※この作品はR-18です。

ポケットモンスター 始まりの混沌と幸せ   作:サジー

168 / 174
第166話 名も無き宇宙の片隅の その10

山の険しい坂道を見つめ合いながら下っていく男女がいた

 

第166話

 

絶壁。そう言っても過言ではない傾斜を軽やかな足取りで下りて行く何処かの変態カップル

 

軽やかに、しなやかに、足を躍らせる変態カップルが見る光景は美しいものだった。高い場所で尚且つ切り立つ岩々のそびえる傾斜は広大なそらとあいまって、ちっぽけで安い感情は感極まる

 

死ぬ気がある様な、変わった【人間】以外は中々お目にかかれる事は無いであろう

その変態カップルは気持ちよく同時に素足を地に着け跳ねる

 

フワッと浮かび上がる瞬間は人外の身を持っているからこそ出来る楽しみだった

 

「、、」「、、」黙ったまま目を見つめ、次の瞬間にはキスをするアロエとブラック

 

多分通じ合っている恋人達はお互い勝手に笑いあい、月の上から見る真っ黒な宇宙(そら)を見上げていた

 

錯覚に陥りそうな灰色一色の地面がある世界。ちょっと臭い様な風変わりな焦げたアーモンドの香り。そう、ここは地球の衛星であり古くから地球を見守ってきた月の表面だった。クレーターだらけの月の上をブラック達は宇宙服無しでのびのびとしていた

 

 

~~

 

赤い土の粘土の様な土手が大きく魔法学校を囲っていた

 

銃やミミッキュの防弾チョッキを身にまとった赤黒配色の魔法使い達がせっせとポケモン達とバリケードや罠等を仕掛けている

 

そんな光景をレッドは屋上からこっそりと眺めていた

 

レッドの目には物陰で何かの薬を吸い込んでいる少年達も見えていた。年も余り変わらなそうな子供達がそろいもそろって虚ろな目をしながら薬を吸っている光景にレッドはどう思ったかは知らないが、言葉を選べない様なもどかしさと嫌悪、もしくは悲しみに似た表現をレッドは浮かべる

 

レッドの横にはこれまた困ったように黙るピカとしょんぼりとしたような表情?をするシビルドンの様なウナギ?(4番のカード)がいた

 

「聞けぇ!」

 

突然魔法学校の校庭にいた男が叫ぶ、つんざく声に少し驚くレッド達

 

「我々の計画は失敗に終わる事もしばしあった!何度も!何度も!一体、何回我々はこの時を待ちわびて来たのだろう。だが!、ようやく終われるかもしれないのだ!、、この時を逃してはならない!よいか?!決してだ!!この期を逃しては我々は一生、偉大なる祖先に顔向けが出来ない。かの祖先達が紡いできた運命は!我々にしか引き継げない事なんだ!!この作戦は死んでもやる価値がある!!、だからこそっ!我々はこの作戦で必ず終わらせる!再び訪れた悪魔が古代戦争の様にこの星を穢してしまう前に!よいか!?」

 

「「「「狂気の覇者の為に!冥府の神に誓う!!!」」」」

 

組織の合図の様な声が轟いた

 

ガチャ

 

屋上の入り口が開く音がし、レッドは振り返る。ボールとブレスレットをかざしながら

 

「めんどくs、、」さぼろうと屋上に来た赤黒装束の男が煙草を片手に入ってくる

 

男は扉を開けた瞬間赤い人影(レッド達)を一瞬目で捉えた様な気がしたが、強烈な【フラッシュ】と共に目が光に埋もれて潰れ、気づかず踏んずけていた足元の粘液からの【電磁波】を喰らい、麻痺して自然に倒れた

 

「ぅ、、っ、、」黄色い人影が男の服を漁るが男は動けない

 

飛び道具警戒の扉との距離、警戒をさせない為の素顔を見せるか見せないかの一瞬の隙、音も立てない的確なピカチュウのフラッシュとうな重(4番のカードポケモン)(ニックネーム)の電磁波が合わさり、叫ぶ間すら作らせない完璧なコンビネーション。これによって男は完全に何も出来ずに意識を飛ばした

 

学校の下にはテロリストと言っても過言でもない者達の人だかりがあるにも関わらず、捕まったら死ぬかもしれない恐怖を忘れたようにふるまえる10代の少年はいないだろう

 

「やっぱり、、待ち、は大事だな」ドキドキする心臓を冷静に保とうと黄色い人影は胸に手を当て、息を吐くように言った

 

レッド、ピカ、カードポケモンで融合?変身した黄色い人影は男の服等を剝ぎ終えると、騒ぎになっていないか屋上から下を覗いた

 

「侵入者だ!」

 

校庭に停められた車の付近で巨大マックスブリムオンの様な3メートル程のポケモンや、デデンネをアンテナに括り付けて改造したような機器の周りにいた者が叫んでいた

 

レッドはモンスターボールに入ったエーフィに目で尋ねるが、エーフィは【(自分達では無い)】と首を振りながら伝えてくれた

 

ぱんっ”!ぱんっ”!ぱんっ”!

