※この作品はR-18です。

暗躍せし獰猛   作:トマト星人 <TN>

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忍び寄る気配
被験者(スカジ)


今の生活に不満はない。

「ミスをすれば犠牲者がでる」とかいう、とんでもプレッシャーが俺を押し潰そうとしても薬に頼ればなんてことないからな。

ちょっと贅沢な酒とタバコ、その2つさえあれば俺は満足だった。

ただ、どうしても俺から拭い取れないものがある事に気付いた。

孤独、虚無感、塞ぐことの出来ない溝。

記憶の一部を失った俺には寂しさに似た何かがあったのかもしれない。

しかし、心の穴を埋めることは出来なくても埋ようとする努力はできる。

 

だから俺は......

 

 

 

コンコンっと甲高いノックの音が俺の私室に響く。

椅子に浅く座り読みあきた本を開けたまま、ぼけーとしていた頭が覚醒する。

時計を見れば日付が変わろうとしている頃だった。

 

「ドクター、入ってもいいかしら?」

 

冷ややかでありながら何処か優しさを感じる声音がとても心地よい。

こんな夜中にここへ来る者と言えば1人しか知らない。

俺は立ち上がり、机上の本やゴミ等の片付けをしながら返事をする。

 

「おーん、いいんじゃねーの?入ってー」

 

鍵は事前に渡してあるのでわざわざ行く必要もないし、どうせ行く暇もなく入ってくるだろう。

遠くからでも聞こえる金属音。ゆっくりと扉が開き、いつもの大剣に加えて少し重そうな荷物を持ったスカジが室内に入ってくる。

普段着ている戦闘時の服装とは違う、緩い感じのパジャマがとても可愛らしい。

 

「こほっこほっ、何だか前より埃っぽいわ。それと、あなたは皆のまとめ役でもあるのだから、もう少しシャキっとした方がいいわよ」

 

__よし、気付いてないな

スカジは俺の適当過ぎる対応に不満があるらしく呆れ顔だった。

今までも度々言われた事なので、俺も特に気にせず受け流す。

 

「はいはい。それで、なんか用事?」

 

俺は再びいつもの席に座りながら尋ねる。

だいたい予想はつくけど、と内心思いながら彼女の手に握られた枕に目を向ける。

スカジはいつものクールな装いからは想像し難い、恥ずかしそうな様子でこちらを窺う。

 

「その、えっと...........また私から言わせるつもり?」

 

「ごめんって。あぁ〜うん、今日も大丈夫だよ」

 

「そう、ありがと」

 

彼女が何かと俺の部屋で寝るようになったのは最近のことだ。

初めのうちは年相応の男女が同じ部屋で寝るのは問題しかないと断った。それでも諦めず何度も訪ねては断られ、落ち込みながら帰るスカジを見ていると、こっちまで落ち込んでしまいそうで渋々受け入れることに。

勿論最初はドギマギしたものだが、人間の環境適応は凄まじいものだと感心する他ない。

スカジは部屋の隅に大剣や荷物を置き、此方へ寄ってくる。

 

「隣、座ってもいい?」

 

「どぞー」

 

俺は椅子に座ったまま隣の椅子を引く。

スカジは上品に座ると、何かもどかしいようで、椅子ごと此方にズッズッと移動し、俺との距離を縮める。

 

「床傷付くからやめてね」

 

「あ、ごめんなさい」

 

照れ隠しで言っただけなのに、凄く申し訳無さそうにするスカジを見て俺の良心が少し痛む。

 

「あぁ〜ちょっと腹減ったかもなー」

 

何気なくその場を和ませる為に言った言葉であったが、どうやらスカジにとってはとても都合が良かったようで、「少し待ってて」と立ち去り、持ち込んできた袋の中から何かを取り出すと、また戻ってきて隣に座る。

 

「いつも世話になっていることだしお礼にと思って、あなたの好きそうなお菓子を持ってきたの。気に入るといいのだけど」

 

机によく分からん高級そうな白い箱が置かれる。

中を開けると星やハートの形状をしたクッキーが形別に綺麗な列を成していた。ついでに言えば一つ一つが小さい袋に入っているので、保存しやすい。少食な俺からすればとても助かる。

 

「おぅ、美味そうじゃん。さんきゅーな」

 

「ええ。なんならもっと感謝してくれてもいいのよ?例えば.....そう、いつものあれ......とか」

 

