タイトルは深いこと考えてないですが、色々出来そうな感じにしただけでイチャラブというわけでも無かったりします。
乳がデカくて激しめだったら結構いけるあたりアレですがお付き合いできる人はお付き合いください。
まさしく破裂寸前のゴム風船のようであった。
何がって、鬱憤のことだ。
疲労困憊、気力減退、食料不足に睡眠不足。水源自体は無事な井戸が拠点近くにあったものの、何もかもが不足していた。
とある山中にあるそこまで破壊が及んでいない居住域に潜み、日々起きて寝てを繰り返しては付近の物資を適当にかっぱらって飢えを凌ぎ武器を担ぐ。そんなしょうもない生活をし始めてどれくらいたっただろうか。まぁ季節は一巡したのは間違いない。
超々ド田舎であったろうちーっちゃな村の名残である居住域には野郎どもが十数人。その辺の村落集落から各々様々な理由でドロップアウトした連中が結集して出来た武装集団。つまり単に言ってしまえば山賊。それが俺たちだった。
下はくそガキ上はジジィまで揃った俺たちは、村八分を被ったりまたは派手に人殺しちまったりと社会からのはみ出し者のわけだが。それがこうして人の傷なめ合うみたいにみみっちく集まってるのは、これまた誰かに皮肉でも言われているようで居心地が悪かった。
さらに言えば、近頃はなんだか世間の情勢が荒れていた。
世間の情勢とは大体ここら付近の武装勢力の話だ。リーダーがいうには三つ巴の状況でたまったもんじゃないとかなんとか。鉄血にあと政府部隊にあとはえっと、グリフォン……いやグリフィンだっけか。
内情とかそこらへんはわからんしどうでもいいが。こっちが絶賛物取りだ収穫だ今日はごちそうだと勇んでいる最中に、俺たちを間に挟んでビームやら重火器やらを乱射しておっぱじめられることがそりゃあもう既になんべんかあり、這う這うの体で戻ってきたテント内の空気はホントにもう鬱憤悔恨が満ち満ちて仕方のない状況だ。
食料は無限にあるわけではない。だがまぁそこは野草ちぎったり虫やら蛇やら蛙やらもしくは兎なんてもんを狩ってこればなんとかなる。実際なんとかしてた。熊だけは心底勘弁つかまつるが。
だが、それではどうあっても足りないもんがある。
つまりは。
「メスが足りねぇ…………」
そう黄昏れつつぽつりと洩らしたのは、日に十はマスをかくと豪語する悪友であるバンダナ男だった。名前は教えてもらってないから知らんのでバンダナと勝手に呼んでいる。
例の三つ巴抗争の戦場跡である破壊された瓦礫の山を練り歩いている最中での一言だった。
ちなみに俺はカナモノと呼ばれていた。指輪とか貴金属類をよく集めてるというだけでこの通称である。もっとなんかあったろ。
「……突然どうしたハイテンション早漏野郎。んなことより手を動かせ」
「うっせーな低血圧童貞野郎。こうメス共と縁が無ぇと溜まって仕方ねえだろがよ!」
「縁がないのは完全に運だろ。『見つけたレアモノは見つけたそいつのもの』って決まりだったろーが」
たとえ山賊だろうが犯罪者の集団だろうが複数の人間が集まる以上、そこには最低限のルールがあった。いつの間にか出来てたもんだが。
見つけた物資は一度全員の共有財産にするするということ。そして全員の略奪行為の士気高めるためか知らんが、レアモノはその限りではないということだった。
全員が平等にレアモノを持てる数は決まっており、総じて3つほどまで確保することが許されていた。レアモノの定義はまぁ適当だ。
で、レアモノは奪うことは許されず、欲しければ必ず当人に交渉しなければならない。
そしてそのレアモノの中には、鹵獲し性奴隷じみた扱いとなった女達の姿も存在した。
自分の分の食料をわざわざ分け与え、全裸で首輪を繋ぎペットの如く飼い回す姿は正直倫理的にどうかと思ったが、確かに当人は心底楽しそうに笑っていた。寝ても覚めてもセックスできるし。好き放題挿し放題の人間オナホってのは日々溜まる性衝動の悩みとは無縁そうで、確かに便利そうだったな。
まさか過去の奴隷制度じみたものが生まれかつこの目で見るとは思ってもみなかった。荒みまくってる状況この上ないかもしれん。
なかには壊れた機械人形を軽く修理しダッチワイフ代わりにするものもおり、積もり積もった性のフラストレーションの発散をどうにかして工夫する努力がメンバーそれぞれに窺える。
んで。女に悩むコイツは交渉のテーブルに着こうとするも受け入れてもらえず、はてにはどれだけ散策したって女を見つけられず仕舞い。別に女の数が足らないって話では無い以上、これは完全に運も縁も無いというだけの話であった。
「確かに女日照りだが。それよかまずは食料だか武器だかの方が必要だろ。死んだら元も子も無い」
「だからおっ死ぬ前にメスどもハメて鳴かせてぇって話だろがよ! あぁー、ヤりてぇなハメてぇなひぃひぃ泣かせてぇなぁー! なんで運よく転がってねぇんだよメスがよぉ!!」
相当溜まってるらしい。確かにその心境はわからんでもないが。