 

乾いた銃声がかなり下の階層から聞こえた

 

レッドの心に嫌な罅ができる様な不穏で不快な感情が現れる、がレッドはただ危険な感情吞み込まれて悪人になるような男では無い

 

冷静に、冷静に、考える

 

「(落ち着け。ブラッグ達が言うには変身してる間は何も心配するなって言ってたんだ、要は僕(おれ)が一人で突っ込んでいく未来も見えていたはず。つまりは変身を解除せざるを得ない状況になるかも知れない事に気を付ければいいはず、、)」今更ながらレッドはいつも身の心配を最優先で考えてくれるイエローの存在に少し嬉しい感情が出てきたが、置いてきた事を認識し、少し後悔したが少し自慢げに思えた

 

「(きれいごとの裏の潜在意識には少しばかり愛しいイエローが起こる様子が予想できるな、、、後悔してるかもしれない)」こんな事も思い浮かべるレッドに、余裕があるのはあの変態達に全てを未来予知され、何処か実感のない自信と全て見透かされて、見守られてる様な気がしなくもないからだろう。とレッドは客観的に更に考える(因みにブラック達は見ていません。見る必要も無く知っているので)

 

「よし!」小声で言い、レッドは生き残ることを心に決めた

 

黄色い人影は銃声のあった方へ走り始めた




赤黒配色組織
ガラルファイアー?イベルタル?そんな風な配色の悪の魔法使いの集まり

内容の出来が幼稚」とかは言わないでください。作者が泣きます

悪人集団
結局、悪事は【不利益】だから、コストのかかる大きな会社を作る体裁や、兵器なんて持てないと思う。結局、ドラッグに溺れさせたコストのかからない人、怪しい宗教にはまる流れやすい人、何かあった時にねじ伏せられる力の無い子供、とか都合のいい人を集めた集団になるだけかも?
善悪、倫理観抜きに考えてわざわざ世間から反対されている事を自分の手でやりたい人はいないと思うし、ちょっと極論かもしれないけどみんな自分を守るので手一杯だからわざわざヤクザに関わろうとする人もいないだろうから孤立する人は更に孤立していく?

水
ポケモンによるが、海水、淡水関係なく飲料水にろ過する事ができる。大きな飛行タイプ等のポケモンは貿易面でとても頼りになる
以上の事から水に関して困った事はあまりない。かも
この世界の歴史の話

暴行
例えバットマンでも悪人殴ったり、殺してしまったら犯罪者(あれはちょっと特殊かもしれんけど)。どうしても戦わなきゃいけない理由や、状況を書くのホントムズイ。ひやひや感的なのムズイ

簡易、格安、(兵器もしくは家庭)色んなアンテナ
人の感情が分る系のポケモンは簡易的なソナーの様な対人兵器になるし、電波ポケモンのデデンネ等は簡易的なテレビのアンテナになってもくれる
人道的なのは?どこ?という考えは人じゃないのであまり考えられない。「(他種族なら)」という意味と、「(人の心を持たぬ人に対するクズめ)」的な意味合い

邪神と仲良くなろう!
要するに死神(いないかもしれないもの)と仲良くしよう的な意味。今回のオリジナル悪の組織の雰囲気であり、組織の人が言った迷言
「友愛」だどうだ、と複雑的な、遠回し的な、甘い言葉を言って宗教勧誘し、結局(組織の)金を集める。
多分現実だと寂しさとか権利とかを欲する人が狙われる?のかな
世の中は面倒ごとであふれかえっている
赤黒装束の悪の魔法使いの組織は様々な元悪の組織の人も入っている。それぞれ2,3人ほどだが、罪が軽く、刑期が短かった人が再び新たなる悪の組織へ
行き場のないホームレスの子供(犯罪者のため星(名前忘れた)に行けなかった子供)、捕まえられなかった魔法使いの犯罪者、怪しい宗教団体等、好奇心の強い科学者が一つの組織として赤黒装束着ている

【進捗、月でセックスを達成】
【ゲームメッセージ】トロフィーみたいな感じ
一度でいいからいってみたい

戦わずして成長は出来ないのかもしれない。獣の本能かも知れない、けど冷静に
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。