スカジのことは尊敬出来るお姉様ポジだと思ってた時期もあった。だが、2人きりだと途端に甘えたがる事を知り、だいぶ印象が変わっていった。

俺はスカジの頭にそっと手を乗せ優しく撫でる。

一瞬身構えたようだが、すぐに満足そうな顔で目を瞑っていた。

スカジのサラサラした髪がとても気持ちいい。

ホントやめ時が分からなくなる。

 

「ねぇ.....そろそろ」

 

「あぁ〜悪い悪い。クッキーそっちのけだった」

 

「ええ、ゆっくり味わって食べるといいわ」

 

俺は一つ手に取ったクッキーの袋を開け、口へ放り込む。

安物ばかり食べている俺にとってそれは、非常に贅沢な気分にさせる味であった。

 

「ん〜、美味い美味い」

 

「よかった」

 

これまた適当な感想だったが、スカジは気にせず微笑んだ。

差し入れを食べて、眠くなるのを待っていたが、今まで何となく聞くに聞けなかった事を聞こうと思った。

 

「なぁ、今更で聞きずらいんだけどさ」

 

「なに?」

 

「なんで毎度俺の部屋で寝ようとするの?いやほら、迷惑とかじゃないんだけど......気になっててさ」

 

スカジは正面を向き、静かに語る。

 

「夢を.....見るの」

 

「夢?」

 

「私のせいであなたが傷付く、そんな悪夢を頻繁に見るようになった。怖いの.......厄災のせい.......いいえ、私のせいで......あなたを失うのが」

 

俺はスカジと初めてあった日を思い出す。

厄災、厄星、そんな言葉の数々。

自分から2メートル以上離れろと言っていたのがまるで嘘のようだ。

 

「わかってる。.......あなたを確実に守るには、私が離れないといけない。だけどその悪夢から目を覚ました時、あなたが隣に居てくれる方が、私は......安心、するの。随分と身勝手な理由よね」

 

「別に俺は構わないさ。スカジが安心出来るなら、それで」

 

「.....ドクター」

 

俺はただこの温もりを手離したくないだけだ。

前は1人で寝れていたのに、スカジと近くで接しているうちに1人の時間が酷く孤独なものへと変わり、ちゃんと寝付けなくなっていた。

互いが互いを強く求めている事を言葉はなくとも感覚として理解した。

世間的にそれは良いことでは無いのかもしれない。

出来ていた「自立」が出来なくなってしまったのだから。

だけど、それでも.....

 

 

__ッチ、まだか

 

 

「ドクター、今何か言わなかった?」

 

「あぁ、そろそろ寝ようと思うんだけど、スカジは?」

 

「そうね。私が押し掛けているのだから、あなたに合わせるわ」

 

 

 

 

二人席を立ち、特に話すことも無く無言で就寝の準備を始める。

スカジは持ってきた荷物から歯ブラシやコップ等を出し、歯を磨く。

俺も棚に置いてあるコップを取り、歯ブラシにブドウ味の歯磨き粉を付ける。初めてスカジにこれを見られた時、笑われたのを覚えている。

この場所は多少狭いし順番にしていっても良かったのだが、スカジ曰く「時間がもったいない」との事。

 

「「・・・・・・・」」

 

洗面所に2人して並んでいるとまるで同棲してるぅ〜みたいな気分になるがあながち間違ってないだろう。

スカジは早々に済ませ、自身が寝る用に持ってきた寝袋を広げに向かう。

俺の方もさっさと済ませ、加勢する。

 

 

 

 

「やっぱり俺がこっちで寝ようか?」

 

女性であるスカジに寝袋があるとはいえ、毎回床で寝てもらうのは男としてどうなの?

 

「いいえ、あなたはちゃんと休むべきよ。私に気を遣わずしっかり静養なさい」

 

「それじゃ、一緒に寝るのは?このベッド無駄に大きいし1人増えたくらい余裕だろ」

 

スカジ以外に絶対言えないような事を、軽々しく言ってしまった。

彼女はしばし考えるような仕草をしたあと「そうね」っと呟いて、中途半端に出した寝袋を片付け始める。

 

「うん_____え?」

 

「なに?意外そうな顔をして。もしかしてさっきの発言は冗談だったのかしら」

 

「いや........何でもない。んじゃシーツ変える」

 

「手伝うわ」

 

 

