ある未来の話
第152話
「うーん」大人になったベルは頭を机に伏していた
「どうしたの?ベル」未だに現役で俳優となったルリはお酒を両手に部屋に入ってきた
ベルの横には膨大なデータがぎゅうぎゅうに詰まったパソコンの画面があり、パソコンの小さな光がベルの顔に影を作っていた
「頭に入らない、、」ベルの目元には少し潤んだ水滴があった
「、、、。じゃあ、息抜きしましょ」ルリは同情ではない優しい笑みを浮かべてお酒を蓋をあけた
「うん」ベルはディッシュで涙を拭いた
~それからしばらくちびちびとお酒を飲んでいた~
「やっぱりあたしの事なんて本当は髪の毛だけなんでしょ」気持ちが高ぶりルリに汚染されたのかメンヘラベルがベルの中から露になった
「そんなこと無い」ルリはベルを抱き締める
「でもあたし、迷惑かけてばっかりで」ベルは涙が少し流れた
「、、、。」ルリは黙って聞いていた
「、、、。ルリぃどうしよお」ベルは涙が止まらなくなったので顔を隠した
「やっぱり天才の私に任せるべきだったわね」酒を誘った筈のルリの顔は真っ赤で完全に酔っていた
「ルリぃ」ベルは泣く
「なにぃ」ルリはベルを抱き締め、酔ってはいたが本心からの愛を囁き始めた
「大好きよ」ルリの小さなかすれ声がベルの耳から脳へはっきりと伝わった
ベルは少し嬉しくて泣いた
~そして同時期、とある遊園地~
おっさん(彼氏)と喧嘩したトウヤは遊園地に来ており、何故か知らぬOLと観覧車に乗ってしまった
「、、、」トウヤは哀愁しかない雰囲気が腐るほどにじみ出ていた
「、、慰めてあげる、だからあたしも慰めて」知らぬOLはそう言ってトウヤに寄り添った
「、、、」トウヤは受け入れてしまった
~話は現代に戻り、シロガネ山の別荘~
夜は深く、相変わらずの吹雪でガタガタと煩い
今日は特別、何かを迎え、裸でレッドとイエローは一つの布団に寝ていた
「、、、。」寝付けなくて寝たふりをしていたレッドは目を開けてイエローを見る
「(イエローの肺の動き、鼓動、生きて一つの場所で寝ている)」レッドはイエローを愛しく見つめた
「、、、。///(バトルをするときの真剣な瞳で僕を見つめてる)」寝ている筈のイエローの顔は赤く染まった
「!?///」レッドは照れた
~次の日~
「、、、。」レッドはイエローと共に生きるために一層真剣にポケモンとトレーニングをしていた
「、、。///」未だに気持ちが抜けないイエローは腑抜けていたがそれでも真剣にポケモン達と共にトレーニングをしていた
「行けるかも」レッドは何かに手応えを感じた
「ピカ!」199レベルで止まっていたピカも何かを感じて頷いていた
「ぐぉ!」199レベルのリザードンも頷いた
レッドとイエロー達は魔窟のホウエンリーグへと飛び立った
Oh、、my、、。
トウヤとOLの間に子供が出来てしまった
レッドとイエロー
アクジキングの事件以来、この世に潜む不気味であやふやな存在(化け物)に薄々感ずきはじめる。墓参りに来ていたのは調べる為
レッドとイエローのポケモン
後に全裸のアクロマが落とした遺伝子の楔を拾い、二人で一つのポケモンを生み出す。黄赤色に染まった遺伝子の楔
BGM:W-B-X (ハードボイルド無し)