※この作品はR-18です。

ポケットモンスター 始まりの混沌と幸せ   作:サジー

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第168話 名も無き宇宙の片隅の その12

カラン、、

 

第168話

 

透明なガラスのコップに入った氷がぶつかり、涼しい音を響かせた

 

アセロラやライチ、ナタデココかなり甘めの物もあれば薄い甘じょっぱさもある様々なジュースがブラック達の手に握られている。ジュースの中には氷が入ってる

 

何故アセロラやライチのジュースを選んだのか?答えに深い意味は無く、暑い太陽が照り付ける不思議な日にはあの爽やかな飲み物を飲みたくなるであろう(多分ね)

 

今現在ブラック達はホウエン地方の海の底にいる

 

物を浮かせられるエスパーの力は偉大だ、今なお水の底で食事をしているブラック達の周りの水を気泡の様に浮かせている。足元には足湯程度の高さの海水が流れており、水の中にはサンゴやごつごつした岩肌、水生ポケモンが蠢いて生きている

 

そんな「うわぁ不思議。」とでも言いたげな空間には太陽の光が青い波に揺られて煌めいている

 

ホウエンに訪れた早い夏(災い)を乗り越えるためにブラック達はアロエの作ったポーク&ビーンズを美味しく食べていた。フヨウの親戚の老女と共に

 

 

~~

 

「絶対ここだ」汗を沢山流すミツコはそう言いながらペンダントにはめられた琥珀が揺れる方へと足を運んでいく

 

ミツコの目線の先には熱風に揺られてガタガタと音を立てる目覚めの祠の扉とその前に集まる四人の大人達、ミクリと水色のはかまの様な装束を着た三人の大人達がいた

 

「ミクリさん!」顔色が優れないミクリに向かってミツコは考えもなしに呼びかけた

 

「!、、ともかく封鎖しておこう」呼びかけられ汗を輝かせるミクリは少し驚くが、真剣な顔つきをミツコに魅せずに大人達に小声で何かを伝え、真面目な表情から自信満々のハンサム(本人の

希望)な笑顔へと素早く切り替え、ミツコの方へ振り返る

 

そんな微かな雰囲気の変化にミツコは何か大人の事情で隠された事を気づけた。気づけたのは子供特有の敏感な感性のそれだろう、ミツコは隠し事をされたようなつかみどころのない嫌な感覚に知らないふりをして聞いてみた

 

「ここ、何かあったんですか?」できるだけ純粋な疑問を持つ子供の様に振る舞うミツコ。相手が何かを隠しているなら真意とまでは言わないが知りたくなるのがミツコ、生粋のポケモン廃人で、知りたがり、だ

 

「。ミツコちゃん、君こそこんな所で何をしてるんだい?」一瞬の間をおいて話だすミクリの声色は柔らかいが有無を言わせない雰囲気が出ている

 

「、、」ミツコは渋い顔をする

 

「(どう説明しよう、そもそもこんな子供みたいな感じで、ここに来てしまった自分を思い出すと少し恥ずかしい)」ミツコはトレーナーの駆け引きを彷彿とさせるポーカーフェイスを保って黙る

 

「その、この化石ポケモンの声に、、呼ばれた、の、んです、、。その!なんか、行かなきゃいけない感じがして、、」自分でもおかしな事を言っている事は分るが、ひしひしと琥珀から伝わってくる危機感の様な心配するような何かの感情に感化されて気づいた時には走り出してしまっていた事は事実で、上手い事伝える方法がなさそうで、自分の鈍い判断力に諦めをつけ、思い切って話してみたミツコ

 

「、そう、かい。不思議な化石ポケモンだね、どうしても入りたいのかも知れないけれど、この祠には入れないよ。落盤事故((近寄らせない為の嘘))が起きてね、危険なんだ。、、所で後ろに連れているポケモンは君のポケモンかい?」ちょっと引き気味の様な驚きを顔に浮かべながら、顔を鋭くさせ、丁寧に(嘘を)伝えるミクリ、ついでに不審なポケモンも問う

 

「後ろ?」これまた予想外の言葉を聞いたミツコは振り返る

 

ミツル君もといミツコの後方10メートルほどの建物の影から人の形の体系のポケモンが虫の様な大きな複眼を向け、二人を見ている

 

黒いゴミ袋の様な物でできたスカートで人によって嫌悪感を駆り立てる虫の様な細い足を隠し、植物の葉を包帯の様に纏って自分を隠すポケモン?の首にはエルレイドナイト(奪われたミツコのメガストーン)がペンダントの様な物にはめられていた

 

「あ!、、??、?」ミツコはこんな酷い災害に見舞われるルネシティのここに来る事になった原因の消された記憶を思い出しかけるが魔法にによって思い出せない

 

ポケモン?は建物から体全体を出し、細くてトゲトゲした長い昆虫の右足をゆっくりと出し、一歩、二歩、と踏み出し近づいてくる

 

「凄くエレガントでホラー、、」ミクリは独り言の様に評価する

 

ミツコがなにか引っかかる様な表情を浮かべている隙に謎のポケモン?は段々と加速し、走りだす

 

