ブラックたちの乗った船は要約ミシロタウンに近い港に着いた
第38話
船から降りて来るのはカトレアを背負いルザミーネに抱きつかれて笑顔のブラックと、目立つことを自覚して苦笑いで後から着いてくるシロナ。一応トウコも着いていってるがあたしは関係ありませんよ的な雰囲気を出している
様々な旅行客が船から降りて来る中に美人ばかりに囲まれた謎の少年にほんの少し困惑した
そんな乗客の中にはルビーと、ルビーの母もいた
ルビーたちは一足早く【ゴーリキー運送】と書かれたトラックに乗っていった
「確かに空気が美味しいわね」ゆっくりと呼吸をして言うシロナ
「子育てには向くと思うんだ」緑豊かな森林や雲が綺麗に見える空を見上げるブラック
ブラックたちの遥か彼方上空にラティオスが飛んでいて、ブラックから発せられるどす黒いピンクの感情を特有のエスパーで読み取り察知したラティオスは慌てて逃げ出した
そんな事は知らずラブラブにミシロタウンに向かうブラックたち
「日焼け しちゃう わ ね」カトレアがボンヤリとした目で空を見る
ブラックの左腕にはルザミーネ、右腕はカトレアを背負のを支えているため腕が足りない
「アローラ行く前までに日傘とかかんがえなきゃね」ウーンと唸るブラック
「とりあえずじゃあテレポートして家作って貰って寛ごう」アツイシネ
ブラックはアルの入った白黒のボールを出し、投げる
「ドドギュウウーン!」(呼ばれて飛び出てジャジャジャジヤャーン)アルが軽い雰囲気でジョークを言う
「あたしそれ知ってる!」今までなんとなーく他人のふりして着いてきていたトウコが言う
「わかっちゃう?」アルが人の姿へ[へんしん]する
「変わってるね、かなり前のテレビ番組なんだけどね」ゆる~く笑うアル
「そうなの?つい最近見たわ。あっ」何か思い出すトウコ
「アル~カトレアが太陽に茹でられちゃう~」ブラックがチョット-と言う
「ごめん、そうだね。じゃこれ」アルが小さな空間を裂き、中から背負うタイプの椅子を出した
「293世紀の秘密道具、その名もカトレアお嬢様楽々おんぶセット~」
「ドラえもんね」クスリと笑うシロナ
「日傘と機械アームついてるから旅をするときは多分楽になると思う」アルは背を伸ばしンン~と言う
「助かる」ブラックとアルは拳を合わせる
「じゃテレポートするね」アルの一言でブラックたちはミシロタウンに飛んだ
お昼頃のミシロタウン
ルビーとルビーの母は引っ越しの整理をしていた
「母さん机はどこに置けばいい?」段ボールを開けて食器を棚に置くルビー
「そうねー、さっきのリビングの真ん中に置いてくれれば後はやるわ」段ボールのとにらめっこしたルビーの母が言う
「だってさ、ゴーリキーお願いするよ」
「ギャオ!」ゴーリキーは丁寧に頷くとトラックから机を出し運んで行った
「ルビーの部屋は片付けた?終わったんならお隣さんに挨拶してきなさい」ゴソゴソと物を整理しながら言うルビーの母
「終わったよ、お隣さんってあのオダマキ博士の家だよね」フーと溜め息を吐くルビー
「そうよー、粗相の無いようにね~」ア,フクニテープツイテル
「粗相の無いようにって、、言われても~」アリガトウ
「あっ、それと町の真ん中に空き地が有るけど入っちゃダメよ。誰かが引っ越して来るらしいから」
~そんなこんなでルビーはお隣さんに挨拶に来ていた~
ピンポーンインターホンを鳴らすルビー
家の中からドタドタと足音が聞こえて来る
コラサファイヤイエノナカデハシラナイデ!!家の扉が開いた
「ルビー!久しぶり!」
「なんでサファイアいるの?!」驚くルビー
「実は~なんと!うちも実家に帰って来た!」わざとらしくが、バリ可愛い笑顔でピースするサファイア
「クチバの家は?!旅行は?!もしかして嘘着いた?!しかも実家ってオダマキ博士の家だよね此処?!」
「ごめーん、驚いた?」
「サファイアらしい元気な嘘だね#」薄い笑みを浮かべるルビー
アハハハーひっくり返る位に高笑いするサファイア
「此処はオダマキ博士の家であってる?」ハーと溜め息混じりに言うルビー
「そうだようちはオダマキ博士の愛人の隠し子サファイア!」
サファイア!家の中からサファイアの母と思わしき怒鳴り声が聞こえる
ルビーはどう反応していいのか困る
「そうゆう困った表情大好き!」元気よくひねくれたサファイアの笑顔が輝く
「また、嘘ね」ハーと溜め息を吐くルビー
そんなこんなで久しぶりの再開の立ち話をしてるとたまたま近くをブラックたちが通りかかった
「うわぁ、凄い別嬪さんたちだ」ヒソヒソと話すサファイア
「本当だ。あの
「なんか執事みたいでいいな~」ルビーを見るサファイア
「勘弁してよ、僕にはあんな馬鹿力ないよ」
「やってみない?」ニヤリとして言うサファイア
「どうやって、、まさかまた、、」ウンザリと言うルビー
「筋トレこそ、正義よ!」可愛らしい腕の筋肉を誇張するサファイア