※この作品はR-18です。

中学生の兵藤健二は兄の女達を寝取る事にした。   作:チェーンソーで戦うお坊さん

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今回は前後に分けることにしました。


塔城小猫&黒歌【1・上】

「それじゃあ、この家の方逹をよろしくね、ギャスパー」

 

「はいぃっ!! がんばりますぅ!」

 

 頼まれ事に対して緊張しながらも意気込みを見せるギャスパー。

 リアスの実家でトラブルがあり、急遽女王の朱乃と共に冥界に戻らなければならなくなった。

 禍の団の行動が活発化している昨今、小猫1人で兵藤家の人達を守るのは難しいと判断したリアスは旧校舎に住んでいたギャスパーを呼んだ。

 もしも敵がこの家にやって来た場合、神器で足留めしつつ、地下の転移魔法でグレモリー家へ逃げられるようになっていた。

 その時は、兵藤家の方達に、暗示をかけて有耶無耶にすることになるだろうが。

 

(堕天使の暗示が解けた健二のことが気になるけど。その時はその時ね)

 

 もしかしたら、それを皮切りに此方側の事も兵藤家の皆さんに話さなければならなくなるかもしれない。

 その時に、あの優しい家族がどんな反応をするか。

 

(やめましょう。あくまでも可能性だし、いずれ話さなければならないにしても、今はまだ……)

 

 その思考が身勝手な逃げだと自覚していても、秘密を明かすというのは、大なり小なり勇気がいるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「映画のチケットが有るんだけど、誰か行かない? 今日までなんだけど」

 

「そんな突然言われても」

 

 朝食中に突然父からの話に、健二が呆れ顔で2枚のチケットを見る。

 新作映画の前売りチケットを譲られたのだが、鞄に入れて忘れていたらしく、今朝出てきたという。

 一誠たち修学旅行組は昨日出発し、リアスと朱乃も急な呼び出しで夜に実家へ帰った。

 ここに居るのは健二と駒王学園1年生組である。

 ギャスパーは自分が実家に帰っている間、兵藤家に置いて欲しいとリアスに頼まれている。今更拒否する両親でもなく、緊張顔で朝食を食べていた。

 その2人も当然困ったような反応をしている。

 

「もし良かったら、小猫さんとギャスパーさんで観てきたらどうですか? 同い年の女の子同士の方が気を使わないでしょう?」

 

 況してや同じ学園だ。変に時間を合わせる必要もない。

 そう思っての提案だったのだが、小猫とギャスパーは目をパチパチと動かした後に、小さく声が漏れた。

 

「……ギャーくんは男の娘だから」

 

 ポツリと告げた言葉に健二は固まる。

 

「へ? でも、着ているのは女子の制服、ですよね?」

 

「……ギャーくんの趣味」

 

 言い切る小猫に健二はどう反応したものかと天井に視線を移す。

 

「あら? 健二は知らなかったのね」

 

「まぁ、小猫ちゃん逹がこの家に住み始めた頃は、健二も皆を避けてたしな」

 

 父の言葉が健二に刺さる。

 

「うぅ……やっぱり、変かなぁ……」

 

「……人に迷惑をかけないなら、いいのではないですか?」

 

 そう答えるのが精一杯だった。

 映画のチケットに関してはギャスパーが退いて、健二と小猫で観に行くこととなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幸い、今日バンドの練習で教室は3年が使うのと、大分音も合わせられるようになったことで、今日は折角なので、小猫と映画を観る事になった。

 これには、小猫とギャスパーが分散して兵藤家を守る護衛としての意味合いもある。

 もちろん、いざという時はソーナ・シトリー等も力も借りることも視野に入れている。

 

「お待たせしました」

 

「……大丈夫。私も来たばかりだから」

 

 何となくデートするようなベタベタな会話をしながら、映画館へと向かう。

 夏休みに健二が入院してからは微妙にギクシャクしていた2人だが、時間と共にそれらも解決していた。

 前売りチケットの映画は明るい話ではなく、むしろ暗い内容だった。

 学生時代にイジメを受けて、大人になっても引き込もっていた主人公がある日、かつて自分をイジメていた者の結婚式に招待される。

 その事に憤慨した主人公が元イジメっ子の結婚式を滅茶苦茶にしてやろうと行動する、何とも陰湿な内容だった。

 

 こっちまで暗い気持ちになりそうな映画を観終わった後に近くの喫茶店で互いに無言のまま、頼んだお茶と軽食を待つ。

 