「こっちにくる」冴え切らない頭にとらわれたミツコは棒読みでぽつりと言った

 

凄い勢いを出して走り寄ってくるポケモン?は大人三人が何か集まって作業をしている目覚めの祠の方へ

 

ブオォ

 

風を切る音と昆虫特有のギィギィとした鳴き声をあげながら過ぎていく

 

いつの間にかポケモン?の体は虹色の光(メガシンカの様な光)を纏い、スルリと体を細くして大人達三人をかわして目覚めの祠の中へと消えて行った

 

「、、ミツコ君、君は安全も兼ねて非難しなさい。ここから先の上り坂を上がって直ぐの所にポケモン達に協力して貰って強めの冷房が効く仮説避難所の体育館がある。そこに行きなさい」ミクリはポケモン?の行動に嫌な予感を感じ、何かを考えていたが、ミツコに論すように言った

 

バンッバッン

 

ミツコが何かを言う前に聞こえてくる轟音、人の遺伝子に危機感を染みつける生存本能を駆り立てる恐怖の音源は銃声に似ていた

 

「化け物め!!」

「何やってんだよ団長!!」

「ぅあ”あ”あああぁーー!!」

 

祠の中から響いて聞こえてくる音と叫び声

 

足を引きずる赤黒の装束に身にまとう一人の男が祠から出てきて倒れこむ

 

続けて返り血にまみれたポケモン?が現れ、弱弱しく「ぎぃ」と鳴き、何処かへと特有の走り方をしながら消えて行った

 

日が落ちるその瞬間、忘れられない恐怖を感じたミツルだった

 

 

~~

 

場所は変わり、ミアレシティ

 

唐突に表れた異常気象は三日間も続き、晴れる事は一切ない。大雨、大洪水、霧、嵐、どう考えても異常な日々に少し陰鬱な人々はプリズムタワーの異変に気づけなかった。霧と暴風で何も見えなかった

 

プリズムタワーの外壁には沢山の赤黒装束の怪しい集団がポケモンと張り付いて大量の鏡を取り付けている

 

一瞬落ちた雷の光に鏡が反射し、不気味なシルエットが浮かんだが濃い霧と目もあけられない暴風が吹く

 

「、、。(生き延びた者と共に消し去れるのなら、、栄誉だろう)」厚いゴム手袋が印象的な赤黒装束の男は自身の考えに酔っていた

 

夜の闇に自己満足な肯定を一人満足し、煙草を吹かしていた




アセロラとかライチって名前聞くと
ソルティーライチとかジュースとか連想しない?しなくない?(他意は無いです)

ポケモン仮面ライダー
グーグルで検索したら結構あった、、意識高すぎるかもしれんが二番煎じになるのか、、。まぁ元々このssはパチモン要素結構あるしなんも言えんな(自己完結)
オリジナル作るのって難しいんやな
レッド、イエローが持つブレスレットはモンスターボールごとポケモンを一時的に一つにし(原理は同じ)、変身する。ピカチュウだけではなく色々なポケモンとも可能(ただしなついていないと不可能)。

カードポケット
そのうち解説するので待ってくださいな♡

団長?何やってんだよ団長!
赤黒装束の組織の戦闘員のグループの小さなくくりの中の団長
止まるんじゃ、、

ポケモン?
10番のカードの欠片の生き残り。人によっては苦手な見た目をしており虫と人の間の様な姿。例えるなら仮面ライダーギルスとかアナザーアギトをかなり細くした感じ

カードの影響で生まれ、カードの破片の結晶を食らい進化し、人に似た体や思考を手に入れたが、「渡る世間は鬼ばかり」。道行く人も自分を生かすために生きており、出所の知れぬ化け物を助けるつもりは無く、怖がられて酷い目に散々あってきた。更に追い打ちをかけるかの如く収容を考える魔法省の研究員達に疲れたこの生き物はカードにプログラミングされた兵器の要素をたどり、魔法を使った物を集めるようとしミツコのメガストーンを奪った
何となく生きる彼は漠然とした人への興味、関心と記憶の何処かに突っかかる親の顔だった(見た事を覚えてるわけでは無いが生まれて初めて見たミツコの事を気にしている(深層意識で言えば刷り込み))

勿論暗いだけの事ばかりでは無く、何処かの農家の老人に心配されて一日宿を借りたり、メガストーンを疑似的に使い、ほんの少し脳と体が発達したり

ゴミ袋のスカートを巻いているのは醜いと怖がられた足を隠すため

大量の鏡を纏ったプリズムタワー
シトロン一家はプリズムタワーの防犯上、赤黒装束に殺されかけたが暖かい風が吹いて、シトロンの叔父の家にワープしていました(過去形)
気づいたら命狙われ、気づいたらワープ、色々パニックになりそうだが、なんだかんだ言って「未知の技術、、オーバーテクノロジー、、」とかぼそぼそ言いながら叔父の家にある簡易研究室でワープされた場所の調査開始

中ボス的なキャラクターが一人います(メタぁ)。暑いゴム手袋の男
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