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〈表裏一体ダイヤモンド豆腐メンタル〉
〈現実を捨て、妄想に期待する残酷な期待〉
〈争いを生む身勝手な変態探求心〉
「おい!そっちは!!」
第170話
それは急に空から落ちてきた黄色い人影に呼びかけた言葉だった
「、、ごめんなさい」弱弱しい小さな声でそう言い、頭を下げると、黄色い人影は魔法省の鎮圧軍の包囲網を止める暇なく光速で振り切り、目覚めの祠の中に消えて行った
「二人目の”ピカチュウ”?か?やけにしおらしいな」
「そんな事言ってる場合じゃねえだろ!中にルネの老女が囚われてるかも知れねーんだぞ!」
「お、おう。すまん、、」
~~
イエローは走っていた黄色いスーツに身を包み
赤くて暗い不気味な洞窟と換気扇の木霊する少し不快な音、そこらじゅうに転がる赤黒装束の滅茶苦茶な死体、無数にある横穴と横穴から引きずり出されて死んでいる(おそらく)赤黒装束のポケモン。見たくないのに見えてしまう仮面越しの光景に切羽詰まる感情
イエローが慌てている理由はシンプルにレッドへの心配からだった
事の始まりは数日前、巨大な蝶を殺してしまった事で気を落としてしまった自分がしばらくカロスのホテルでふさぎ込んでいた時、生粋のトレーナーの卵であり、ポケモンの強さの探求に余念が無い人でもあり、ポケモンに対して優しいだけじゃない人でもあるレッドさんを放っておいてしまった僕が悪いんです
ふさぎこんでたのは別の理由がありまして、実はちょっとストレス太りと言うか何と言うか、、
とにかく少し見ないうちに、ブラックさん達から貰ったブレスレットを片手に魔法使い?の魔の手にさらされてるかも知れないポケモン達やトレーナーを助けに行ってたんですよ。置き手紙一つ残して
無理やりに明るい感情に切り替えるイエローの頭の中はざっくりするとこんな感じだ
「、、。」イエローは長い長い幾つもの分岐がある洞窟を只々あてもなく下へと走る
~~
地上程のスピードで暗がりの中を走るのは困難で、しばらく駆け足で30分程走っていると分かれ道に突き当たる
何となく目を動かして周りを見ると分かれ道とは別の小さな横穴から出てきた?アブソルと目があった
分かれ道の片方から嫌と言うほど溢れるルビーの様な不思議な光がアブソル照らす。ダークブルーの血を胸から流すアブソルには赤と黒のスカーフが巻かれており、右足から骨が飛び出ていた
更によく見れば尻尾も無い、赤黒装束の人の死体をフラフラの足取りで小さな横穴に持ち込もうとしている所だったのだろう
「、、。(怪我、重症、、やっぱり悪タイプのポケモンって危ないポケモンが多いのかな?あのままあそこに隠れてたら殺されないかも知れないいのに何で出てきたんだろ、、う?まさか人の死体を食べる為?こっちから目を離さないってことは警戒をしているけど攻撃はして、、きてなさそうだし、、)」イエローは目を離さず、様子をうかがいながら考える
ちょうどその時分かれ道の片方、ルビーの様な光が出ていないほうから複数人の足音が微かに聞こえてくる
「警察?、、。(いや、魔法使いさん達っていうんだっけ?)」イエローは振り返る
「、、。」イエローは遠くに見える複数人の重装備の人影を見つけると、もう一度アブソルの方を見たがいなかった。死体も一緒に
「、、。(ちゃんとお葬式には必要な骨でも残してくれたらいいな)」心の片隅の誰にも知られないはずの感情を思った。彼らポケモン達も生きている事をイエローは深く実感した
「きみ。」
ぼーっとしてると後ろから声をかけられる
「は、ぁ!」(はい)と勢いよく返事をしてしまいかけるイエロー
「、言葉は通じるのかな?」重装備の男達の中のリーダー格らしき男が確かめるように、見定めるように聞く
「、、。」一応正体を隠すために仮面をつけている事を思い出したイエローは無言で頷く
「そうかい。何故、こんな所に来たんだ?お嬢さん?」リーダー格の男は聞く
リーダー格の男の周りの重装備の男達やポケモン達はいつの間にか銃の様な物をイエローにしっかりと向けていた
小さな返り血、乾燥しきって黒ずんだ血の手形がポケモンの腕に遺っていたり、見るのも痛々しい傷を負っていて正に殺伐とした雰囲気と警戒の冷ややかな視線がイエローの仮面越しの目に突き刺さる様だった
普通だったら答えなくてはならない雰囲気にのまれてしまうものだろうが彼女は重装備の人とポケモンの心配を優先した
「。」イエローは何度も頭を下げて道を譲るような素振りをジェスチャーで伝えようとする
