ブラックたちはシロガネ山を降りる
第34話
もう一度足場の悪い洞窟内を通るのが嫌で外から山を降りることにした。
何処を向いても一面銀世界、ビュービューと吹雪が煩く、うっとおしいのでポウオウに出てきて貰った
ポウオウがボールから出ると(まさか風避けと暖炉替わりに呼んだ?)と白い目をブラックに向けた
ブラックは某ペコちゃんばりに目を反らした
(まぁ、バトルは一瞬だし何か役に立てれば)ハイハイと呆れてポウオウは自身とブラックたちの周りに暖かい火を浮かせた
ブラックたちが山の斜面を歩く度、シロガネ山の雪は溶けた。ブラックたちの周りの雪は急激な温度変化によって蒸発した
濃い霧のようになり視界の先が見辛くなったので、またポウオウにお願いした。今度はシロナも一緒に手を合わせて
ポウオウはハイハイと白い目を更に上に向けて、呆れた
濃い霧はブラックたちの後方に払われた
ズコッ
「ヒヒィーン」
霧の中から何かが転ぶ音がして、可愛らしい声が聞こえた
「あら?」ルザミーネが振り返る
ブラックたちも振り返る
ポウオウも振り返る
やがて霧が晴れ、現れたのは足をたたんだ黒い炎のポニータだった
「霧のせいで転んじゃったのかしら?」と言うシロナ
ポニータはブラックたちに気づくとイソイソと足を引きずるように別方向へ歩き出した
「何か怪我してない?霧のせいかな、手当てしなきゃ」心配なブラック
(
少し悲しそうな表情でブラックの腕を引っ張るルザミーネ
「まぁなんにせよ手当てしなきゃね」ブラックは薬草とポロックを取り出した
ブラックたちはポニータに近付く
ポニータは警戒したが(お前もか、、)とでも悲観的な目をして引き摺る足を止めて死を待つように諦めて座った
「大丈夫、ポウオウ、傷口に[癒しの炎]」ブラックが指示を出す
ポウオウは何処か同情したような目で不思議な炎をポニータに当てた
ポニータの蹄の裏の傷がふさがっていった
ポニータは少し驚いていたが、また同じような悲しい目をしてそっぽを向いた
ブラックは静かにポロックを差し出した
ルザミーネも静かにポロックを差し出した
シロナはジッと見ていた
ポニータはブラックたちの手のひらに有るポロックを見ていた
しばらく時間が経過した
ポニータがブラックたちのポロックを食べた
ポニータは少し嬉しそうな顔をして気絶するように倒れた
「わっ!?」驚いくブラック
「えっ!?」ビックリするシロナ
口を押さえるルザミーネ
(大丈夫、相当疲れたのか眠っちゃったみたい)アルの声が聞こえた
確かに耳を澄ますと静かにスースーと寝息が聞こえた
「ありがとアル、ビックリしたね」フーと息を吐くブラック
「そうね」同じく胸に手を当てて落ち着くシロナ
ほっとしたのか頷くといつも通りブラックの腕にしがみつくルザミーネ
「あ、薬草塗らなきゃ」ブラックはメクの入ったモンスターボールを投げる
「ガメ~」(わかってるよ~)とでも言いたげに頷いたメクは少量の水でポニータの足を綺麗に流した
「ありがとメク」感謝を述べるとブラックは薬草を塗り始める
ポニータは爆睡しているのか反応はなかった
~ポニータの手当てが終わる~
「それにしてもこの子の炎綺麗ね」横から見ていたシロナが言う
ポニータの毛並みは真っ白で通常種より灰色に近かった
炎は宇宙の様に闇が深く、たまにとても小さな火花が散り、とても綺麗な炎だった
それはブラックの髪と何処かにていた
(ブラックがこの世界にいた影響かな?何か影響与えたのかな、、)アルはボールの中で一人考える
「だねー」ブラックはいつも通りシロナとルザミーネを抱き寄せていた
「この子どうするの?」ルザミーネが聞く
「なつかれてるって訳じゃないし、取り合えず怪我が治るまで面倒見ようかな」
癒しの炎はオリジナル技です存在しません
サブストーリー⬇
TVのCMの音「コトネチャンの三犬窓拭きサービス!!」
「貴方のビルを聖なるポケモンが綺麗にします、何と!あのスイクンが泡を使い二年は窓を鏡のように!!その他にも!あのライコウが静電気除去をしてくれます!!その他にも!!」~
ミナキ「スイクン、、スイクン?!」
TVに映るコトネの天然サイコパススマイルの写真