「……スゴかったね」

 

「はい。何て言うか、そこまでやるかって感じで。たぶん、父さんも映画の内容は知らなかったと思うんですけど……」

 

 少なくとも2人が絶賛する内容ではなかった。

 イジメのシーンは実体験でも元にしているのかと思うほど生々しい上に、結婚式を台無しにしてもカタルシスなどなく只々陰鬱な気分へと落としてくる。

 こちらまで暗い気持ちになっていると、小猫の方から躊躇いがちに話かけてきた。

 

「……その、リラックスしてるね。昨日から」

 

 一誠たちが修学旅行に行ってから、健二の表情がいつもより柔らかく感じる。

 朝も自分から両親に話しかけていたし。

 小猫の言葉に健二は一瞬キョトンとしてから小さく笑みを作る。

 

「そう、かもしれません。兄と数日顔を会わせずに済むことに、安心してるんです、きっと……」

 

 疲れを認識したような笑顔。

 その表情に、小猫はつい訊いてしまう。

 

「……その、イッセー先輩とはいつから今みたいに?」

 

 イリナの話では昔は仲の良い兄弟だったらしい。

 それが何故、避けるようになり、先日のように殴るまでに発展したのか。

 興味半分とこれ以上、2人の仲が擦れないようにとの思いからの質問だった。

 小猫の質問に自分で思い出すような仕草をした後に、辿々しく言葉にする。

 

「昔は、それなりに仲は良かったと思います。皆で鬼ごっことかしてた時も、1番年下で中々他の人を捕まえられない時は、態と捕まって鬼を替わってくれたり。そういう気遣いが出来る(ひと)だったんです。おかしくなったのは中学に入学して、松田さんや元浜さんと友達になってからかな……」

 

 それ以前にも、女の人に強い興味を示すことはあったが、問題にする程ではなかった。

 

「同好の士を見つけてストッパーが無くなったと言うか、どんどん行動が過激になっていって、2年に上がる頃には今みたいに覗きとか盗撮とかするようになって。それで、両親も呼び出されたりしたのに、懲りる様子もないし。近所からも後ろ指差されたり、仲の良かった友達とも疎遠になったり。そんな事が続いてふと思ったんです。このまま、兄さんの勝手で僕から色々とダメにされるんじゃないかって」

 

「……それは」

 

「正直、怖いんです。あの人の言動で僕に被害がくるのが。夏休みの入院もそんな感じでしたし」

 

「……」

 

 健二の言葉に黙り込む小猫。

 何か言おうとした瞬間に、別の方角から声がかかった。

 

「よう、健二! どうしたんだ?」

 

 おそらく、健二を見つけて店に入ってきたのだろう、洋介が近づいてくる。

 

「なんだか用事があるからって急いで帰ってたけど、もう良いのか?」

 

「うん。映画、観終わったから。小猫さん。こっちは僕の友達の高月洋介くん。洋介くん。この人は最近、家にホームステイしてきた人で、塔城小猫さん」

 

 健二の質問に洋介はあー、と声を出す。

 

「夏休み前に大勢の人が住むことになったって言ってたもんな。今日はこの子の面倒見てたのか?」

 

 洋介の返答に2人がん? と違和感を覚える。

 その疑問を口に出す前に洋介は小猫の頭をポンポンと乗せた。

 

「この子、小学何年? 3年くらいか?」

 

 その瞬間、小猫は目をスゥッと細めた。

 健二もテーブルを見ながら口元を押さえてぷるぷる震えている。

 

「……高校1年」

 

「は?」

 

「……駒王学園の高校1年生だけど、なに?」

 

 平坦な声の筈なのに苛ついているのが判る。

 洋介がえ? マジで? と半信半疑でいるので学生証を見せると、乗せていた手を退ける。

 

「いや、その……すんません。ちっこいからてっきり……」

 

「……別に」

 

 気にしてない的な言葉だが、口調は明らかに不機嫌そうに紅茶を飲むのだった。

 健二の隣に座って飲み物を頼む。

 その後の話は、夏休みの旅行で撮った写真を見せたり、今度の文化祭の話になる。

 

「そういや、健二の兄貴って来るの」

 

「来ないよ。学校から拒否されてるし、来ても入れてもらえないんじゃないかな?」

 

「あー、そうかもなー」

 