「、、。(重傷の部下の命が持たないな。早く上で手当てを受けなければ、、)今回は通す、次は無い。」本来【通る】が正しい言葉の選択だが、体裁とプライド、疲弊している部下を気遣っての強気な【譲る】と言う意味合いで【通す】と冷静に簡潔に言った
男女間のすれ違い的捉え方があったような気がしたが、イエローは去っていく重装備の男達とポケモン達を少し見送った
「(レッドさん、、。)」イエローは言いようの無い不安を抱えていた
レッドはここには居ないのに
~~
「はぁっはっ、はっ、うっ」
「はぁっはっ、はっ、あっ」
一つのカップルが気持ちよさそうに同時に絶頂を迎えた
ゴポ、ゴポゴポ
液体の様な溶岩が激しく沸騰し、気泡が割れる小さな音が静寂の中ただ静かに鳴る
甲冑に隠れたアセロラのお口はあーーんぐり、握られたギルガルドは目を閉じていた
固まっていた二番のカードは足先をブラックとキョウコに向けた
が、炎は弱まり、小さなカードに戻り、キョウコの手に挟まれた
炎に囚われていたミツコはフラフラとマグマスーツの自重と眩暈によろめいたが難なく立ち上がり、ヘルメット越しに外の光景を見る
「は?」状況が全く読めない場面がヘルメット越しに映る
ミツコが見たのは変態二人がのびのびと行為後の会話をしている光景だった
「たまにはダラダラするのも良いよね」ブラックは綿飴アイスクリームをどこからか取り出した
「いつも同じ事言ってない?」綿飴アイスクリームを受け取るキョウコ
「でもねー、、うーん。よくない?」
「良いと思う」
「セックス中失礼します」機械音がどこかから聞こえてくる
ブラック(´・ω・`)ナニ
きょうこ(´・ω・`)ナニ
同じような顔をする二人の髪の毛と四肢はお互いに抱き着くように、セミの様にぎっちりと絡み合っていた
「マグノリア博士が義臓を承諾しました」聞きなれない言語の機械音
「おっけ、送っといて」ブラックは答えた
「あ、暑かったでしょう食べる?」yes or noのシンプルな質問と共に綿飴アイスクリームを増やしてミツコとアセロラの方に差し出すキョウコ
「あ、その前にサラダ食べたほうがいいかもね。ごめんね立たせちゃって、座って座って」キョウコがどこかから机と椅子を出して二人を座る様、薦める
「せやね、健康的。あ、イエローもどう?」ブラックは遠くから見つめていたイエローに呼びかけた
アセロラ(゜o゜)
ミツコ(´・_・`)
イエロー(。ヘ°)what?
こうしてよくわからない、意味の分からないシリアス?に休憩(深い意味は無いです)が始まった
禁忌の魔法
えぐい魔法。尿路結石に似た状態にする魔法。魔法使い(男)達はこれを含む様々な理由で魔女を恐れる
重装備の男たち
魔法省の収容専門部隊。専門のくせにテロ鎮圧等色々な仕事もする優秀な部隊
なんか某ゴリス・レッドフィールドが脳裏にちらつく、、
「バルファルクのbgmね」
男子ィ的には良いよね。
ちょっと話ずれるけど、作者は未だにワールドやっています。スラアク難しいので妄想の彼女達と使いこなせるまでたっぷり楽しんできます(投稿頻度は活動報告に書いてある通り、多分一か月周期です)
目覚めの祠
硫黄やこの洞窟特有の科学物質に反応し、爆発的に増殖する毒ガス(兵器)が充満しており特別なガスマスクが必須。リーダー格の男は喋るためにわざわざ外した
下層に行くほど濃度が薄まる
上層
大きな洞窟のまだ入口部分、20~30m
中層
赤黒装束の組織が無理やりダクトなどを作り、居座った場所。硫黄の濃度がえぐい
30~45m
全体的に斜めだったり(緩やかな傾斜)、らせん状に下に広がった洞窟なのでこの表記だと浅く見えるかもしれないが広くて長い。だからイエローが30分もかかった
下層
未知の場所。二つの洞窟に分かれている。どこからかの不思議な海水が大量の酸素を運び込み、息は出来るが湿度が異常に高い場所、と乾燥しきっており、いつ自然発火してもおかしくない不思議な溶岩溜まりが沢山ある場所
更に奥にはお馴染みのグラドンとカイオガ
更に更に言うと魔法使い達にとって大事な場所の一つ
兵器
現代兵器と言えば毒ガスではないでしょうか?あんま詳しくは無いので突っ込まんといて下さい
バトルシーンがまじで作れねえ
というか作りたくねぇ。変に戦う意味が無い!絶望的なほどわざわざ現実で「ヒーローみたいに戦おう」みたいになる展開なんてしらねぇし、思いつかん。シリアスどこいった?俺が下手くそなんか?いや、下手くそか(冷静な自己完結)。
アセロラちゃん「作者からのネタバレ
甲冑被ってるアセロラちゃんは実はアセロラちゃんじゃありません。