まさか本当にOKが出るとは思わなかった。

今まである程度距離が保てていたが、何やら今日は雲行きが怪しい。

 

 

「電気、消すわね」

 

「おう」

 

 

部屋の明かりが消え、暗闇が広がる。

緊張しているが、ぼーっと立っているわけにもいかない。

一旦かぶりを振り、自身のベッドに入ると続いてスカジも入ってくる。

 

「確かに1人用とは思えない広さね」

 

「だろ?」

 

出来るだけいつもの様に振る舞うがドキドキが止まらない。

初めてスカジと同じ部屋で寝た時よりも更に激しい動悸。

向かい合わせではないにしろ、背中に自分以外の熱を感じる。

 

「ねぇ、ドクター。.........眠ってるの?」

 

「まだ1分も経ってないぞ〜もし寝てたら早すぎだろ。どんだけ疲れてんだよ俺」

 

「なら、どうしてこっちを向かないの?」

 

「え?あ、うん。お互い寝顔見られるの恥ずかしいだろうなぁーと思って」

 

「いいからこっち」

 

そう言うと、スカジは俺の背中をつんつんしてきた。

凄くむず痒くなって仕方なく寝返りを打つ。

するとスカジと目が合う。

整った顔立ち、透き通った紅い瞳が綺麗だった。

 

「誘ってきたわりに、随分と素っ気ないわ」

 

少し寂しげな声。

近いゆえ暗くても、その儚げな表情は読み取れた。

すらっとした腕が俺を包み込み、引き寄せようとする。

 

「......スカジ」

 

やっぱりあれは誘い文句にしか聞こえなかったらしい。

スカジは俺にどんどん近づいて、お互いの吐息が感じられる程近くにきた時「好きよ、ドクター」と告げ、唇を重ねてきた。

 

 

「んっ.......んぐっ、ん、んっ........」

 

 

人生初の口付けはとても激しく、情熱的なものであった。

キスが気持ちがいいものなんて嘘だと思っていた。ただの理想だと。

今この時、スカジが何を想い、何を感じているか分からない。

でも確かに、俺の頭の中はスカジだけ、そう.....”彼女”だけで埋め尽くされてゆく。

 

 

「ど、どう?よかったかしら?」

 

「........もっとしたい」

 

「ん!.......ちょ、どくたぁ♡........っん........」

 

 

俺は夢中になってスカジを手繰り寄せた。

布越しでも分かる女性的でしなやかなライン、柔らかさ。

そのすべてが俺を堪らなく狂わせる。

唾液と唾液が混ざり合って、必死になって吸い付き合う。

 

 

「ぶは.....はぁ、はぁ......ん、スカジ」

 

「......なに?」

 

「俺も好きだ」

 

少しびっくりしたようで、固まるスカジ。

だがすぐに言葉の意味を理解し、俺に乗りかかる。

 

「え?俺が下なの?」

 

「だってあなた、いつも座っているから運動は苦手でしょ?」

 

「そこまで深刻ではない、と思いたい」

 

階段を登るだけで息切れしていたりサバ缶の蓋を開けるのに悪戦苦闘したりする普段の俺の様子を見た後では、そう判断されても仕方がない。

 

「というかゴム無い」

 

「いらないわ。覚悟の上よ」

 

そう言うと俺のズボンをパンツごと下ろしていく。パジャマだったこともあり、呆気なく脱がされる。

先程の行為で幾分か硬くなったそれは、中途半端に天に向かって伸びていた。

スカジの華奢で美しいその指が竿の部分に触れる。腫れ物に触るように、労わるように、握り心地を確かめていく。

 

「その.....予想より大きいわね」

 

「まぁ、平均的だろ」

 

「これ以上大きくなるの?」

 

「ん〜あんまり変わらないから心配しなくていい」

 

一旦愛部を止めたスカジはパジャマを脱ぎ、ベッドの外へ投げる。

黒いレースの下着がやけに似合っていて、つい言葉を失う。

俺の下卑た視線に気が付いたスカジは下着も脱ぎ、

 

「その........いる?」

 

脱ぎたてのブラとパンツを俺に手渡す。

 

「うん_____は?」

 

デジャブ、もとい本日2回目の困惑。

いやなんで?