 ボリボリと頭を掻く洋介。

 話題はともかく、ここまで自然体な健二を初めて見た。

 家でも、どこかよそよそしく、一歩引いた様子しか見たことがないので、その当たり前の姿が逆に新鮮だった。

 少しの間だけ話していた2人だが、洋介が小猫の方を見た。

 

「それじゃあ、塔城さん? えっと、健二の家に住んでる人たちと一緒にうちの文化祭来るんすか?」

 

「……え? う、うん……お邪魔じゃなければ。バンドの方も応援しに行くつもり」

 

「いやいや! 全然邪魔じゃないっすよ! 塔城さんみたいな美人に応援して貰えるならやる気も出るし!」

 

「……小学生扱いしてたくせに」

 

 健二の呟きに洋介がうるせぇよ! と軽く羽交い締めする。

 苦しそうにしているが、楽しそうに笑みを浮かべる健二。

 その見たことのない普通の表情に、小猫は健二がこんな表情がちゃんと出来るのかと思った。

 

 その後に、僅かばかりの雑談を楽しんで洋介と別れて、帰路に着いた。

 途中で、小猫が話しかける。

 

「……健二、くんは……」

 

「はい?」

 

「……私たちが文化祭に行くの、迷惑じゃない?」

 

 質問の内容に驚きから目蓋が動いたがすぐに苦笑した。

 

「迷惑とか、全然思ってないですよ。洋介くんも言ったように、小猫さんたちが応援してくれるのは嬉しいですから」

 

「……そう。ありがとう」

 

 小猫はそのまま、自分よりも背の高い、健二の頭を撫でた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あ、あ……!?」

 

 繋がっている性器。肉棒が小猫の奥へと押し入ると、声を漏らす。

 以前着ていたピンク色の魔法少女の服で、場所は何処かの教室だった。

 

「……健、じくん……私が、ちゃんと、元に戻して……」

 

 健二を正気に戻すために体を差し出す。小猫の中ではこの行為はそういうことになっていた。

 机を背にして腕を伸ばす、小猫は自分から健二にキスをして舌を絡めてきた。

 

「……う、ん……んふぅ……んっ!」

 

 舌で移した唾液をゴクンと飲み込み、とろんとした表情で顔を離した。

 健二が薄い胸を服越しに擦るように揉まれ、顔を赤くして逸らす。

 そのまま情事を続けていると、異物が侵入してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────見ぃつけた。

 

 

 突如健二の後ろから腕が現れ、首を掴んでくる。

 後ろから現れた誰かを見て、小猫が呟く。

 

「……黒歌、姉さま……?」

 

「ふふふ。精神世界とはいえ、私の妹ととっても楽しそうな事してるわねぇ。ちょっとお話ししようにゃん?」

 

 黒い髪と小猫と同じ金の瞳で、妖艶な美女が口元をつり上げて兵藤健二を見据えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは?」

 

 いつからそこに居たのか。少女は、その教室に立っていた。

 周りに居るのは皆が幼く、ランドセルを背負っている事から小学生であることが分かる。

 しかし、誰かに触れようとするとすり抜け、少女の存在に気付かない。

 少女自身、何だか夢心地で現実感がない。

 そこで知っている顔が現れる。

 

 兵藤健二。

 少女の思い人の弟で、今は同じ家に暮らす少年。

 しかし、少女が知っている姿よりも幼く、ランドセルを背負っており、10歳くらいに見えた。

 

 リアス。グレモリーは。

 アーシア・アルジェントは。

 姫島朱乃は。

 塔城小猫は。

 ゼノヴィアは。

 紫藤イリナは。

 

 その場を見ていた。

 健二がクラスメイトの少女に話しかける。

 

『◯◯さん。昨日一緒にやったパズルの絵、完成したよ!』

 

 健二はランドセルから取り出したパズルの雑誌を広げる。

 それはマスを埋めて絵を完成させるタイプのパズルだった。

 

『少し大変だったけど、何とか出来たんだ』

 

 嬉しそうに話す健二とは対照的に、相手の女子は険しい、というか、申し訳なさそうな顔をしている。

 

『◯◯さん?』

 

 すると、少女の口から信じられない言葉が出た。

 

『ごめんね。もう、兵藤くんと話したらダメってお母さんが……』

 

 

 

 

 

 

 

 

次のエロは誰が良いですか?

  • リアス・グレモリー
  • アーシア・アルジェント
  • 姫島朱乃
  • 塔城小猫
  • ゼノヴィア
  • 紫藤イリナ
  • ロスヴァイセ
  • レイヴェル・フェニックス
  • 黒歌
  • リリス
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