りを付けると、逃避するために、ベッドのシーツで、体全体を覆い被さった。
駒王学園の制服を着ているイリナは満員電車に揺られていた。
彼女は速い呼吸をする口を手で押さえながらも、遠慮なく触れてくる手は、後ろから腕を回して制服越しに胸を揉んでくる。
グニグニと布越しに胸を弄ばれ、スカート越しのお尻には、既に雄の象徴である肉棒が擦られていた。
「あ、ん……やめて、よ……健二く……っ!?」
後ろから密着して痴漢してくるのは、弟のように可愛がっている少年。
イリナの声に答えず、むしろ事態を悪化させてくる。
制服のボタンを外し、中を晒け出すと、ブラをズラしてツン、と垂れることなく実った乳房が丸出しになる。
「あ……」
羞恥心で顔が赤くなるが、それよりも股に熱い棒が擦れていた。
いつの間にか健二はファスナーを下ろして取り出した肉棒を、イリナの素股で扱いていた。
「ハァ、ハァ……ハァ……!」
段々と後ろから押されながらドアにくっついて、胸が圧迫して形を変える。
健二の手はスカートの中に指を忍ばせ、陰核を弄りだす。
「んいっ!? お豆、そんな風に触らないで……っ!?」
イリナが小声で言うが、健二は止めない。
陰核に触れ、膣内にも中指を差し込んでくる。
背中に顔を埋めてより密着して痴漢行為に没頭してきた。
「こ、こんなこと、ダメなんだからぁ……っ!」
そこで一度腰を引いた健二は、ショーツを下にズラして、尻肉を掴んだ。
肉棒の先端が当たっている場所にイリナは声を荒らげた。
「ま、待って!? そっちは、違うぅっ!?」
イリナの指摘を聞かずに健二はお尻の穴に肉棒を突き上げた。
「い、やぁ……っ!? お願い! 抜いてぇ!?」
「ハ、ハ、ハ……ッ!! これ、気持ち、いいっ!」
膣内とは違う感触が肉棒に伝わる。
イリナも腸に直接肉棒を叩きつけられる刺激にイリナは無意識に尻の穴を締めるのに力を使う。
突かれる度に頭がチカチカし、周りの乗客の視線など頭に入らない。
「イ、リナ、おねぇちゃんっ! 僕、もう……!?」
昔、2人きりの時だけ、そう呼んでいたことがあった。意識せずに自然と出た呼び名。
最後に、大きく突くと、イリナの体が痙攣して尻穴の中が痛いほど締まり、精液を注いでくる。
「あ……あぁ……あつい……男の子の液体って、こんな……っ!?」
腰の力が抜けて、健二が肉棒を抜くとその場に倒れる。
見える尻穴からは、健二が射精した精液がドロリと溢れ落ちた。
「兵藤くん……」
後日、先日は殆んど話さなかった笠堀依子が話しかけてきた。
「え、とね。昨日の、バンドの話、受けることにしたから……」
「え!?」
笠堀の知らせに健二は目を丸くした。
「バンド、面白そうだし。実は、ちょっとギターも弾けるの。だから、頑張ろうね」
弱々しい手を差し伸べてくる笠堀。
「良いの?」
「あの後、高月くんと春日山くんが色々と話してくれたから。兵藤くんは、絶対に変なことしないって」
「洋介くんと智也くんが……」
「うん。すごく真剣な顔で。私も兵藤くんを信じることにしたから。だから、よろしく」
まだ握ってない手を差し出す笠堀依子。
それに、健二は────。
「ありがとう……こっちも、よろしくね」
その手を、握り返した。
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