「困った」
第165話
やぶれた世界でもなく、魔法使い達の緊急的な通り道、鏡の中に閉じ込められたレッドはひとりごちた
頼りになるイエローは巨大な蝶を事故とはいえ殺して?しまった事で悲しんでおり、一人で来てしまったことにレッドは自分が少しためらっている事に後悔する気がした
先ほどまで見えていた魔法使いの学校の更衣室からの光は無く、暗闇。真っ暗
「(下手に動き回ると魔法使いの不良とかに絡まれて危ないんだっけ)」レッドは腰のモンスターボールに手を伸ばす
ボシュ
リザードンが現れるが炎その物に明るさが無い、リザードンの炎の灯る尻尾周りは明るいが、いくら近づけても自分の腕は照らされない
「ぐぉぉ?」リザードンは闇の中から疑問そうな声をあげる
「素直に案内してもらえばよかった」レッドは少しばかり笑った
「グゥフルル、、」リザードンの静かなため息に近い声が聞こえた
「せっかくだし、”あれ”、使ってみるか」リザードンをボールに戻したレッドは4番のカードを出した
~~
「これは何の(魔方陣だ)、、?」長らく旅をしながら色々な魔法についてヒソヒソと世界中を見てきたことに自負があるハウは白目を剥く大人たちに刻まれたスペルをゆっくりと見ていた
ガタッ
何処かの教室から物音が聞こえる
ハウは呼吸を止め、見張りに、近くを一緒に歩いていたハウのニャース(エジプトの姿)の方に振り返る
ボブ(髪型)のかつらをかぶったようなニャースは危機感も無さそうに瞬きしただけだった
「、、、」こいつじゃなくて他のゴーストポケモンを何とか捕まえて連れてきた方が良かったかもしれねーな。顔には出していないがハウは少し不安に思った
「みゃぁぁぁああ!」普段の様な丸みを帯びた声では無く、痛々しい程鋭く、気持ち縮まる威嚇と警戒の金切り声がニャースから発せられた
ゾクッとした気配
「ッ!!!!!!!!!」とっさに体を縮めたハウの左腕には深く深くえぐられた短い爪が肉を裂き、有り余る勢い任せに顔にとびかかりかけていた
大きな獣の腕を目で捉える隙も無く繰り出された不意打ちは戦い慣れたハウにとっても理解が追い付かなかった
「!」鋭く、縦に長い獣の目を光らせるニャースはとっさの判断で転がっていた学校の椅子を【トリック】の要領で滑り込ませようとするが間に合わない
ドズッーゥ ゴッ! BANG! ミチッ
圧倒的な
一瞬の出来事だった、どうしようも無く、後悔しようにも迫る死に考える時間は無かった
「(これは死ぬ)」なかば諦めかける様などうしようもない思いを悟った様に冷静に思い浮かべるが、ハウはまだ諦めていない
ハウの目は接触時、
「(いたい、いたいいいい。。。。/、、。)ふうーっ”、ふうぅーっ”。。。。/、、。」左腕をえぐられた痛みの信号に荒れて乱れた呼吸が止まらないが、それも束の間でライチュウがいつも通り特殊な電気信号で和らげてくれた
ハウの目は何も映さないが、腐ってもエスパータイプのポケモンであるライチュウが教えてくれる。あの水鉄砲で打ち抜かれた片足を引きずりながらも、余裕のある足取りで尻を向けて去っていく人面カエンジシも(脳内に)見える
ハウは渾身で全身の水分を使い果たして身を守ってくれたヨワシをモンスターボールにしまいながら
バギィッ! メキィィ!