俺も日ごろから人間オナホ抱えて集落を闊歩するメンバーの奴らを横目に、せっせと自分の一物を慰めるのは正直物悲しい。
「だろ!? あいつらたまたま運よく見つけたってだけで! これ見よがしに見せつけやがってよ! 汚した床の掃除もしねーし! みじめ過ぎんだろ!?」
ヒートアップするバンダナ。
こう熱弁されては、確かにこちらも色々と滾らざるをえない。
「今回の抗争は大分激しかったから、巻き込まれたり死にかけたのやらが転がってるかもわからんぞ」
「セックスを抑えに抑え幾数か月……ここまで来たらメスならなんでもいい」
「さっきからメスだメスだと言ってるが、”女”じゃダメなのか」
「反抗されたらムカついて殺しちまうだろ。穴持ってて泣くただのメスが最高」
「美醜年齢問わずか」
「顔整ってたら最高だがこの際四の五の言わんねぇよ」
「ダッチワイフでも構わんってことか?」
「おいおい無反応だったらクソつまんねーだろ! 反応なかったらオナニーとかわんねーよ!」
「面倒なことを言うなお前は」
四の五の言わぬと語るくせしてリアクションは必要だとは。
「穴に突っ込んで射精できればそれでいい気がするが」
「情緒が無ぇ-な童貞野郎はよ。メスを手籠めにしてひぃひぃ泣かせるのが楽しいんじゃねーか。身体を好き勝手にオモチャにされてるのに情けなぁくべそべそ泣いてぶるぶる怯えるしかできない無様な姿が股間に来るってぇなワケ。強気なメスだったら尚良しだ」
「…………もしやお前が追い出された理由その性癖が原因じゃないだろうな」
「さぁて? どうだろうな?」
美品だったらこいつより確保しよう。もしかしたら先に壊されるやもしれん。
くつくつと鳴る笑いには、嗜虐の色が満ち満ちていた。
煙臭さと色んな何かが焼けた臭いが強くなってきていた。
「俺はいっそ美品であればダッチワイフでも構わん。多少なら故障してても回収して修理する」
「あー、ダッチワイフてぇとあれだな。確かさっきまでここで戦ってた中にいた、あの……」
「戦術人形だな。アレらは綺麗なのがいい」
ガン、と衝撃で歪んだ扉を蹴り壊して比較的保存状態がいい建物内へと侵入する。
天井の一部が崩落した何かしらの小さな工場は、物色するには良い宝箱であった。
形のいいネジでも、破損したアンティークなPCでも。使えそうなものならなんでもよい。
こういうタイプの運は悪くなく頻繁に見つけるのだが、俺たちが今欲しいのは自らの陰茎を思う存分挿しまくり、鬱憤を発散できる都合のいい
バンダナと一緒にため息をつき肩を落としつつ。渋々となかを物色する。
建物の裏手には戦略兵器でもぶっ放したかのような爆心地があった。
なんらかの爆破に巻き込まれた何かが飛んできて残ってる可能性がある。
「あれがいいってのはわっかんねぇなー。つかそもそも穴あんのかアレ?」
「多くは本物に極力似せて作ってあるらしいから基本は標準装備らしい。まぁ無ければ着けるか強引に穴を開ければいいだけの話だ」
「面倒くせーな。つか割と強引だな」
わざわざ壊したくないから出来れば穴など開けたくはないが、いざとなれば致し方あるまい。
「最初から穴がある人間のメスのほうが楽な気がしねぇ?」
「人形は人間とはそもそも持ちうる価値が違う。アレらは総じて小綺麗に作ってあるからいいのさ」
「あー、もしかして面食いだったのかお前」
「そうだな。今頃気づいたか――――む?」
そこで、奥のほうで転がる銃を見つけた。
俺たちもあれば拾って使っている、ビーム兵器などには到底及ばない前時代的な鉄の重火器だった。
「なんか見つけたか? メスか?」
「残念ながら。だが、埃をかぶってない」
つまり。と周囲を見れば、落下したトタン屋根の下に、何かが潰されているのが見えた。
白い肌に、滑らかで華奢な指に細く長い腕――――
「レアモノだ」
「マジ!? マジだ!! でもどっちだアレ!? メスか? ダッチワイフか?」
「退かせばわかるだろう」
ぴくりとも動かない肌色の腕をみるに、下敷きにされているものは気絶状態か機能停止状態か、動けないでいる。こちらの声にも反応はない以上、キズ少な目で抱え込む可能性は高そうだ。
なかなか、滾ってきた。
「せぇ――――のっ!!」
早く早くと急かす性本能を極力抑え、慎重に上に乗っかっている障害物を退かし、柔らかな腕を掴み引きづりだす。
目を瞑り、意識を閉ざしたままのその女の形の正体は。
「あーもー! くっそ! ハズレじゃねーか!」
「お前にとってはな」
それは傷のほぼ無い戦術人形だった。
眠るように無防備な、整った顔立ちとスタイルに自分の股間が疼き昂って仕方ない。
これからしばらくは、愉快に楽しめそうであった。
――――――全然エロが無ぇ!?
あ、そのうち指揮官とのイチャラブも一応予定しております。
戦術人形が誰かは、ここからルート分岐ということで。
意外と文字数かかるな―と思いつつも。中途半端にしか設定を知ってない今のままの方がエロをかけるような気がするのでデカかったり強かったりする女性が好きな人はご近所付き合い願います。