驚きを隠せない俺を見てスカジは思い至ったような仕草を見せ、

 

「もしかして白色の方が好きだったのかしら、ごめんなさい。事前に聞いておくべきだったわ」

 

「違ぇよ。あぁ〜、いっつも故郷の事とかでポエムってるから、もしやと思ってたけど、スカジって..........むっつりスケベさん?」

 

「な、なんでそうなるのよ! それと全世界のポエマーに謝りなさい」

 

「普通、初めての夜に脱ぎたての下着差し出さないだろ」

 

お互い微妙な空気感に黙り込む。

だがすぐにスカジから話を切り出してきた。

 

「今日の所は取り敢えず、普通かどうかは一旦抜きにして、結局いるの?いらないの?」

 

多分俺にとって、今年で1番重大な選択であろう。

仮に貰ったとして、保管場所に困る。

仮に返したとして、同じ機会が来るかどうか。

 

「.........................帰りはどうする?」

 

「勿論、替えはあるわ」

 

「.............これって高い?」

 

「えぇ。少しは」

 

「.......いる」

 

俺は大切に、枕元近くの棚の上に置く。出来ればジッパー付きビニール袋に保管したいが生憎、ここにはない。

この時、俺の心情はと言うと、友達からエロ本を貰った時のウキウキ感とよく似ていた。

 

「あなたも人のこと言えないんじゃないかしら」

 

「悪かったよ、もうむっつりスケベなんて言わない」

 

一悶着あり萎えていそうな俺のイチモツは、意外にもギンギンであった。

それもそのはず、何も着ていないスカジの裸体がそこにあるのだから。

ゆっくり落ち着いて見れば、まさに男の願望を具現化したような肉体美。

ハリのある胸! 程よく引き締まりながらも柔らかそうな腹! いつも挟まりたいと思っていた太もも!! これだけでご飯5杯以上はいける。

男性は視覚的な情報で興奮がしやすいと聞いたことがあるが本当にその通りだった。ムードもたいして無いってのに。

 

「本番出来そうか?」

 

「えぇ。私も........ずっと、あなたとしたかったの」

 

実は下着を手渡しされた時から気が付いていた。

あのスカジも、その気になってるって事に。

息の荒いスカジは先程とは違い俺の肉棒を少し乱暴に掴むと、自身の入口へあてる。

どんどんと沈んでいくスカジの腰。

結合部に目を向ければ薄ら赤い血が見えた。

 

「ん!....どくたぁーの、ふと...い、わ」

 

「慌てる必要はない。ゆっくりな」

 

__きたきた

待ち望んだ刺激、快楽。

俺のがすべて入るとスカジは余裕がないのか、全体的に力が抜けてだらけている。

スカジの暖かい温もりが俺を包み込む。

 

「ねぇどくたぁ、すき♡........どくたぁ♡♡......」

 

にやけズラの俺に熱い視線を送り、少しおかしいと思える程に色欲に溺れるスカジ。

 

「おいおい、まだ挿入れただけだろ?」

 

__そろそろ完全に“薬”が効いてきたか。

本人は入室時、埃のせいで咳き込んだと思い込んでるらしいが実の所、この部屋には大量の媚薬の粒子が至る所から散布されている。

まさか本当に200人分の濃度にしないといけないとか思いもよらなかった。しかも初めに数回咳き込むだけで後何も言わないし。部屋から漏れ出てないといいが.....

とにかく、スカジが諦めず何回も尋ねてくれなければ検証も出来ず時間の無駄だった為、非常に運が良かった。

 

「どくたぁ?」

 

黙っている俺を見て不思議に思ったのか、首を傾げるスカジ。

事前に多量の解毒剤を飲んでいる俺とは違い、薬の作用で著しく思考力低下、感度上昇、に加え何をしても身体の疼きに繋がるはずだ。

 

「スカジ、触るぞ?」

 

「まっ、まだ........だめ......ひゃ!」

 

俺は気にせず右手で胸の膨らみを形が変わらない程度に優しく鷲掴み、思うままに揉みしだく。ここはそもそも乳首に比べて神経が少ないので感じにくいはずだが、それだけでスカジは身体を反らせ腟内を締め付けビクつかせる。

これが軽くイクというやつだろうか?