ハウの周りの壁や天井から複数の頭の無いカエンジシの雌や、頭の無いブニャット、様々なポケモン達が現れ、ハウを囲む
いつの間にか陽炎の様な炎がハウ達を囲むように燃えていた
「(俺は逃げられない、、)」悲しみの絶望と、ごまかしていた尊敬すべき父への思いと、復讐心からの失敗の悔しさ、ハウは涙を流した
熱い、、
ハウの意識は途絶えた
「!!!!!!!!!!!!!」死ぬ瞬間までの出来事がレッドが出てくる鏡を割って閉じ込めた瞬間のハウの頭に流れ込んだ
「ーーーはぁっ、はぁー、はぁ、はぁ、。。ふっ!ふぅっ!」予知夢?を見て止まりかけた心臓を動かし、荒い口呼吸から鼻息へ整え、落ち着くハウは混乱していた
室内なのに何処からか来た温かい風がハウの髪の毛を軽く撫でて通り抜けていった
要するにハウの死はリアルな夢であって現実では無かった。そして髪の毛だけがツヤッツヤのシャラッシャランになっていた
~~
ハウが落ち着いている頃、魔法学校の外では赤と黒の装束を纏った者たちが何かの魔法を使おうと、魔方陣を描いていた
その中の、ある一人の者の手には8番のカードが握られていた
「終わりました」代り映えはしない同じ装束の中の内の一人が言う
「、、やれ」代り映えはしない同じ装束の中の内の一人が答えた
ゴゴゴゴゴゴゴ
大きく地面が揺れ始めた
「ンフー、、」満足そうに鼻息を漏らす男の表情は狂っており、笑っていた
「ジガルテ、星の竜、、(楽しみですね)」
「、、、。」人面のカエンジシは人の皮を被っただけの様な不完全で不気味な獣の笑み?を浮かべていた
bgm:王になった日
ニャース(エジプトの姿
タイプ:ゴースト
図鑑説明1:古代から愛されてきたせいか、頭の小判の匂いは香油の様に柔らかい香りがする
図鑑説明2:長年世話をしてきた家系の死者にミイラを作る事があるらしい。とても長生きだ
特性:ゴールドフレグランス
植物系、お香系を持たせると特定の効果がある。例えばあやしいお香を持たせると野生のゴーストポケモン(レベル低め)に出会いやすくなったり、おっとりミントを持たせると特攻が高いポケモンと出会いやすくなる(低確率で個体値が高い個体に出会いやすく)。木の実系等も持たせることが出来る色々、、
見た目はエジプトって感じの長い毛がボブって感じの髪型に猫耳付きのミイラの様な尻尾、特徴的なメイクの様な模様
メタ:特攻高めのゴースト単タイプでバトルには向かないかも。ただ、持ち物によって(金はかかるが)捕獲系の効率上がるのでありがたいポケモン
この世界のエジプトの姿ニャースの詳細
幽霊も悪霊も竜も反応する自身の小判についた香油で相手の戦闘意欲を下げてくれるから途轍もなく”そっち系”のポケモンや人に効くし、猫の第六感は馬鹿にできない(かも)
ハウ
当たり前だけど根はいい子だし、ポケモンに出てくるキャラクター全てにおいてアンチ的な気持ちは無いです(前提として)
悪の魔法使い、主にヤクザ類を何年も調べて回ってる少年
陽炎の炎に包まれた透明なカエンジシに不意を突かれて死ぬ、あっけない夢を見たけどピンピンしている少年
ハウがパニックに陥らなかった理由
何処かの非人道的な目潰し、または人殺しの現場を二回見たことがあり、慣れてしまっていたから(狂ったとも言う)。魔法に関する宗教関連ヤクザ系のせい。
復讐、恨み、つらみは何も生みませんけど意外とっていうか、元々人ってヤクザぽいよね、生きる意味ね。他の生物食らうし。だからと言って勿論ヤクザみたいなあらゆる悪人は嫌いだし、言い訳の理由としても許されないし。法律になるほど大多数の意見でもあるね、そうゆう意味では自分の露出性癖(したことは全くないです)にもきおつけんとねぇ、、
変態死すべきデシュ
キビシ
(侮蔑の眼差しシェイミ)
~~
自分なりに戦闘シーンについて考えたんですけどやっぱり特撮みたいにグダグダしたことが起きるとは思えないんです、多分あっけない
この先理由があって長引く、駆け引きのある戦いを描く努力をするのでこれで終わりでは一応無いです
やっぱり不意打ちがセオリーだと思うデシュ
、、その、ヒヤヒヤする展開は作れましたでしょうか?
まだまだ。下手くそデシュね(鼻で笑うシェイミ)
~~
悪人も多分死にたくない人が多いから、出来る事なら不意打ちを狙うと思う(補足?)。
こういった話をしてばかりいると面倒な人に巻き込まれるからあまり言いたくないし、言わないほうが良いかも(自己解決)
悪の組織出て、ようやく始まった感あるデシュね
やっとです、ようやくです。どうでもいい情報ですが、多分最後のbgmの部分にこち亀のbgm付ければ台無しになります
多分【コミカルに追いかけっこ】デシュ