これなら痛みを心配する必要もないだろう。

 

「はぁ.....ひっ.....だめって.....いったじゃない.....」

 

「すぐよがって可愛い」

 

「わ!わたしはべつに......よがってなんか.....」

 

顔を真っ赤にしながらも否定しようとする。

だが、台詞とは矛盾して早々に自分で腰を小刻みに振り始めている。

イッた直後に生じる快楽の余韻を増やしたがっているのだろうか。

次第にその動きは大きくなり、根元から亀頭ギリギリまでビストンさせる。

自慰行為とは比べ物にならない程、着々と俺の射精感を込み上げてくる。

 

「.....ぅ.....ん”ん”....あ”ぁ”........はぁ♡......」

 

戦闘時の凛々しい表情はどこへやら、今は1匹の雌として、ただ雄を求めることしか頭にない獣に成り下がる。

 

「.....スカジ、愛してる」

 

「ん”.....はぁ......どくたぁ♡......」

 

俺が適当な言葉を聞かせるだけで僅かに感じるスカジ。

こっちもあまり持ちそうにない。

 

「そろそろ、出そうだ」

 

「えぇ.....おくに、ちょうだい!」

 

これまで以上に速い動き。

必死になって乱れる淫猥なスカジの姿を間近で見ていることに、興奮が募る。

この薬漬けの中でまともにイってしまえば、あのスカジとて尋常ではない快楽に悦びながら身をよじる事しか出来ないだろう。

 

 

「うぐッ....」

 

「い、い”く”ぅ!......ぁあ”....あ”ぁ”くぅぅぅッ!」

 

 

限界まで我慢したそれは勢いよく解き放たれた。

俺の射精と同時にスカジもイッたようで強く震える。

暗闇に慣れハッキリと見えるようになったスカジの顔は、今まで見てきたスカジの表情のなかで一番幸せそうだった。

スカジの絶頂による動揺が少し落ち着いた後、ゆっくりと弱々しく俺に抱きついてくる。

 

「あなたの、....あついの......なかで.....かんじるわ♡」

 

スカジが俺の耳元で零すように囁く。

充実した性行為、射精による倦怠感。

このまま寝てしまえそうだった。

だがそれはあまりにも勿体なさ過ぎる。

わざわざ”薬”を使ったのは、ただただセックスする為だけじゃなく、快楽でねじ伏せ、俺に依存させる為だ。

何も言わずに身を引く俺を不思議そうに見るスカジ。

 

「どくたぁ?」

 

まだ絶頂の余韻で動けないスカジを一旦仰向けに寝かせ、その上から再び捩じ込む。

 

「きゃ.......え?......まさか......」

 

「少なくてもあと3、4回は頑張ってもらう」

 

スカジの顔が軽く恐怖に染まる。

膨大な体力の持ち主であるスカジが1回果てただけでもう腰がビクついて動けないでいるのだ。

そんな中、無理矢理またイかされでもしたらと想像しているのか、小さく身を竦めている。

 

「や、やすませ.......」

「ダメだ」

 

俺はそのままスカジを組み伏せ、犯す。

前衛のスカジが貧弱な俺に負かされている。

その事実もまた、スカジの精神をすり減らす。

 

「ちからぁ.......はいら....にゃ.......ひゃっん!」

 

「いい声だ。もっと聞きたい」

 

「いくぅ......またくるぅ!.......やぁ!......こわいわ、どくたぁ.....きすぅ♡......」

 

みっともなく喘ぎ散らし、キスをねだるその様は決して仲間達に見せれるものではないだろう。

今まで積み上げてきた、心許無いが確かにあった信頼も呆気なく、地に落ちる。

それでもなりふり構わず欲をさらけ出すスカジが愛らしくて堪らない。

 

「んっ!.......んちゅ♡....ん”ん”ん”んーー...あんっ....むぅ..........」

 

キスをしながらまた絶頂を迎えるスカジ。

その後も何度も何度も俺に犯されては、染められていった。

どんなにスカジが強靭な精神を持とうが、もう.......その中毒性から逃れるには遅すぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の穴を埋めることは出来なくても埋ようとする努力はできる。

だから俺は......自分に依存する女を増やす。

ただそれだけが俺の目的だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




☆あとがき☆
信頼度もとい好感度200越え
ドクターの前ではゆるふわ状態のスカジすわん
チョロそうだけど
土下座して頼んだら逆にしてくれなさそう
我の最推し。原作はもっと可愛い(←ここ重要)

簡易感想

  • いいゾ、もっとやれ
  • 何これ、くさ生えるわ
  • 落ち着け、まだ他に方法があるだろ
  • えっち
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